僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
カシオペアの曲は、スクエアの大半の曲をリーダーで、
ギタリストの安藤まさひろが作っているのと同じように、
こちらもリーダーでギタリストの野呂一生が作っていて、
特にデビューアルバムは、全曲が野呂の作品になる。
セカンドでは、ベースの桜井が1曲、ライブ盤をはさみ、
4枚目「メイク・アップ・シティ」で、やっとキーボードの、
向谷も1曲作るが、ライブ盤から新加入したドラマーの、
神保も、早速、曲を提供し、全メンバーが作曲を担当。
ドラムが作曲というのは、どうも自分にはビートルズが、
基準になってしまい、リンゴがホワイトアルバムになり、
やっと1曲を披露し、もう1曲も最後のレコーディングの、
「アビー・ロード」だから、ほとんど作曲しないイメージ。
神保が何かのインタビューで、カシオペアを振り返って、
野呂から作曲を薦められたのが、自分にとって大きくて、
その後の転機になったみたいに話していて、その点で、
プリズムやスクエアとは、大きく違うんだなあと感じた。
全曲の作曲者を調べたわけではないが、プリズムでは、
鈴木徹、青山純の作った曲はあったのか、木村万作は、
35年も在籍しているから作ってはいるが、スクエアは、
メンバーチェンジが激しいうえ、則竹くらいじゃないか。
「パーフェクトライブⅡ」で、バスドラムから始まる曲の、
「ストリート・パフォーマー」は、全員の共作というのか、
ドラムパターンにベースラインを載せ、ギターがリズム、
そしてピアノという具合のセッション曲かと思っていた。
ところが、今回演奏するに際し、バンドスコアを見ると、
神保の単独曲とわかり、「ハレ」収録スタジオテイクは、
ドラムイントロはなくて、ライブ用にアレンジしたようで、
自分はこっちを聴き込んでいるから、勘違いしていた。
テクノの打ち込みのようなバスドラムの連打で始まり、
ロックならばツーバスでやるところ、フュージョンでは、
ツインペダルで連打するのだが、この神保の演奏は、
かなり早い段階で取り入れて、自分のものにしている。
ロックのツーバスは、ジンジャー・ベイカーもやったと、
Wikiにあるが、一般に広まったのは、レインボーの、
「キル・ザ・キング」で、コージー・パウエルが叩いて、
しばらくの間、そのパターンを皆が真似たように思う。
バスドラムを2台使うのは、見た目は派手で良いが、
アマチュアには厳しいし、ジャズやフュージョンでも、
使えるように配慮したのか、ツインペダルが開発され、
渋谷河合楽器の発表会でも、持参する強者もいた。
「ストリート・パフォーマー」のスタジオ録音が85年で、
同じ年のプリズムのライブ盤に収録の「カーマ」では、
木村が派手なツインペダルの連打を見事に披露して、
青山が80年に叩いた原曲は、シングルペダルだろう。
フュージョンのドラムで、新しいテクニックを取り入れ、
派手に登場したデイブ・ウェックルも、ツインペダルを、
使ったかもしれないが、チック・コリア・エレクトリック・
バンドの1枚目は86年で神保や木村が先駆けかと。
それで、バスドラムの打ち込みが、やたら面倒なので、
この曲は敬遠してきたが、カシオペアに盛り上がって、
地道にドラム入力を始めるも、実際に録音を始めると、
キーボードのバッキングが難しく、更新が延期となる。
ギターやベースと同じような、裏ノリのバッキングだが、
メロディの伴奏は3和音で動くので、ギターシンセでは、
コードチェンジについていけず、単音で3回重ねていき、
何とかするが、ノリがばらけてしまい、何度もやり直す。
サビの伴奏は、付点16分音符だらけで、裏でくったり、
伸ばす部分もあり、そのリズムパターンが覚えらずに、
帰宅してから、生音のエレキで少し弾いては挫折して、
なかなか、MTRにつなぎ録音する気持ちになれない。
数曲のオケが完成している歌ものでも録音しようかと、
スマホで原曲を流し、口ずさんでみるものの、やはり、
高音が全然出なくて、こちらも没、そのまま寝転がり、
演奏したい曲をあれこれ聴きながら、寝てしまう日々。
あとはピアノ伴奏だけなので、3週は空けたくないと、
今週は土曜出勤だったが、帰宅してから練習を開始、
日曜は6時前に起床して、午前中には何とか伴奏を、
完成させ、後半リードギターのアドリブに取りかかる。
カシオペアの全盛期と呼んでよい時期のライブから、
神保自ら作曲し、ツインペダルのドラムが派手な曲、
「ストリート・パフォーマー」は、裏ノリがかなり難しく、
