僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ここ10年くらい、紅白歌合戦の出場歌手が発表されても、
名前さえ聞いたことがなかったり、名前くらい知っていても、
どんな曲を歌っているのか知らない歌手だらけで、それは、
自分が歳を取ったのに加え、歌番組が減ったせいもある。
そんなわけで、大晦日は子供と「ガキの使い」を見ていて、
たまにチャンネルを変えたり、別の部屋の小さいテレビで、
紅白をつけておくが、たいていは、翌日に録画を早送りし、
とばしとばし見ることが、我が家の年末年始の風物詩(?)。
ただ、今回の紅白は、後だしジャンケンのような特別枠で、
サザンオールスターズに、テレビ番組で歌ったことのない、
米津玄師が出ると知り、曲順表を手に楽しみにしていたが、
タイミングを逸して、結局はリアルタイムでなく録画で見た。
米津玄師は、名前だけは知っているというレベルに近くて、
目ぼしいバンドスコアはないかと、あちこち検索している際、
シンコーミュージックから何冊も出ているので、よく目にして、
一風変わった四字熟語のような名前だと、気になっていた。
石原さとみ主演のドラマ、「アンナチュラル」の主題歌だった、
「レモン」がヒットして、そのあたりでも、名前を耳にした時に、
いつもながらの勘違いで、米津の話題になっている曲名は、
「オリオン」で、「リバース」の主題歌だと何重にも間違えた。
その後、ソニーのイヤフォンのCMで、「フラミンゴ」が流れて、
すごくキャッチーなメロディーだし、ブレイクダンスも格好良く、
これって本人が出ているのかと驚いて、かなり気になりだし、
満を持したような紅白出演となり、事前にYouTubeでチェック。
「レモン」のPVは、教会のような場所で、女性がダンスしたり、
礼拝に訪れたような奇妙な人々がいて、MTV全盛期に多い、
曲名や歌詞を連想させつつも、訳のわからない映像という、
ビートルズ「マジカル・ミステリー・ツアー」が元祖とも言える。
ただ、米津のは、ビートルズよりはマイケル・ジャクソン風で、
教会にいる人々は、「スリラー」のゾンビの踊りを思わせるし、
「フラミンゴ」で、地下駐車場のようなところを歩き回るのは、
「ビリー・ジーン」や「バッド」の雰囲気があって、すごく面白い。
紅白の米津の故郷、徳島の美術館からの中継も素晴らしく、
何より歌った「レモン」の歌詞が、もともと司法解剖を扱った、
ドラマの主題歌のオファーを受け、死をテーマにしていところ、
米津の祖父が亡くなり、その中で作ったと知ると、グッとくる。
普通に歌詞を見ていくと、恋人との別れとも取れなくもなくて、
先日、マツコ・デラックスの番組で、失恋ソングとして紹介され、
賛否両論あるという記事を読み、必ずしも、「死」が介在する、
永遠の別れではないと解釈したのは、自分だけでなかった。
ただ、作った米津本人が、「人の死を扱う曲を作っている時に、
肉親が亡くなる、これは、なかなか思うところがありました。」
「客観的に聴くと、ただ『あなたが死んで悲しいです。』としか、
言っていない気がする。」と語っていて、やはり自分が間違い。
それで、祖父なんて思って聴くと、自分がまだ20代だった頃、
30年前に亡くなった祖父に、その後の祖母や10年前の父と、
次々に思いをはせ、さらに人間さまと犬は別だよと思いつつ、
昨年末の愛犬マリアまで思い出し、YouTubeで何度も見返す。
まだ、フルアルバムは出ていないようだが、もう待ちきれずに、
シングルCDを買うことにするが、Amazonから購入するから、
1枚だけでは送料がかかるので、「フラミンゴ」も買うことにして、
さらには、「レモン」の楽譜も一緒に買うという、熱の入れよう。
「レモン」のバンドスコアは、フェアリー社という出版社からしか、
今のところ出ていないようで、いつもダウンロード楽譜販売の、
アットエリーゼで1曲だけ買うが、製本版も曲集でなくピースで、
値段も変わらないから、そっちが得な気がして、これもAmazon。
