僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
一新したリズム隊の疾走感あふれるスクエア「セレブレーション」
自分にとっての、日本の三大フュージョンバンドはプリズム、
カシオペア、スクエアであり、その中で一番売れているのが、
文句なくスクエアだが、そのスクエアを、さらに自分の偏見で、
和泉、田中、長谷部を擁した時期が、黄金期だと思っている。

そのうち、キーボードの和泉を残したまま、リズム隊を一新し、
F1グランプリのテーマを含むアルバム「トゥルース」を出して、
そのタイトル曲の一大ヒットとともに、お茶の間にも浸透した、
名実ともに全盛期だった頃は、これまた黄金期と言って良い。

ドラムの長谷部が脱退し、則竹裕之が参加した「スポーツ」は、
リズム隊の移行期というせいではないが、中途半端な気がし、
ブラバンで有名な「宝島」は好きだが、ギターの曲ではないし、
全体に打ち込み主体のサウンドで、今もって好きになれない。

ベースの田中も抜け、当時まだ現役の大学生じゃなかったか、
須藤満が参加したアルバム「トゥルース」は、F1のテーマ曲に、
CMソングまで含んだうえに、王道のようなアレンジとメロディで、
アルバムとしては、これがベストかと思うくらい、自分も聴いた。

手元にアルバム全曲のバンドスコアがあるが、ドレミ出版のと、
リットーミュージックのと両方持っていて、渋谷の河合楽器での、
発表会で演奏する目的があったり、耳コピが苦手だとはいえ、
2種類を見比べて練習するくらい、当時は気に入っていた証拠。

いつもバンドスコアに、どこが完コピなんだと、目くじら立てて、
耳コピが面倒で、保留になる曲も多い中、これは2冊あるから、
けっこう補完しあって、かなり完コピに近づくが、同じ曲なのに、
音程もリズムも違う部分があって、なぜこうなるのかが不思議。

とりあえず、その中から、リズム隊が若々しく疾走感あふれる、
「セレブレーション」を何とか演奏して、週末更新に間に合わせ、
ただ記事をきちんと書く時間はないようなので、まずはアップし、
お茶を濁すというか、あとから、追記でもしようと思っています。








(追記です)

自分の専門の楽器はギターなので、ギターには詳しいつもりだし、
ギタリストの個性、得意なフレーズ、使用楽器の違いについても、
ある程度は知識があるが、これがキーボードとなると漠然として、
さらにベースやドラムだと、ロックとジャズとかの区別がつく程度。

それでも、スクエアのリズム隊が変わった時、確かに変わったと、
何となく実感できて、これも感覚的だが、ベースの音が細くなって、
弱々しいというのでなく、田中はルイス・ジョンソンのようだったが、
須藤だとマーカス・ミラーっぽいという、それぞれの個性を感じた。

ドラムにしても、ボトムを固めて、ロック色が強い長谷部に対して、
細かいオカズをからめたり、8ビートでも16のノリを含んだようで、
これもベース同様、細い音・軽い音と言ってしまうと語弊があるが、
ロックやクロスオーバーではなく、フュージョン世代のドラムの音。

アルバム「トゥルース」は、「グランプリ」という、いかにもF1の曲が、
入っていますよと言わんばかりのタイトルの曲から始まり、それは、
オープニングナンバー、序曲という感じにすぐ終わり、それに続き、
「セレブレーション」が、かなりアップテンポで疾走する如く始まる。

インスト曲の題名は、どういう意味でついているか、いつも悩むが、
「セレブレーション」は、何かのお祝い事なのか、それで勘ぐるのが、
新たなメンバーとなったベースの須藤を祝して、途中のブレイクで、
ベースソロを弾かせて、これで君もスクエアの一員だよとしたかと。

その辺は想像の域を出ないが、加入早々に、ベースソロを任され、
指弾きで早いフレーズをガンガン弾いたかと思うと、瞬殺の如くに、
チョッパーのフレーズに切り替えて、ものすごいスピードのスラップ、
ほんの数小節で、見事な実力、存在感を示した須藤の演奏だった。

当然ながら、こんなベースソロは、自分の実力では不可能なうえに、
2冊あるバンドスコアでは、フレーズも違えば、譜割まで違っていて、
プロが採譜しても、正確に聴きとれないくらいに、早いフレーズだし、
連続チョッパーをフレットレスでやると、ペコペコと情けない音になる。

