僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ギターの名称についての考察というか、屁理屈に、
しばし、おつきあい願いたいが、いったいいつから、
ナイロン弦を張ったギターのことを、ガットギターと、
一般的にも呼ぶようになったのか、ちょっと考えた。
もちろん一般的と言っても、自分がそう思うだけで、
ギターを弾かない世間一般のお茶の間にとっては、
今に至るも、ガットギターなどの名称は使わなくて、
アコギもエレキも単なるギターですむかもしれない。
それで、自分のようなギターをかじった場合として、
ナイロン弦を張ったギターをガットギターと呼ぶが、
昔は、クラシックの曲を弾くからクラシックギターと、
音楽ジャンルも楽器本体も、そう呼んでいたと思う。
フォークギターもフォークの曲を弾くから、そう呼び、
スチール弦を張るが、エレキも同じスチール弦だし、
スチールギターと呼ぶ場合、エレキギターでもなく、
ハワイアンやカントリーのスライドギターの方を指す。
羊の腸から作られたガット弦を張っていることから、
ガットギターと呼ぶが、今日ではガットを使うことは、
ほとんどなく、ナイロン弦であり、それでも名称には、
ナイロンギターでなく、昔からのガットギターのまま。
手元の本や雑誌で探すと、74年1月の風濤社刊、
「フォークギターのすべて」では、タイトルからして、
フォークギターだし、序文に「フォークブームと共に、
クラシックギターからフォークギターが主流に~」。
この場合、楽器本体に加え音楽を指す気もするが、
楽器の説明の章では、ネックの形状比較の際に、
「一般のフォークギター」「クラシックギター」とあり、
ここでは、ギター本体をクラシックギターとしている。
用語解説ページに、「ガット弦」があり、「ガット弦、
ナイロン弦を張ったクラシックギターのことをガット
ギターとも呼ぶ」とあり、ナイロン弦が普及しても、
ガットギターの名称のまま使われていたとわかる。
76年1月刊「ギター教室ただいまレッスン」には、
「ライスカレーかカレーライスか」で禅問答よろしく、
「クラシック音楽を弾くギターなのか、古くからある
ギターなのか」と、クラシックギターの定義を問う。
そして、ギターの種類を、クラシック、フォークに、
フラメンコ、エレキ、レキント、ピックギターと挙げ、
クラシックギターでピックを使いポピュラー音楽を、
弾く人たちもいると、どんどんカオスになっていく。
同じ本には、著者が初めてギターを買った当時、
「ギターというと、スチール弦が張ってあるのが
普通で、今私たちが弾いている楽器はガット弦が
張ってあり、特にガットギターと呼んで~」とある。
これらから、フォークギター、クラシックギターと、
単純に区分していた頃でも、弦に注目した際に、
ガットギターとして、スチール弦ではないことを、
強調するため用いていたのだろうと推察できる。
クラシックギターの老舗の雑誌「現代ギター」の、
76年別冊「ギター読本」に、ガットギターという、
名称は載らず、楽器店の広告もクラシックギター、
フォークギター、フラメンコギターの種類が載る。
クラシックギターの本だから、ガット弦は当たり前、
NHKの「ギターをひこう」のテキストにいたっては、
クラシックギターという記述さえなく、「ギター」で、
ガットギターの各部名称から、曲に至るまで紹介。
73年「NHKギター教室・教則編」は序文にだけ、
「フォークギター、エレキギターを学びたい人にも、
クラシックギター奏法が基礎となる」という記述で、
楽器の区別とジャンルの区別とが混在した感じ。
かつてはフォークギター専門誌だったシンコーの、
「ヤングギター」の78年1月号は、流行し始めた、
クロスオーバーギター特集号で、リー・リトナーの、
演奏解説に、「この曲はガットギターで~」とある。
アール・クルーの紹介記事には、「ガットギターを
ピックを使って弾いている」とあり、ピックどころか、
爪も伸ばさない指頭奏法なのに、すごいミスだが、
ともかく、ガットギターの使い手であるという説明。
先の「ピックを使いポピュラー音楽を~」と同様に、
クラシックギターを使い、他のジャンルの音楽を、
