僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
早弾きの連続で教則本のようなヴィニー・ムーア「N.N.Y」
あと数年もすれば定年退職という、いい年をした大人というか、
もう中年から老人へと向かっているので、少しは落ちつくべきと、
いろいろと自制はしているが、ことギターということになってくると、
ますます盛んになっているし、早弾きへの憧れは尽きることない。

最初に早弾きを意識したのはいつのことだろうか、中学時代は、
ビートルズばかり聴いていて、もちろんリードギターを練習したし、
「タックス・マン」や「ジ・エンド」は、早いフレーズで難しかったし、
すごく格好良いソロと思ったが、早弾きという感覚ではなかった。

高校に入り、同級生にギターの上手い連中がゴロゴロしていて、
ディープパープルの「ハイウェイ・スター」を弾いて見せてくれて、
それに圧倒されたのが、早弾きを意識した最初になるのだろうか、
ドレミファソラシドを、ひたすら早く弾いて見せる友人にも驚いた。

ビートルズを全曲コピーするまでは、他の曲には脇目もふれず、
なんて思いつつ、ウイングスのジミー・マックロウのギターソロに、
感動して練習していたが、もっと上手いギタリストを聴かないと、
ビートルズばかりでは、ギターそのものが上達しないと方針転換。

ディープ・パープルやレッド・ツェッペリンは、友人たちが得意にし、
何だか真似するみたいで、それにギターがうまくなりたいのなら、
歌もので短いギターソロでなく、全面弾きまくるインストが良いと、
ギター誌のレコード評で目星をつけ、ジェフ・ベックのLPを買った。

その「ギター殺人者の凱旋」は、16ビートの早い曲ばかりだったし、
変拍子のリフをひたすら早く弾いていく「スキャッターブレイン」が、
アドリブも早弾きの連続で、一方スローな「哀しみの恋人たち」は、
泣きのギターに、盛り上がっての早弾きと、とにかく大満足だった。

77年のクロスオーバーブームでも、ギタリスト中心に聴いていたし、
リー・リトナーの「キャプテン・フィンガー」の早いユニゾンのリフ大会、
ラリー・カールトンでは、クルセイダースでの「スパイラル」の早弾き、
翌年出た「夜の彷徨」でも、「ポイント・アップ」の32分音符に興奮。

和田アキラのプリズムがデビューし、バンド名をタイトルにした曲を、
雑誌プレイヤーのラジオ番組で聴いたときは、もう大興奮していたし、
その和田アキラが薦めるギタリスト、しかも「ベックより良いかも。」と、
自分が食いつく名前も出たアル・ディメオラもLPを買い、大ファンに。

アラン・ホールズワース、ゲイリー・ムーアというジャズロック出身や、
ジャズからフュージョンへと道を切り開いたジョージ・ベンソンに加え、
純粋なジャズギタリスト、ジョー・パスとハーブ・エリスのギターバトル、
早いと有名なタル・ファーロウやパット・マルティーノのLPまで集めた。

クラシック音楽のフレーズ、バッハやパガニーニのフレーズを使って、
これまでにないくらいスピードの早弾きで、圧倒的テクニックを誇る、
イングヴェイ・マルムスティーンが出てきた時も、すごく嬉しかったし、
それを真似て大量に出てきたギタリストのアルバムも、かなり買った。

イングヴェイをスウェーデンからアメリカへ呼び、デビューさせのが、
マイク・ヴァーニーという人で、シュラプネルレコーズを立ち上げると、
トニー・マカパイン、ヴィニー・ムーア、ポール・ギルバートらを発掘、
多少の違いはあるものの、ほとんどイングヴェイに近いスタイルの、
ギタリストを次々とデビューさせ、ネオ・クラシカルブームを作り出す。

早弾きギタリストのオンパレードで、自分にうってつけだったのだが、
イングヴェイと比べると、シングルコイルとハムバッキングの違いか、
シュラプネルのギタリストは、誰もが、音が歪みすぎて、すごく汚いし、
音色もエッジがきつくて、イングヴェイの太く甘い音色には及ばない。

そうやって、イングヴェイと比べられるのが、嫌だと思うのは当然で、
ほとんどのギタリストは、よりフュージョン系のインスト路線になるか、
クラシック色のないメタルや、よりポップな歌ものと変わっていったし、
日本でも有名なマーティ・フリードマンは、演歌と共演するようになる。

何でも昔が良かったとなる自分は、イングヴェイでも、最初に聴いた、
グラハム・ボネットと組んだバンド「アルカトラス」や、初ソロアルバム、
「ライジング・フォース」が一番気に入っていて、シュラプネル関連でも、
トニー、ヴィニーに、ポール加入の「レーサーX」ともファーストが良い。

特にヴィニーのファースト「マインズ・アイ」は、バンドスコアを入手して、
渋谷河合楽器のアンサンブル・コンサートで、いくつかを演奏したので、
イングヴェイよりも練習した曲で、インギーは半音下げチューニングで、
いちいち下げるのが面倒で、それもあり、ヴィニーばかりを弾いていた。