MTRのトラックに余裕があるので、通常のベース演奏とは別にして、
さらに指弾きの早いフレーズと、チョッパー、スラップの部分も分け、
そこだけ何度もやり直して、録音したのだが、2時間も続けていると、
人さし指に血豆ができて、まともなチョッパーになる前に断念する。

ギターは、このところの安藤のソロやスクエアの曲を演奏する際に、
音色を優先して、ハンバッキングのレスポールをメインに使用して、
一部のアーミングのフレーズだけ、別トラックでストラトを使ったが、
今回の曲はアーミングが多いので、ストラトを通しで使うことにした。

自分のストラトは、イングヴェイモデルでディマジオに変えているが、
それでも、音はレスポールよりもか細いうえに、歪んだ音も濁って、
あまり好きではないのだが、安藤の弾くギターは、「トゥルース」では、
ソロアルバムに比べ、ハーフトーンを多用しストラトっぽい音がする。

アドリブソロの16分音符の怒涛の早弾きは、これまた2冊が違うが、
クロマチックスケールの部分で半音が違ったり、フレーズは同じでも、
弾くポジションの指定、TAB譜が違う程度で、そう差はなかったので、
弾ける弾けないは別にして、楽譜に関しては、あまり悩むことはない。

ただ、後半のライトハンド奏法は、演奏しながら、ポジションが移動し、
さらに弾く弦も変わるから、まずは、基本パターンをゆっくりと覚えて、
最後は勢いでいってしまうが、かなり無理があるというか、この手の、
奏法は、デビューしたばかりのヴァイ・ヘイレンの曲でさえ弾きにくい。









CMで流れてスクエアをメジャーにした「オール・アバウト・ユー」
自分にとって、日本のフュージョンの三大バンドは、プリズムに、
カシオペア、スクエアなのだが、世間一般の評価となってくると、
スクエアだけが断トツで、F1のテーマ曲やいくつかのCMの曲で、
お茶の間にも浸透した、唯一無二のフュージョンバンドと言える。

これまた自分がスクエアの黄金期と、勝手にとらえているのが、
何度目かのメンバーチェンジで、キーボードに和泉宏隆を迎え、
ギターでリーダーの安藤、サックスでフロントマンの伊東に加え、
ベースに田中豊雪、ドラムには長谷部徹を擁した時期だと思う。

いかにも大学のジャズ研の出身という、学生バンドのイメージが、
自分の中にあったが、ロック色を強め、ギターも歪んだ音になり、
バンドとしての一体感を強めていった、その完成形となったのが、
ユーミンにコーディネイターを依頼した「うち水にレインボー」かと。

その路線を推し進め、CMとタイアップしたヒット性の曲も含んだ、
「アドベンチャー」では、サックスの伊東がダイエットでもしたのか、
こざっぱりとイメチェンするや、CMに本人が出演したこともあって、
スクエアが一気にメジャー化、お茶の間に浸透することとなった。

自分の記憶では、安藤のギターがテーマを弾く「トラベラーズ」が、
サントリーのCMで流れたと思っていて、TV出演している伊東が、
テーマを奏でるのが自然だから、サビのリリコン部分を使ったと、
ずっと思っていたが、最初は「オール・アバウト・ユー」だったとか。

YouTubeには、どちらのCM映像もあり、サントリーホワイトだから、
「根暗」ならぬ「根白」というコピーを使っていて、根が暗くないのは、
根が明るい、「根あか」転じて「根赤」となって、さらに赤を白にかけ、
親父ギャグのダジャレだが、映像のせいか、爽やかな印象がある。

ロックの8ビートにのせて、リリコンがキャッチーなメロディを奏でる、
スクエアのアルバムには、必ず1~2曲出てくるお約束となった曲で、
シングルヒットも狙ったのか、シンセとギターのアドリブソロも短いし、
最後も繰り返しやフェイドアウトのアドリブもないまま、きっちり終了。

ニューミュージックを作り上げたユーミンと組んだ影響はかなり大きく、
スクエアはインストながらも、歌ものっぽいニューミュージック路線と、
自分は思っていて、イントロ、Aメロ、サビに間奏というフォーマットで、
アドリブの長い曲もあるが、口ずさめるメロディに短いソロが定番化。

自分で演奏していると、もっとアドリブしたいなあと、物足りなくなるが、
聴いている身には、すごくく展開もわかりやすいというか自然な流れ、
ニューミュージックで、ここぞというところで出る松原正樹や今剛の、
ギターソロ同様に、安藤のギターも、おおっという感じで聴かせてくる。