演奏することが増えたことで、ガットギターという、
「クラシック」とは別である旨の名称が使われる。
さらに、ピックアップ、マイクを内蔵したモデルが、
開発された際に、エレキ・クラシックギターとせず、
エレキ・ガットギター、略称エレガットの名称となり、
ナイロン弦=ガットギターが一般になったかと思う。
この前段として、フォークギターも曲のジャンルが、
フォークソングでなく、クロスオーバーに使われて、
さらにヒーリングミュージックなどソロギターとして、
ジャンルができ、フォークの名称がそぐわなくなる。
ガットギターのようにスチールギターと名乗るには、
エレキもあれば、ハワイアンのスチールもあるから、
アコースティックギター、アコギの名称が使われて、
いち早く出たエレキタイプは、エレアコが一般的に。
エレガットが出た際、すでにフォークギタータイプに、
マイクを内蔵したエレアコの名称が使われていて、
同じ生ギター・アコギであっても、ナイロン弦の方は、
ガットギターでエレガットという差別化に至ったかと。
とまあ、延々とガットギターについて書いてみたが、
アコギを使うことさえ珍しいカシオペアの曲の中で、
ガットギターの曲を演奏するにあたっての前振りが、
どんどん収拾がつかなくなって、ここらで閑話休題。
他にも、ヤマハの75年9月「ライトミュージック」の、
増刊は「アコースティック・ギター」のタイトルだとか、
60年頃ボサノバ音楽が出た時、ジャンルとしては、
ボサノバーギターで、ギター本体をどう呼んだとか。
ジャズギターの分野でも、ローリンド・アルメイダや、
チャーリー・バードが、クラシックギター音楽も弾き、
ジャズ演奏や、ソロギターを奏でたとか、いろいろ、
書きたいことはあるが、とりあえず、またの機会に。
カシオペアは、スタジオ盤だけでも30枚以上あり、
半分も聴いていないから、自分が知らないだけで、
案外、アコギやガットの曲があるのかもしれないが、
先日図書館で借りた99年の「マテリアル」に収録。
「プロムナード」は、イントロからフラメンコのような、
ガットギターのフレーズが続き、メロディを担当して、
さらに間奏も24小節あってピアノ間奏より長いが、
作曲は、ギターの野呂でなく、キーボードの向谷。
YouTubeには、カシオペアの休止中か、脱退後か、
向谷自身のバンドで演奏する映像がいくつかあり、
ギターの矢堀紘一がエレキで弾きまくっているし、
サックスもいて、リターン・トゥ・フォーエバーのよう。
カシオペアが77年イーストウエストに出場する際、
向谷は、チック・コリアみたいな音楽をやっていると、
野呂から誘われたそうだが、入ったら全然違ったと、
回想していて、ようやく待望のサウンドになったか。
おそらく、当時この手の曲をやったら、先代ドラマー、
鈴木徹が加入したプリズムで、まんま和田アキラが
アル・ディ・メオラのように早弾きしまくっていたから、
その二番煎じになりかねず、スペイン風は禁じ手。
プリズムにしても、ディ・メオラ風の曲は多くないが、
和田の早弾きが衝撃的で、本人はディ・メオラより、
アラン・ホールズワースに影響されていたとしても、
早弾きの代名詞として、ディ・メオラに例えられた。
和田アキラが、その後、ホールズワース色を強め、
プリズムのサウンドも、トリオ演奏が主体となって、
プログレ系、変拍子となり、スペイン風が消えると、
そろそろ良いかと、カシオペアでも演奏したのでは。
ガットギターの考察以上に、自分勝手な想像だが、
カシオペアのサウンドについて、けっこう野呂には、
こだわりがあるから、「これは合わない」とばかりに、
昔なら、チック・コリア風の曲は却下されただろう。
さらに邪推すると、野呂がガットギターを使うのは、
ディ・メオラは、オベーションのエレアコを愛用し、
プリズムでもアコギの曲がいくつかあっただけに、
正統派フラメンコも意識して、ガットにしたかなと。
カシオペアでは珍しいガットギターによる演奏で、
まるでプリズムやディ・メオラのような曲調ながら、
アドリブは、野呂らしいジャズフレーズが出てくる、
「プロムナード」は、エレガットの音が今一歩です。
しばし、おつきあい願いたいが、いったいいつから、