それと、イングヴェイのアドリブは、5・7・11連符という奇数の連符が、
けっこうあり、独特のタイム感覚で、弾こうとする音程を詰め込むから、
結果的に楽譜にすると、端数になるのも多いだろうが、それに比べて、
ヴィニーはフレーズも機械的、教則本のスケール練習みたいのが多い。

ジャズギター教室のテキストだった、バークリー教本に出てくるまんま、
やはり教室で特訓した、バッハの無伴奏バイオリンにも似ていたりで、
これは、習ったまんまだよと、当時だと、けっこう初見で弾けたのだが、
今スコアを出してくると、指がもつれるし、まったく楽譜に追いつけない。

高校になった時、ビートルズばかりだとギターが上手くならないと思い、
ジェフ・ベックとかを聴くようになったのと同様、近年宅録をやりながら、
ビートルズや歌ものばかりやっていたら、早弾きの方がどんどん衰え、
初見にも弱くなったり、クラシックギターのレパートリーも弾けなくなる。

今でもビートルズについては、やはり一番好きだし、全曲のコピーは、
何とか達成したいし、単に毎日のギターの練習をさぼっていただけで、
ビートルズのせいでも、歌もののせいでもなく、ギターに気合を入れて、
かなりの難曲にも、めげずに取り組もうと、新たに決意し直した次第。

ヴィニー・ムーア「N.N.Y」は、メインのリフから教則本的フレーズだが、
ハモリが5連符だったり、ドラムやベースとユニゾンの11連符まであり、
けっこうやっかいで、なめていた教則本フレーズも、かなり練習が必要、
この1週間練習したものの、まだまだ指がもつれ、ハモリもずれてます。









メロディアスでもあり早弾きもたっぷり聴かせるデパペペ「フロー」
昨年11月に手に入れたイエスのバンドスコアは、とりあえず、
ドラム入力が簡単な「ロンリー・ハート」から演奏しようと思って、
オケを作ったものの、ジョン・アンダーソンの歌はキーが高いし、
声枯れもひどかったので、あきらめて没にしたまま今日に至る。

それなのに、凝りもせず、年末年始の休みを利用して少しずつ、
複雑なビル・ブラッフォードのドラムを入力すれば、昔のイエスの、
大作も演奏できるかもしれないと、まずはあまり曲が複雑でない、
「遥かなる思い出」に取り組み、今週、何とかオケのめどが立つ。

そして、当然ながら、歌を入れようとしたら、ほとんど裏声になり、
しかも風邪気味で喉が腫れてきて、声が出にくくなっているから、
イエスの曲なんて無理な話で、さらに声枯れがますます悪化して、
得意な(?)ビートルズの曲でさえも、歌は、しばらくは無理のよう。

そんな時は、もともと下手な歌はやめて、インスト曲にすれば良いし、
ドラムやギターシンセの伴奏が間に合わなければ、ギターだけで、
ソロギターでも二重奏でもやればよいさと、いつもの安直パターン、
早めにとまではいかないが、昨日のうちに歌ものに見切りをつける。

イエスつながりで、スティーブ・ハウのソロギターの名演で有名な曲、
クラシックギターのような「ムード・フォー・ア・デイ」、ラグタイム調で、
チェット・アトキンス奏法を駆使した「ザ・クラップ」は楽譜もあるので、
ちょうど良いのだが、いかんせん、相当練習しないと、どちらも無理。

そもそもエレキの曲にしても、アコギやクラシックギターの曲にしても、
ギターをパッと手に取るなり、ササっと弾けるレパートリーは少なくて、
毎週のブログにアップするのも、かなり必死で練習しないと無理だし、
自分の実力以上の曲で、あきらめて、先延ばしにすることも多々ある。

それでも、ソロギターに比べると、ギター二重奏は、多少は楽というか、
メロディと伴奏を分担し、それぞれ弾けばよいから、そう練習しなくても、
そこそこのレベルの演奏はできるし、しかも、指弾きのクラシックでなく、
ピックで弾けるポピュラー曲とかになれば、1日練習すれば何とかなる。

先日購入し、早速利用した「魅惑のギター・デュエット」の目ぼしい曲、
同時期に購入した横尾編曲の二重奏選集、クラシックギターのデュオ、
いちむじんのスコアなどパラパラめくって、試しに弾いていってみるが、
伴奏の和音が難しかったり、曲のメロディがピンと来なかったり難しい。

トランクルームまで行って、奥の方の段ボール箱を潜り込んで探したら、
河合楽器のジャズギター教室で、テキストに利用した楽譜も見つかり、
ロス・インディオス・タバハラスの曲集や、フルートとギターの合奏集も、
あったので持ち帰り、これまたパラパラ眺めるが、好きな曲は少ない。

そんな時に重宝するのが、アコギをピックで弾いているデパペペの曲で、
先輩格の山弦も同様だが、こちらは楽譜がほとんどなくて、昔のムック、
「アコギマガジン」で特集された数曲は、とっくのとうに演奏しているから、
3冊スコアを持っているデパペペが、まだまだ困った時には頼りになる。