演奏がバラバラですが、ここまでが自分の限界です。
ギタリストの安藤まさひろが作っているのと同じように、
こちらもリーダーでギタリストの野呂一生が作っていて、
特にデビューアルバムは、全曲が野呂の作品になる。
セカンドでは、ベースの桜井が1曲、ライブ盤をはさみ、
4枚目「メイク・アップ・シティ」で、やっとキーボードの、
向谷も1曲作るが、ライブ盤から新加入したドラマーの、
神保も、早速、曲を提供し、全メンバーが作曲を担当。
ドラムが作曲というのは、どうも自分にはビートルズが、
基準になってしまい、リンゴがホワイトアルバムになり、
やっと1曲を披露し、もう1曲も最後のレコーディングの、
「アビー・ロード」だから、ほとんど作曲しないイメージ。
神保が何かのインタビューで、カシオペアを振り返って、
野呂から作曲を薦められたのが、自分にとって大きくて、
その後の転機になったみたいに話していて、その点で、
プリズムやスクエアとは、大きく違うんだなあと感じた。
全曲の作曲者を調べたわけではないが、プリズムでは、
鈴木徹、青山純の作った曲はあったのか、木村万作は、
35年も在籍しているから作ってはいるが、スクエアは、
メンバーチェンジが激しいうえ、則竹くらいじゃないか。
「パーフェクトライブⅡ」で、バスドラムから始まる曲の、
「ストリート・パフォーマー」は、全員の共作というのか、
ドラムパターンにベースラインを載せ、ギターがリズム、
そしてピアノという具合のセッション曲かと思っていた。
ところが、今回演奏するに際し、バンドスコアを見ると、
神保の単独曲とわかり、「ハレ」収録スタジオテイクは、
ドラムイントロはなくて、ライブ用にアレンジしたようで、
自分はこっちを聴き込んでいるから、勘違いしていた。
テクノの打ち込みのようなバスドラムの連打で始まり、
ロックならばツーバスでやるところ、フュージョンでは、
ツインペダルで連打するのだが、この神保の演奏は、
かなり早い段階で取り入れて、自分のものにしている。
ロックのツーバスは、ジンジャー・ベイカーもやったと、
Wikiにあるが、一般に広まったのは、レインボーの、
「キル・ザ・キング」で、コージー・パウエルが叩いて、
しばらくの間、そのパターンを皆が真似たように思う。
バスドラムを2台使うのは、見た目は派手で良いが、
アマチュアには厳しいし、ジャズやフュージョンでも、
使えるように配慮したのか、ツインペダルが開発され、
渋谷河合楽器の発表会でも、持参する強者もいた。
「ストリート・パフォーマー」のスタジオ録音が85年で、
同じ年のプリズムのライブ盤に収録の「カーマ」では、
木村が派手なツインペダルの連打を見事に披露して、
青山が80年に叩いた原曲は、シングルペダルだろう。
フュージョンのドラムで、新しいテクニックを取り入れ、
派手に登場したデイブ・ウェックルも、ツインペダルを、
使ったかもしれないが、チック・コリア・エレクトリック・
バンドの1枚目は86年で神保や木村が先駆けかと。
それで、バスドラムの打ち込みが、やたら面倒なので、
この曲は敬遠してきたが、カシオペアに盛り上がって、
地道にドラム入力を始めるも、実際に録音を始めると、
キーボードのバッキングが難しく、更新が延期となる。
ギターやベースと同じような、裏ノリのバッキングだが、
メロディの伴奏は3和音で動くので、ギターシンセでは、
コードチェンジについていけず、単音で3回重ねていき、
何とかするが、ノリがばらけてしまい、何度もやり直す。
サビの伴奏は、付点16分音符だらけで、裏でくったり、
伸ばす部分もあり、そのリズムパターンが覚えらずに、
帰宅してから、生音のエレキで少し弾いては挫折して、
なかなか、MTRにつなぎ録音する気持ちになれない。
数曲のオケが完成している歌ものでも録音しようかと、
スマホで原曲を流し、口ずさんでみるものの、やはり、
高音が全然出なくて、こちらも没、そのまま寝転がり、
演奏したい曲をあれこれ聴きながら、寝てしまう日々。
あとはピアノ伴奏だけなので、3週は空けたくないと、
今週は土曜出勤だったが、帰宅してから練習を開始、
日曜は6時前に起床して、午前中には何とか伴奏を、
完成させ、後半リードギターのアドリブに取りかかる。
カシオペアの全盛期と呼んでよい時期のライブから、
神保自ら作曲し、ツインペダルのドラムが派手な曲、
「ストリート・パフォーマー」は、裏ノリがかなり難しく、
演奏がバラバラですが、ここまでが自分の限界です。
スポンサーサイト


![]() |
|
![]() おはようございます♪
