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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
映画主題歌から復興の歌へと変貌した山下達郎「希望という名の光」
新型コロナによる自粛の閉塞感、感染が広がる恐怖、
まだ自分の身近な犠牲者はいないが、昔からTVで、
親しんできた人たちのあまりに突然の訃報に接して、
やるせないし、最先端医療も無意味なのかと呆然と。

そんな気持ちを吹き飛ばすまでいかずとも、多少は、
忘れさせてくれたり、勇気までも与えてくれる存在が、
自分にとっては音楽であり、レディー・ガガが主催の、
チャリティー・コンサートは、当日を楽しみに待った。

ポール・マッカートニーは、密になるからバンドでなく、
自宅から電子ピアノの弾き語りで「レディ・マドンナ」、
レコードやライブとは違う、ちょっとゴスペル風味で、
少し老けたなと思いつつ、その健在ぶりに安堵した。

他にも、スティービー・ワンダーや、エルトン・ジョン、
ローリング・ストーンズと、近年の洋楽にとんと疎い、
自分でもすごく楽しめたし、何よりも音楽の持つ力を、
あらためて実感して、すごく勇気をもらえた気がする。

東日本大震災の時に、東京は洪水こそなかったが、
経験したことのないくらいの、かなりの揺れだったし、
それが、弱まることなく繰り返して、当日はもとより、
しばらくは余震が続き、不安で眠れぬ夜を過ごした。

たまたま、つけたラジオでは音楽を流し続けてくれ、
懐かしい曲に癒されたり、力強い曲に勇気をもらい、
それは、単に歌詞に励まされるということではなく、
洋楽でもインストでも、同じようにすごく心にしみた。

それは、自分が音楽を一番の趣味にしているから、
特に感じたのかもしれず、ある人には小説の一節、
また別の人には映画のワンシーンで、癒されたり、
勇気づけられたりと、それぞれに感じるところだろう。

単に復興の歌と括ってしまうのは良くないだろうが、
山下達郎「希望という名の光」は、岡村隆史主演の、
映画音楽として2010年に出たが、翌年の震災時、
その歌詞からか、ラジオのオンエアが続いたという。

山下達郎本人も、「聴き手の皆さんが、この歌に、
新しい意味付けを加えて下さった。一度世に出れば、
それはもう自分だけのものでなく、聴き手の皆さんの、
ものでもある。」と、解釈が変わることを認めている。

それは、小説や映画にしても同様で、受け手により、
良い意味で解釈が変わったり、その当時の情景や、
心情と結びついたりして、作り手を離れていくわけで、
自分は、この歌はカロリーメイトのCMの印象が強い。

大学受験を登山になぞらえ、山道を登って行く姿と、
勉強する姿とを対比させながら、挫折しかけては、
あきらめずに頂を目指し、山頂からの景色を眺め、
涙ぐむラストと、合格発表を見る姿がシンクロする。

それぞれの場面と歌詞とが、すごくマッチしていて、
今でもYouTubeで見ては、感動しまくっているが、
その関連映像には、熊本地震が発生した直後に、
達朗がライブでコメントしている音声が残っている。

「この国に生きてる以上、地震を始めとする災害は
不可避であります。 何度そういうことが起こっても、
皆で力を合わせて、何度でも起き上がって、それに
向かって復興の努力を続けていくしかありません。」

「政治だとか思想だとか、そういうものを乗り越えて、
人と人同士が助け合ってこの先も生きていければと、
そう思っております。」といった内容を語ってくれたが、
今回のコロナでも、同様のことをラジオで語っている。

何だか自分にとっても、この「希望という名の光」が、
すごく身近な曲に感じるようになり、そうなってくると、
何度も繰り返し聴くというよりも、演奏してみたいと、
自分の歌唱力も顧みず、取り組んでしまう悪い癖。

バンドスコアは古いのもあるが、ドレミ出版から出た、
オフィシャル版が、エレピとピアノがページを分けて、
それぞれ右手・左手の2段譜で、ストリングスなどは、
バイオリン×2、ヴィオラ、チェロと細かく載っている。

サビのコーラスも、歌詞を歌う3声にバックの3声と、
細かくて、24トラックでは不足するので、バックは、
省略したが、本物はその3声も、何度も音を重ねて、
合唱団並みの響きにしていて、とても真似できない。

アコギも載っているが、かなり耳をこらして聴いても、
コードストロークの音がするような、しないようなで、
ただオフィシャルなので、譜面のまま弾くことにして、
エレキのカッティングも、ずっと弾くようなので従った。

コロナに負けないで、と自分自身を鼓舞する意味で、
山下達郎「希望という名の光」を演奏・歌いましたが、
いつも以上に、歌は音程さえ不安定で、ひどいので、
少しは聴かせどころをと、ギターソロを追加しました。



