僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
イギリス民謡に歌詞とメロディを加えたS&G「スカボロー・フェア」
ポール・サイモンというより、サイモン&ガーファンクルの曲を、
初めて聴いたのが、NHK「世界のワンマンショー」枠で放送の、
ポール・サイモン・ショーで、途中で、「先日やったものを」との、
コメントに続いて、別番組での一時的再結成の演奏が流れた。

ものすごい歓声の中、アートがステージに現れて、ポールが、
「できるかな?」と尋ねて、「たぶんね。」と観客の笑いを誘うと、
ポールがギターを弾き始めて、「ボクサーは?」「そうだな。」と、
2人で歌い出すところは、何だか和やかな雰囲気で良かった。

続けて、「スカボロー・フェア」を演奏する際、ポールがアコギに、
カポタストをつけ、イントロのアルペジオを弾き始めたのだが、
開放弦をまじえた不思議な響きの和音で、左手のポジションも、
上のフレットに移動していて、すごいなあと、ただただ見とれた。

ベスト盤「グレイテスト・ヒット」と、その弾き語り曲集を手に入れ、
テレビで見た「ボクサー」に「スカボロー・フェア」、同じくテレビで、
ポールがソロで歌った「早く家に帰りたい」を、まずは練習するが、
LPのどの曲も、アコギのお手本のような曲ばかりで、役立った。

「スカボロー・フェア」は、レコードでは、ドラムこそ入っていないが、
ベース、エレキギター、ハープシコードに、グロッケンまで伴奏し、
歌も2声でハモるだけではなく、対位法になるのか、別のメロディ、
カウンターメロディも途中から加わって、複雑なハーモニーをなす。

「スカボロー・フェア」は、もともとイギリス民謡だそうで、ポールが、
S&Gが売れなくて、イギリスのライブハウスで活動していた頃に、
民謡を採取したのかと思ったが、交流したマーティン・カーシーが、
演奏していたそうで、「アンジー」と同様に、仲間から教わっていた。

小学館「クラシック・イン」は、CD3枚と解説がセットのシリーズで、
89~91年にかけ全13巻が出て、目ぼしい巻だけ買っていたが、
「巨人」「春の祭典」の巻に、「世界の名歌集」も一緒になっていて、
出して見ると、「スカボロー・フェア」もイングランド民謡として収録。

スコットランド民謡、アイルランド民謡、イングランド民謡があって、
単にイギリス民謡ではないのか、大英帝国は、連合国なんだなと、
変なところに感心するが、例えば、スペイン民謡や黒人霊歌とか、
ロシア民謡に比べると、どれもイギリスでかまわない気がしてくる。

S&Gは民謡のメロディを忠実に歌い、歌詞は「クラシック・イン」で、
歌われる1から7番のうち、1・2・4・6番、最後に1番を繰り返して、
ハモリは、1番はつけず、毎回、少しずつ変化させていき、追加の、
カウンターメロディと歌詞は、ポールが作った独自のものになる。

もともとの歌詞で、呪文のように何度も出てくる、「パセリ、セージ、
ローズマリー&タイム」は、パセリは野菜だが、あとは何だろうか、
「ローズマリーの赤ちゃん」なんて映画があるから、人の名前か、
4人一緒に、スカボローの市に買い物へ行くのかと、思っていた。

ある時、スーパーの調味料コーナーに、セージやタイムを見つけ、
どれも、ハーブとかの名称だったと知って、びっくり、この呪文は、
市場での物売りの声を模したらしく、「きんぎょーえ、きんぎょー」、
「竹やあ、竿だけ」のようなものか、これもまた自分の早とちりか。

歌詞は、その呼び声とも、おまじないともつかないリフレインの中、
「縫い目のない、上等の麻のシャツを仕立ててくれ。」、「塩水と渚、
その間に土地を見つけてくれ。」と、無理難題を恋人へ課していて、
どことなく、かぐや姫の求婚話の「蓬莱の玉の枝」などにも通じる。

ポール・サイモンが加えた歌詞は、フォークは反戦だと言うのか、
「戦いを告げる進軍ラッパ」とか、「将軍は殺せと命令する」という、
戦争の情景を描写していて、イギリスで録音したソロアルバムの、
「サイド・オブ・ヒル」の歌詞、メロディを、一部引用しているらしい。

S&Gに、「7時のニュース/きよしこの夜」という曲があり、これは、
きよしこの夜に合わせて、ニュースが読みあげられ、反戦集会や、
キング牧師のことが語られ、それでもクリスマスだという皮肉さで、
民謡に戦争の歌詞が重なるのも、何かしら深い意味でもあるのか。

ライブでは、自分がテレビで見たのと同様に、ギターだけを伴奏に、
2人で歌うから、カウンターメロディ、詠唱の部分は省略しているが、
YouTubeには、人気TV番組の「アンディ・ウィリアムス・ショー」に、
2人が出演した際、アンディも一緒に、詠唱を再現した演奏がある。

