僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
自分にとって、日本のフュージョンの三大バンドは、プリズムに、
カシオペア、スクエアなのだが、世間一般の評価となってくると、
スクエアだけが断トツで、F1のテーマ曲やいくつかのCMの曲で、
お茶の間にも浸透した、唯一無二のフュージョンバンドと言える。
これまた自分がスクエアの黄金期と、勝手にとらえているのが、
何度目かのメンバーチェンジで、キーボードに和泉宏隆を迎え、
ギターでリーダーの安藤、サックスでフロントマンの伊東に加え、
ベースに田中豊雪、ドラムには長谷部徹を擁した時期だと思う。
いかにも大学のジャズ研の出身という、学生バンドのイメージが、
自分の中にあったが、ロック色を強め、ギターも歪んだ音になり、
バンドとしての一体感を強めていった、その完成形となったのが、
ユーミンにコーディネイターを依頼した「うち水にレインボー」かと。
その路線を推し進め、CMとタイアップしたヒット性の曲も含んだ、
「アドベンチャー」では、サックスの伊東がダイエットでもしたのか、
こざっぱりとイメチェンするや、CMに本人が出演したこともあって、
スクエアが一気にメジャー化、お茶の間に浸透することとなった。
自分の記憶では、安藤のギターがテーマを弾く「トラベラーズ」が、
サントリーのCMで流れたと思っていて、TV出演している伊東が、
テーマを奏でるのが自然だから、サビのリリコン部分を使ったと、
ずっと思っていたが、最初は「オール・アバウト・ユー」だったとか。
YouTubeには、どちらのCM映像もあり、サントリーホワイトだから、
「根暗」ならぬ「根白」というコピーを使っていて、根が暗くないのは、
根が明るい、「根あか」転じて「根赤」となって、さらに赤を白にかけ、
親父ギャグのダジャレだが、映像のせいか、爽やかな印象がある。
ロックの8ビートにのせて、リリコンがキャッチーなメロディを奏でる、
スクエアのアルバムには、必ず1~2曲出てくるお約束となった曲で、
シングルヒットも狙ったのか、シンセとギターのアドリブソロも短いし、
最後も繰り返しやフェイドアウトのアドリブもないまま、きっちり終了。
ニューミュージックを作り上げたユーミンと組んだ影響はかなり大きく、
スクエアはインストながらも、歌ものっぽいニューミュージック路線と、
自分は思っていて、イントロ、Aメロ、サビに間奏というフォーマットで、
アドリブの長い曲もあるが、口ずさめるメロディに短いソロが定番化。
自分で演奏していると、もっとアドリブしたいなあと、物足りなくなるが、
聴いている身には、すごくく展開もわかりやすいというか自然な流れ、
ニューミュージックで、ここぞというところで出る松原正樹や今剛の、
ギターソロ同様に、安藤のギターも、おおっという感じで聴かせてくる。
腰痛がひどく、ギターを抱えられないので、昨日は演奏をサボったが、
高い湿布をして、一日おとなしく家で横になっていたら、経過も良くて、
スクエアの曲のオケは、いくつか作りかけていたので、多少手直しし、
ギターを弾けば何とかなるかと、夕方くらいから1曲だけ取り掛かる。
よくコメントをいただくSMOさんが、ブログで、この黄金期のメンバーが、
2年前に再集結したライブのDVDを紹介されていて、続けての黄金期、
「トゥルース」のメンバーでの再集結ライブの映像は、YouTubeで見て、
けっこう気に入っていたが、まさか、田中や長谷部とやるとはびっくり。
それにしても、当たり前と言えば当たり前だが、みんな歳をとってしまい、
安藤なんかは浦島太郎なみの白髪姿で、田中にしても、須藤にしても、
髪が薄くなり、いったい何歳になったのかと思うような容姿で、須藤は、
学生のまま新加入してきた印象が今もあったから、ギャップに驚いた。
どちらの再結成の映像も、昔の曲は良かったなと、ニューミュージック、
ロック同様で懐かしさで胸いっぱい、あれも聴きたい、これも聴きたい、
さらに、あれも演奏したい、これも演奏したいと、どんどん思いだけは、
広がっていき、自分の中で収拾がつかず、CDや楽譜が床に散乱する。
まずはスクエアの黄金期、やっぱり、このメンバーが最高だったかなと、
「アドベンチャー」からの「オール・アバウト・ユー」のオケを完成させて、
ギターソロも、すごく短い中にも、早弾きも決めているし、いつもながら、
教則本のようなかっちりとした安藤のフレーズは、弾いていて為になる。
復刻版バンドスコアは、メロディはリリコンパートのみだが、レコードは、
ギターがユニゾンで弾いていたり、シンセか、さらなるリリコンも重ねて、
メロディだけで音が厚くなっているし、ギターのバッキングもダビングで、
生音と歪んだ音が両方ある気がし、宅録だから、いろいろ重ねておく。