カシオペア "ストリート・パフォーマー" この難易度の高い楽曲を打ち込みされるギターマジシャンさんの心意気も凄いですが、拝聴させて頂いた曲の完成度の高さに、拍手喝采です。 素晴らしいです! ドラムのリズムパターンを体でマスターし、それにキーボードやギターのリフを乗っけていくわけですから 仕上がるまでのプロセスも相当の時間がかかり 何度も壁に突き当たっての繰り返しだったのではと想像します。 大変クオリティの高い楽曲に仕上がってて、感動しながら拝聴させて頂きました。 ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> おはようございます♪ カシオペア "ストリート・パフォーマー" この難易度の高い楽曲を打ち込みされるギターマジシャンさんの心意気も凄いですが、拝聴させて頂いた曲の完成度の高さに、拍手喝采です。 ドラムの打ち込みに苦労しましたが、結果的には、 当たり前のことながら、ドラムが一番まともです。 > 素晴らしいです! ドラムのリズムパターンを体でマスターし、それにキーボードやギターのリフを乗っけていくわけですから 仕上がるまでのプロセスも相当の時間がかかり 何度も壁に突き当たっての繰り返しだったのではと想像します。 なかなかキーボードのバッキングが覚えられなくて、 相性が悪いのか、いろいろなことが衰えてきたのか、 それでも、何とか形にはできたので、良かったです。 > 大変クオリティの高い楽曲に仕上がってて、感動しながら拝聴させて頂きました。 かなりミスも多いので、これからもがんばります。 お聴きいただき、ありがとうございました。 ギターマジシャン | URL | 2020/06/22/Mon 18:32 [編集]
![]() こんばんは。聴かせていただきました。
これも大好きな曲なんです(笑)ありがとうございます。 この曲、作曲者の神保氏のプレイばかり話題になりますが、野呂さんのソロがいいですよね。弾こうと思えばいくらでも弾きまくれるこの頃の野呂さんが、のんびりいいメロディを弾いている名ソロだと思います。またまた完コピですね !!サウンドもプレイも最高です。この曲実は演ったことがあるんですが、リズム感よりタイム感が難しいですよね。かっこよかったです。さすがです。 この曲は運よく生で観ることができましたが、CASIOPEAのライヴでは、あのバスドラの一発目が鳴っただけで、お客さんが歓声あげる人気曲です。 バンドでメンバーの作曲バランスは、時としてもめ事にも結び付きますが、自分はCASIOPEAの場合、我が強いと言われる野呂さんが、精いっぱい気を使って、時には手伝ってあげてもそのメンバーだけをクレジットしている、いい雰囲気のバンドだったと思っています。 神保氏の曲で、この曲ももちろん大好きなのですが、実は一番好きな曲が「IN THE POCKET」という曲です。そのマイナーな曲を一人オーケストラの時に演ってくれて、ライヴ後お話しした時に「IN THE POCKET」もう一生聴けないと思っていました。神保さんの曲で一番好きです」と言ったら「今日のお客さんが、あの曲どれだけ知ってましたかね?そんなこと言われたのは初めてです」と笑われました。その時も、やはり人とずれているなと自覚しました(笑) ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> こんばんは。聴かせていただきました。 これも大好きな曲なんです(笑)ありがとうございます。 スクエアと同様、カシオペアも良い曲が多いですよね。 > この曲、作曲者の神保氏のプレイばかり話題になりますが、野呂さんのソロがいいですよね。弾こうと思えばいくらでも弾きまくれるこの頃の野呂さんが、のんびりいいメロディを弾いている名ソロだと思います。またまた完コピですね !!サウンドもプレイも最高です。この曲実は演ったことがあるんですが、リズム感よりタイム感が難しいですよね。かっこよかったです。さすがです。 おっしゃるように、野呂のアドリブは、時に歌うように、 ゆったりしたプレイで、その緩急がプロなのでしょうね。 > この曲は運よく生で観ることができましたが、CASIOPEAのライヴでは、あのバスドラの一発目が鳴っただけで、お客さんが歓声あげる人気曲です。 ドッドドドとバスドラが来たら、すぐわかりますよね。 > バンドでメンバーの作曲バランスは、時としてもめ事にも結び付きますが、自分はCASIOPEAの場合、我が強いと言われる野呂さんが、精いっぱい気を使って、時には手伝ってあげてもそのメンバーだけをクレジットしている、いい雰囲気のバンドだったと思っています。 