おそらく、S&G現役時、何度かの再結成を通じて、コンサートでも、
他のテレビ番組でも、ただ一度も再現されたことのないと思われる、
詠唱を含んだ極上のハーモニーを聴かせてくれて、アートにしても、
アンディにしても、本当見事な歌で、ギター1本の伴奏も素晴らしい。

まだビートルズやロックどころか、洋楽も聴いていない小学生の頃、
母が時々「アンディ・ウィリアムス・ショー」を見ていて、ドーナツ盤か、
ソノシートをかけていたから、カルピスのオズモンド・ブラザースと、
アンディ・ウィリアムスくらいが、顔と名前とが一致した外国の歌手。

「アンディ・ウィリアムス・ショー」は、「ザ・テレビ欄」で調べてみると、
NHKで日曜の夜に放送して、途中から日曜の昼になっているから、
昼の放送を何回かは母と見たのだろうが、ほとんど覚えていないし、
その時間帯は、「歌のアルバム」「がっちり買いましょう」を見ていた。

せっかくバンドスコアがあるから、レコードのハモリ、詠唱も再現して、
伴奏もギター1本ではなく、ベース、エレキギターも弾き、グロッケン、
ハープシコードの音もギターシンセを使って、なるべく音をぶ厚くして、
歌唱力の無さをカバーするし、ハモリも重ねることで、さらにごまかす。

このシンコーのバンドスコアは、珍しく、ものすごく丁寧に採譜してあり、
エレキギターなんて、よく聴かないと、入っているのもわからないのに、
繰り返しで変わる部分まで、括弧書きで併記され、それはグロッケン、
ハープシコードでも同様で、ビートルズの全曲バンドスコアとは大違い。

スコアの間違いや、省略があると、耳コピや確認で時間を取られるが、
スコアがしっかりしていると、オケ作りは、楽譜どおり弾けば良いから、
1~2日ですんで、あとは歌とギターを、週末まで毎日やり直せばよく、
まあ、歌は何回歌おうが、そう変わらないが、多少でも完成形に近づく。

S&Gの3枚目のLP、「パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム」の、
タイトルが歌詞から取られた、「スカボロー・フェア」を、伴奏を再現して、
音を厚くしましたが、アコギのアルペジオは、危なっかしくて、何よりも、
アートだけで歌う部分が、情けない歌声で、ダブルトラックにしています。






ロック初のひきこもりの歌詞と言われるS&G「アイ・アム・ア・ロック」
76年、高1の夏に、NHKで放送した「世界のワンマンショー」で、
ポール・サイモンを見て、サイモン&ガーファンクルの演奏もあり、
S&Gのファンになり、本人たちが選曲・編集した正式ベスト盤、
「グレイテスト・ヒット」を買い、さらに楽譜も買い、弾き語りもする。

その後、土曜日の深夜、FM東京で、ソニー提供の番組だったか、
ビートルズの全曲を放送したのと同様に、S&Gも全曲放送され、
2~3回に渡って録音したが、デビュー直後、ポール・サイモンが、
イギリスに渡った際に録音した、ソロアルバムもオンエアされた。

デビュー作が売れなくて、失意のまま、ポールはイギリスへ行き、
クラブを回って、ライブをしながら、現地のフォークシーンと交流、
アートは大学院へと戻り、S&Gが休止状態となっていた65年に、
ポールは、ほとんど弾き語りの「ソングブック」をイギリスで発売。

このLPは、アメリカでは発売されず、イギリスでも廃盤となって、
ラジオからテープ録音したのは、貴重だが、40年前のテープは、
今では聴けないし、逆に、こうしたレア盤は、今はCDになったり、
YouTubeで聴けるから、昔のテープが駄目でも、そう惜しくはない。

ただし、例えば、FM東京の「ゴールデンライブステージ」のような、
来日コンサートを放送した番組は、おそらく海賊盤を探さないと、
その演奏を聴くことは不可能なので、せめて、ライブ番組だとか、
テレビの演奏を録音したテープは、復活できないかと思っている。

S&Gの全曲をテープ録音したものの、初期の曲やソロの曲だと、
弾き語りばかりなので、ちょっと飽きてしまうところもあり、後期の、
バンドが入った曲も、ちょうどハードロックとかを聴き始めた頃で、
やっぱりフォークだなあと、だんだんS&Gは聴かなくなっていく。

81年に再結成して、セントラルパークでコンサートを行ったのは、
テレビで見たし、翌年に日本公演もあって、何かと話題になって、
ラジオでも懐かしい曲がかかったりし、またテープを聴いていると、
83年の夏、シンコーから「サイモン&ガーファンクル詩集」が出る。

