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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
あの雨の日、傘の中で~と小田が歌うオフコース「ワインの匂い」
5月だというのに、日中の気温が30度を超える日が続いて、
これは、梅雨を通り越して、一気に夏がやってきたかのよう、
そうなると、夏だ、山下達郎だ、高中正義だ、と単純に連想、
それらしい曲を演奏しようと、楽譜を探して、ドラムから入力。

ところが、6月になると、急に寒くなるわ、梅雨入りだとなり、
気持ちがブルーに、そのうえ、ドラム入力した高中の曲に、
ベースを重ねると、イントロ後のドラムが1小節早く始まり、
どうやら小節を数え間違えたようで、パーカッションもずれる。

後にずれているなら、全部の演奏を遅れて始めれば良いが、
手前に1小節分空ける必要があるので、自分のMTRは無理、
DTMなら挿入するだけですむのにと、手持ち機材が恨めしく、
ドラムの全パートを消して、一からやり直す気力がわかない。

どうせドラムからやり直すなら、気分転換で、別の曲にしよう、
梅雨入りしたことだし、雨の曲でもやろうか、高中に雨の曲は、
あったか記憶になく、あっても、どのみち楽譜は持っていない、
山下達郎は、タイトルに雨の曲はあるが、やはり楽譜がない。

有名どころの曲にしても、ユーミンやハイファイの「冷たい雨」、
大瀧詠一「雨のウェンズデイ」、飛鳥「はじまりはいつも雨」と、
親しんだニューミュージックに多くて、コンピ盤まで出ているが、
これまた楽譜がなく、積み上げた楽譜の目次をあれこれ見る。

オフコースも、そのものずばり、「雨に降る日に」があるのだが、
手持ちはギター弾き語り楽譜なので、バンドスコアから探すと、
「水曜日の午後」と「ワインの匂い」には、歌詞に雨が出てきて、
「ワインの匂い」なんかは、昔からすごく好きな曲なので決定。

オフコースは、大学の友人がファンだったり、親戚の女の子が、
ピアノで弾いてくれたりして、ちょうど「さよなら」がヒットしたので、
当時の最新作「スリー・アンド・トゥー」からリアルタイムで買うが、
旧作は、ベスト「セレクション1973-78」の1枚ですませてしまう。

運良く、ビートルズやS&Gの全作品をかけたFM深夜番組で、
オフコースも放送されることになり、何週かに渡りエアチェック、
いくつか、気に入った曲もあって、全曲弾き語り楽譜も買ったが、
小田・鈴木の2人の頃は、ベスト盤があれば十分かなと思った。

当時は、バックバンドだった3人、清水、松尾、大間が加入して、
バンドの形となるや、ボストンやTOTOのサウンドを取り入れて、
次第にロック色が強まっていくのが、リードギターも格好良くて、
気に入ったが、解散後は、2人のデュオ主体が良かった気にも。

YouTubeには、昔のライブやラジオ演奏の音源がかなりあって、
バンドメンバーが固まっていく頃の演奏は、やはり素晴らしくて、
バックバンドを固定したまま、正式メンバーにせず、サウンドも、
あまりロック色は出さず、鈴木がずっといてくれれば良かった。

「ワインの匂い」は、歌詞に、「あの雨の日、傘の中で~」とあり、
ゆったりとしたイントロや、歌に絡んでくるガットギターの響きが、
すごく雨を連想させるサウンドで、自分の中で雨の歌に分類され、
雨の中、通勤で駅へと向かう時なんか、よく口ずさんでしまう曲。

歌詞は、失恋して悲しむ女性に、ほのかな思いを寄せているが、
それを口に出すこともできず、「もっと早く会えたら」と言われたり、
旅に出ると言う彼女に、ため息をつくことでしか自分を表せない、
オフコース、それも小田作品に特有のナイーブな少年が主人公。

特に最後の部分で、「あの雨の日、傘の中で、大きく僕がついた、
ため息はあの人に、聴こえたかしら。」は、もどかしさもマックス、
お前は、それでも男か、と突っ込みつつも、若かりし頃の自分は、
こうした主人公と、もてない自分を重ねて、浸っていたのも事実。

バンドスコアは、昔のせいもあり、2番・3番はリピート記号にして、
繰り返しの同じ伴奏になっているが、実際のレコードでの演奏は、
バッキングのガットギターもベースも、フレーズを変えているので、
レコードに近くなるように、聴き取れる範囲で、それっぽく弾いた。

エレピのパートは、左手が省略されていて、右手の和音にしても、
コードとしては合っているが、ところどころ、響きが違っていたり、
繰り返しの際には、ポジションやリズムの取り方が変化していて、
かなりこっているのだが、ギターシンセで楽譜のままお茶を濁す。

ドラムは初期16ビートパターンの特徴で、やたらとハイハットが、
せわしく16分音符を叩き続けて、そのうえ、かなり目立つように、
ミキシングされているが、自分のドラムマシンで、それをやったら、
あまりに機械的に響くので、スネアの音量よりも小さくしておいた。

ボーカルは、いつものことながら、多少、時間をかけたところで、
急にうまくなるわけもなく、逆に何度も歌うと、声がかすれるので、
通しで3回だけ歌い、一番ましなのをセンターにして、あとのを、
左右に振って、ダブルトラックならぬ、トリプルトラックでごまかす。

5月の真夏日が嘘のように、梅雨入りすると雨の寒い日が続き、
そんな気分にぴったりかと、自分にとっての雨の曲の中の一つ、
オフコース「ワインの匂い」は、初期オフコースを代表する曲で、
小田が囁くように歌っている時期なので、かなり無理やりでした。