昔に買ったLPをCDで買い直すことばかりで、新曲を買うのは、
10年近く前のスキマスイッチ以来で、ドラマで流れたとはいえ、
年末に初めて聴いたに等しい「レモン」の歌詞を覚えて歌うのは、
物忘れの激しくなってきた自分には、かなり至難の業となった。
ちょっとしたボケ防止の訓練と、単語カードのように歌詞を写し、
通勤で覚えていくと、1週間たっても、1番さえ、うろ覚えの状態、
10代で覚えたビートルズは、ほとんど歌詞カードを見ないのに、
「レモン」は、歌っている途中で、真っ白になったり、老いを実感。
半音進行やディミニッシュのコードで展開するメロディも難しくて、
いつものようにガットギターで、ガイドラインを録音しておいても、
かなり音痴な歌になり、YouTubeで見つけた歌唱アドバイスや、
数多くのカバーも参考にして、ハモリを確認するのにも役立つ。
昨年末に、中山美穂「世界中の誰より」を演奏した際、ハモリを、
わかりやすく解説してくれた、ボイストレーナーのいくみさんが、
「レモン」のメロディも解説してくれ、Mr.カラトレ・ショウゴなる、
男性トレーナーも、抑揚やブレスの箇所など細かく教えてくれる。
もともとの音痴、悪声が、すぐに良くなる訳はないが、多少とも、
コツをつかむことで、ましになるし、何度も聴いては、歌うことで、
かなりメロディラインを正しく覚えられて、すぐに忘れた歌詞さえ、
いつの間にか暗記できて、門前の小僧の例えを実践した気分。
聴いたばかりの曲なので、オケの方も中途半端になりそうだが、
フェアリー社のスコアは、シンコーやリットーと比べると、丁寧で、
繰り返しで変わる部分をカッコ書きしたり、ピアノは2段譜にして、
きちんと左手も採譜、シンセは4台あり、別ページを割いている。
なるべくスコアに忠実に再現していくが、演奏能力は別の話で、
ミスもあったり、シンセの音色は、似たような音色が作れなくて、
かなり妥協していたりするが、どのトラックも、何度もやり直して、
パズルのピースをはめるように、毎日、少しずつ、加えていった。
ドラマ「アンナチュラル」の主題歌にして、昨年の大ヒット曲であり、
YouTubeの再生回数は2億超え、紅白歌合戦の熱唱も素晴らしい、
米津玄師の「レモン」を、その歌詞に感動して、自分も歌いたいと、
いつもながら、無理のある高音に苦労しつつ、何とかアップです。
名前さえ聞いたことがなかったり、名前くらい知っていても、
どんな曲を歌っているのか知らない歌手だらけで、それは、
自分が歳を取ったのに加え、歌番組が減ったせいもある。
そんなわけで、大晦日は子供と「ガキの使い」を見ていて、
たまにチャンネルを変えたり、別の部屋の小さいテレビで、
紅白をつけておくが、たいていは、翌日に録画を早送りし、
とばしとばし見ることが、我が家の年末年始の風物詩(?)。
ただ、今回の紅白は、後だしジャンケンのような特別枠で、
サザンオールスターズに、テレビ番組で歌ったことのない、
米津玄師が出ると知り、曲順表を手に楽しみにしていたが、
タイミングを逸して、結局はリアルタイムでなく録画で見た。
米津玄師は、名前だけは知っているというレベルに近くて、
目ぼしいバンドスコアはないかと、あちこち検索している際、
シンコーミュージックから何冊も出ているので、よく目にして、
一風変わった四字熟語のような名前だと、気になっていた。
石原さとみ主演のドラマ、「アンナチュラル」の主題歌だった、
「レモン」がヒットして、そのあたりでも、名前を耳にした時に、
いつもながらの勘違いで、米津の話題になっている曲名は、
「オリオン」で、「リバース」の主題歌だと何重にも間違えた。
その後、ソニーのイヤフォンのCMで、「フラミンゴ」が流れて、
すごくキャッチーなメロディーだし、ブレイクダンスも格好良く、
これって本人が出ているのかと驚いて、かなり気になりだし、
満を持したような紅白出演となり、事前にYouTubeでチェック。
「レモン」のPVは、教会のような場所で、女性がダンスしたり、
