僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
お茶の間受けするメロディーがCMでも流れたスクエア「ビコーズ」
生の楽器、アコースティックと、電気楽器、エレキといった違いも、
あるだろうが、クラシックのピアノにしても、オーケストラにしても、
楽譜から強弱などの抑揚、歌わせ方を読み取る必要はあっても、
指定された種類の楽器を、そのまま演奏すれば何も問題はない。

ところが、エレキギターでは、音を生にするか歪ませるかといった、
楽譜には書いていない音色を決める必要があり、これを誤ったら、
ヘビメタがベンチャーズみたいになったり、イージーリスニングが、
やかましい音楽になったりと、それだけでも音楽性が変わってくる。

何を今さら、当たり前のことを言っているのかと思われるだろうが、
自分がクラシックギタリストならば、爪やタッチ、音色を気にしても、
どのエフェクターを使おうか、セッティングはどれくらいにしようかと、
あれこれ悩む必要もないから、その分練習に集中できたのではと。

耳コピが苦手だからと、バンドスコアを手に入れて、完コピしようと、
演奏しても、楽譜があれば、こと足りるわけでなく、ギターの音を、
どうやったら、本物に多少なりとも近づけるか、あれこれ試しては、
結局、手持ち機材でできる範囲で妥協するが、それもかなり手間。

それでも、ギターは昔から弾いているから、どんな機材を使うのか、
おおよその想像はつき、多少は雰囲気が出せると自負しているが、
これが、シンセとなると、ほとんどお手上げで、ギターシンセの場合、
プリセットの生ピアノ、ローズや管楽器くらいしか、使いこなせない。

自分のギターシンセには、プリセットパッチが128種類入っていて、
書き換え用の音色データは384種類あるので、まずプリセットで、
それらしい音はないか探して、さらにそのパッチのデータをいじり、
演奏したい原曲の音に近づけるのだが、なかなかうまくいかない。

それこそ、生ピアノやトランペットは、サンプリング音で本物っぽくて、
カバーする曲に使われていたら、そのまま使えるが、原曲の方でも、
シンセで演奏していたら、その音色を見つける必要があるし、どうも、
自分のシンセには、いかにもシンセという音は、あまり入っていない。

スクエアやカシオペアの演奏では、いつも妥協していて、とりあえず、
ピアノが鳴って、ストリングスがバックに流れてさえいれば大丈夫と、
かなり手抜きなのだが、このところ、もう少し似せた音色にしたいと、
なまじ野望(?)を抱いたことで、力尽きて没になる曲が増えている。

先日、河合楽器の仲間に会ったときに、キーボードの人にスマホで、
コピー予定のスクエアやカシオペアの曲を聴いてもらい、どうしたら、
その音が作れるのか、ピアノやストリングスの音色を重ねるのかと、
尋ねたら、イントロを聴いただけで、これは、DX7のプリセットだよと。

特に、カシオペアは、DX7の開発にも関わったので、そのままだよと、
即答で、ギターシンセでやるとしたら、FM音源の電子ピアノの音色を、
加工すればいいんじゃないかと教わったので、プリセットを全部聴き、
さらに音色も384種類、変えていってみたが、目的の音には程遠い。

昨日の延期する記事に書いたように、音が作れずに、曲が没になり、
土曜日を使って、スクエア「ビコーズ」にするが、これとて、同じ音には、
できなかったし、作ったオケと本物を聴き比べていたら、イントロから、
バンドスコアにない音が聴こえ、ピアノ伴奏とは微妙に違うフレーズ。

MIDIで同期したのではなく、別録音か打ち込みか、コーラスを通した、
ギターの音のようでもあるが、もっとウィンド系、チャイム系の音色で、
これは、チャイムの音を加工してごまかすが、DX7なら即可能なのか、
まあ、ないものねだりしても仕方ないから、ある機材でできるレベルで。

かなりパーカッションも重ねてあり、かつてスクエアのメンバーだった、
仙波がゲスト参加しているので、それかと思ったら、「ビコーズ」には、
不参加のようで、レコーディングでダビングしたか、打ち込みにしたか、
自分の場合、MTR内蔵ドラムのマラカスとコンガを、別トラックに演奏。