ナイロン弦を張ったギターのことを、ガットギターと、
一般的にも呼ぶようになったのか、ちょっと考えた。
もちろん一般的と言っても、自分がそう思うだけで、
ギターを弾かない世間一般のお茶の間にとっては、
今に至るも、ガットギターなどの名称は使わなくて、
アコギもエレキも単なるギターですむかもしれない。
それで、自分のようなギターをかじった場合として、
ナイロン弦を張ったギターをガットギターと呼ぶが、
昔は、クラシックの曲を弾くからクラシックギターと、
音楽ジャンルも楽器本体も、そう呼んでいたと思う。
フォークギターもフォークの曲を弾くから、そう呼び、
スチール弦を張るが、エレキも同じスチール弦だし、
スチールギターと呼ぶ場合、エレキギターでもなく、
ハワイアンやカントリーのスライドギターの方を指す。
羊の腸から作られたガット弦を張っていることから、
ガットギターと呼ぶが、今日ではガットを使うことは、
ほとんどなく、ナイロン弦であり、それでも名称には、
ナイロンギターでなく、昔からのガットギターのまま。
手元の本や雑誌で探すと、74年1月の風濤社刊、
「フォークギターのすべて」では、タイトルからして、
フォークギターだし、序文に「フォークブームと共に、
クラシックギターからフォークギターが主流に~」。
この場合、楽器本体に加え音楽を指す気もするが、
楽器の説明の章では、ネックの形状比較の際に、
「一般のフォークギター」「クラシックギター」とあり、
ここでは、ギター本体をクラシックギターとしている。
用語解説ページに、「ガット弦」があり、「ガット弦、
ナイロン弦を張ったクラシックギターのことをガット
ギターとも呼ぶ」とあり、ナイロン弦が普及しても、
ガットギターの名称のまま使われていたとわかる。
76年1月刊「ギター教室ただいまレッスン」には、
「ライスカレーかカレーライスか」で禅問答よろしく、
「クラシック音楽を弾くギターなのか、古くからある
ギターなのか」と、クラシックギターの定義を問う。
そして、ギターの種類を、クラシック、フォークに、
フラメンコ、エレキ、レキント、ピックギターと挙げ、
クラシックギターでピックを使いポピュラー音楽を、
弾く人たちもいると、どんどんカオスになっていく。
同じ本には、著者が初めてギターを買った当時、
「ギターというと、スチール弦が張ってあるのが
普通で、今私たちが弾いている楽器はガット弦が
張ってあり、特にガットギターと呼んで~」とある。
これらから、フォークギター、クラシックギターと、
単純に区分していた頃でも、弦に注目した際に、
ガットギターとして、スチール弦ではないことを、
強調するため用いていたのだろうと推察できる。
クラシックギターの老舗の雑誌「現代ギター」の、
76年別冊「ギター読本」に、ガットギターという、
名称は載らず、楽器店の広告もクラシックギター、
フォークギター、フラメンコギターの種類が載る。
クラシックギターの本だから、ガット弦は当たり前、
NHKの「ギターをひこう」のテキストにいたっては、
クラシックギターという記述さえなく、「ギター」で、
ガットギターの各部名称から、曲に至るまで紹介。
73年「NHKギター教室・教則編」は序文にだけ、
「フォークギター、エレキギターを学びたい人にも、
クラシックギター奏法が基礎となる」という記述で、
楽器の区別とジャンルの区別とが混在した感じ。
かつてはフォークギター専門誌だったシンコーの、
「ヤングギター」の78年1月号は、流行し始めた、
クロスオーバーギター特集号で、リー・リトナーの、
演奏解説に、「この曲はガットギターで~」とある。
アール・クルーの紹介記事には、「ガットギターを
ピックを使って弾いている」とあり、ピックどころか、
爪も伸ばさない指頭奏法なのに、すごいミスだが、
ともかく、ガットギターの使い手であるという説明。
先の「ピックを使いポピュラー音楽を~」と同様に、
クラシックギターを使い、他のジャンルの音楽を、
演奏することが増えたことで、ガットギターという、
「クラシック」とは別である旨の名称が使われる。
さらに、ピックアップ、マイクを内蔵したモデルが、
開発された際に、エレキ・クラシックギターとせず、