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おはようございます♪

いまだ収束の兆しの見えないコロナウイルスの拡散 暗いトンネルの中でまだ出口の光が見えない中を彷徨って歩いているような そんな感覚です。そんな今、とりわけ音楽のパワーの凄さを身に滲みて感じます。

震災のときもそうでしたが、世界中から励ましのメッセージや音楽を届けてくれたアーティストたち その歌や曲とその中に込められた思いを受け止めて熱い思いを持って聴いたものです。 たとえ歌詞の内容がわからなくても、音楽は国境を超えて聴く人々のハートを揺さぶるパワーがありますね。

今回の、達郎の「希望という名の光」 
今のこの状況からいつかきっと立ち直って日常を取り戻せるときが来るから希望を持って歩んで行こう そんな思いをギターマジシャンさんの歌と演奏から感じながら拝聴させて頂きました。
ギターソロも素晴らしかったです。 ありがとうございました。





ももPAPA | URL | 2020/04/30/Thu 05:34 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> おはようございます♪
いまだ収束の兆しの見えないコロナウイルスの拡散 暗いトンネルの中でまだ出口の光が見えない中を彷徨って歩いているような そんな感覚です。そんな今、とりわけ音楽のパワーの凄さを身に滲みて感じます。


本当に、出口の見えないトンネルを彷徨う感覚ですが、
音楽の持つ力を信じて、何とかやっていける感じです。



> 震災のときもそうでしたが、世界中から励ましのメッセージや音楽を届けてくれたアーティストたち その歌や曲とその中に込められた思いを受け止めて熱い思いを持って聴いたものです。 たとえ歌詞の内容がわからなくても、音楽は国境を超えて聴く人々のハートを揺さぶるパワーがありますね。


おっしゃるように、世界中からのメッセージ、音楽は、
国境を越えて、こちらに伝わってくるものがあります。


> 今回の、達郎の「希望という名の光」 
今のこの状況からいつかきっと立ち直って日常を取り戻せるときが来るから希望を持って歩んで行こう そんな思いをギターマジシャンさんの歌と演奏から感じながら拝聴させて頂きました。
ギターソロも素晴らしかったです。 ありがとうございました。


本物には足元にも及ばないお恥ずかしい演奏ですが、
今しかやる機会がないかと、ちょっと無理しました。

お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2020/04/30/Thu 07:22 [編集]
きた~!!
こんばんは。

大好きな曲をありがとうございます。
ベタですが素晴らしい曲ですよね。原曲が楽器的にはそれほど面白くはないところを、最後かっこいいギターソロで終わる・・・すごいです。
歌もいいですよ~自分もシングルCDに付いていたカラオケでよく歌います(笑)
原曲は服部克久氏のストリングスアレンジで、自分大好きなのですが、ライヴではそのアレンジの再現をしてくれず、少し不満です。
ところで、達郎氏が大好きなシタール。あの音色は何をかけて弾かれたのですか?いい感じで感動しました。

余談ですが、先日のサンソンで、以前達郎氏が自宅でキーボードのみの弾き語りしたこの曲が流れましたが、聴かれました?キーボードと歌のみでしたが、泣きそうでした。
SMO | URL | 2020/04/30/Thu 22:29 [編集]
Re: きた~!!
いつも、コメントありがとうございます。


> こんばんは。
大好きな曲をありがとうございます。
ベタですが素晴らしい曲ですよね。原曲が楽器的にはそれほど面白くはないところを、最後かっこいいギターソロで終わる・・・すごいです。


ヘイ・ジュードの大合唱のように延々と繰り返すので、
これはギターソロでしょうと、勝手につけ加えました。


> 歌もいいですよ~自分もシングルCDに付いていたカラオケでよく歌います(笑)
原曲は服部克久氏のストリングスアレンジで、自分大好きなのですが、ライヴではそのアレンジの再現をしてくれず、少し不満です。


ライブでは、イントロのシンセもオルガンにして、
リズム&ブルースを意識したのような編曲ですね。


> ところで、達郎氏が大好きなシタール。あの音色は何をかけて弾かれたのですか?いい感じで感動しました。


ギターシンセのエレキシタールという、まんまでして、
達朗の曲にはシタールやチェレスタが特徴的ですよね。


> 余談ですが、先日のサンソンで、以前達郎氏が自宅でキーボードのみの弾き語りしたこの曲が流れましたが、聴かれました?キーボードと歌のみでしたが、泣きそうでした。


YouTubeにある3年前のソングブックのピアノ弾き語り、
スタンド・アローン・バージョンと今回も同じだったか、
どちらにしても、本人の弾き語りは説得力がありすぎで、
本当に心にせまってきて、泣きそうになってしまいます。