腰痛がひどく、ギターを抱えられないので、昨日は演奏をサボったが、
高い湿布をして、一日おとなしく家で横になっていたら、経過も良くて、
スクエアの曲のオケは、いくつか作りかけていたので、多少手直しし、
ギターを弾けば何とかなるかと、夕方くらいから1曲だけ取り掛かる。

よくコメントをいただくSMOさんが、ブログで、この黄金期のメンバーが、
2年前に再集結したライブのDVDを紹介されていて、続けての黄金期、
「トゥルース」のメンバーでの再集結ライブの映像は、YouTubeで見て、
けっこう気に入っていたが、まさか、田中や長谷部とやるとはびっくり。

それにしても、当たり前と言えば当たり前だが、みんな歳をとってしまい、
安藤なんかは浦島太郎なみの白髪姿で、田中にしても、須藤にしても、
髪が薄くなり、いったい何歳になったのかと思うような容姿で、須藤は、
学生のまま新加入してきた印象が今もあったから、ギャップに驚いた。

どちらの再結成の映像も、昔の曲は良かったなと、ニューミュージック、
ロック同様で懐かしさで胸いっぱい、あれも聴きたい、これも聴きたい、
さらに、あれも演奏したい、これも演奏したいと、どんどん思いだけは、
広がっていき、自分の中で収拾がつかず、CDや楽譜が床に散乱する。

まずはスクエアの黄金期、やっぱり、このメンバーが最高だったかなと、
「アドベンチャー」からの「オール・アバウト・ユー」のオケを完成させて、
ギターソロも、すごく短い中にも、早弾きも決めているし、いつもながら、
教則本のようなかっちりとした安藤のフレーズは、弾いていて為になる。

復刻版バンドスコアは、メロディはリリコンパートのみだが、レコードは、
ギターがユニゾンで弾いていたり、シンセか、さらなるリリコンも重ねて、
メロディだけで音が厚くなっているし、ギターのバッキングもダビングで、
生音と歪んだ音が両方ある気がし、宅録だから、いろいろ重ねておく。

伊東がCMに出演したことで、それまでもCMソングに使われていても、
スマッシュヒットにはならなかったスクエアが、一気にメジャーになった、
「オール・アバウト・ユー」は、アルバム「アドベンチャー」も名曲揃いで、
ここから、スクエアの快進撃が始まったと言ってもよいかもしれない。

しばらくは、スクエアの曲を続けようかと思いつつ、プログレの曲とか、
歌ものもやりたいし、オケが間に合わない時の二重奏の練習も必要で、
こんな目移りばかりしているから、毎週の演奏がやっつけになると反省、
先日のサボりのリベンジを早いうちにと、「オール・アバウト・ユー」です。













昼過ぎから腰痛が悪化してギターが弾けないので演奏はサボります
今日は土曜出勤でないうえに、5時過ぎに犬に起こされたので、
朝からギターを弾く時間はたっぷりあるぞと、ドラムからやり直し、
ほとんど休まずに、ベース、ギターシンセと録音を続けていたら、
持病の腰痛が悪化してきて、いざギターを録音しようとたら激痛。

湿布でもして、腰痛ベルトで固定すれば、何とかなると思ったら、
困った時の「あるある」で、湿布薬の箱を開けたらば空袋ばかり、
サロンパスはあったので、とりあえずしのいで、少し休んでから、
薬局に行くことにしたところ、変な姿勢でウトウトして、さらに悪化。

もともと30代になったあたりから、腰痛持ちになり、ストレッチで、
坐骨神経痛になったりと、危ない橋を渡ったが、40歳を過ぎた頃、
13年前だったか、消しゴムを拾おうと椅子に座ったままかがむと、
腰の辺りが捻挫のようにグキッとなり、そのまま倒れこんでしまう。

これが、ぎっくり腰なのかと思いながら、しばらく、のたうち回って、
タクシーで接骨院へ行き、1ヶ月ほどマッサージに通ったのだが、
その後も、軽いぎっくり腰は年に何回かやっているし、疲れてたり、
冷えたりすると、グキっとしなくても、鈍い痛みがどんどん広がる。

まあ、腰痛とは一生つきあうことになると、覚悟しているし、いつも、
腰痛ベルトを巻いて出勤して、重い荷物を持つときは注意するが、
昔からの猫背と、ギターを弾く時の姿勢、寝相の悪さは改善せず、
今に至っていて、蓄積疲労というか蓄積した慢性腰痛という状態。

