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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
五島プラネタリウムで流れていたはずの名曲「タイスの瞑想曲」
「私をスキーに連れてって」を見て、スキー板とウエアを買って、
スキー合宿に行ったのと同じように、映画「メッセンジャー」でも、
影響されやすい自分は、マウンテンバイクにバッグなどを買って、
自転車通勤をするという、今考えると間抜けなことをやっていた。

車道を走るから、何度となく危ない目に遭い、電車通勤に戻して、
その後は、ずっと毎日の通勤地獄に耐えながらの出勤が続いて、
人身事故や信号故障・点検で電車が遅れることは、日常茶飯事、
台風や大雪の際は、何時間にも渡り電車が動かなかったりする。

先日の雪の日も、渋谷駅に着くと入場制限で改札前は長蛇の列、
4年前の積雪では、電車は動いているというアナウンスを信じて、
改札口の真ん前で待っていたが、結局3時間もホームに入れず、
今回は、その教訓を生かし、電車は無理だろうとバス停へ向かう。

ただ、バスでも事情は同じで、これまた台風が直撃した数年前に、
電車が止まったせいで、駅のロータリーには溢れんばかりの人で、
しばらく待った後に、歩いて帰ったことがあり、今回も同じパターン、
まだ雪はやまなかったが、246を1時間以上かけて歩いて帰宅。

普段は通らない東急プラザの跡地を抜け、首都高の下へ回るが、
紀伊国屋書店やレコードのコタニと、よく通っていた東急プラザは、
次にどんな建物になるのか、三省堂や映画館の東急文化会館は、
ヒカリエになって、食品やファッションの店が入ったなあと振り返る。

今は劇場が上の方にあるようだが、かつては1階がパンテオンで、
地下に東急レックス、上の階にも渋谷東急と名画座が入っていて、
今でいうシネコンみたいなものだったなあ、東急ストアもあったし、
五島プラネタリウムもあり、複合施設だったと、いろいろ思い出す。

246を世田谷方面に上っていくが、確か、坂の途中あたりにある、
渋谷文化総合センター大和田だったか、プラネタリウムが開館して、
その際に、五島プラネタリウムのスタッフを呼び戻したなんてのを、
ニュースで見た気がするが、かつてと同じような上映なのだろうか。

五島プラネタリウムへは、自宅が渋谷でも、まったく行かないままで、
小学校の社会科見学で初めて行き、ドームに投影される満天の星、
北極星の見つけ方、星座の伝説の話と、どれも、ものすごく感動し、
すぐにまた友人たちと出かけたり、星座の本を親に買ってもらった。

リクライニングのような椅子に座り、東西南北の方角が表示された、
ドームを見ていると、次第に空が暗くなっていき、星が瞬き始める、
下校時の音楽や、キャンプファイヤーで「遠き山に~」と歌った曲、
ドボルザークの交響曲「新世界より」の「家路」が流れたように思う。

説明が終了し、東の空が白んでくるときに流れたのは、何だったか、
メロディを覚えていて、成人してから曲名を知る「タイスの瞑想曲」は、
これから瞑想に入るという曲だから、夜明けでなく日没だったろうか、
それとも、「星と音楽の夕べ」の時に聴いたのか、記憶は遠く曖昧。

「タイスの瞑想曲」は、ギター教室で、フルートとギターの二重奏を、
教材に使用して、練習した時に、「あ、この曲は知っているぞ。」と、
思い出した曲で、先生からテープをもらったマクンサス・ラリューの、
フルート演奏でも聴いたと思うが、これまた記憶は曖昧になっている。

渋谷河合楽器ジャズギター教室では、ジャズのアドリブを学ぶのも、
ギタリストの曲だけでは、ギター特有の指癖ばかりになってしまうと、
サックスのアドリブコピー曲集や、フルート用のアドリブ教本を使い、
さらにクラシックのフルート演奏で、表現力を身につけるよう教わる。

ジャズに限らず、クラシックギター、ポピュラーギターも教わったから、
今の自分のジャンルを問わないギター演奏の下地ができたと思うし、
いろいろなミュージシャンを教わったり、まして、クラシックの曲を聴き、
それがプラネタリウムの曲だと、気づいたりすることもなかったと思う。

クラシック音楽への興味も沸いたから、後に小学館が出すCDブックで、
フルート名曲、バイオリン名曲が入った号を買おうと思い、その時にも、
どうせだから他の号もと思って、各3枚組全13巻に渡るシリーズのうち、
約半分の7巻分を買い集め、それが唯一我が家にあるクラシック曲集。

クラシック・イン第2巻のうち、3枚目「ヴァイオリン&ピアノ小品集」は、
ヴァイオリンの「ツィゴイネル・ワイゼン」や「愛の喜び」、「愛の哀しみ」、
ピアノでは「乙女の祈り」「月の光」「ジムノペディ」という名曲ばかりで、
そこに、ヴァイオリン演奏で、「タイスの瞑想曲」もあり、懐かしく聴いた。

「タイスの瞑想曲」という題名は、長い間、「パッヘルベルのカノン」や、
「シューベルトのセレナーデ」のように、作曲したのがタイスという人で、
ボサノバにもあるほど数多い曲名「メディテーション」を区別するため、
つけた呼び名だと思ったのが、作曲はマスネだと、かなり後で知った。