エレキ・ガットギター、略称エレガットの名称となり、
ナイロン弦=ガットギターが一般になったかと思う。
この前段として、フォークギターも曲のジャンルが、
フォークソングでなく、クロスオーバーに使われて、
さらにヒーリングミュージックなどソロギターとして、
ジャンルができ、フォークの名称がそぐわなくなる。
ガットギターのようにスチールギターと名乗るには、
エレキもあれば、ハワイアンのスチールもあるから、
アコースティックギター、アコギの名称が使われて、
いち早く出たエレキタイプは、エレアコが一般的に。
エレガットが出た際、すでにフォークギタータイプに、
マイクを内蔵したエレアコの名称が使われていて、
同じ生ギター・アコギであっても、ナイロン弦の方は、
ガットギターでエレガットという差別化に至ったかと。
とまあ、延々とガットギターについて書いてみたが、
アコギを使うことさえ珍しいカシオペアの曲の中で、
ガットギターの曲を演奏するにあたっての前振りが、
どんどん収拾がつかなくなって、ここらで閑話休題。
他にも、ヤマハの75年9月「ライトミュージック」の、
増刊は「アコースティック・ギター」のタイトルだとか、
60年頃ボサノバ音楽が出た時、ジャンルとしては、
ボサノバーギターで、ギター本体をどう呼んだとか。
ジャズギターの分野でも、ローリンド・アルメイダや、
チャーリー・バードが、クラシックギター音楽も弾き、
ジャズ演奏や、ソロギターを奏でたとか、いろいろ、
書きたいことはあるが、とりあえず、またの機会に。
カシオペアは、スタジオ盤だけでも30枚以上あり、
半分も聴いていないから、自分が知らないだけで、
案外、アコギやガットの曲があるのかもしれないが、
先日図書館で借りた99年の「マテリアル」に収録。
「プロムナード」は、イントロからフラメンコのような、
ガットギターのフレーズが続き、メロディを担当して、
さらに間奏も24小節あってピアノ間奏より長いが、
作曲は、ギターの野呂でなく、キーボードの向谷。
YouTubeには、カシオペアの休止中か、脱退後か、
向谷自身のバンドで演奏する映像がいくつかあり、
ギターの矢堀紘一がエレキで弾きまくっているし、
サックスもいて、リターン・トゥ・フォーエバーのよう。
カシオペアが77年イーストウエストに出場する際、
向谷は、チック・コリアみたいな音楽をやっていると、
野呂から誘われたそうだが、入ったら全然違ったと、
回想していて、ようやく待望のサウンドになったか。
おそらく、当時この手の曲をやったら、先代ドラマー、
鈴木徹が加入したプリズムで、まんま和田アキラが
アル・ディ・メオラのように早弾きしまくっていたから、
その二番煎じになりかねず、スペイン風は禁じ手。
プリズムにしても、ディ・メオラ風の曲は多くないが、
和田の早弾きが衝撃的で、本人はディ・メオラより、
アラン・ホールズワースに影響されていたとしても、
早弾きの代名詞として、ディ・メオラに例えられた。
和田アキラが、その後、ホールズワース色を強め、
プリズムのサウンドも、トリオ演奏が主体となって、
プログレ系、変拍子となり、スペイン風が消えると、
そろそろ良いかと、カシオペアでも演奏したのでは。
ガットギターの考察以上に、自分勝手な想像だが、
カシオペアのサウンドについて、けっこう野呂には、
こだわりがあるから、「これは合わない」とばかりに、
昔なら、チック・コリア風の曲は却下されただろう。
さらに邪推すると、野呂がガットギターを使うのは、
ディ・メオラは、オベーションのエレアコを愛用し、
プリズムでもアコギの曲がいくつかあっただけに、
正統派フラメンコも意識して、ガットにしたかなと。
カシオペアでは珍しいガットギターによる演奏で、
まるでプリズムやディ・メオラのような曲調ながら、
アドリブは、野呂らしいジャズフレーズが出てくる、
「プロムナード」は、エレガットの音が今一歩です。
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![]() こんばんは。