時間をかければ、どんどん音を足していけるから、逆に〆切がないと、
いくらでもやってしまいそうで、この場合、週末更新が歯止めになって、
土曜日は無理だったが、日曜日にはアップしたいから、音色は妥協し、
パーカッション類も、あまり追加せず、ハンドクラップくらいは加えておく。

イントロのピコピコサウンドは、打ち込みなのか、自分は当然演奏だが、
これが、ちょっとした仕掛けと言うか、8分音符の裏拍から始まるので、
普通に聴いていると、ドラムが入ってくるところで、拍子がひっくり返り、
リズムを見失ってしまい、こういうところが、リズム音痴だなと実感する。

小学生の頃、「黒って続けて言ってみて。」と、友人たちとふざけては、
「くろ、くろ、くろ、くろっく、ろく」とひっくり返り、それだけで笑っていたが、
リズムが正確なら、ひっくり変えることはないし、外人さん並みに裏で、
手拍子もできるのだろうが、今でも民謡ノリの頭でしか手拍子は無理。

そのイントロに続いて、やはりシンコペーションのピアノの伴奏が入り、
ギターのメロディも、休符が多く音も飛んでいて、けっこう覚えにくくて、
間違えて覚えたのが指癖になっていて、かなり演奏するのに苦労して、
サビのサックスとのユニゾンでも、ちょっとひねった感じで難しかった。

このサビの部分が、いかにもスクエアというか、マイナーのメロディが、
日本人好みする歌心溢れるフレーズで、うまく作るよなあと感心するし、
確か、この部分がCMに起用されて、トラベラーズと同様、お茶間へと、
スクエアの曲が浸透して、F1のヒットがなくても、一般受けしたと思う。

間奏のギターソロでは、安藤の定番と言うか、アーミングは出てくるし、
ライトハンド奏法、タッピングの嵐で、こういうのは自分は苦手なので、
本物は、きっちりした6連符のライトハンドのようで、最後の1音から、
次の弦へ移っているという荒業、自分は拍ごとにポジション移動した。

MTRのトラックの空きがあれば、アドリブ、特にタッピングだけ別にし、
何テイクか録音し、一番うまくいったのをミキシングしたいところだが、
ピアノ伴奏でも、和音が複雑で、4トラック使って、他にも使ったから、
ギターには2トラックしなくて、メロディとソロを分けることもできない。

週末更新が、このところ遅れがちで、何とか日曜にリカバリーするも、
こうした押せ押せで、演奏が一週間とぶことも多々あると思いますが、
何とか続けていこうと気持ちを新たにし、まずは、CMでも流れた名曲、
スクエア「ビコーズ」を一日遅れですが、やっとこさで形にできました。








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キーボードの音色
こんばんは。
今日も勉強になりました。ありがとうございます。
すごくうなずきながら読ませていただきました。
申し訳ありませんが以前から思っていた戯言を少し聞いてください(笑)

自分3年ほどライヴハウスに出ていた時期があります。
いろんなコピバンを観てきましたが、一番残念なのが
キーボードの音色です。ギター弾きほど音色にこだわる方が
とにかく少ない。みなさんすごく巧いんですが、
とりあえず、ピアノ、オルガン、ブラス、ストリングスの
4音色で通す。という人が多かったです。
そのため、曲のイメージが変わってしまいます。
それを「カバーだから・・・」という人とはずいぶん言い合いしました(笑)
わざと変えるカバーと、コピーのしそこないは違うと(笑)

打ち込みも、自分、ソフトシンセはほぼ使わず(使いこなせてない?)
PCからMIDIで、ハードのシンセに送り、鳴らし、アナログのアウトで
またPCに戻すということをずっとやっています。
そこで欠かせないのが、話題の昔のYAMAHAのFM音源機です。
ということで、80~90年代のバンドサウンドでは
フュージョンに限らずキーボードの音色がかなり楽曲のイメージを決定づけていると考えます。