礼拝に訪れたような奇妙な人々がいて、MTV全盛期に多い、
曲名や歌詞を連想させつつも、訳のわからない映像という、
ビートルズ「マジカル・ミステリー・ツアー」が元祖とも言える。
ただ、米津のは、ビートルズよりはマイケル・ジャクソン風で、
教会にいる人々は、「スリラー」のゾンビの踊りを思わせるし、
「フラミンゴ」で、地下駐車場のようなところを歩き回るのは、
「ビリー・ジーン」や「バッド」の雰囲気があって、すごく面白い。
紅白の米津の故郷、徳島の美術館からの中継も素晴らしく、
何より歌った「レモン」の歌詞が、もともと司法解剖を扱った、
ドラマの主題歌のオファーを受け、死をテーマにしていところ、
米津の祖父が亡くなり、その中で作ったと知ると、グッとくる。
普通に歌詞を見ていくと、恋人との別れとも取れなくもなくて、
先日、マツコ・デラックスの番組で、失恋ソングとして紹介され、
賛否両論あるという記事を読み、必ずしも、「死」が介在する、
永遠の別れではないと解釈したのは、自分だけでなかった。
ただ、作った米津本人が、「人の死を扱う曲を作っている時に、
肉親が亡くなる、これは、なかなか思うところがありました。」
「客観的に聴くと、ただ『あなたが死んで悲しいです。』としか、
言っていない気がする。」と語っていて、やはり自分が間違い。
それで、祖父なんて思って聴くと、自分がまだ20代だった頃、
30年前に亡くなった祖父に、その後の祖母や10年前の父と、
次々に思いをはせ、さらに人間さまと犬は別だよと思いつつ、
昨年末の愛犬マリアまで思い出し、YouTubeで何度も見返す。
まだ、フルアルバムは出ていないようだが、もう待ちきれずに、
シングルCDを買うことにするが、Amazonから購入するから、
1枚だけでは送料がかかるので、「フラミンゴ」も買うことにして、
さらには、「レモン」の楽譜も一緒に買うという、熱の入れよう。
「レモン」のバンドスコアは、フェアリー社という出版社からしか、
今のところ出ていないようで、いつもダウンロード楽譜販売の、
アットエリーゼで1曲だけ買うが、製本版も曲集でなくピースで、
値段も変わらないから、そっちが得な気がして、これもAmazon。
昔に買ったLPをCDで買い直すことばかりで、新曲を買うのは、
10年近く前のスキマスイッチ以来で、ドラマで流れたとはいえ、
年末に初めて聴いたに等しい「レモン」の歌詞を覚えて歌うのは、
物忘れの激しくなってきた自分には、かなり至難の業となった。
ちょっとしたボケ防止の訓練と、単語カードのように歌詞を写し、
通勤で覚えていくと、1週間たっても、1番さえ、うろ覚えの状態、
10代で覚えたビートルズは、ほとんど歌詞カードを見ないのに、
「レモン」は、歌っている途中で、真っ白になったり、老いを実感。
半音進行やディミニッシュのコードで展開するメロディも難しくて、
いつものようにガットギターで、ガイドラインを録音しておいても、
かなり音痴な歌になり、YouTubeで見つけた歌唱アドバイスや、
数多くのカバーも参考にして、ハモリを確認するのにも役立つ。
昨年末に、中山美穂「世界中の誰より」を演奏した際、ハモリを、
わかりやすく解説してくれた、ボイストレーナーのいくみさんが、
「レモン」のメロディも解説してくれ、Mr.カラトレ・ショウゴなる、
男性トレーナーも、抑揚やブレスの箇所など細かく教えてくれる。
もともとの音痴、悪声が、すぐに良くなる訳はないが、多少とも、
コツをつかむことで、ましになるし、何度も聴いては、歌うことで、
かなりメロディラインを正しく覚えられて、すぐに忘れた歌詞さえ、
いつの間にか暗記できて、門前の小僧の例えを実践した気分。
聴いたばかりの曲なので、オケの方も中途半端になりそうだが、
フェアリー社のスコアは、シンコーやリットーと比べると、丁寧で、
繰り返しで変わる部分をカッコ書きしたり、ピアノは2段譜にして、
きちんと左手も採譜、シンセは4台あり、別ページを割いている。
なるべくスコアに忠実に再現していくが、演奏能力は別の話で、