伊東がCMに出演したことで、それまでもCMソングに使われていても、
スマッシュヒットにはならなかったスクエアが、一気にメジャーになった、
「オール・アバウト・ユー」は、アルバム「アドベンチャー」も名曲揃いで、
ここから、スクエアの快進撃が始まったと言ってもよいかもしれない。
しばらくは、スクエアの曲を続けようかと思いつつ、プログレの曲とか、
歌ものもやりたいし、オケが間に合わない時の二重奏の練習も必要で、
こんな目移りばかりしているから、毎週の演奏がやっつけになると反省、
先日のサボりのリベンジを早いうちにと、「オール・アバウト・ユー」です。
カシオペア、スクエアなのだが、世間一般の評価となってくると、
スクエアだけが断トツで、F1のテーマ曲やいくつかのCMの曲で、
お茶の間にも浸透した、唯一無二のフュージョンバンドと言える。
これまた自分がスクエアの黄金期と、勝手にとらえているのが、
何度目かのメンバーチェンジで、キーボードに和泉宏隆を迎え、
ギターでリーダーの安藤、サックスでフロントマンの伊東に加え、
ベースに田中豊雪、ドラムには長谷部徹を擁した時期だと思う。
いかにも大学のジャズ研の出身という、学生バンドのイメージが、
自分の中にあったが、ロック色を強め、ギターも歪んだ音になり、
バンドとしての一体感を強めていった、その完成形となったのが、
ユーミンにコーディネイターを依頼した「うち水にレインボー」かと。
その路線を推し進め、CMとタイアップしたヒット性の曲も含んだ、
「アドベンチャー」では、サックスの伊東がダイエットでもしたのか、
こざっぱりとイメチェンするや、CMに本人が出演したこともあって、
スクエアが一気にメジャー化、お茶の間に浸透することとなった。
自分の記憶では、安藤のギターがテーマを弾く「トラベラーズ」が、
サントリーのCMで流れたと思っていて、TV出演している伊東が、
テーマを奏でるのが自然だから、サビのリリコン部分を使ったと、
ずっと思っていたが、最初は「オール・アバウト・ユー」だったとか。
YouTubeには、どちらのCM映像もあり、サントリーホワイトだから、
「根暗」ならぬ「根白」というコピーを使っていて、根が暗くないのは、
根が明るい、「根あか」転じて「根赤」となって、さらに赤を白にかけ、
親父ギャグのダジャレだが、映像のせいか、爽やかな印象がある。
ロックの8ビートにのせて、リリコンがキャッチーなメロディを奏でる、
スクエアのアルバムには、必ず1~2曲出てくるお約束となった曲で、
シングルヒットも狙ったのか、シンセとギターのアドリブソロも短いし、
最後も繰り返しやフェイドアウトのアドリブもないまま、きっちり終了。
ニューミュージックを作り上げたユーミンと組んだ影響はかなり大きく、
スクエアはインストながらも、歌ものっぽいニューミュージック路線と、
自分は思っていて、イントロ、Aメロ、サビに間奏というフォーマットで、
アドリブの長い曲もあるが、口ずさめるメロディに短いソロが定番化。
自分で演奏していると、もっとアドリブしたいなあと、物足りなくなるが、
聴いている身には、すごくく展開もわかりやすいというか自然な流れ、
ニューミュージックで、ここぞというところで出る松原正樹や今剛の、
ギターソロ同様に、安藤のギターも、おおっという感じで聴かせてくる。
腰痛がひどく、ギターを抱えられないので、昨日は演奏をサボったが、
高い湿布をして、一日おとなしく家で横になっていたら、経過も良くて、
スクエアの曲のオケは、いくつか作りかけていたので、多少手直しし、
ギターを弾けば何とかなるかと、夕方くらいから1曲だけ取り掛かる。
よくコメントをいただくSMOさんが、ブログで、この黄金期のメンバーが、
2年前に再集結したライブのDVDを紹介されていて、続けての黄金期、
「トゥルース」のメンバーでの再集結ライブの映像は、YouTubeで見て、
けっこう気に入っていたが、まさか、田中や長谷部とやるとはびっくり。
それにしても、当たり前と言えば当たり前だが、みんな歳をとってしまい、
安藤なんかは浦島太郎なみの白髪姿で、田中にしても、須藤にしても、
髪が薄くなり、いったい何歳になったのかと思うような容姿で、須藤は、
学生のまま新加入してきた印象が今もあったから、ギャップに驚いた。
どちらの再結成の映像も、昔の曲は良かったなと、ニューミュージック、
ロック同様で懐かしさで胸いっぱい、あれも聴きたい、これも聴きたい、
さらに、あれも演奏したい、これも演奏したいと、どんどん思いだけは、
広がっていき、自分の中で収拾がつかず、CDや楽譜が床に散乱する。
まずはスクエアの黄金期、やっぱり、このメンバーが最高だったかなと、
「アドベンチャー」からの「オール・アバウト・ユー」のオケを完成させて、