昔から椅子に座る習慣がなく、実家にいた学生時代でも、勉強は、
学習机でなく、折り畳みテーブルを出し、畳に座ってやっていたり、
ギターも畳に横坐りし、斜めに抱えて弾いていたのは、今も一緒、
ベースを弾く時など、ネックが長いから、ひどい姿勢になり腰にくる。

今週は月曜日に、運動会の練習で、ソーラン節をやるなんて話を、
職場でしていて、あれはアキレス腱にきついよなあと、真似したら、
股関節を痛めてしまい、それをかばったせいか、腰に負担がくるわ、
急に寒くなって、冷えたりと、間接的な要因が積み重なってしまった。

インドメタシン配合の強い湿布をして、さらにアリナミンまで飲んで、
夕方までに少し回復したら、ギター二重奏くらいはアップできるかと、
いつもの安直な皮算用をしていたが、横になって休みつつスマホで、
腰痛体操なんて調べて、少しやってみたら、これまた余計なことに。

演奏をサボることが、次第に平気になっていく自分が、情けないが、
発熱とかで起き上がれないわけでもないから、こうして文章くらいは、
スマホで下書きしてから、パソコンで清書して、演奏はないままでの、
ブログ更新はやっておこうということで、言い訳がましく書いています。

今週、最初に取り組んでいたのは、ゴンチチがバンドと演奏した曲で、
いつものように1冊だけ持っているバンドスコア「ワークス」の中から、
「Ray of Hope」という、山下達郎にもあるようなタイトルの曲で、まあ、
ゴンチチの方は、96年発売の「イージー・ビジー」に収録されていて、
達郎はずっと後の2011年のアルバムタイトルだから関連性は低い。

そのゴンチチの「Ray of Hope」は、軽快なシャッフルのリズムにのせ、
明るい曲調のメロディをアコギが奏でていて、これがエレキギターか、
サックスだったら、スクエアの曲かと思えるような感じで、それならば、
いっそ、スクエアでも演奏しようかと、オケ作りの途中で、目移りする。

数年前にAmazonで見つけて、売り切れる前に買っていたスクエアの、
バンドスコアは、各アルバムから2~3曲ずつ選曲されて、重宝だが、
アルバムの隠れた名曲とかも演奏したいから、トランクルームへ行き、
「スターズ・アンド・ムーン」や「トゥルース」のバンドスコアを出してくる。

「イエス・ノー」もあったはずと、奥まで潜って段ボール箱をあさったが、
見つからなくて、やはり持っていたはずのカシオペア「Halle」もなくって、
渋谷河合楽器の発表会の時に、誰かに貸して、そのままになったか、
参考音源として貸したCDで戻ってこないのも多く、こんな時惜しくなる。

「トゥルース」の数曲と、復刻版ベストスコアにある「イエス・ノー」から、
2曲をドラム入力して、オケ作りを並行しているうちに、どうせならば、
自分が一番好きで、黄金期と呼んでいる「うち水にRainbow」の面子の、
一連のアルバムから演奏したいなと、どんどん候補の曲は増えていく。

腰痛にならなくても、こんな調子だから、今週のゴンチチやスクエアは、
おそらくオケ作りは間に合わず、ギター二重奏、ゴンチチかデパペペ、
いちむじん、あるいは先日楽譜とCDを買ったアサド兄弟の「夏の庭」、
梶谷修・作曲、鈴木大介・演奏「ふたりのために」でごまかす可能性も。

ギター二重奏となると、購入を迷っていた「展覧会の絵」二重奏版は、
例によって、Amazonの送料無料にするための抱き合わせで購入して、
山下和仁が1人で弾いたものよりも、二重奏なのにちょっと弱いなと、
上から目線で買ったのを後悔、ただ、もったいないから、いつかは弾く。

ちなみに、何と一緒に買ったかというと、テレビ主題歌になりCMでも、
さかんに新曲の宣伝が流れて耳になじんだ、小田和正「この道を」で、
何気なく、ああ新曲が出たのかとAmazonで見ると、5月2日の発売で、
こちらが気づいた5月4日には品切れ中、入荷予定は1~2ヶ月とある。

通販のタワーレコードやHMVも同様で、そんなに売れているのかなと、
駅前のツタヤへ行ったら、やはり売り切れて入荷待ちで、話はとぶが、
ツタヤでは販売のCDは棚1か所しかなくて、レンタルばかりになって、
これじゃあ、CDは売れないし、音楽文化も廃れていくなんて思えてくる。