ミスもあったり、シンセの音色は、似たような音色が作れなくて、
かなり妥協していたりするが、どのトラックも、何度もやり直して、
パズルのピースをはめるように、毎日、少しずつ、加えていった。
ドラマ「アンナチュラル」の主題歌にして、昨年の大ヒット曲であり、
YouTubeの再生回数は2億超え、紅白歌合戦の熱唱も素晴らしい、
米津玄師の「レモン」を、その歌詞に感動して、自分も歌いたいと、
いつもながら、無理のある高音に苦労しつつ、何とかアップです。
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![]() この曲は紅白で初めて聴きました(^_^;)
良い歌ですね。 フラミンゴは今知りました・・・ 聴いてみないと。 USAも紅白の発表があるまで知りませんでした。 そんなもんですね。 ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> この曲は紅白で初めて聴きました(^_^;) 良い歌ですね。 フラミンゴは今知りました・・・ 聴いてみないと。 けっこうMTV時代のような懐かしさのある曲が多く、 この数年来の「J-POP」と違って、親しめました。 > USAも紅白の発表があるまで知りませんでした。 そんなもんですね。 なかなか、新曲に触れる機会がなくなりましたよね。 お聴きいただき、ありがとうございました。 ギターマジシャン | URL | 2019/01/14/Mon 19:11 [編集]
![]() ボーカル、ギターマジシャンさんですか?
いつもとずいぶん違うような気がしました。 紅白歌合戦、最後に見たのはいつのころか? 忘れるほど前かしら、 何だか、松任谷由実の歌詞にありそうと思ってしまいました。 AKISSH | URL | 2019/01/14/Mon 22:27 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> ボーカル、ギターマジシャンさんですか? いつもとずいぶん違うような気がしました。 歌っているそばから、喉がかすれていったり、 不安定な声なので、今回はこんな感じでした。 > 紅白歌合戦、最後に見たのはいつのころか? 忘れるほど前かしら、 紅白歌合戦は全盛期に比べての視聴率の低下が、 みんなが見なくなっている証というか、自分も、 リアルタイムではなく録画になって久しいです。 > 何だか、松任谷由実の歌詞にありそうと思ってしまいました。 ユーミンの歌詞は、ほとんどのシチュエーションを網羅したと、 言って良いくらい、あらゆるパターンを歌い尽くしてますよね。 お聴きいただき、ありがとうございました。 ギターマジシャン | URL | 2019/01/14/Mon 23:59 [編集]
![]() この曲 なんか弾かれるのですが
演奏しようとすると 凸凹になって 難しいのです。 聞くほうが一番 そう思いながら 聴かせていただいています。 しかし 挑戦するなんてマジシャンさんも 若い! kao | URL | 2019/01/22/Tue 16:07 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> この曲 なんか弾かれるのですが 演奏しようとすると 凸凹になって 難しいのです。 > 聞くほうが一番 > そう思いながら 聴かせていただいています。 しかし 挑戦するなんてマジシャンさんも 若い! おっしゃるとおり、耳になじんだメロディのようでいて、 絶妙に高音や低音に移り、音程を外してしまいがちです。 年甲斐もなく若者の曲を演奏していますし、昔の曲でも、 ハードロックなど弾きたくなり、気持ちだけは若いです。 お聴きいただき、ありがとうございました。 ギターマジシャン | URL | 2019/01/22/Tue 18:16 [編集]
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