どれにしようかとアルバムを聴いていくと、やっぱり彼らの特徴でもある、
元気いっぱいにコードをかき鳴らし、口ずさめるようなメロディックな曲で、
それぞれのアドリブも交互に取り合う曲が気に入り、メジャーデビューの、
「レッツ・ゴー」の最後を飾る「フロー」は、早弾きも格好良く、それにする。

いつも、こんな曲ばかり、自分はブログにアップしてるので、デパペペは、
ワンパターンじゃないかと誤解が生じそうで、どことなく心苦しいのだが、
彼らのレパートリーには、しっとりした曲もヒーリング系の曲も多いですと、
申し添えておきたいし、いずれ、そうした曲も、どんどん演奏したいと思う。

「フロー」は、彼らのよく使うサンバのパターンで、バッキングを互いにやり、
マイナー9thやメジャー7thのコードで、5弦と6弦のベース音を使い分け、
そこへ、いかにもフュージョンのインストにあるそうなパターンのメロディや、
アドリブがのるので、ものすごく自分と相性が合うというか、流れが掴める。

ワンコードの繰り返しや、2つくらいのコードで、モード奏法でアドリブする、
そんな感じのフレーズが多いので、自分の指癖とも同じような展開になり、
けっこう初見でもいけるのだが、ところどころ、フレーズがひねってあったり、
シンコペーションが入るので、やっぱりプロは違うよと、必死に楽譜を追う。

デパペペは、基本はアコギの二重奏だが、バンドが加わる曲も増えてきて、
インディーズ時代と違って、レコーディングにお金をかけれるようになって、
バックを雇えるようになったのか、それでも、メジャーデビューの段階では、
何曲かにパーカッションが入るくらいで、自分たちで演奏した可能性もある。

「フロー」も、シンバルやマラカス、ティンバレスかドラムのタムが入っていて、
けっこう賑やかな伴奏で、YouTubeでは2人だけで演奏している映像もあり、
自分もギターだけで録音するが、ギター伴奏だけで、リズムをひっぱるのは、
かなり厳しくて、スコアにないが、それっぽくパーカッション類を叩いておく。

声が回復するまでは、ソロギターや二重奏をしばらく続けようかと思いつつ、
やっぱり、下手な歌でも、演奏したい歌ものがたくさんあるなと迷う自分で、
とりあえず今回は、声が出ないので、ピックで弾けて、フュージョンっぽい曲、
デパペペ「フロー」は、1日で仕上げたので、反省点は多いままのアップです。









今年最初の曲は初日の出にこじつけて「ヒヤ・カムズ・ザ・サン」
謹賀新年

あけましておめでとうざいます。
今年も、このブログをよろしくお願いいたします。


ブログは週末更新を目標にしているので、今年最初の週末は、
1月6日となってしまい、関東での松の内が明けるぎりぎりだし、
年賀状の切手代も、この週末を過ぎると10円値上がりという、
年始の挨拶としては遅いうえに、夜中近くの押せ押せの状態。

今年も、ブログの週末更新を何とか続けたいし、少しくらいは、
早めの時間に切り上げたいが、どうもお尻から逆算してしまい、
日曜に多少オケを作ると、平日はのんびりしてしまい、金曜に、
あせってギターを練習、土曜日の夜までかかり曲を仕上げる。

ブログ記事については、その週に取り組んでいる曲について、
通勤中にスマホにメモ書きして、それは半分は満員電車内で、
両手を上に出して入力するアピールで、痴漢冤罪防止が目的、
そのメモを元に、土曜の夜中近くになると、文章を整えている。

夏休みの宿題を最終日に集中したり、中間・期末テストの時は、
翌日のテストの時間割から逆算し、科目に優先順位をつけては、
一夜漬けでやっていた中学時代からの癖が、今でも変わらずに、
付け焼刃の更新ばかりになりますが、どうぞお付き合いください。

年の初めの1曲というのは、クリスマスや年末の最後の曲と同様、
だんだんネタも尽きてきて、こじつけばかりになっていて、今年は、
「初日の出とかけまして~」という程の、謎かけレベルではないが、
ビートルズ、それもジョージの名曲「ヒヤ・カムズ・ザ・サン」にする。

歌詞を見れば明らかだが、「長い冬だったが、陽が射してきた。」、
「氷も溶け始めている。」と、春の訪れを歌ったもので、これからが、
冬も本番、本格的な寒波到来、冬将軍が訪れる時期にあっては、
場違いなのも承知の上で、新春だし、初日の出だしと、こじつける。

この曲自体、実は以前に演奏していて、まだ、ビートルズも含めて、
自分の下手くそな歌はNGだと分別があった頃、クラシックギターに、
編曲されたものを弾いたり、「ひき語りビートルズ」のアコギ伴奏に、
ガットギターでメロディという二重奏をやったが、今回はフルバンド。