そうした中、初回特典の付く限定盤でもなければ、握手券や投票券も、
ボーナストラックもない小田和正の新曲シングル盤が売り切れだとは、
ものすごい快挙じゃないかと、他人事ながら(当たり前だが)嬉しくて、
「あとで買う」に入れておいて、在庫ありになったのを見て、すぐに注文。

ドラマ「ブラックペアン」エンディングで流れたり、CDのCMでも聴ける、
歌いだしの部分は、いかにも小田和正と言う感じで、一歩間違ったら、
「生まれ来る子供たちのために」と同じに聴こえるが、その澄んだ声は、
年齢を感じさせない、さすがな歌声で、ベテランの実力を見事に感じる。

それで、小田を聴いていると、でも康っさんのハモリがほしいよなあと、
オフコースを聴き返すことになり、そうなるとオフコースも演奏したいと、
楽譜を奥から探し出すことになり、実はオフコースは大ファンなので、
バンドスコアが3冊、メロディ譜は「We Are」までの全曲集を持っている。

ビートルズを歌っていた中学時代から、歌が下手くそで、両親からも、
歌はやめた方が良いと言われるし、河合楽器でも、ギターだけならば、
プロ並みなのだから、歌わない方が良いと、先生から忠告されたが、
オフコース、山下達郎、村下孝蔵などの弾き語り譜を、かなり買った。

当然、自分の歌のレベルはわきまえているので、弾き語りはしないが、
オケがうまく作れてハモリでごまかせれば、歌ものも良いと思っていて、
そのうちに、また歌うつもりでいるが、自分でも、インストと歌ものとの、
レベルの差があまりに激しいのは実感していて、当然ギターがメイン。

それこそ、歌が上手ければ、今日のような時、アカペラでも大丈夫で、
2声か3声のハモリで、ちゃちゃっとボーカルを重ねれば良いだろうし、
実際、自分はオケ作りもあって、毎週1曲でもきついのに、毎日ように、
弾き語りしている人もいて、やっぱり歌の上手い人はうらやましい限り。

とまあ、いろいろと思いつくことを、脈絡なく書いてきましたが、結局は、
今週は演奏の方はサボる形になり、腰痛の具合により、オケから作り、
ゴンチチかスクエアのバンド演奏、痛みが続くなら、読譜はできるから、
週末にササっと二重奏録音できるよう、イメトレして過ごすつもりです。



打込みサウンドで安藤がギターを弾きまくる「スマート・バニー」
86年に出た安藤まさひろの初ソロアルバム「メロディ・ブック」は、
大半の曲が打込みのサウンドが基本で、テクノとは違うのだが、
スクエアとはバックの音も全然違っていて、これはキーボードで、
編曲も担当した笹路正徳の影響が大きいと、勝手に思っていた。

フュージョンに分類してよいのか、バンドと言うよりは音楽集団の、
マライアの中心人物だった笹路は、このアルバムを手伝う頃には、
もうマライアは休止していただろうか、自分が好きだった初期は、
特に打ち込みではなく、各自のソロアルバムは、もろフュージョン。

もともとジャズ出身のサックス奏者、清水靖晃のソロアルバムが、
「マライア」のタイトルで、録音に集まったミュージシャンを中心に、
清水靖晃グループを結成、やがて固定メンバーでマライアとなり、
バンドより先にソロプロジェクトの形で、笹路や土方がLPを出す。

スクエアやパラシュートにも参加する小林泉美が、ヤマハ主催の、
コンテスト、イースト・ウエストに出場したバンド、アソカを母体にし、
土方隆行、渡辺モリオ、渡嘉敷裕一らと、フライング・ミミ・バンドで、
デビューした際、清水も参加したから、それがマライアの原型とも。

笹路は、渡辺香津美に次ぐジャズ畑のクロスオーバーギタリスト、
秋山一将のデビューアルバムで自分は知って、そのセカンドでは、
ジャコ・パストリアスの研究家、濱瀬元彦とネクスト・ペイジを結成、
その後、ファーストでのドラム、山木秀夫と共にマライアに加わる。

土方のソロアルバムは、ギターも弾きまくりで、ボーカルには何と、
後にチューブやZARDのヒット曲を連発する、織田哲郎が参加して、
マライアよりも、この面子でやってほしいなんて思ったほどの名盤、
歌姫、村田有美のアルバムもマライアバックアップで、すごかった。