ちょうど就職した年で、自分は、いったいどこへ向かっているのか、
深刻ではないが考えたり、渋谷河合楽器のジャズギター教室には、
通い続けて、プロをあきらめられずにいた頃、立ち読みした詩集は、
どれもが、自分の気持ちを代弁しているようで、すぐに買い求めた。

英語の歌詞だから、それまで、LPの訳詞も、ろくに読まなかったが、
「雨に負けぬ花」は、タイトルだけでジーンして、「木の葉は緑」は、
「今、僕は22歳。だけど、それも長くない。」とあり、自分も22歳で、
「パターン」は、「ぼんやりと写る、僕の人生のパターン」とまである。

「家へ帰りたい」は、ギター1本を抱えて、ドサ回りのように旅する、
バンドマンの寂しさを歌っていたし、とにかく、自分の身にしみて、
後から考えると、これらは、イギリスに行っていた頃の作品であり、
ポール自身が、いろいろ悩みながら、歌詞を書いていたのと気づく。

先日、S&Gの「アメリカ」を演奏して、また、この詩集を手に取ると、
若い頃、自分のことのように感じたなんてのは、青くさかったかなと、
恥ずかしい反面、今でも、心にしみいる歌詞が多くて、だんだんと、
S&Gの全曲が聴きたくなってきて、CDを買おうかという気になる。

サイモン&ガーファンクルは、オリジナルアルバムは5枚なので、
全部持っていてもよいし、今はいろいろなアーティストの旧譜が、
「オリジナルアルバム・クラシック」シリーズで、輸入盤のみだが、
3枚組や4枚組で2千円程度と、安価で手に入るから、検索する。

すると、オリジナルアルバムに加え、「卒業」のサウンドトラック、
「グレイテスト・ヒッツ」(今は、ヒットでなく、ヒッツの邦題だそうだ)、
67年、69年に、81年再結成、03年再々結成のライブ盤も付き、
12枚組7千円弱というお得で、かなり迷い、「あとで買う」にした。

いつものことだが、毎日見ていると、「残りあと2点」となったので、
クリックして、どうせなら、他の曲も演奏しようと、楽譜も検索して、
全曲集はないようなので、3種類ある現行の弾き語り譜面のうち、
いちばん曲数も多くて、ソロの「アメリカの歌」も入ったものにする。

弾き語りだから、1日あれば、何曲も録音できると、安易に考えて、
今週は、CDを聴きながら、どれにしようかと、のんびりしてしまい、
昔からの得意だった、「家に帰りたい」や、「キャシーの歌」ならば、
一晩で完成と、昨夜録音すると、出来のひどさに、自分でも愕然。

ギター1本の伴奏は何だか頼りなくて、ポール・サイモンのように
緩急をつけて、表情豊かに弾くのはなかなか難しいし、何よりも、
歌がひどくて、弾き語りにせず、別録音で、さらにハモリも加えて、
ごまかせると思ったが、ダブルトラックにしても、あまりにも貧弱。

自分の場合、バックの伴奏に、ドラムやベース、シンセが加わり、
演奏そのものも厚みが出て、ごまかしたうえに、その伴奏により、
歌唱力不足のところをカバーして、全体として、聴けていたんだと、
あらためて、認識して、今日一日で、伴奏が作れそうな曲を探す。

「アイ・アム・ア・ロック」は、おそらく、デビュー作の弾き語りだった、
「サウンド・オブ・サイレンス」に、後からバンドをダビングしたのと、
同じように、もともとの弾き語り編曲に、単純にリズム隊を加えて、
フォークロック風にして、ヒットを狙ったと思える、シンプルな伴奏。

この曲は、やはり、詩集を読んだときに、すごく感動していた曲で、
「僕は岩、僕は島、岩は痛みを感じないし、島は決して泣かない」、
「友情なんていらない、苦しみをうむだけ」、「僕は誰にも触れない、
誰も僕を触れることはできない」など、他人を拒絶するような内容。

人と関わらなければ、自分が傷つけられることもない、というのは、
それは、寂しすぎるんじゃないかと思いつつ、共感する部分もあり、
「僕には本がある、守ってくれる詩もある」は、この詩集を読んだり、
昔、中原中也、立原道造に夢中だった自分に、すごく通じたりする。

ポール・サイモンに憧れて、ペンネームを「柴門(さいもん)」とした、
柴門ふみが、この曲を、「ロック初の引きこもりの歌」といったそうで、
確かに、ジョンの「ひとりぼっちのあいつ」よりも、原曲は早いから、
何だか先を越されたようで悔しいが、サイモンの歌詞は素晴らしい。

今日もまた、この歌詞を何度も読み返したり、YouTubeを検索して、
若き日の二人が、ギター伴奏で、見事に歌うのを何度も見たりと、
ますます、週末更新に赤信号が点るが、ポールのギター伴奏は、
本当に見事で、自分は、やはりバンド版でないと、様にならない。