愛用のビートルズ全曲バンドスコアを頼りに、メインとなるアコギに、
ベース、ドラムのベーシックトラックに、本人たちのダビングと同様、
コーラスと手拍子に、追加のアコギとエレキギター、オーケストラや、
当時の最新機材、ムーグシンセサイザーによる対旋律をダビング。

ビートルズは、コンサートを中止、レコーディングバンドとなってから、
ライブを意識せず、オーケストラやホーンセクションなど活用するが、
メロトロンやシンセの最新機材の導入も積極的で、半ば遊び半分に、
スタジオにあるものはいじっては、それなりの音に作り上げてしまう。

ムーグは、ジョージが手に入れると、あれこれ試しに鳴らしたようで、
それだけをアルバムにした、前衛音楽っぽい「電子音楽の世界」を、
ソロ作として発表していて、その成果というか、「アビー・ロード」では、
かなりまともに、メロディや効果音として、ムーグを使いこなしている。

ところで、自分はずっとムーグと呼んでいたら、今ではモーグの方が、
一般的な名称で、考案者本人の名前ということもあり、正しい発音に、
改めたそうだが、人名や呼称が、いつのまにか変わることは多すぎて、
ジャン・レノは、ジョン・レノンの正しい発音だと言われても納得しそう。

そのムーグの音は、メロトロンがサンプリング音源だったのに比べると、
いかにも電子音楽、シンセといった音で、初期のゲーム音楽にも多い、
特有の音色なのだが、自分のギターシンセは、ピアノやストリングスの、
リアル音源は多いが、こうした作り物の音は少なくて似せられなかった。

リアル音源を組み合わせて、エフェクト加工して、波形をいじっていくと、
それっぽい音になるのか、ビートルズに限らず、今後予定している曲、
プログレにしても、フュージョンにしても、ムーグはよく使われてるので、
少し時間をかけて、ギターシンセの音作りにも取り組めればよいと思う。

日経「全曲バイブル」には、ムーグ以外に、ハーモニウム、リコーダーと、
使用楽器が書いてあるが、どのフレーズがムーグでなく、生楽器なのか、
オーケストラもストリングス系だけと思ったら、フルート、クラリネットまで、
総勢17名だそうで、とりあえず、スコアの4声パートはストリングス音色。

「ヒヤ・カムズ・ザ・サン」は、それまで作詞作曲するのが少ないうえに、
傾倒したインド音楽ばかりやっていたジョージが、ホワイトアルバムで、
「ホワイル・マイ・ギター~」を作って、才能の片鱗を見せたのに続いて、
一気に開花したかのように、「サムシング」と共に2大名曲を上梓した。

「ホワイル・マイ~」のリードを任せた、親友のエリック・クラプトンの家に、
遊びに行っていた時に、庭で日向ぼっこしながら、ギターを弾いていて、
「ヒヤ・カムズ~」を作ったそうで、アップルの経営という仕事に疲れはて、
やっとのんびりできたという気分だから、曲調も明るくなっている模様。

中学時代から愛用している「ひき語りビートルズ」には、ほぼ完コピで、
7フレットにカポタストを付けて、Dのコードを中心に展開するのが載り、
昔からの得意なつもりでいたが、イントロ一つとっても、実際は複雑で、
低音弦と高音弦を交互にかき鳴らすのではなく、単音や和音が混じる。

きらびやかな高音と、ずっしりとボトムを支える低音とを響かせるようで、
5・6弦はミュート気味に音をコントロールしつつ、ピックのこすれる音が、
すごくリズミカルにアクセントを添えていて、この再現はかなり難しくて、
使用するギターや録音環境もあるのだろうが、何年弾いても似てこない。

ジョージが日本公演で弾いた「恋をするなら」は、12弦ギター使用だが、
これも7フレのカポタストで、Dコード中心なので、どっちを弾いていても、
途中でわからなくなって、別の曲になったり、アクセントを間違えてしまい、
ジョージ本人の曲だからパクリも何もないが、ちょっと似すぎている気も。

エレキギターは、レスリースピーカーを通したような音で、アコギで弾く、
3拍フレーズの部分をユニゾンに弾くくらいだが、YouTubeを見ていると、
幻のギターソロという音源があって、残されたマルチトラックテープから、
ミキシングでカットされたジョージのリードギターの音が聴こえたそうだ。

ビートルズは著作権に厳しいので、すぐに音源は消されてしまうらしくて、
発見したテープを聴くジョージの息子、ダーニ・ハリスンとマーティンとの、
映像に別の音をかぶせたり、違う映像に、幻のギターソロの載せたりと、
いろいろ工夫してくれて、何とかそれでジョージのアドリブソロを聴けた。

途中の変拍子を繰り返す部分でリードギターを弾いていて、この部分が、
しつこいくらいに繰り返すのは、アドリブを想定していたからかもしれず、
結果的には、ムーグの音色を次々に変えながら、1オクターブずつ上げ、
アコギと同じフレーズを弾いたのは、シンセの方が楽しかったのだろうか。