ギターソロも、すごく短い中にも、早弾きも決めているし、いつもながら、
教則本のようなかっちりとした安藤のフレーズは、弾いていて為になる。
復刻版バンドスコアは、メロディはリリコンパートのみだが、レコードは、
ギターがユニゾンで弾いていたり、シンセか、さらなるリリコンも重ねて、
メロディだけで音が厚くなっているし、ギターのバッキングもダビングで、
生音と歪んだ音が両方ある気がし、宅録だから、いろいろ重ねておく。
伊東がCMに出演したことで、それまでもCMソングに使われていても、
スマッシュヒットにはならなかったスクエアが、一気にメジャーになった、
「オール・アバウト・ユー」は、アルバム「アドベンチャー」も名曲揃いで、
ここから、スクエアの快進撃が始まったと言ってもよいかもしれない。
しばらくは、スクエアの曲を続けようかと思いつつ、プログレの曲とか、
歌ものもやりたいし、オケが間に合わない時の二重奏の練習も必要で、
こんな目移りばかりしているから、毎週の演奏がやっつけになると反省、
先日のサボりのリベンジを早いうちにと、「オール・アバウト・ユー」です。
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![]() こんばんは。
いやあ、すごいなあ。また楽しませていただきました。 それにしても、自分譜面読めないもんですから、打ち込みって ほぼオリジナル作る時しかやらないんですが こんな頻度でバックの打ち込みされるのにびっくりします。 やはり若い頃に譜面読めるようになっておけば・・・と 後悔することしきりです。それと少し鍵盤もやっておけば・・・ サントリーホワイトのCM懐かしいです。 私も最初にオンエア観たのは「トラベラーズ」でしたよ。 この曲は遅れてだったような・・・田舎の民放だからかもですが。 当時CASIOPEA派か? THE SQUARE派か? とかありましたが 自分ずっと両方です。この二つ全く違いますもんね。 誰にでもわかりやすい(これはすごいこと)メロディでは CASIOPEAはかなわなかったし、バンドアンサンブルの極致という ところではSQUAREはかなわなかったと思うからで、 ドライブのお供は THE SQUARE。真剣にヘッドフォンで聴きこむのは CASIOPEAでした。 自分ユーミンは天才作曲家だと思いますが、あの人の影響は 確実にある気がします。 長文失礼しました。 SMO | URL | 2018/05/15/Tue 22:33 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> こんばんは。 いやあ、すごいなあ。また楽しませていただきました。 それにしても、自分譜面読めないもんですから、打ち込みって ほぼオリジナル作る時しかやらないんですが こんな頻度でバックの打ち込みされるのにびっくりします。 やはり若い頃に譜面読めるようになっておけば・・・と 後悔することしきりです。それと少し鍵盤もやっておけば・・・ オケ作りの打ち込みはドラムだけで、ベース、シンセ類は、 自分の演奏なので、打ち込みよりは時間がかかりませんが、 その分、ミスが多かったり、鍵盤が苦手なのはネックです。 > サントリーホワイトのCM懐かしいです。 私も最初にオンエア観たのは「トラベラーズ」でしたよ。 この曲は遅れてだったような・・・田舎の民放だからかもですが。 やはり、「トラベラーズ」の方を最初に見たような記憶ですし、 曲のインパクトがあるから、印象が強かったようにも思います。 > 当時CASIOPEA派か? THE SQUARE派か? とかありましたが 自分ずっと両方です。この二つ全く違いますもんね。 誰にでもわかりやすい(これはすごいこと)メロディでは CASIOPEAはかなわなかったし、バンドアンサンブルの極致という ところではSQUAREはかなわなかったと思うからで、 ドライブのお供は THE SQUARE。真剣にヘッドフォンで聴きこむのは CASIOPEAでした。 カシオペアも野呂の独特のメロディは素晴らしいのですが、 やはり、わかりやすさ、大衆受けはスクエアに軍配ですし、 ビシバシとキメの入るカシオペアは、テクニックが見事と、 それぞれの良さがあるので、自分も昔から両方好きでした。 > 自分ユーミンは天才作曲家だと思いますが、あの人の影響は 確実にある気がします。 スクエアは、ユーミンのバックバンドを務めたこともあるし、 「うち水~」で、バンドの方向性も確立したと思っています。 > 長文失礼しました。 お聴きいただき、ありがとうございました。 ギターマジシャン | URL | 2018/05/15/Tue 23:35 [編集]
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