連休最終日に音源アップとは!!(笑)聴きいってしまいました。 毎回同じような感想で申し訳ないのですが、本当に近くにいらしたら目の前で弾いていただきたい!! かっこいいです。こんな大変な曲をカバーしてプレイする方って珍しいのではないでしょうか?エレガットいいですね。日常的にギターに触らなくなった今では・・・って話ですが、エレガットは3万くらいのでいいから1本欲しいです。 ところで野呂さんがエレガット弾く曲で一番印象深いのは、アルバム「Full Colors」に入っている「Final Chance」という曲です。これも向谷の曲で、メインはキーボードなんですが、野呂さんの、ガットで弾く16カッティングがとにかく気持ちいいんです。その次のアルバムをレコーディングするためにオーストラリアに行った時の、メルボルンでのライヴ映像がよく上がっていますので、お暇なときに観てみてください。たしかに野呂さん、この頃まで、こうしたタイプのギターは弾いていなかったですね。 スパニッシュの話、なるほどです。 音源ありがとうございました。 ![]() こんばんわ♪
演奏 素晴らしいですね! この曲をこのレベルで打ち込みカバーされているっていうことが驚きです。 ギターもかっこよく決まっていて、聴きながら思わず体でリズムをとっていました。 今回も素晴らしいカバーを、ありがとうございます! ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> こんばんは。 連休最終日に音源アップとは!!(笑)聴きいってしまいました。 この連休でオケを作り貯めようと思いつつ、 1曲に集中して、何とか仕上げた次第です。 > 毎回同じような感想で申し訳ないのですが、本当に近くにいらしたら目の前で弾いていただきたい!! かっこいいです。こんな大変な曲をカバーしてプレイする方って珍しいのではないでしょうか?エレガットいいですね。日常的にギターに触らなくなった今では・・・って話ですが、エレガットは3万くらいのでいいから1本欲しいです。 自分のエレガットはモーリス製のソリッドタイプで、 生音が小さいので、夜に練習するにはもってこいで、 実は、この1週間程、かなりこの曲を練習しました。 > ところで野呂さんがエレガット弾く曲で一番印象深いのは、アルバム「Full Colors」に入っている「Final Chance」という曲です。これも向谷の曲で、メインはキーボードなんですが、野呂さんの、ガットで弾く16カッティングがとにかく気持ちいいんです。その次のアルバムをレコーディングするためにオーストラリアに行った時の、メルボルンでのライヴ映像がよく上がっていますので、お暇なときに観てみてください。たしかに野呂さん、この頃まで、こうしたタイプのギターは弾いていなかったですね。 そのアルバムは図書館になかったので、盲点でしたが、 早速YouTubeでメルボルンライブをチェックしまして、 サンバ風なのか、16ビートのカッティングも良いし、 高速ユニゾンの決めもあるし、アドリブも見事ですね。 エレガットというよりクラシックに近いモデルを弾く、 貴重な映像で、教えていただきありがとうございます。 > スパニッシュの話、なるほどです。 ほとんど思い込みで書いていますが・・・。 > 音源ありがとうございました。 お聴きいただき、ありがとうございました。 ギターマジシャン | URL | 2020/09/22/Tue 23:03 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> こんばんわ♪ 演奏 素晴らしいですね! この曲をこのレベルで打ち込みカバーされているっていうことが驚きです。 基本的に打ち込みはドラムだけでして、他のパートまで、 DTMで作るのは自分には無理なので、ギターシンセで、 チマチマと演奏をダビングして、何とか形にしています。 > ギターもかっこよく決まっていて、聴きながら思わず体でリズムをとっていました。 実は、そのリズムが合わなくて、何度もやり直しています。 > 今回も素晴らしいカバーを、ありがとうございます! お聴きいただき、ありがとうございました。 ギターマジシャン | URL | 2020/09/22/Tue 23:12 [編集]
![]() 素晴らしいっ!