その後、打込み主体ではないが、清水、土方、笹路のソロといい、
マライアのセカンド以降も、何だか訳の分からない方向へ行って、
これはこれで、マニアで評判になって、今も名盤とされるようだが、
自分にはついていけず、普通のフュージョンの方が良いと思った。

そんな経緯があったので、安藤のソロアルバムが、こうなったのも、
笹路がかんだからだと思ったが、元々安藤の作ったデモテープが、
ヤマハのシーケンサー、QY1を駆使した力作で、アレンジ自体は、
ほぼそのまま、逆に笹路が生バンドっぽくなるように工夫したとか。

考えてみれば、自分が当時も今も、ほとんど聴かないままでいる、
スクエアの「スポーツ」は、打込みサウンドで、すごく違和感があり、
これは、DX7などのMIDI機器に凝った和泉宏隆の発案と思ったが、
リーダー安藤が、シーケンサーのマイブームだったのかもしれない。

そんな安藤のソロだから、大半の曲が、シンセベースのような音に、
シンセドラムっぽいハイハット、手拍子ならぬクラップ音が鳴りまくり、
そこへ人の手によるチョッパーベースや、スネアドラムが入っていて、
デジタルとアナログの融合と呼べるのか、どのみち自分は生演奏。

ドラムはMTR内蔵のドラムマシンだから、打ち込みだが、クラップは、
入っていないので、古いMTRの音源を利用し、リアルタイムで叩き、
シンセベースやサンプリング音も、ギターシンセで生演奏していて、
無機質なノリでカチッといきたいところ、ノリというよりはずれまくった。

イントロとエンディングは、まったくギターは入らず、生ベースもなくて、
これこそ、全部DTMの方が、それっぽくなるのに、自分の生演奏では、
音色も含め、かなり雰囲気が違ってしまい、ギターが入る部分からは、
じゃあ似てくるかというと、それも、今一歩で、まあカバーということで。

途中、アーミングにライトハンドという、ヴァン・ヘイレンっぽい演奏は、
いつの間にか安藤の定番フレーズになっていて、「スクエア・ライブ」で
もろにエディの「暗闇の爆撃」を意識した無伴奏ギターソロを披露して、
ジャズ研出身のわりには、歳を取ってからロックに目覚めたように思う。

この連休は、暦通りの出勤だったから、3連休の後、出勤が2日入って、
さらに4連休となり、いつもながら、どこへ出かけるわけでもないから、
何曲かまとめてオケを作ろう、ギターもすごく練習できると目論んだが、
結局は、テレビかラジオをつけ、ゴロゴロしてばかりの過ごし方だった。

それでも、時間が足りなくてギターの二重奏になってばかりいた頃より、
オケ作りに時間が充てられて、かなり細かく、トラックを分けて作ったり、
ギターも何回もやり直して、シンコペーションのずれを修正してみたりと、
多少はましになったかと思いつつ、そうなったらなったで、粗も目に付く。

安藤まさひろの初ソロから、「スマート・バニー」は、打ち込みサウンドに、
ヘビメタギター弾きまくりという、ちょっと変わった感じで、タイトルからは、
12チャンで海外アニメをやたら再放送していた中のバックス・バニーを、
何となく思い出したが、たぶん違うだろうし、演奏もそんなちぐはぐです。






安藤のソロ曲でテレビでも演奏された「アナザー・ナイト」
高校時代、ギター雑誌のレビューによく書かれていたのが、
ギタリストのソロアルバムは、バンドではできなかったことを、
やろうとするあまり、エゴの塊になっていたり、あれもやろう、
これもやろうと欲張るあまり、散漫になっているなどとあった。

こうした文句は、そのエゴの塊とされるアルバムの批評でなく、
誰かしらギタリストがソロアルバムを出した際のレビューでの、
前振りみたいに書かれていて、それに比べ、このアルバムは、
まとまっているだとか、素晴らしいとかいう話へもっていくため。

じゃあ具体的に誰のアルバムがそうなのかは、触れていなくて、
買うときに気をつけないといけない、ギタリストは誰なのだろうと、
あれこれ想像したが、例えばワンマンで有名なジェフ・ベックが、
ボーカルを排して作ったアルバムは、エゴであろうが、超名盤。