お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2020/04/30/Thu 23:00 [編集]
ドーネーション
レディー・ガガ主催のチャリティー・コンサート、
One World: Together at Home という名称なのでしょうか。
YouTubeでも、もう200万回再生を突破しそうな勢いですね。
チャリティーコンサートと言えば、ライブエイドもそうでしたし、あのウッドストックあたりが元祖でしょうか。
ドーネーション(寄贈)の精神は、やはりキリスト教文化圏では、ある種自然な行為なのかな、と考えてしまいます。

山下達郎の曲は、コーラスの再現が山場ですよね。
(私は歌わないので悩むことが無いのですが。)
達郎の分厚いコーラスと弦楽器アレンジにチャレンジしたのは、拍手ものだと思います。
AKISSH | URL | 2020/05/01/Fri 17:41 [編集]
Re: ドーネーション
いつも、コメントありがとうございます。


> レディー・ガガ主催のチャリティー・コンサート、
One World: Together at Home という名称なのでしょうか。
YouTubeでも、もう200万回再生を突破しそうな勢いですね。
チャリティーコンサートと言えば、ライブエイドもそうでしたし、あのウッドストックあたりが元祖でしょうか。
ドーネーション(寄贈)の精神は、やはりキリスト教文化圏では、ある種自然な行為なのかな、と考えてしまいます。


チャリティコンサートは、リアルタイムで予告を見た、
ジョージのバングラデシュコンサートが浮かびますし、
チャリティやボランティアというものが自然な行為で、
日本のように妙に構えてしまったりしないのでしょうね。



> 山下達郎の曲は、コーラスの再現が山場ですよね。
(私は歌わないので悩むことが無いのですが。)
達郎の分厚いコーラスと弦楽器アレンジにチャレンジしたのは、拍手ものだと思います。


本物は、いったいどれだけ重ねているのかと、
アカペラの曲でなくても、すごい作業ですね。

お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2020/05/01/Fri 18:43 [編集]
素晴らしい!
こんばんは♪

すごく素敵な曲ですね。
お恥ずかしい限りですが、達郎さんのこの曲は初めてギターマジシャンさまの演奏で知りました。達郎さんが発信されているメッセージを知り、その思いと重ねて聴きますと歌声も演奏も心に沁みわたるようです。

ギターマジシャンさまはご自身もミュージシャンとして精通されていらっしゃるので、ミュージシャンとしての技術的な側面からも、ファンとしての見方も出来て、より深く音楽を見ることも聴くことも出来るのが本当にスゴイなあと思います。

技術的なことはまったく無知なわたしですが、ギターマジシャンさまのプレイを聴いてギターってこんなに色を出せるということに感激しています。歌も演奏もおひとりで全部プレイされてるなんて、ただ、ただスゴイです。最後ギターソロから自然にフェード・アウトしていくのも余韻があって聴き惚れてしまいました。

大変な世の中ですが、心洗われるようでした。ありがとうございました。
mimi-pon5 | URL | 2020/05/02/Sat 20:41 [編集]
Re: 素晴らしい!
いつも、コメントありがとうございます。


> こんばんは♪
すごく素敵な曲ですね。
お恥ずかしい限りですが、達郎さんのこの曲は初めてギターマジシャンさまの演奏で知りました。達郎さんが発信されているメッセージを知り、その思いと重ねて聴きますと歌声も演奏も心に沁みわたるようです。


自分も、カロリーメイトのCMで意識した曲でして、
震災のことなど知るにつけ、大切な曲になりました。


ギターマジシャンさまはご自身もミュージシャンとして精通されていらっしゃるので、ミュージシャンとしての技術的な側面からも、ファンとしての見方も出来て、より深く音楽を見ることも聴くことも出来るのが本当にスゴイなあと思います。


気に入った曲は、歌いたい、演奏したいとなるので、
楽譜を手に入れたり、ネットで背景を調べたりして、
演奏前の下準備も含め、すごく楽しくやっています。



> 技術的なことはまったく無知なわたしですが、ギターマジシャンさまのプレイを聴いてギターってこんなに色を出せるということに感激しています。歌も演奏もおひとりで全部プレイされてるなんて、ただ、ただスゴイです。最後ギターソロから自然にフェード・アウトしていくのも余韻があって聴き惚れてしまいました。


クラシックのガットギター、フォークのアコギ、
そして、エレキギターとそれぞれの色があって、
さらにエフェクトで色合いを変えていけるので、
その使い分けも面白くて、ずっと続けています。


> 大変な世の中ですが、心洗われるようでした。ありがとうございました。


お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2020/05/02/Sat 22:51 [編集]



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