神保が見よう見まねで初めて曲を作って際に、 かなり手直しが入ったみたいに言ってました。 > 神保氏の曲で、この曲ももちろん大好きなのですが、実は一番好きな曲が「IN THE POCKET」という曲です。そのマイナーな曲を一人オーケストラの時に演ってくれて、ライヴ後お話しした時に「IN THE POCKET」もう一生聴けないと思っていました。神保さんの曲で一番好きです」と言ったら「今日のお客さんが、あの曲どれだけ知ってましたかね?そんなこと言われたのは初めてです」と笑われました。その時も、やはり人とずれているなと自覚しました(笑) 「ジャイブジャイブ」収録曲で、実は自分はこのアルバムは、 スルーしていて、この前後とかエアポケットになっています。 世間の評価は不明ですが、その中で神保が作曲したとなると、 やはりマイナーな気がしますが、それをライブで聴いたうえ、 ご本人に話をぶつけるなんて、すごく素晴らしい経験ですね。 お聴きいただき、ありがとうございました。 ギターマジシャン | URL | 2020/06/22/Mon 21:59 [編集]
![]() 流石です!本家の演奏を知らない私には、「これ新曲」と言われれば
そのまま信じてしまうクオリティだと思います。 エンディングも面白いですね。"ライブ用にアレンジ"との事なので この次の演奏に期待せずにいられない!そんな気分させるアレンジですね。 80〜90年代、フュージョンを、もっと聴いておけばよかったと思うこの頃です。 コタパパ | URL | 2020/06/24/Wed 08:51 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> 流石です!本家の演奏を知らない私には、「これ新曲」と言われれば そのまま信じてしまうクオリティだと思います。 ミスも多いのですが、バンドスコアがきちんと採譜してあり、 それを頼りに演奏すると、そこそこのクオリティになります。 > エンディングも面白いですね。"ライブ用にアレンジ"との事なので この次の演奏に期待せずにいられない!そんな気分させるアレンジですね。 メインのリフが、だんだんブレイクしていって、 パタッと終わるのが、ライブ用な感じですよね。 > 80〜90年代、フュージョンを、もっと聴いておけばよかったと思うこの頃です。 コタパパさんは、ブルースやワールドミュージックの、 すごいマニアックなところを数多く聴かれているので、 フュージョンに手を出されると収拾がつかないのでは。 お聴きいただき、ありがとうございました。 ギターマジシャン | URL | 2020/06/24/Wed 18:44 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> カッコイイ! 伸びやかなソロもいいですがバックのギターのノリが最高です。 カシオペアに限らず、スクエアやニューミュージックなどでも、 バックのギターが格好良く、伴奏していて楽しい曲が多いです。 お聴きいただき、ありがとうございました。 ギターマジシャン | URL | 2020/06/26/Fri 19:37 [編集]
![]() いろんな曲を精力的に次々録音されていて感心します。
ツインペダルというものはよく知らなかったのですが、YouTubeで見て仕組みが分かりました。自分でやるということはないと思いますが。 でもアクセルとブレーキを交互に踏みながら運転するみたいでちょっと違和感がありますね。 ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> いろんな曲を精力的に次々録音されていて感心します。 歌もの、インストと、やりたい曲がとにかく多くて、 その中から弾けそうな曲を選んで、録音しています。 > ツインペダルというものはよく知らなかったのですが、YouTubeで見て仕組みが分かりました。自分でやるということはないと思いますが。 でもアクセルとブレーキを交互に踏みながら運転するみたいでちょっと違和感がありますね。 この曲のカシオペアのライブ映像では、ペダルの部分を、 アップにしたものがあり、左足はハイハットのペダルと、 バスドラのペダルを巧みに踏みかえていて、その様子は、 本当にアクセルとブレーキを交互に踏んでいるようです。 お聴きいただき、ありがとうございます。 ギターマジシャン | URL | 2020/06/29/Mon 19:35 [編集]
|

| ホーム |