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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ポケベルのCM曲だったDEEN「このまま君だけを奪い去りたい」
何かの記事で、FNS歌謡祭の第二夜にDEENのボーカリスト、
池森が出ると知り、楽しみにしていたが、放送日を忘れていて、
たまたまテレビをつけたら、「このまま君だけを奪い去りたい」を、
歌っているところで、ついているような、ついていないような気分。

これまた記事で知ったことで、DAIGOがビーイングのヒット曲を、
カバーして、いくつかの曲は御本人参加のアルバムが出たので、
何かの歌番組でデュエットするかなと思っていたら、このFNSで、
DEENとデュエットしていて、これは、これで、面白い試みだった。

ただ、2番を歌わず、サビの繰り返しで終わるテレビ向けの尺で、
途中から見たから、すぐ終わったのかと思ったほど、あっさりで、
夏にやった「TBS音楽の日」で、ギターソロの前で終わったのも、
がっかりしたが、さらに短くて、歌番組とは、そういうものなのか。

池森の歌声は、もともと、絞り出すような歌い方で、25年前に、
テレビからドコモのポケベルのCMで、この曲が流れてきた時、
その独特の歌い方が、メロディと相まって、せつなく聴こえたが、
FNSでは、すごく苦しそうに聴こえて、時の流れを感じてしまう。

ミスチルの桜井が脳梗塞を起こしたり、徳永英明はポリープで、
あんな歌い方をするからだと思ってしまうが、池森も同様なのか、
真偽はともかく、ファンの間でも、喉を痛めたとか、手術したとか、
推測が飛び交ったようで、YouTubeのコメ欄にもわりと出ている。

聴き比べでもないが、そうしたYouTubeでのライブ映像を見ると、
25年分もあるからか、出来不出来というか、レコードそっくりに、
歌っているかと思うと、声が出なくて、途切れ途切れになったり、
原曲よりキーを下げていたり、かなりムラのあるボーカルのよう。

演奏にしても、必ずしもレコードどおりのアレンジだけではなくて、
イントロを変えたり、オーケストラを加えたり、いろいろやっていて、
かなり原曲に近いフルコーラスで演奏する際も、ギターの田川は、
間奏のソロを多少変えて弾くので、これまた、自分的には不満が。

田川は二代目ギタリストなので、デビュー曲には参加してなくて、
一応レコードを意識したフレーズを弾くが、自分流に変えていて、
自分は、ジャズやクロスオーバーは、当然アドリブ中心で良いが、
AORやニューミュージックでは、ライブでも同じにしてほしくなる。

ビーイングは、自分の想像だが、もともとあるバンドではなくて、
デビューさせたいボーカルがいると、ソロ歌手ではなく、バンド、
あるいはユニットの形に組ませ、音楽学校で鍛えられたような、
スタジオミュージシャンの卵を、バックにつけていたように思う。

特にギターで感じていて、松原正樹、今剛とはフレーズも違って、
それも、バンドごと、ベテランのTUBEの春畑は当然のことだが、
WANDS、DEEN、FIELD・OF・VIEWのアルバムを聴いても、
個性が分かれるので、それぞれのギタリストが弾いていると思う。

また、ビーイングで面白いのは、シングル曲の大半の作曲では、
織田哲郎が担当して、作詞は、歌う本人、ZARDは坂井和泉で、
WANDSは上杉昇だが、その坂井や上杉が他の歌手、バンドに、
楽曲提供することもあり、ビーイング全体がユニットのようでも。

DEENの「このまま君だけを奪い去りたい」も、作曲は織田哲郎、
歌詞は上杉昇なので、なぜWANDSでなくDEENで出したのか、
WANDS自身も、セカンドアルバムに収録して、セルフカバーと、
言えなくもないが、作ったの本人なのに、二番煎じの印象がする。

それを意識してか、上杉は歌詞やメロディを変えていて、歌詞は、
「心震えるほど愛しいから」を「心震えるほどに」と、1文字を追加、
メロディーは、細かく歌い回しも変えていて、歌詞は書いた本人が、
どういじろうと自由だろうが、メロディまで変えるのは、どうなのか。

織田哲郎のセルフカバーアルバムを聴くと、わりと淡々と歌って、
かなりDEENともWANDSとも印象が違うが、メロディラインでは、
DEENとほぼ同じなので、これが原メロディだろうし、ユーミンが、
ハイファイセットの曲を歌う時のように、アレンジの違いも面白い。