S&Gの2枚目、「サウンド・オブ・サイレンス」の大ヒットを受けて、
急いで作ったLPから、「アイ・アム・ア・ロック」は、歌詞が見事だし、
フォークロック調の伴奏も良いのですが、今回、伴奏も即席のうえ、
ハモリがうまく覚えられず、S&Gファンには申し訳ない演奏です。






解散直前に加入したティモシーの置きみやげ「言い出せなくて」
イーグルスを聴いたのは、あの「ホテル・カリフォルニア」が、
大ヒットした、高1から高2へかけての、77年の春先のこと、
LPを買うと、他の曲も気に入り、どの曲も捨て曲なしという、
ビートルズのアルバムのようで、すりきれるくらいに聴いた。

次の作品を楽しみにしていたら、いっこうに発売されなくて、
クリスマスソングのシングル盤が、申し訳程度に出たくらい、
79年秋、ようやく「ロング・ラン」が出た頃には、もう興味は、
フュージョンへ移って、エアチェックもレンタルもしなかった。

それでも、ヤングギター80年4月号に、「ロング・ラン」から、
第3弾シングルとなった、「言いだせなくて」の楽譜が載って、
間奏こそ8小節だが、エンディングが、30小節以上に渡り、
延々とギターソロが続くので、ラジオで録音して、練習した。

この曲のボーカルは、新メンバーのティモシー・シュミットで、
「ホテル・カリフォルニア」のヒットにより、ツアーが続くことや、
音楽性の違いなどを理由に脱退した、ランディ・マイズナーの、
穴を見事に埋める、ランディ同様の透明なハイトーンボイス。

そもそも、ランディがイーグルス結成前に加入していたバンド、
ポコから脱退した際、後任となったのがティモシーだったから、
その縁もあったのだろうが、どことなく、キング・クリムゾンでの、
グレッグ・レイクとジョン・ウェットンのような関係にも似ている。

初代ベーシスト、グレッグ・レイクに対して、ジョン・ウェットンは、
ピーター・ジャイルス、ゴードン・ハスケル、ボズを挟んでいて、
すぐの後任でないが、クリムゾンのベース、ボーカルと言えば、
自分にとっては、グレッグとウェットンが思い浮かび双璧を成す。

プログレ出身ミュージシャンによる、スーパーバンドというのか、
AORの売れ線で結成したようなエイジアが、来日する直前で、
ウェットンが、首だかやめるかして、急遽、代役で来日したのが、
グレッグで、声も似ているし、ベース同士だからかなとニンマリ。

ジャズやクラシックでもあるのだろうが、ロックは、どこかしらで、
人脈が繋がるというのが、けっこう多く、さらにプログレとなると、
狭い世界と言ったら語弊があるが、すぐ、くっついたり離れたり、
解説本の人脈図・相関図も複雑になり、矢印だらけになっている。

「言いだせなくて」に話を戻すと、イーグルスの94年の再結成、
MTVのライブでも演奏されて、そのCDは買って、聴き込んだし、
リンゴ・スターのオールスター・バンドが、92年にモントルーで、
演奏していて、テレビで見たから、何かと、この曲には親しむ。

リンゴのバンドでは、ニルス・ロフグレンが、ギターソロを弾いて、
ニルスはエレキでもサムピックをはめ、人差し指や中指も使って、
フィンガーピッキング奏法も駆使するが、クラシックギターでいう、
技巧的ハーモニックスを加ることで、自分なりの味を出していた。

フレーズ自体は、ほとんど完コピに近くて、普通なら、このあたり、
自分なりにアドリブしたくなるコード進行だが、本家ティモシーが、
歌っている以上、レコードに忠実を心がけて、多少は音を歪ませ、
ハーモニクス奏法、コーラス、ディレイを使い、見せ場を作った。

話が、どんどん脱線するが、高1の頃、「ギターライフ」の記事で、
クリス・スペディングが「ギター・ジャンボリー」という曲で、多くの、
ギタリストの物まねフレーズを弾いていると出ていたが、なぜか、
自分は、同じページのニルス・ロフグレンと混同してしまうことに。

ニルスの新譜「クライ・タフ」のジャケット写真があって、この方が、
スペディングのアルバムと思い込んで、しかも、そのジャケットが、
ストラトを抱えたうえ、ジミ・ヘンドリックスを思わせる風貌だから、
黒人ギタリストなのだろうと、二重・三重の勘違いをすることになる。

高校で、ジャズコンテストで優勝したことのある黒人のギタリストが、
ロックのアルバムを出して、いろいろなギタリストの物まねをしたと、
知ったかぶりで話し、友人は友人で、それはジョージ・ベンソンだと、
コンテストとグラミー賞を混同して、どんどん遠ざかっていくことに。