ジョージの曲というと、ポールが張り切ってベースをやたら弾くというのが、
定番になっていて、同じLP「アビー・ロード」収録の「サムシング」なんかは、
ものすごく動き回るベースラインだが、「ヒア・カムズ~」はルート音メインで、
八分音符を刻むシンプルなベースで、変拍子部分でも、遊んだりはしない。

何でも、ベースも含めて、ポールがいろいろな編曲のアイデアを出したら、
ジョージが却下したそうで、もうポールの好きにさせないという意地に加え、
もともとが、ギターの弾き語りで成立する曲で、そうそう凝る必要はなくて、
バングラデシュでは、ジョージとピート・ハムのギター2台のみで演奏した。

途中の変拍子部分、バンドスコアでは、2/4拍子、3/8拍子が3回、5/8拍子、
4/4拍子の繰り返しで、足していくと、3小節と1拍になり、「ひき語り~」では、
2小節と5/4拍子の記譜で、フレーズをわかりやすく表示するか、リズムが、
続いていくのを重視するかの違いだろうが、どちらにしても覚えないと無理。

一番苦労したのはドラム入力で、よくリンゴは変拍子を平気で叩けると感心、
ジョンが作った「グッド・モーニング~」も、5拍子になったりシャッフルになり、
それを難なく叩くのだから、やはりリンゴはビートルズにふさわしいドラマー、
プログレやジャズの技巧派には劣るとしても、その曲も叩けそうな気がする。

この曲はジョンが交通事故で参加していないそうで、「レット・イット・ビー」でも、
ジョン抜きの曲はあるし、「ホワイトアルバム」以降に目立った1人でやったり、
一部のメンバーだけで録音するのは、ゲットバック・セッションでも元に戻せず、
最後のアルバムだと再集結し、力を出しきった「アビー・ロード」もそうだった。

今年最初の演奏となる「ヒヤ・カムズ・ザ・サン」は、得意な(?)ジョンでなく、
ハモリもポールの高音だし、ジョージも意外とハモリの高音を出せるだけに、
コーラス部分が厳しいうえに、ムーグの音色も今一歩で、イントロのアコギも、
ニュアンスが出ず、こいつぁ春から縁起が悪いわいと反省しつつアップです。







原点に戻れず、なるようになれとあきらめた「レット・イット・ビー」
年末の最後には何を演奏するか、毎年、いろいろと考えてはみるが、
新年の演奏も同様で、行事にまつわるものや季節感のあるものとは、
言いながらも、けっこうこじつけも多くて、とりあえず、ビートルズから、
何かしら、それっぽい曲をと、「レット・イット・ビー」はどうかと思いつく。

ビリー・プレストンのオルガンは、何となく教会音楽のように聴こえるし、
ポールはゴスペルを意識して、この曲を作ったなんて話もあったから、
それこそ、教会の讃美歌、クリスマスシーズンや新年のミサとかでも、
流れてきそうな曲じゃないかと、思いきりのこじつけで、この曲に決定。

愛用のバンドスコアは、何とコーラスパートが、まったく載っていなくて、
こんな時は、いつもお世話になるYouTubeのビートルズの達人による、
「ビートルズ・ヴォーカル・ハーモニー」があるさと、さっそく訪問すると、
3声のハモリを解説していて、ジョンとジョージの2声じゃないのか?

映画の「レット・イット・ビー」の演奏場面で、ジョンとジョージがハモって、
ジョンは口をとんがらせながら歌い、ジョージは音程を確かめるように、
耳をふさいだりしていて、その2人のハーモニーだとずっと信じていたら、
レコードでは、ポール、ジョージに何とリンダのハモリに差し替えたとか。

そのうえ、ベースもジョンが映画で弾いていた6弦ベースの音をカットし、
ポールがやり直しているそうで、ジョンのハモリもベースも消されていて、
それって許されることなのか、ジョージのリードギターも含むダビングは、
ジョン不在で行われたそうで、もうジョンは事実上脱退していたことに。

よくフィル・スペクターが、「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」に、
オーケストラや女声コーラスをダビングしてしまい、ダビングなしで行く、
原点に戻ろうという、、ゲットバック・セッションの意図を台無しにしたと、
非難されるが、「レット・イット・ビー」のリンダのコーラスは許されるのか。

それに、シングルのジョージ・マーティン編曲でも、ビートルズの演奏に、
ブラスセクションやチェロが追加されていて、このダビングはOKなのか、
LPバージョンとシングルバージョンの比較で、マーティンのダビングは、
ビートルズを理解しているとビートルズ本にあり、何がどう理解なのか。

中山康樹は、「これはビートルズの音楽でもサウンドでもない。いわば、
『ポールマッカートニーとその楽団』の音楽であり、サウンドだ。」とまで、
「これがビートルズだ」の中で、スペクターに編集する資格はないと怒り、
「シングル・ヴァージョンこそが、ビートルズなのだ。」と結論づけている。