クルセイダースに参加していたラリー・カールトンは、それ以前に、
元々のスタイルであるジャズギターのアルバムを出し、参加後に、
自身が歌うアルバムを出すし、さらにクロスオーバーブームの際、
ギター弾きまくりの「夜の彷徨」を出すという、どれも別々の内容。

クロスオーバーでは、早弾きの代名詞となったアル・ディメオラも、
チック・コリアの第二期リターン・トゥ・フォーエバーに在籍しながら、
ソロアルバムを出すと、グループ以上にギターを前面にしていて、
自分は拍手喝采だが、世間一般ではエゴの塊の駄作になるのか。

自分がギタリストだから、ギタリストがエゴ丸出しで弾きまくる方が、
すごく気に入ってしまい、お茶の間の評価とかけ離れてしまうのか、
クロスオーバーブームの頃、CTIなどから出たギタリストの作品は、
トータルミュージックで良いのかもしれないが、すごく物足りない。

今、聴きなおせば、ソフト&メロウだったり、コンパクトで良いとか、
評価も変わるのだろうが、ギターの弾きまくり、早弾きがすべてと、
好みが極端だった頃は、スティーブ・カーンやジョン・トロペイでも、
もっと弾いてくれと、痒いところに手が届かないようか気分だった。

超絶早弾きで有名なアラン・ホールズワースは、ソフトマシーンで、
延々とアドリブしていたのに、CTIでのソロアルバムは期待に反し、
短い曲での、わずかなアドリブという、プロデュース過剰な有様で、
本人が一番不満だったそうだが、買って損したと思ったLPの一つ。

CTIついでに言うと、ラリー・コリエルとも共演したジョー・ベックが、
ブレッカー・ブラザーズのリズムセクションというか、当時のCTIの、
常連をバックにして、サンボーンも参加のアルバムを買ったところ、
やはり、ギターソロは短いし、早弾きでもなく、すごくがっかりした。

日本のクロスオーバー、フュージョンの3大バンドと自分が勝手に、
決めてつけているプリズム、カシオペア、スクエアは、どのバンドも、
ギタリストがリーダーで、それだけでも、自分の好みが知れるが、
当然ながら、3人ともソロアルバムを出しているし、当然に買った。

バンドに比べて、ギターをよりメインにしていたり、メンバーを変え、
気分一新というのか、ちょっと雰囲気が変わったりはしているが、
基本的には、各バンドでやっていることと、ガラッと変わることなく、
当たり前と言えば当たり前だが、正統派フュージョンに変わりない。

それでも、一番好きなギタリストの和田アキラの場合は、初ソロが、
「ザ・ギター」というギター教則アルバムで、曲は、LPのA面のみで、
B面はカラオケなので、曲数も少ないし、やっつけのような演奏で、
リズムギターもキーボードも、音が貧弱と言うか薄っぺらく感じた。

その後、普通の(?)アルバムと、小説のハーレクイーン・ロマンスと、
コラボしたイメージアルバムまで出したが、和田アキラのギターは、
プリズムのデビュー作が一番弾きまくったし、全曲がアキラの曲で、
実質ソロアルバムみたいなものだから、あれを超えるのは難しい。

野呂一生のソロアルバムは85年で、カシオペア「HALLE」の頃で、
アメリカの一流ミュージシャンをバックにしたが、カシオペアの頃に、
リー・リトナーのバンドとやったのとは違い、歌もの売れ線っぽくて、
カシオペア以上のギター弾きまくりを期待した自分には、期待外れ。

安藤まさひろのアルバムは逆で、スクエアでは自分の作った曲を、
サックスやピアノにメロディを取らせているのに、歌ものであっても、
ギターがメロディを弾いたり、珍しく弾きまくり、早弾きこそ少ないが、
安藤、やるなあと、バンドでの好みの順番と逆転して、気に入った。

その安藤のソロアルバム、「メロディブック」の「アナザーナイト」は、
テレビで演奏した映像がYouTubeにもある、売れ線のインスト曲で、
バックの音は、かなりシンセを使い分けて、オケ作りが大変なうえに、
メロディアスなギターは、自分のビブラートの貧弱さが目立ちました。

(またネット回線の調子が悪く、記事を書いているそばからフリーズ、
保存していなくて、消えてしまったり、ネットにつながらなくなったりで、
とりあえず、何とかつながっているうち、記事も書きかけなのですが、
ここで、切り上げて、アップしますので、またあとで追記でもします。)








(追記です)

