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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
竹内まりやがビートルズを歌った「マージービートで唄わせて」
竹内まりやのデビュー時、大学の音楽サークル出身と知り、
ちょっと見た目が良ければ、すぐレコードを出せるんだなと、
馬鹿にしていたら、「セプテンバー」はレコード大賞新人賞、
「不思議なピーチパイ」もヒットし、TV「ベストテン」に出演。

いい曲だなとは思ったが、歌詞は松本隆や安井かずみで、
作曲は林哲司に加藤和彦、歌詞さえ自分で書かないのに、
ニューミュージックになるのか、アイドル歌手と同じなのに、
歳をくっているから、アイドルでは売り出せないのかと思う。

それでも、その2曲は気に入ったので、収録されたLPの、
「ラブソング」を買ったが、てっきりベスト盤だと自分は思い、
CMで流行した「ドリーム・オブ・ユー」が入っていないなあと、
不満に思ったりして、その後は、エアチェックもしなくなった。

そうしたところ、山下達郎と結婚したと知り、才能があれば、
男は不細工でも美人と結婚できるんだ、自分もがんばって、
ギターを上手くなろうなんて、単純に考えて、さらに数年後、
達郎プロデュースで、活動再開したアルバムは、すぐ買う。

これは、どちらかというと、山下達郎関連で買ったのであり、
「ライド・オン・タイム」でファンになり、旧譜を買い集めたり、
「フォー・ユー」や「メロディーズ」をリアルタイムで買ったり、
ライブにも行ったので、その流れの中の新譜としてとらえた。

何となく買ったのが、達郎のギターやコーラスが冴え渡って、
竹内まりやの楽曲も、タイトル通り、「ヴァラエティ」に富んで、
捨て曲なしの名曲だったし、癖の強い達郎のボーカルより、
すごく聴きやすい感じで、ウォークマンでも繰り返し聴いた。

達郎は、「オオウエッ」と吐きそうに、しゃくりあげて歌ったり、
さんまのブラックデビルの「クワッ、クワッ」のようになったり、
好き嫌いの分かれる歌い方で、演奏とコーラスに回った時、
村田和人や竹内まりやがボーカルの方が良かったりする。

その「ヴァラエティ」の中の、「マージービートで唄わせて」は、
ビートルズへのオマージュ、竹内まりやの実体験を元にして、
ビートルズに夢中だった少女時代を歌った曲で、自分にも、
共感できることばかりで、これ以上ないくらいのトリビュート。

歌詞にはビートルズという言葉や、メンバーの名前もないが、
マージービート、リバプールとくれば、それはビートルズだし、
襟なしスーツは初期のビートルズのトレードマークの衣装で、
あえてビートルズと名乗らないところが、すごくしゃれている。

1番の歌詞に出てくる、「あたなが話してる言葉も分からずに、
ひたすら追いかけた少女が、ここにいる私なの。」の部分には、
この中年オヤジもそうだよと、英語もろくにわからないままに、
必死で歌詞を覚えたりしたファンの気持ちうまく表現している。

後半に至っては、「あなたが消えてから、寂しくなったけど、
いつの間にか、大人になって、涙さえ乾いていた。」となって、
ビートルズの解散とも、ジョンへの追悼とも取れる言い回しで、
昔は実は聞き流していて、歳を取ってから心に染みるように。

文字通り、ジョンの訃報に接し、この世の終わりにみたいに、
泣きじゃくっていたのに、いつの間にか、この歌詞の部分を、
さらっと流せるくらいに、涙も乾いていたわけで、何年か前に、
ラジオで聴いた時、ハッとして、涙があふれて止まらなかった。

今回、カバーすることにして歌っていても、この部分になると、
泣けてきて、声が嗚咽になってしまって、何度も手前のところ、
オルガンソロが終わったところからやり直して、何とか歌うが、
ただでさえ、かすれがちな声が、何度も歌うと、ひどいことに。

先日買った山下達郎や竹内まりやの曲がメインのスコアに、
この曲は載っていなかったので、ネットのダウンロード販売の、
アットエリーゼで買って、譜面通り弾くが、山下達郎の編曲は、
実際のビートルズの演奏するパターンとは微妙に違っている。

ちょっと、それっぽくなるように、ジョンの弾くアコギを加えたり、
マラカスか何かでリズムを刻むのを、タンバリンに変えたりして、
完コピの主旨とはずれるのだが、ビートルズらしさが出るように、
この曲を拝借し、自分なりのトリビュートになったと自画自賛。