里中・遠山「ビートルズを聴こう」も、「ビートルズらしさを評価する人は、
シングルを評価する」とか、「アルバムは大げさで、シングルは控えめ、
どちらがビートルズらしいかというと、もちろんシングルバージョン。」、
「スペクターよりビートルズを理解し、また愛していたマーティン」とまで。

あいにく、自分には何がビートルズらしさなのか、言われても分からず、
シングルとアルバムの違いは、ジョージのギターソロだけと思っていて、
今回聴きこんで初めて、リピートの回数が違うとか、ステレオの定位と、
オルガンやコーラス、ブラスのミキシングの音量が違うのかと気づいた。

それでも、どうマーティンのシングルバージョンがビートルズらしいのか、
映画のまんまの音源、ジョンがベースを弾き、ハモリもやっているのが、
一番ビートルズらしいんじゃないのと言いたいほどで、昔からのファンと、
公言するわりには、ビートルズについて何もわかっていなかったようだ。

今回初めて知った、リンダのハモリだが、「ヴォーカル・ハーモニー」には、
一番高い音もポールによるダビングで、リンダではないんじゃないかとか、
あれはヨーコだ、ポールがどこかで語っていたなんて、衝撃の発言もあり、
ジョンがスタジオに来ないのに、ヨーコが来て歌うなんて、ありえないはず。

藤本国彦「全213曲ガイド」には、「リンダとメリー・ホプキンが参加」とあり、
さらなる女性の名前が追加されていて、何がどう真実で誰が語ったのか、
ビートルズにまつわる謎は尽きることなく、今も自分には増えていく一方、
いろいろ調べて楽しいことなのだが、この情報化社会にあって何故だろう。

ジョージのギターソロは、どちらも映画のテイクや、その前後のテイクでなく、
あとからダビングしているそうで、アンソロジーやネイキッドでも別のソロで、
ジョージがビートルズのリードギタリストの座にふさわしく、毎回アドリブして、
特にシングルとアルバムでは音色も含めて、まったく違うソロを弾いている。

さらに、よく聴くと、別のアドリブソロが小さく聴こえてきて、ダビングする前、
テイク27のアドリブを、ボーカルかドラムのマイクが拾ったので、ギターの、
トラックを消してリードをやり直しても残ったようで、完コピの達人は、ここも、
再現してるが、耳コピの苦手な自分は、他の楽器に埋もれた音は不可能。

その分と言っては何だが、アルバム、シングル、どちらのソロも捨てがたく、
重なって聴こえないソロよりは、耳コピはできるし、昔から弾いているから、
バンドスコアに出ているアルバムバージョンのソロに、8小節分追加して、
シングルのソロも弾いて、完コピのマニアには禁じ手のソロメドレーにする。

YouTubeで、いろいろなカバーを参考に聴くと、ジャスティン・ビーバーが、
バンドをバックに弾き語りする映像があり、リードギターはサンタナという、
ものすごい演奏を見つけ、これが2011年ニューイヤーイブと書いてあり、
大晦日なのだから、自分が年末に演奏するのも、間違いではないと安心。

そうは言っても、ポールの曲は全体にキーが高く、かなりかすれてしまい、
ジョンの曲の方がましだなあ、それ以上に、ボーカルがひどすぎるなあと、
年末年始のけじめの演奏は、インストにした方が良かったかとも思ったが、
もうやり直す時間もなく、しかも、演奏の細かい修正で、かなりギリギリに。

この曲は、イントロのピアノのニュアンスが出れば、それだけで半分以上、
完成したことになると、何度もギターシンセでやり直し、わりと近づいたが、
この曲で使っているピアノは弦が余分に張ってあり、オクターブ上の音が、
反響するようで、それは無理だし、そもそもペダルを踏む再現もできない。

オルガンやブラスセクションを入れて、伴奏がほぼ完成して、ギターソロを、
重ねていると、いつも楽に弾けるソロが、けっこう厳しくて、その時になって、
テンポを早めに設定していたのに気づくが、もうドラムからやり直していると、
それこそ年が明けてしまうと、かなり根本のミスだが、そのまま録音を続ける。

原点に帰ろう、ダビングなしの一発録音を通じて、また4人で一体化しようと、
ゲット・バックセッションを始め、予定したアルバムタイトルも「ゲット・バック」、
ところが、一体化どころか、人間関係も泥沼化しかけたりで、もうこれは無理、
なすがまま、なるようになれと、アルバムも「レット・イット・ビー」へと変わった。

何だか、これも、曲のタイトルから、できすぎなような話で、映画の編集でも、
屋上の演奏の翌日にやったスタジオライブを先にして、最後の演奏のように、
ルーフトップコンサートをハイライトにもってきたから、ちょっとした口論でさえ、
解散原因に思えたりするから、この曲も、そう深く解釈する必要はないのかも。

年末の最後の演奏は、定番であるビートルズから、定番でないポールの曲、
それも、自分がちょっと避けているシングルヒット、ベスト10の上位の曲の、
「レット・イット・ビー」という、いつも訪問いただく方には意外な選曲でしょうが、
途中で引き返す、ゲットバックの機会をなくして、無理やりのアップとなります。