高校時代、そんな感じで、うろ覚えの情報を、皆で、ああでもない、
こうでもないと話していて、今のように、すぐネット検索できないが、
逆に楽しかったし、そうしたギタリストのレコードを必死で探しては、
ようやく見つけた時には、YouTubeの手軽さにはない喜びがある。

その後、ギター雑誌を読み返し、クリス・スペティングだとわかって、
そのアルバムを買ったが、ほとんどスペディングが歌う曲ばかりで、
ギターソロも短く、ギターの聴かせどころは、その物まねの曲くらい、
ただ、それは半端なくすごく、ジミのフレーズなど、本当見事だった。

スペディングは、ブライアン・フェリーのバックで来日し、NHKでも、
ヤング・ミュージック・ショーで放送され、けっこう話題になったから、
ジャズロック時代のアルバム、「無言歌」が再販されて、とびつくが、
これは、フリージャズを通り越し、実験音楽のようで、ソロも今一歩。

ジャズフェスで優勝したという、ジャズギターの演奏は本当なのか、
何を聴けばいいのかと思いつつ、スペディングが在籍したらしき、
ニュー・クリアスやバタード・オーナメンツという、LP解説にあった、
謎のバンドのレア盤など見つけたとして、高額で買えなかったろう。

そんな70年代に活躍したミュージシャン、自分の憧れだった人も、
この数年は、訃報に接することが多くて、イーグルスではフライが、
昨年の1月、クリムゾンのグレッグ・レイクは12月に、ウェットンが、
つい先日、3人ともが60代で、あまりに早すぎて、呆然としてしまう。

「言いだせなくて」は、そのグレン・フライが、ギターソロを弾いたと、
ヤングギターには書いてあるが、当時のレコーディング風景のまま、
PVにしたとされる映像は、YouTubeでは、一部のみで判然とせず、
再結成では、フライはエレピを弾いて、実際はどうだったのだろうか。

レスポールよりは、335のようなセミアコ系を、軽く歪ませた音で、
スライドやチョーキングで歌わせているフレーズは、本当に見事で、
なかなか、本物のニュアンスは出せなくて、ギターもストラトよりは、
レスポールのほうが近いだろうという程度で、妥協した演奏になる。

解散直前のアルバム、新加入のティモシーにとって、1枚のみで、
バンドはなくなるが、逆に、この名曲は、彼の置きみやげのような、
「言いだせなくて」は、透明感あふれる歌が特徴ですが、例により、
危なっかしい音程のハスキー声で、演奏のほうに力を入れてます。






誰もがアメリカを探しに来たとS&Gが歌う「アメリカ」
アメリカの大統領が変わったが、その政策の是非をめぐって、
ジェーン・フォンダやマドンナらが、デモに参加しているなどと、
いろいろニュースで見るにつけ、もし今ジョンが生きていたら、
どうしたろう、何かメッセージを発するだろうかと思いをはせた。

「国境はない」と歌った「イマジン」に、「女は世界の奴隷か」と、
メッセージそのままに、タイトルをつけた曲まで作ったジョンは、
今のアメリカの現状に、行動を起こしただろうか、先日ヨーコは、
コメントを出したが、せいぜい、それを連名にした程度だろうか。

ビートルズでは、「レボリューション」を歌い、まだ解散する前に、
「平和を我らに」を歌ったジョンだが、「ニューヨーク・シティ」は、
自分のアメリカ日記のような歌詞で、祖国イギリスやアメリカを、
曲のタイトルに入れて、メッセージ性のある曲を作ってはいない。

その点、アメリカのミュージシャン、特にフォーク系には数多くて、
サイモン&ガーファンクルには、そのものの「アメリカ」があるし、
ポール・サイモンのソロ作でも、「アメリカの歌」があり、さらには、
ジャクソン・ブラウン「フォー・アメリカ」は、心に突き刺さる歌詞。

ブルース・スプリングスティーンの、「ボーン・イン・ザ・USA」も、
曲調とは間逆の重い歌詞、同じロックでもナイト・レンジャーは、
「ロック・イン・アメリカ」で、陽気なアメリカを歌い、多くの歌手が、
それぞれに、アメリカへの憧憬、期待、失望、衰退などを歌った。

そうした曲の中で、一番親しんで、自分でも弾き語りをしたのは、
S&Gの「アメリカ」で、単に、高1の時に買った弾き語り楽譜に、
この曲が出ていたこともあるし、他の曲は主に80年代の曲だが、
これは68年の曲、自分も76年に聴いているから、年季が違う。

初めてサイモン&ガーファンクルを聴いたのは、高1の76年夏に、
NHK「世界のワンマンショー」で、ポール・サイモンBBCライブを、
放送したのを見たときで、その中で、「サタデイ・ナイト・クラブ」で、
久しぶりに2人が揃って歌った場面が紹介されて、2曲を聴いた。