途中のコーラスは、まりやのサークルの先輩かつリーダーで、
ビートルズファンを公言する杉真理が参加し、達郎つながりの、
村田和人、伊藤銀次の3名の、これ以上ないメンバーが歌い、
自分としても、これはビートルズだなあと、嬉しくなってハモる。

「ウーランラン、アー、アー」となるのだが、「ウーラン」なんて、
日本公演でも歌った名曲「ひとりぼっちのあいつ」みたいだし、
「ウー」と「アー」が混在するのもビートルズらしい、おかげで、
下のハモを最初、逆にして歌ってしまい、アップ直前に気づく。
 
ウーとアーを間違えるなんてのは、ジョンのお得意だったから、
このままにした方がビートルズっぽいかと思ったが、この曲は、
ビートルズのカバーではなく、あくまでも竹内まりやなのだから、
明らかなミスは直さないとと、かすれた声ながら、歌い直した。

また今年も、ジョンの悲劇を思い出す時期が来てしまったが、
ビートルズでもジョンの曲でもなく、ちょっと変化球のカバー、
竹内まりや「マージービートで唄わせて」は、キーは低めでも、
やはり高音はきついし、歌唱力の違いは何ともしがたいです。


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この曲の話題ではありませんが、竹内まりやのライヴに
せめて一回は行きたいと思っているのですが、前回はずれて
この人のライヴのペースでは、もうかなわないかなと思っています。
達郎クオリティの楽曲に文句はないのですが
こうした時々ある、達郎以外の人たちと作り上げた楽曲も
もっとあってもいいのにと思います。
SMO | URL | 2018/12/05/Wed 22:22 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> この曲の話題ではありませんが、竹内まりやのライヴに
せめて一回は行きたいと思っているのですが、前回はずれて
この人のライヴのペースでは、もうかなわないかなと思っています。


結婚前のアイドル時代に、どれだけライブをしたかは不明ですが、
近年は、かつてのZARDなみの稀少ライブとなっていますよね。

先日、渋谷の東映の前を通った時に、映画をやっているのを知り、
70年代の外タレのフィルムコンサート並みに偉くなったのかと、
つっこみを入れたくなったし、ゲーム機の小出しの感までします。


> 達郎クオリティの楽曲に文句はないのですが
こうした時々ある、達郎以外の人たちと作り上げた楽曲も
もっとあってもいいのにと思います。



荒井由実が松任谷由実になってからは、すべての楽曲が、
松任谷正隆編曲になったのと同様、達郎編曲ばっかりで、
夫婦の絆も立派ですが、別のものを聴いてみたいですね。

お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2018/12/06/Thu 00:50 [編集]
恥ずかしながら
ギターマジシャンさんも結構、竹内まりやを聞かれていたのですね。
私も、実は結構聞いていたのですが、恥ずかしいので人には言ったことは無し。
やはり同世代ですね。
竹内まりやの声質が好きで(ボーカルというより)彼女が若い時は、大人っぽい声だと思ったのですが、彼女が今の歳になって聞くと、つややかで若い声だなと感じます。
私は、この次のアルバム「REQUEST」が特にに好きで、代表曲の「駅」だけでなく、珠玉の名曲ぞろいだと密かに思っています。

カバーの「マージービートで唄わせて」は、イントロからリズムから
ビートルズのオマージュだと最初に聴いた時に思いました。
ギターマジシャンさんらしいカバーでした。
AKISSH | URL | 2018/12/06/Thu 23:09 [編集]
Re: 恥ずかしながら
いつも、コメントありがとうございます。


> ギターマジシャンさんも結構、竹内まりやを聞かれていたのですね。
私も、実は結構聞いていたのですが、恥ずかしいので人には言ったことは無し。
やはり同世代ですね。


何だかんだ言っても、アイドルからニューミュージックと、
リアルタイムだと、フュージョンと同様に聴いていました。


> 竹内まりやの声質が好きで(ボーカルというより)彼女が若い時は、大人っぽい声だと思ったのですが、彼女が今の歳になって聞くと、つややかで若い声だなと感じます。


ちょっとキーが低くて、大人っぽい感じがしましたが、
自分が歳を取ったせいなのか、若い声に感じますよね。

> 私は、この次のアルバム「REQUEST」が特にに好きで、代表曲の「駅」だけでなく、珠玉の名曲ぞろいだと密かに思っています。


セルフカバーになるのか、他人に提供した楽曲も多いので、
とにかく名曲だらけで、自分も一番聴き込んだアルバムで、
中山美穂への「色・ホワイトブレンド」は特に好きでした。