今年も拙ブログへご訪問いただき、ありがとうございました。
皆様のコメント、拍手、訪問履歴がかなりのモチベーションとなり、
何とか今年も、このブログを続け、曲のアップもやってこれました。
引き続き、来年もよろしくお願いいたします。

次回のブログの更新は1月6日(土)を予定しています。
みなさま、よいお年をお迎えください。


映画のスキーシーンにぴったりのユーミン「恋人がサンタクロース」
JR SKISKIのCMに、映画「私をスキーに連れてって」の映像が、
使われていて、何でもJRのスキーのキャンペーンも、映画公開も、
ともに30周年ということでのコラボだそうで、あの映画に刺激され、
スキーに夢中になってから、もうそんなにたったのかと感慨深い。

バブル期の異様なまでのスキーのブームは、この映画の影響が、
かなりあったと思うが、JRのキャンペーンとなると、スキーよりは、
シンデレラ・エクスプレスなど、遠距離恋愛のほうが浮かんできて、
何より山下達郎「クリスマス・イブ」を採用したCMがすごく印象的。

クリスマスと言えば山下達郎というほどに、イメージが定着したが、
同じクリスマスを歌ったユーミンの「恋人がサンタクロース」の方は、
自分には、「私をスキーに連れてって」のスキー場面が浮かんで、
やはり映画で流れたユーミンの「ブリザード」とセットになっている。

これは、テレビ番組の主題歌になった曲とかも同様で、タイトルや、
歌詞の内容に関係ない場面でも、ドラマ、CM、映画で使われると、
その映像の印象が強く、本人のPVがあったとしても、それ以上に、
TVからのイメージに曲そのものが、ひっぱられることがかなり多い。

夏のイメージ全開の山下達郎が、アルバム「メロディーズ」の中で、
冬が舞台の「クリスマス・イブ」を歌ったが、当時は代表曲ではなく、
年末にシングルカットしても、そう話題にならなかったという記憶で、
やはり数年後のJR東海のCMがあったから、ヒットしたのだと思う。

ユーミンの「恋人がサンタクロース」は、シングルカットもされないし、
そもそも、この曲が収録されているアルバム、「サーフ&スノー」を、
自分は聴いてなくて、同アルバムから「サーフ天国、スキー天国」も、
映画の主題歌になったので、2曲入っているから買ったという次第。

半ばつきあいで、学生の頃2回、職場で1回スキーに行っただけで、
しかも、ほとんど滑らずに、温泉に入ったり、買い物していた自分が、
88年末にテレビで見た翌日、板とウェアを買いにビクトリアへ行って、
主人公と同じものはないかと、渋谷、新宿、お茶の水などを回った。

さすがに、すぐには買わずに、スキー雑誌などで、いろいろ調べて、
主人公が着ていたのは、フェニックスのセパレートタイプのウェアで、
店頭にはパープルのものばかりだが、以前に深緑色のが発売され、
映画とは、上下の色合いが逆になるが、一番似ているものとわかる。

スキー板はロシニョールだ、ストックとゴーグルはスコットらしいとか、
ブーツはラングだが、主人公の履く黄色は、もう製造中止らしいとか、
いろいろ情報を得て、フェニックスのウエア、ロシニョールの板を買い、
ブーツは予算の関係でサロモンで妥協し、何とか用具類は揃えた。

ほとんど、スキーをやったことのない自分だが、まず格好から入って、
次は、志賀のスキー合宿に行き、週末は越後湯沢へ1人で出かけて、
映画で「恋人がサンタクロース」が流れる場面のように、アクロバットで、
格好良く滑れるようになったら、ストックで拍手してもらえると思った。

結果的には、スキー合宿でジャンプに失敗して、むちうち気味になり、
さらには、木に衝突して、危うく骨折しそうになったという満身創痍で、
それが89年の2月から3月にかけてのことで、実は4月が結婚式で、
嫁さんにストックで拍手してもらえるどころか、式が延期になるところ。

それだけ、「私をスキーに連れてって」の映画にはまっていたのだが、
3部作になるのか、「彼女が水着に着替えたら」は、アクアラングには、
手を出せないしと見たことがないままで、「波の数だけ抱きしめて」は、
テレビで見たが、FM基地局の話も当時のヒット曲もピンとこなかった。

「私をスキーに連れてって」は、フジテレビで放送した時にVHS録画し、
スキーシーズンになると何回も見返し、当時はスキーの教則ビデオも、
数本買ったが、メンタルトレーニングには、「私をスキー」が一番なので、
録画のVHSが再生しすぎで傷むと、レンタルせず市販のビデオを買う。

それでわかったのが、テレビではエンディングのスタッフロールの時に、
映画のハイライトシーンを流すのだが、劇場版では通常の黒い背景で、
先日の「アナと雪の女王」のみんなが歌うエンディングは不評だったし、
昨今の予告が被るのは論外だが、ハイライトシーンは逆に良いと思う。