ポールの弾くギターだけで、「ボクサー」、「スカボロー・フェア」を、
2人で歌っていて、ソフトな歌声と美しいハーモニーも良かったし、
スリーフィンガーやアルペジオの伴奏も見事で、バンドで歌った、
ポール・サイモンのソロ曲の場面よりも、ものすごく印象に残った。

S&Gの新曲となる「マイ・リトル・タウン」は、2人では演奏せず、
BBCのステージ場面へと戻って、ポールだけでバンドをバックに、
歌っていて、「恋人と別れる50の方法」に「時の流れに」といった、
ポールの新作を中心に、このライブは進行したように覚えている。

最後は、ポールがギターで、「アメリカの歌」を弾き語っていたが、
それも、また良くて、バンドよりも、弾き語りの方が良い感じだと、
たぶん、リチャード・ティーやスティーブ・ガッドら腕利きを集めた、
すごいメンツだったろうバンド演奏よりも、ギター1本が良かった。

もともと、S&Gは聴いていなかったが、名前は有名だったから、
テレビからカセットに録音していて、毎日繰り返し聴いていたら、
母が東急プラザのコタニで、「ボクサー」、「スカボローフェア」の、
2曲とも入ったLPの、「グレイテスト・ヒット」を買ってきてくれた。

当時は、「誰々のすべて」といった日本編集のLP2枚組が多くて、
S&Gは、それ以外に「ゴールデンベスト」の2枚組もあったのに、
母が買ったのは1枚もので、解説を読むと、ライブ音源入りとあり、
曲数も少ないうえ、原曲と違うバージョンの曲なのかと、がっかり。

ライブを模したのか、スタジオ録音の曲にも、拍手がかぶっていて、
これも、気に入らなかったが、今では、ライブバージョンは貴重だし、
スタジオ盤の曲は、スタジオ盤で聴けばよく、最初に聴いたのが、
ライブの曲は、それが馴染んでいて、LPのほうに違和感を感じる。

曲が気に入ると、自分でも歌ったり、ギター演奏したくなるわけで、
デパートのレコード売り場にも、楽譜が何種類も置いてあったが、
「グレイテスト・ヒット」に準拠して、ジャケットと同じ表紙の楽譜は、
その全曲に加え、他のヒット曲、「マイ・リトル・タウン」も出ていた。

どの曲も、ギターで弾き語りするように、多少アレンジされていて、
「早く家へ帰りたい」、「キャシーの歌」は、ライブバージョンだけに、
ほとんど完コピの弾き語り譜面で、ポールのスリー・フィンガーは、
教則本のようで、ジョンの「ジュリア」より簡単で、得意になり弾く。

「アメリカ」は、カーター・ファミリー・ピッキングになるのか、低音を、
鳴らしてから、コードをかき鳴らす奏法で、ビートルズでもポールが、
「ロッキー・ラクーン」でやっていたから、これも、すぐに弾けるぞと、
歌詞も一緒に覚え、S&Gには、今でも弾き語りできる曲が数曲。

いつか、ブログでも、S&Gをやろうと思うつつ、「グレイテスト~」の、
弾き語り楽譜は、なぜだか、すべての曲は、主旋律しか出てなくて、
S&Gの特徴であるハモリが採譜されてないので、他のギター譜で、
ハーモニー付きか、バンドスコアでもないと、自分は耳コピ不可能。

いつも見るシンコーのHPで、S&Gのバンドスコアが再販となるが、
シンコーは、再販の際に、曲目を入れ替えるのが、お約束のようで、
今回は、入れ替えどころか、、単に減っていて、それでいて値上げ、
以前の版が売り切れる前にと、Amazonで見つけて、買ってしまう。

それこそ、「早く家に~」「キャシー~」は、ライブバージョンが良いが、
「アメリカ」は、ベースやサックスの入ったスタジオ盤がなじんでいて、
YouTubeで見る、ポールのギター1本で、アートと一緒に歌っている、
弾き語りバージョンも捨てがたいが、バンドスコアに忠実に演奏する。

「アメリカ」は、ポール・サイモンが、「キャシーの歌」のモデルであり、
イギリスで出したソロLPのジャケットにも出ている、かつての恋人、
キャシーとアメリカを旅したときの歌とも言われ、「恋人になろう」と、
ロードムービーのように、ヒッチハイクとバスに乗る2人を描いた曲。

バスの中で、「あの人スパイじゃない?」「気をつけろ、ネクタイには、
カメラが仕込んである」とふざけあうのだが、最初に歌詞を見たとき、
この2人は、CIAに追われるか何かして、逃亡しているのだろうかと、
とんちんかんな解釈をして、当時も今も、思い込みの勘違いが多い。