安藤まさひろの初ソロアルバムは86年で、和田や野呂より後で、
満を持しての発売となったが、ほぼ全曲でギターがメインとなって、
自分としてはギターアルバムだと嬉しくて、バンドスコアも買ったが、
今聴き返すと、サックスやピアノがメインの曲があっても良いかと。

バランスの問題なのだろうが、スクエアでは、ピアノやサックスが、
メロディをとる曲では、ギターはリズムギターに徹することが多く、
時には、ギターなど入っていないんじゃないかという曲まであって、
全曲でギターが間奏を弾いてくれないか、物足りなく感じたりする。

逆に、全曲でギターがメロディだと、サックスやピアノのメロディに、
からむようなリズムギターやオブリガードに、それからのアドリブと、
ギターが目立つが、他の楽器も活躍する曲があった方が良いなと、
贅沢に思ったり、ただ、これは、フュージョン系だから感じることか。

例えば、ジェフ・ベックのアルバムは、全部ベックのギターがメロで、
イングヴェイやフォロワーのネオクラシカルでも、メロもリフもギター、
シンセのソロが間に入る曲もあるが、全面的にギターが弾きまくり、
ロック系インストだからなのか、たまたま自分が聴いた範囲なのか。

ロックになるのか、フュージョンになるのか、マイケル・ランドウは、
ボズ・スキャッグスのバックで注目されて、スティーブ・ルカサーと、
同じ系統と思っていたら、ソロアルバムを出すと、ギターメインでも、
独特の音空間を作り出し、普通にアドリブを延々と弾いてよと思う。

松原正樹や今剛といったスタジオミュージシャンに憧れた自分には、
ボズやAORの楽曲で名演を聴かせる、ルカサーはすごく好きだし、
マイケル・ランドウも安部恭弘のセカンドで、泣きのギターを弾いて、
すごく気に入っていたので、インストよりも歌もの勝負が良かった。

そうした数多くのギタリストのソロアルバムを買いまくった自分には、
この安藤の初ソロは、妙に馬が合うというか、聴き込んだ作品だが、
それは、レコードからCDへと切り替わり、カセットのウォークマンが、
CDのディスクマンとなり、編集できず1枚のCDを聴き込んだ影響も。

歌ものやジャズっぱいフレーズの曲もある中、「アナザーナイト」は、
ロックのリフから始まり、アドリブもハードロックのフレーズが満載、
ギター小僧が喜んでコピーする曲で、スクエアで演奏したとしても、
違和感もないと思っていたら、スクエアのライブ映像がYouTubeに。

スクエアと言っても、サックスの伊東は不在で、あくまでもソロとして、
NHK教育テレビの「ベストサウンド」に出演した映像だが、安藤に、
キーボードは和泉、ベースは田中、ドラムは長谷部から交代して、
加入したばかりであろう則竹という、まんまスクエアの布陣であった。

リズム隊が田中と則竹というのは、アルバムは「スポーツ」1枚のみ、
スクエアの黄金期におけるリズム隊の総入れ替えという大事件の、
過渡期と呼べる時期の貴重な映像だが、この時期、安藤は渾身の、
ソロを出したから、「宝島」以外の曲は中途半端になった気もする。

「アナザーナイト」のドラムはバンドスコアでは、ハイハットが1拍だけ、
ハーフオープンになっていたり、通常の8ビートパターンのようでいて、
ハイハットは4分音符で拍子の頭だけを叩き続け、思い出したように、
8分音符になるが、そのままでドラム入力すると、入力ミスに聴こえる。

テレビの演奏では、則竹は普通に8ビートを刻んで、サビの部分では、
拍の頭をライドシンバルにしているので、それに倣った形で入力して、
スコア指定のダビングによる追加タムは、実際に叩くは無理だろうが、
打ち込みでは何でもありだから、別トラックにして、ここはスコアどおり。

キーボードは2段書きだが、ピアノの右手と左手という2段ではなくて、
シンセ2台分の譜面になっていて、音色をストリングス系とブラス系に、
分けてあるうえ、脚注にさらに細かく音色のことまで書いてあるので、
6トラックに分けて録音したが、ギターシンセでは、そう似せられない。

テレビの和泉の演奏も、原曲とは音色が違って、まあアルバムでは、
マライアの笹路だから機材も音作りも違うだろうし、ライブの場合は、
スクエアにしてもカシオペアにしても、なぜだかキーボードの音色が、
レコードを再現していないことが多く、あまりこだわらないのだろうか。





Copyright © 僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ. all rights reserved.