ギターマジシャン様のところで偉そうに失礼しました・・・
SMO | URL | 2018/05/28/Mon 20:13 [編集]
Re: キーボードの音色
いつも、コメントありがとうございます。


> こんばんは。
今日も勉強になりました。ありがとうございます。
すごくうなずきながら読ませていただきました。
申し訳ありませんが以前から思っていた戯言を少し聞いてください(笑)


SMOさんとは、世代も聴いている音楽も似ているので、
同じように感じることが、すごく多いのではと思います。



> 自分3年ほどライヴハウスに出ていた時期があります。
> いろんなコピバンを観てきましたが、一番残念なのが
> キーボードの音色です。ギター弾きほど音色にこだわる方が
> とにかく少ない。みなさんすごく巧いんですが、
とりあえず、ピアノ、オルガン、ブラス、ストリングスの
4音色で通す。という人が多かったです。
そのため、曲のイメージが変わってしまいます。
それを「カバーだから・・・」という人とはずいぶん言い合いしました(笑)
わざと変えるカバーと、コピーのしそこないは違うと(笑)


自分も80年代に、最初にカセット式のMTRを始めた頃は、
河合の電子ピアノのプリセットの、その4音色程度でしたが、
専門のキーボードの人は、もう少し頑張ってほしいですよね。

「わざと変えるカバーと、コピーのしそこないは違う」とは、
名言と言うか、完コピを目指す自分にも耳が痛いお言葉です。



> 打ち込みも、自分、ソフトシンセはほぼ使わず(使いこなせてない?)
PCからMIDIで、ハードのシンセに送り、鳴らし、アナログのアウトで
またPCに戻すということをずっとやっています。
そこで欠かせないのが、話題の昔のYAMAHAのFM音源機です。
ということで、80~90年代のバンドサウンドでは
フュージョンに限らずキーボードの音色がかなり楽曲のイメージを決定づけていると考えます。


DX7が万能とは思いませんが、あの音色はすごく特徴的で、
ニューミュージックから何から、全音楽を変えてしまったと、
言っても過言でないくらい、すごく変化したという印象です。

PCによるDTPは、ソフトの音源というイメージでしたが、
MIDIでシンセ本体へとは、何だかすごいことに思えます。


> ギターマジシャン様のところで偉そうに失礼しました・・・


いえいえ、すごく自分も勉強になるし、頷くばかりです。
お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2018/05/28/Mon 21:07 [編集]
DXの音は画期的でしたね。それと直ぐに分かる音が斬新でしたね。DX7はいまだに使うキーボードの方はいるのが、完成度の高さが分かりますね。私も実は中古を持っていましたが、半年で売りました。

スクエアは聴いていない曲の方が圧倒的に多いのでギターマジシャンさんの演奏は新鮮に聴けます。プレイの方は、いつも安定していますね。私は感心します。

私のブログも元に戻す記事を書きます。プレイヤー目線でのブログを書く事が目的なので。

今回もお疲れ様です。
kamiyo.m | URL | 2018/06/02/Sat 09:00 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> DXの音は画期的でしたね。それと直ぐに分かる音が斬新でしたね。DX7はいまだに使うキーボードの方はいるのが、完成度の高さが分かりますね。私も実は中古を持っていましたが、半年で売りました。


アナログからデジタルになるのか、まだPCM音源ではなくて、
FM音源だったそうですが、ものすごい音の変化を感じました。
ギタリストのkamiyo.mさんも、DX7をお持ちだったのですね。


> スクエアは聴いていない曲の方が圧倒的に多いのでギターマジシャンさんの演奏は新鮮に聴けます。プレイの方は、いつも安定していますね。私は感心します。


スクエアは有名な曲が多いですが、それ以上に隠れた名曲も多いです。
自分の演奏は、まだまだ本物には及ばないので、お恥ずかしいですが。



> 私のブログも元に戻す記事を書きます。プレイヤー目線でのブログを書く事が目的なので。


名曲紹介も、すごく懐かしく拝見しましたし、プロ経験ならではの、
以前からのマニアックな記事も、すごくためになるので楽しみです。


> 今回もお疲れ様です。

お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2018/06/02/Sat 18:43 [編集]



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