最後は、寝てしまったキャシーに向って、「迷ってしまったみたいだ。
心が空っぽでいたむ、どうしてなんだろうか」と、一人つぶやていて、
「誰もがアメリカを探しているんだ」と繰り返し歌うのだが、これこそ、
ロストジェネレーションの枯渇した気持ちなのか、すごく含蓄がある。

トランプ新大統領にこじつけて、アメリカについて歌われた曲のうち、
自分にとり、ビートルズに次いで、昔から弾き語りしていた「アメリカ」、
そのわりに、メインのギターが、リズムがずれて、何度もやり直したり、
思ったより音程が低くて、逆に苦労して、毎度ながら歌が厳しいです。






フライが歌いグラミー賞ポップボーカルを受賞した「いつわりの瞳」
中学時代、とにかくビートルズばかり聴いていたので、洋楽や、
ロックの類は、高校になってから、ようやく聴き始めたわけで、
イーグルスも、「ホテル・カリフォルニア」が大ヒットした時からが、
リアルタイムで、それ以前の曲は、ほとんど聴くことがなかった。

「ホテル・カリフォルニア」のヒットで、FMでは特集番組も多くて、
録音しないまでも聴いたから、シングル盤がヒットした有名な曲、
「テイク・イット・イージー」や、「テイク・イット・トゥ・ザ・リミット」に、
「ならず者」くらい、曲とタイトルが一致するし、メロディも覚えた。

2枚組「イーグルス・ライブ」が出て、全曲をかけてくれた番組を、
録音したから、昔の曲は、ライブ盤で親しんだのかもしれないし、
次のアルバム「ロング・ラン」は、レンタルもエアチェックもせずに、
スルーしていて、興味がジャズ・フュージョンに移ったせいだろう。

結局、イーグルスのアルバムを通して聴いたのは、LPを買った、
「ホテル・カリフォルニア」だけで、90年代になってからようやく、
「グレイテストヒッツ1971~1975」を買って、CDとは言っても、
10曲しか入ってないが、それでも、半分以上は聴いていない曲。

初期と呼ぶのか、前期と呼ぶのか、4枚目までのアルバムから、
選曲されたベスト盤は、自分には、もう、それで十分満足できて、
いまだに、個々のアルバムは聴いていないが、よくよく考えると、
ビートルズ以外で、全曲・全アルバムを聴いたバンドはまだない。

ビートルズばかり聴いていた頃は、アルバムは15枚もないから、
当面は、友人に借りたり、ラジオ録音しても、いずれ全部買うから、
赤盤・青盤を買っても、だぶってしまうだけで、もったいないと思い、
テープに録音することもせずに、ベスト盤は不要だと考えていた。

ただ、そんな自分自身が、ビートルズのファンになったきっかけが、
友人に借りたベスト盤「オールディーズ」だったのだから、やはり、
べスト盤は無駄、無意味ということはなく、入門には適しているし、
カーペンターズやモンキーズは、実際、ベスト盤しか買っていない。

さらに、高校になり、いろいろなギタリスト、バンドを聴き始めると、
友人に借りても、全部集めるのは無理で、ベスト盤は役に立つが、
いわゆる名盤は、アルバム全曲を聴きたいし、ベストにない曲に、
隠れた名曲や、格好良いアドリブがあったりし、これも悩むところ。

イーグルスに話を戻すと、「グレイテストヒッツ1971-1975」は、
ともかくとして、続編の「VOL.2」は、「ホテル・カリフォルニア」と、
「ロング・ラン」の2枚しか出していないのに、そこから、わざわざ、
ベスト盤を作る必要はあるのか、解散に乗じた金儲け主義に思う。

その後、全作品からの選曲となる、「ベスト・オブ・イーグルス」に、
「ヴェリー・ベスト~」や、2枚組が出て、レンタルで聴いてみるが、
「ヒッツ1971~1975」と、「ホテル・カリフォルニア」だけあれば、
それでいいかなと、どうも、ビートルズ以外は淡白な自分がいる。

さらに、LPを繰り返し聴いた「ホテル・カリフォルニア」とは違って、
ベスト盤は、そうでもないから、気に入った曲、「いつわりの瞳」や、
「テキーラ・サンライズ」は、同じ曲に思えたり、口ずさんでいると、
サビの部分から、「テイク・イット・イージー」になって、ひどいもの。

「1971~75」で、いちばん気に入ったのは、「いつわりの瞳」で、
それこそ、同じようなコード進行で、似たように思える曲が多い中、
メジャー7thの響きが美しく、それを強調したようなリードのソロや、
オブリガードのカントリー調のギターも見事で、耳コピして弾いた。