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こんにちは。
うちのブログにはあまり書いていませんが、オフコースもほぼ(4人になってから聴いていないので)全曲知ってるくらい
好きで、この歌は特にお気に入りです。最初の「Selection」とか、捨て曲なしですよね。
前期のファンは当時バンドサウンドになっていくことが気に入らなかったようですが
イーグルスにモロ影響されている「We are」あたりの曲も自分は大好きです。
鈴木氏のギターサウンドも今聴くと、テクニック的に足りない部分を、賢いアレンジ、エフェクトの工夫でかっこよく聴かせていていいですよね。
オフコースもバンドでやりたかったのですが、長くやっていたバンドは女性ボーカルだったので、念願叶わずでした。「SAVE THE LOVE」や「きかせて」とか演りたかったです。
SMO | URL | 2019/06/16/Sun 18:34 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> こんにちは。
うちのブログにはあまり書いていませんが、オフコースもほぼ(4人になってから聴いていないので)全曲知ってるくらい
好きで、この歌は特にお気に入りです。最初の「Selection」とか、捨て曲なしですよね。


SMOさんは、ヤッさんのソロ活動もフォローされているくらいに、
コアなオフコースのファンで、自分よりも詳しいと思っています。
「Selction」は、本当捨て曲なしで、全部挑戦したいくらいです。


> 前期のファンは当時バンドサウンドになっていくことが気に入らなかったようですが
イーグルスにモロ影響されている「We are」あたりの曲も自分は大好きです。


「時に愛は」のツインリードの掛け合いは、イーグルスを意識しているでしょうし、
大ヒット曲「さよなら」も、12弦ギターのアルペジオは、「ホテル~」ですよね。


> 鈴木氏のギターサウンドも今聴くと、テクニック的に足りない部分を、賢いアレンジ、エフェクトの工夫でかっこよく聴かせていていいですよね。


リードギターは計算したフレーズでしょうが、それがすごく歌っているし、
「恋を抱きしめよう」は、ジャズフレーズを見事に取り入れていますよね。


> オフコースもバンドでやりたかったのですが、長くやっていたバンドは女性ボーカルだったので、念願叶わずでした。「SAVE THE LOVE」や「きかせて」とか演りたかったです。


男性ボーカルよりも、女性の方が、キーとしては合ってそうですが、
ロック色の強くなった時期の曲だと、あまり好まれない気がします。

お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2019/06/16/Sun 19:40 [編集]
久しぶりに聴きましたが、イントロが印象的でよく覚えています。
キーボとギターのシンプルな絡みが美しい曲ですよね。
何だろう?雨の日のテンポ感がぴったしくる感触、、ありますね。
久しぶりにキーボで何か作りたいと感じました。
マジシャンさんの声質も合ってて気持ちよく聴けました。
ロッシー | URL | 2019/06/17/Mon 22:15 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> 久しぶりに聴きましたが、イントロが印象的でよく覚えています。
キーボとギターのシンプルな絡みが美しい曲ですよね。


シンプルな編成で、キーボードもギターもダビングなしですが、
お互いの絡みが見事なので、音の広がり、響きが美しいですね。


> 何だろう?雨の日のテンポ感がぴったしくる感触、、ありますね。


イントロのリズムからして、雨音・雨粒を感じさせる雰囲気があり、
最後に出てくる「雨の日」から、逆算してしまうのか、不思議です。



> 久しぶりにキーボで何か作りたいと感じました。


鍵盤ならではのコード進行、和音の響きがありますね。


> マジシャンさんの声質も合ってて気持ちよく聴けました。



歌の方は、いつものことでして、お恥ずかしい限りです。

お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2019/06/17/Mon 23:31 [編集]
拙いブログへのご訪問、いつもありがとうございます!
J-POPは疎く、特に最近は知らないアーティストのほうが多いです。

オフコースといえば、小田和正さんの名前が浮かぶのですが、改めて聴いてみるといい曲作ってますね。

この、"ワインの匂い" 透き通ったハーモニーと、ちょっぴりアンニュイな味わいもトッピングされた彼らだけの何ともいえない音世界をつくり出してて 好きな曲のひとつです。
そのあたりの雰囲気をよく捉えられたマジシャンさんのカバーもナイスです♪
ももPAPA | URL | 2019/06/22/Sat 16:38 [編集]
Re: タイトルなし
コメントいただき、ありがとうございます。


> 拙いブログへのご訪問、いつもありがとうございます!


ワンちゃんのお話や洋楽の記事を楽しく拝見させていただいてます。



> J-POPは疎く、特に最近は知らないアーティストのほうが多いです。


自分も、いわゆるJ-POPは、ほとんど知らない状態でして、
80年前後のニューミュージックの頃が、何より好きです。


> オフコースといえば、小田和正さんの名前が浮かぶのですが、改めて聴いてみるといい曲作ってますね。


全部が名曲というと言いすぎですが、いい曲が多いですよね。


> この、"ワインの匂い" 透き通ったハーモニーと、ちょっぴりアンニュイな味わいもトッピングされた彼らだけの何ともいえない音世界をつくり出してて 好きな曲のひとつです。


おっしゃるとおり、まさにアンニュイな感じがする曲です。



> そのあたりの雰囲気をよく捉えられたマジシャンさんのカバーもナイスです♪


なかなか本物のようにできず、特に歌ものは反省ばかりですが、
ナイスなんて言っていただけると、次回作への意欲がわきます。

お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2019/06/22/Sat 18:15 [編集]



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