ギターソロも、DEENの場合は、間奏の転調していくコード進行を、
なぞるようにして、そこへ早弾きを入れるTOTOのルカサーのよう、
WANDSの柴崎は、実際はルカサーフリークだが、あえて変えて、
ジェイ・グレイドンのようなハモリのギターで、見事にソロを決める。

こういう演奏を聴くと、先に書いたように、スタジオミュージシャンを、
使わずに、それぞれのバンドのギタリストらが演奏していると思うし、
そもそも、スタジオミュージシャンに匹敵する力量をもつ有望株を、
音楽学校から見つけてきて、バンドに入れているのだろうと思える。

どちらのバージョンのギターソロも、完コピしたいくらいに格好良く、
以前、バンドスコアを検索すると、DEENがシンコーミュージックの、
「ちょっと懐かしいJ-POPあつめました」に載っているが、他の曲は、
B’zが大半なので、ダウンロード楽譜でDEENの1曲のみを買う。

「ちょっと懐かしい~」には、WANDSの曲も4曲入っているのだが、
「このまま君だけ奪い去りたい」ではないので、ジェイ・グレイドン風、
ギターソロはあきらめて、ルカサー風ソロを再現するようオケ作り、
もちろん、一番のネックは歌で、池森の歌い方の再現は、まず無理。

自分は腹式呼吸ができず、喉声だから、DEENっぽくなるかなと、
ちょっとトッポ・ジージョ気味にしたら、自分で聴いても不快になり、
普通に歌うことにしたが、自分の地声の限界はギター1弦のGで、
この曲はA♭を出す必要があって、そこは、かなりごまかして歌う。

YouTubeでは、ものまね芸人の「しばっち」という人が、この曲を、
解説していて、「デフォルメしすぎないで、丁寧に歌って下さい。」と、
まるで、自分に言われているようで、「語尾に『が』をつける。」は、
ギャグっぽいが、伸ばした後に声を切る癖をうまく表現している。

さすがに、自分は「はしゃぎー疲れーっが」とまでは歌わないが、
息つぎせずに、つなげて歌うほうが似ると勘違いしていたところ、
つなげるようで、フッと区切って歌うと、それっぽくなるんだなあと、
すごくためになるアドバイスで、ブレスを多少意識して歌うことに。

ポケットベルが来年終了するというニュースも流れて、どことなく、
タイムリーな気分で、DEEN「このまま君だけを奪い去りたい」を、
演奏し、ギターソロは、かなりいい感じになったと自負してますが、
ボーカルは、最不調の時の池森の足元にも及ばない出来でした。



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こんばんは。聴かせていただきました。

「じゃあコメントするなよ !」って言わないでくださいね(笑)
自分、あの有名なDEENを聴いたことありません(汗)
ネットでお世話になっているギタリストの方々が数名いるのですが
皆さん決まってDEENの田川氏やTUBEの春畑氏のことをベタポメします。
勉強不足です。
ただ、ちょっと出てくるWANDSだけは、人に頼まれて
「もっと強く抱きしめたなら」のギター弾かされました。
結構弾いてて気持ちのいいギターでした(笑)
SMO | URL | 2018/12/18/Tue 21:08 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> こんばんは。聴かせていただきました。
「じゃあコメントするなよ !」って言わないでくださいね(笑)
自分、あの有名なDEENを聴いたことありません(汗)
ネットでお世話になっているギタリストの方々が数名いるのですが
皆さん決まってDEENの田川氏やTUBEの春畑氏のことをベタポメします。
勉強不足です。
ただ、ちょっと出てくるWANDSだけは、人に頼まれて
「もっと強く抱きしめたなら」のギター弾かされました。
結構弾いてて気持ちのいいギターでした(笑)



DEENは、この曲以外にも、ヒットシングルはありますが、
ある時期だけ大活躍したという一発屋に近いところもあって、
ビーイングのミュージシャン全般に言えるかもしれませんね。

田川も春畑もギターメインのソロアルバムを数枚出していて、
自分は、どちらもファーストを買って、けっこう聴きました。

WANDSの「もっと強く~」は、彼らの最大ヒットですし、
LAメタルっぽいギターも、すごく格好良くて好きでした。

お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2018/12/18/Tue 23:05 [編集]



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