> カバーの「マージービートで唄わせて」は、イントロからリズムから
ビートルズのオマージュだと最初に聴いた時に思いました。
ギターマジシャンさんらしいカバーでした。


12弦ギターから入ってくるのは、もろにそうですよね。
お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2018/12/07/Fri 00:36 [編集]
竹内まりやさんはいつでもいまでも若々しい人ですよね。
憧れの年上のまま数十年といった感じです。

カバーのヴォーカルですが
ポップな曲にぴったりの声質で驚きです。

面白半分 | URL | 2018/12/12/Wed 21:33 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> 竹内まりやさんはいつでもいまでも若々しい人ですよね。
憧れの年上のまま数十年といった感じです。


最近もシングル盤を出して、声もルックスも若々しくて、
永遠の憧れのお姉さんという感じで、すごく良いですね。


> カバーのヴォーカルですが
ポップな曲にぴったりの声質で驚きです。


初期のビートルズのような曲調のせいでしょうか。
お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2018/12/12/Wed 23:06 [編集]
シラブル
ギタマジさん今晩は。

まりやちゃん独身時代より彼女楽曲を聴取して来ました。
その理由は、彼女高校時代に米国留学した影響だろうと思われるが、
作詞内表現された英文節(シラブル)が音符とシンクロしており、
且つネイティヴ・サウンドっぽくて心地良く印象的だったからデス。

曲想については、歌謡曲っぽく少女趣味的な雰囲気だったが、
作詞内容のキャラクター設定(主観)を明確に感じ取れるだけでなく、
詩作場面が立体的シーン(映像)として心象へ描き易い事もあった。

其の彼女が山下達郎!を伴侶とした際、
新鮮な驚きと共に、将来を“推測”する事を拒まずに、
相方影響から彼女の音楽性変化に多いに期待したのです。
其の想いは想定内の範囲越えとなり、ポジティヴな手応えは嬉しい限り次第。

此の演奏については、ビートリーなリッケンバッカー風リードギターは秀逸で、少女趣味っぽいエレクトーンは、まりやチャン風味醸造がトッピングされていて、すこぶるグゥゥゥ~ッドでした。
take10n | URL | 2018/12/23/Sun 22:40 [編集]
Re: シラブル
いつも、コメントありがとうございます。


> ギタマジさん今晩は。
まりやちゃん独身時代より彼女楽曲を聴取して来ました。
その理由は、彼女高校時代に米国留学した影響だろうと思われるが、
作詞内表現された英文節(シラブル)が音符とシンクロしており、
且つネイティヴ・サウンドっぽくて心地良く印象的だったからデス。


竹内まりやは、デビュー当時から米国留学して英文科在籍と、
英語の発音はお墨付きで、楽曲も英単語を多用してましたね。


> 曲想については、歌謡曲っぽく少女趣味的な雰囲気だったが、
作詞内容のキャラクター設定(主観)を明確に感じ取れるだけでなく、
詩作場面が立体的シーン(映像)として心象へ描き易い事もあった。


プロダクションがアイドル歌手路線を狙っていたこともあって、
少女趣味的だったのでしょうが、おっしゃるように、作詞では、
主人公の情景が浮かんできて、歌謡曲とは一線を画してました。


> 其の彼女が山下達郎!を伴侶とした際、
新鮮な驚きと共に、将来を“推測”する事を拒まずに、
相方影響から彼女の音楽性変化に多いに期待したのです。
其の想いは想定内の範囲越えとなり、ポジティヴな手応えは嬉しい限り次第。


結婚後の楽曲は、まさに山下達郎サウンドになりましたし、
そこへ彼女の極上のメロディと歌唱がのるという見事さで、
達郎のアルバムよりクオリティが高いような気さえします。


> 此の演奏については、ビートリーなリッケンバッカー風リードギターは秀逸で、少女趣味っぽいエレクトーンは、まりやチャン風味醸造がトッピングされていて、すこぶるグゥゥゥ~ッドでした。


この曲は、参加者全員のビートルズ愛が感じられる演奏で、
イントロのリッケンバッカー風ギターは、いかにもですし、
まりやが弾く間奏のエレクトーンも、良い雰囲気ですよね。

お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2018/12/24/Mon 10:04 [編集]



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