イーグルスは、ギタリストのドン・フェルダーが参加した3作目の、
「オン・ザ・ボーダー」で、カントリーよりもロック色が強まっていき、
4枚目の「呪われた夜」は、ロック系統の曲が大半となっていくが、
「いつわりの瞳」は、アコギがメインで、ギターもカントリーっぽい。

このリードギターは、創設メンバーでブルーグラスの達人である、
バニー・レドンと思っていたら、ネットには、ドン・フェルダーとあり、
レコーディング中から、レドンは、音楽性のトラブルで不在がちで、
アルバム発売後、脱退するから、弾いていない可能性もありえる。

誰が弾いたにしても、かなりスチールギターを意識したフレーズ、
いわゆるカントリーギター奏法で、ジョージ・ハリスンが初期の頃、
得意としたチェット・アトキンス奏法のチェットも、レコード屋さんは、
カントリー&ウエスタンのコーナーにあり、自分もよく聴いていた。

カーペンターズの「ジャンバラヤ」も、いかにもカントリーギターの、
リードソロがあるし、ベンチャーズのノーキー・エドワーズの後任、
ジェリー・マギーは、サムピックを使って、チョーキングをからめた
アルペジオのフレーズは、お手本とも言えるカントリーギター奏法。

79年、エリック・クラプトンのバックで、アルバート・リーが来日して、
その腕前を披露し、ソロ作「ハイディング」も発売、早弾きがすごい、
「カントリーボーイ」は、ギター雑誌でも話題になって、自分も買うし、
その一時期、カントリーギター奏法が、ちょっとしたブームになった。

アーレン・ロスのソノシート付き教則本、「ナッシュビル・ギター」が、
日本語版で出て、そのアーレンのソロアルバムまで、発売になるし、
自分は、ブルーグラスも早弾きがすごいと知って、アコギの名手の、
トニー・ライス参加のデヴィッドグリスマンのLPを聴き、ぶっ飛んだ。

中学時代に、ギター雑誌で名前だけ知ったくらいで、イーグルスは、
カントリーのバンドとスルーしていたが、「ホテル・カリフォルニア」と、
出会わなかったとしても、自分が、カントリーギターを聴き出す頃に、
イーグルスを聴いて、同じように気に入ったか、それは、わからない。

「いつわりの瞳」は、グラミー賞を受賞していて、部門はロックでなく、
ポップボーカル部門なので、カントリー部門に分類されないとしても、
ポップスになるのかという思いだし、あの「ホテル・カリフォルニア」は、
ジャンルを超えて、最優秀レコード賞だが、ちょっと複雑な気になる。

「いつわりの瞳」は、6分を超えて、やたらと長い曲だと思っていたが、
今回、きちんと歌詞カードを見ると、ストーリー性のある歌詞が続き、
金持ちの老人と暮らしながら、若い愛人に会いに行く都会の女性が、
主人公で、さわやかな曲調、歌い方に比して、わりと重たい内容に。

それにしても、金に目がくらんだ女性、これって浜田省吾じゃないか、
何度となく、モチーフとして出てくるし、「丘の上の愛」は、まんまだし、
「もうひとつの土曜日」「遠くへ」あたりは、コード進行まで似ているし、
「路地裏の少年」「19のままさ」の歌詞が長いのも、影響があるのか。

浜田省吾は、ジャクソン・ブラウンが好きとか、バックバンドの編成は、
ブルース・スプリングスティーンを意識していると、よく言われているが、
イーグルスには言及したことは、あまりなくて、パクリにも近いような、
歌詞からメロディ、アレンジもやっているから、かえって言えないのか。

「いつわりの瞳」は、バンドスコアに、伴奏のギターは12弦と書かれ、
ダウン・アップの8分音符で、ジャカジャカとひたすら鳴らし続けるが、
それは左チャンで、右チャンは、ドン・ヘンリーのドラムのハイハットに、
合わせるように、ジャンジャカ・ジャカジャカとアクセントをつけている。

ただ、どちらも普通の6弦ギターのような音で、それと別にセンターで、
スッチャカ・スッチャカと、裏拍子を強調したギターの音も鳴っていて、
それが12弦のように聴こえるので、自分の6弦アコギの5フレットに、
カポタストをつけて、高音弦を強調するようにして、ダビングしておく。

コーラスは、ビートルズのバンドスコアと同様、やや不正確な採譜で、
3声が途中で2声になったり、あきらかに2声でハモっている部分が、
主旋律だけになっていたりで、耳コピは苦手なので、単純に3度とか、
5度のハモリを、コード進行に沿って歌い、それとなく音を厚くしておく。

イーグルスの4枚目「呪われた夜」の曲で、もう後期と呼ばれるのか、
「いつわりの瞳」は、昔から好きなので、先週に続きフライの曲となり、
しかも、ボーカル部門でグラミー賞受賞という、歌の下手な自分には、
敷居の高い曲だし、girl にearlyと、苦手な発音だらけで、無謀でした。








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