今月、JRのキャンペーンもあってか、ケーブルテレビで放送したので、
永久保存版だと標準モードで録画したが、居間の大型テレビで見ると、
3倍モード並みに画質も粗くて、市販のDVDでもこの程度なのだろうか、
未公開映像や特典付きブルーレイが出ないかと、すごく期待している。

そんな自分がはまった映画「私をスキーに連れてって」だけに、この曲、
「恋人がサンタクロース」をクリスマスに演奏するのは、どうかと思うが、
この曲が流れたゲレンデ場面に続く、ロッジのシーンでは、インストだが、
「ロッジで待つクリスマス」が流れたので、設定はクリスマスの日でしょう。

この曲は数年前に、コード譜を参考に適当に伴奏を作り、メロディ部分は、
ガットギターにして、とにかく松原正樹のフレーズを弾きたくて演奏したが、
中途半端な感じで、今回、バンドスコアを手に入れたので、再挑戦となり、
またガットのメロディだと二番煎じなので、無理を承知で、自分で歌った。

バンドスコアは、シンコーから以前に、「クリスマス・プレミアム・ヒッツ」が、
ジョンやワムの曲と一緒に5曲入りで出ていたが、廃刊になっているので、
中古でも2万円近くするところ、バンドスコアを9曲、弾き語りを20曲にし、
「ギタリストのためのクリスマス」として新たに出ていたのを、最近知った。

これ自体が、3年前に出ていたので品薄状態で、再販はないだろうから、
シンコーの在庫がどれだけあるか、ただAmazonでは「在庫切れ」でなく、
「入荷未定」だったので、しつこく毎日クリックしていたら、取り寄せてくれ、
「残り1点」の表示になったので、すぐに注文して、何とか17日に届いた。

何といっても、この曲はイントロから松原正樹のリードギターが印象的で、
短い間奏、長い間奏と2回もアドリブがあるうえ、繰り返すサビ部分には、
いかにも松原正樹というフレーズのオブリカードで、時にはハモっていて、
おそらく、間奏とかもディレイやダブリングでなく、2本のユニゾンだと思う。

演奏者のクレジットは曲ごとでなく、アルバム単位なので、エレキギターは、
松原正樹に加えて今剛、椎名和夫の名前が載っているが、左右のハモも、
松原正樹のダビングだと思えて、今剛だと、もっとエッジが効いた音になり、
たぶん、リズムギターの歪んだ音も、軽めの歪みで甘い音なので松原かと。

レコーディングスタジオを押さえるのは、すごく料金がかかるので、録音を、
短時間で終わらせるため、ダビングしないよう、ギタリストを2人呼ぶなんて、
ギター雑誌か何かで昔読んだが、超一流のミュージシャンを何人も雇うのと、
1人にダビングしてもらう分の追加料金とで、どちらが安上がりで効率的か。

自己のアルバム、グループやバンドでなく、あくまでもスタジオの仕事だと、
一発録りに近く、致命的なミスがあったら、やり直すとしても、細かいのは、
1曲を通さずパンチインとかですませられるし、リードギターのダビングでも、
その十数秒だけプレイバックしすれば良いから、1人だけ呼べば良いのか。

などと考えつつ、松原正樹のフレーズを全部自分で弾くが、バンドスコアは、
リードギター、ハモリ、歪んだリフ、クリーントーンのコードのギターが4本で、
それに加えて、アコギらしきピックだけこすれる音が、かすかに鳴っていて、
アコギなら吉川忠英か安田裕美であり、さすがに松原正樹ではないと思う。

ビートルズの全曲演奏ができていないのに、ユーミンの同じ曲が2度目で、
たぶん他の曲も、より正確なスコアが入手すると、やり直したくなるだろうし、
ビートルズに取り組む前の演奏は、ギターの腕も録音技術も本当に未熟で、
今の方が、少しはましになっているので、どれも機会があればやり直したい。

ユーミンの「恋人がサンタクロース」は、自分にとってはスキーの歌になるが、
もともとは、クリスマスソングで、恋人がサンタになり、プレゼントを持ってくる、
さらには結婚して、異国(?)へとさらっていくという、クリスマスという存在が、
家族から恋人同士のイベントへ変貌するきっかになった曲とも言われている。

最初に歌詞を読んだ時は、そうか、サンタが恋人だなんてメルヘンの世界か、
連れられて帰ってこないなんて、「赤い靴」の歌や「ハメルンの笛吹き」のよう、
本当は怖いお伽話なのかと、バカみたいな解釈をしていたが、当然この曲は、
恋人同士の話で、ただ、お姉さんも主人公も雪国の人とつきあうのは何故か。

季節がらクリスマスにちなんだ曲ということで、ユーミンの曲でギターも活躍、
「恋人がサンタクロース」を演奏するも、松原正樹のギターは再現できないし、
ただでさえ下手な歌はキーが高すぎるから、開き直りメロディで4回ダビング、
コーラスも2回ずつダビングして、かなりの厚化粧にしましたが反省モノです。









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