そしてカーペンターズ、山下達郎さんから カシオペア(アコギ)・・・と ギターマジシャンさんの音楽世界の拡がりに感心してしまいます。 涼しさが舞い降りてきたような、今日の夜風にぴったり。 窓を開けて拝聴させていただきました。 ステキな演奏をありがとうございます。 いいだひろゆき | URL | 2020/09/23/Wed 20:08 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> 素晴らしいっ! そしてカーペンターズ、山下達郎さんから カシオペア(アコギ)・・・と ギターマジシャンさんの音楽世界の拡がりに感心してしまいます。 演奏するジャンルの振り幅がちょっと大きいのですが、 若い頃に、はまって聴いていた曲を追いかけています。 > 涼しさが舞い降りてきたような、今日の夜風にぴったり。 窓を開けて拝聴させていただきました。 クロスオーバーイレブンやジェットストリームのように、 フュージョンには夜風にぴったりな雰囲気がありますね。 > ステキな演奏をありがとうございます。 お聴きいただき、ありがとうございました。 ギターマジシャン | URL | 2020/09/23/Wed 22:56 [編集]
![]() 物の名称なんていい加減につけられていますよね。いや、日本の場合は考えあぐねた
結果の事だったのかしれませんね。(大昔にはエレキギターなんて無い訳だし....) 5弦楽器へ低い"E"を追加し"EADGBE"調律の6弦楽器ギターが18世紀に発明され その後スペインのアントニオトーレスが演奏しやすいフレット幅開発し現在のギターの 姿が定着したそうです。(アントニオさんは調律機も作ったそうです。凄い!!) スペインで生まれたギターは19世紀になり、マーチンの様なタイプのギターも生み ガットギターは"クラシカルなギター"→クラッシックギターとなるんですが、日本では クラッシックへの捉え方が違う様に思えますね。そこがまた日本らしくて面白いス。 ES-335は、エレクトリニック スパニッシュ ギター 335なので、スペインで生まれた アコースティクギターへのリスペクトが感じられます。ソリッドギターには"S"の略称は 使われない事からも、ギブソンの方々はしっかりと使い分けしている所がいいですね。 アコースティクギターは"クラシカルなギター"からフラメンコ、アーチドトップ、フラット トップと4種類(大別)に発展して行きますが、戦後からのギター産業がスタートした 日本ではエレキギターも同時に作られたので、プレクトラムギター(アーチドトップ)を セミアコースティックに対してフルアコと呼ぶので、もう訳が分からない状態。(笑) チェットアトキンスさんが、ディストーション,ファズ,ワウペダルの発想 開発を始めま した。"クラシカルなギター"も演奏する方が欲しい音として開発する所は興味深く 大変面白いと思ってます。 アタッチメントと呼ばれる物をエフェクターと呼ぶのも、シンセサイザー作りながら ファズを作ったりと、戦争の為か何でも開発の過程と販売が一足飛びな日本ならで はと思い、和製英語は物の本質的な部分を伝えるには邪魔な物となってしまいます よね。ほとんどは売る為に和製英語を作った?と思う物が多すぎると思います。 楽器好きな者なので、話が長くなり申し訳ありませんでした。 もちろん演奏は素晴らしいの一言しか出ません。 アタック音も音の一部というアコースティクならではの楽しみもあり、流石としか 言葉が出ません。 コタパパ | URL | 2020/09/24/Thu 12:55 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> 物の名称なんていい加減につけられていますよね。いや、日本の場合は考えあぐねた 結果の事だったのかしれませんね。(大昔にはエレキギターなんて無い訳だし....) 5弦楽器へ低い"E"を追加し"EADGBE"調律の6弦楽器ギターが18世紀に発明され その後スペインのアントニオトーレスが演奏しやすいフレット幅開発し現在のギターの 姿が定着したそうです。(アントニオさんは調律機も作ったそうです。凄い!!) 「ギターの歴史」といった特集記事には、小さかったり細かったり、 また弦の数も少ないギターの前身楽器の写真を見かけたりしますが、 トーレスがフレットも含めて現在のギターの基礎を作ったのですね。 > スペインで生まれたギターは19世紀になり、マーチンの様なタイプのギターも生み ガットギターは"クラシカルなギター"→クラッシックギターとなるんですが、日本では クラッシックへの捉え方が違う様に思えますね。そこがまた日本らしくて面白いス。 音楽のジャンルとしても、クラシックの定義が日本は微妙ですよね。 > ES-335は、エレクトリニック スパニッシュ ギター 335なので、スペインで生まれた アコースティクギターへのリスペクトが感じられます。ソリッドギターには"S"の略称は 使われない事からも、ギブソンの方々はしっかりと使い分けしている所がいいですね。 リトナーやカールトンも使っている335ですが、ESの記号のSが、 まさかスパニッシュだったなんて知らなくて、ちょっとびっくりです。 > アコースティクギターは"クラシカルなギター"からフラメンコ、アーチドトップ、フラット トップと4種類(大別)に発展して行きますが、戦後からのギター産業がスタートした 日本ではエレキギターも同時に作られたので、プレクトラムギター(アーチドトップ)を セミアコースティックに対してフルアコと呼ぶので、もう訳が分からない状態。(笑) 考えてみれば、エレキなのにフルアコというのも変な話で、 「全部がアコースティック」なら、普通の生ギターですし、 セミアコに対してフルボディだなんて、逆説めいてきます。 > チェットアトキンスさんが、ディストーション,ファズ,ワウペダルの発想 開発を始めま した。"クラシカルなギター"も演奏する方が欲しい音として開発する所は興味深く 大変面白いと思ってます。 チェットは、それこそガットギター、アコギでも名演があって、 さらにエレキで歪ませたり、とにかく何でもすごい人ですよね。 > アタッチメントと呼ばれる物をエフェクターと呼ぶのも、シンセサイザー作りながら ファズを作ったりと、戦争の為か何でも開発の過程と販売が一足飛びな日本ならで はと思い、和製英語は物の本質的な部分を伝えるには邪魔な物となってしまいます よね。ほとんどは売る為に和製英語を作った?と思う物が多すぎると思います。 エフェクターは和製英語なのですね、これまたびっくりです。 > 楽器好きな者なので、話が長くなり申し訳ありませんでした。 もちろん演奏は素晴らしいの一言しか出ません。 アタック音も音の一部というアコースティクならではの楽しみもあり、流石としか 言葉が出ません。 こういうお話は自分も好きなので、楽しく拝見しました。 お聴きいただき、ありがとうございました。 ギターマジシャン | URL | 2020/09/24/Thu 18:44 [編集]
![]() フージョン系のガット・ギターだとアール・クルーとリー・リトナーが好きですね。そういえばこのカシオペアの曲はリー・リトナーっぽい感じもします。ピック弾きのガット・ギターが爽やかでした。
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> フージョン系のガット・ギターだとアール・クルーとリー・リトナーが好きですね。そういえばこのカシオペアの曲はリー・リトナーっぽい感じもします。ピック弾きのガット・ギターが爽やかでした。 アール・クルーのガット・ギターは、クロスオーバー音楽が、 テクニック重視になるなか、後の癒し系やスムースジャズを、 牽引したと言えるほどに、エポックメイキングな感じでした。 リー・リトナーも、セカンドで披露したガットギターの曲を、 インリオでさらに発展させて、ブームを起こした気がします。 おっしゃるとおり、リトナーもこんな感じで弾いてましたね。 お聴きいただき、ありがとうございました。 ギターマジシャン | URL | 2020/09/30/Wed 21:01 [編集]
![]() 鍵コメの方へ
ハーモニカを練習されていたとのことですが、 自分は吸ったり吹いたりするのが大変なので、 オカリナの方が楽かと買ったことがあります。 これはこれで難しく何事も練習が必要でした。 ギターマジシャン | URL | 2020/12/05/Sat 13:01 [編集]
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