クラシックインのシリーズは、各巻に、60頁程度の解説書が付属して、
その巻の主な作曲者に関するエッセイや、曲目解説、演奏者解説と、
ブックレットが充実していて、これも我が家では唯一に近いクラシックの、
解説書なので、重宝していて、全巻揃えても良かったかと後悔している。

クラシックインでは「タイース」の表記だが、解説によると、作曲者である、
マスネは、フランス歌劇の作曲が多く、アナトール・フランスの原作となる、
オペラ「タイス」の第2幕に出てくる間奏曲が、「タイスの瞑想曲」の題名で、
ヴァイオリン編曲されたそうで、まあ挿入歌に映画名をつけたようなもの。

ちなみに題名が作曲者でないというと、「アルビノーニのアダージョ」も、
実際の作曲者はレモ・ジャゾットなる人で、バロック時代の作曲家である、
アルビノーニの残された断片をモチーフに作ったとされるが、実際には、
そんな断片は存在しない、ジャゾットによる偽作だとか諸説あるらしい。

クラシックギターを、スペインの民族楽器からクラシック音楽の楽器へと、
地位の向上に努めたアンドレス・セゴビアは、レパートリーの不足から、
知人のポンセに作曲を依頼したが、同年代の人の曲ばかりではまずいと、
バロック時代の作曲者の名前を拝借したそうで、それに近いのだろうか。

ビートルズに関しては、ついこの間のことなのに、いろいろ謎もあるし、
日本史にしても世界史にしても、「歴史再発見」だの「諸説あり」があり、
クラシック音楽でも、そうしたことも多くて、鑑賞・演奏とは別に調べても、
楽しいことが多く、趣味として音楽に関わってきて良かったと実感する。

「タイスの瞑想曲」に話を戻すと、この曲を演奏したのは、ギター教室で、
小胎剛編曲の「魅惑のアンサンブル フルートとギター」の二重奏だが、
つい先日買ったギター二重奏は、同じ小胎剛編曲だし、数年前に買った、
ヤマハのソロギター曲集には、江部賢一の編曲によるソロ演奏版もある。

江部賢一は、やはりギター教室で、「華麗なるソロギターアルバム」で、
ポピュラーギターの練習をしていて、今でも愛用している曲集なのだが、
ヤマハのソロアレンジは、けっこう難しくて、かなり練習しないと無理で、
ここは二重奏にして、メロディと伴奏を別々に録音する安直パターンに。

フルート&ギターもギター二重奏も、同じ小胎剛編曲なので似ているが、
フルートとギターでは音域がオクターブ違うし、ギター同士の二重奏では、
メロディに和音を加えたり、伴奏をD弦に下げたりと、変化をつけていて、
その違いも面白いから、フルートをギターシンセで弾き、両方とも演奏する。

このところ、どうもエレガットの音色が気に入らなくなっていて、アコギでも、
ライン入力はせず、ボーカルマイクで録音し、録音時のエフェクトはなしで、
なるべく生楽器の音をそのまま録音し、ミキシングでエコーを加えていて、
実はエレキでもエフェクトが嫌いになってきて、偏屈爺いになってきた模様。

雪の中、延々と歩き、「雪の降る街を」やユーミンの「ブリザード」を歌うが、
暗くて景色も見えない中、かつての渋谷駅界隈の面影がどんどん浮かび、
中でもプラネタリウムが妙に懐かしくなった今週は、ひどいこじつけだが、
マスネ「タイスの瞑想曲」を、迷走しながら、2パターンで演奏してみました。

















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よく覚えていましたね
中学生から大学生までは渋谷の近くに住んでいたので、今回のプラネタリウムにも何度も行きました。その時の曲「タイスの瞑想曲」を曲名でなくメロディで覚えていたとはすごいですね。聞いても思い出せませんでした。

ギターデュオは、ジャズにもよくありますが、私は、ギターマジシャンさんが今回アップしたようなクラシカルなデュオの方が好きですね。
特に、このようにしっかりアレンジされて、対位法的メロディで構成されているものが。

前の記事にもありましたが、演奏のアップ、ぼちぼち上げてください。
私も演奏をアップしている身として、週一がいかに過酷なペースか良くわかるので。
今、次の曲をぼちぼち仕込んでいますが、今年度中に上げられればいいや位で進めています。
AKISSH | URL | 2018/01/28/Sun 16:42 [編集]
Re: よく覚えていましたね
いつも、コメントありがとうございます。


> 中学生から大学生までは渋谷の近くに住んでいたので、今回のプラネタリウムにも何度も行きました。その時の曲「タイスの瞑想曲」を曲名でなくメロディで覚えていたとはすごいですね。聞いても思い出せませんでした。



「タイスの瞑想曲」は、「どこかで聴いたクラシック」というCDが出るほど、
今でも何かのテレビCMで流れていますし、たぶん、プラネタリウム以外でも、
聴いて記憶に残ったのでしょうし、ドビュッシーやサティでもそんな感じです。


> ギターデュオは、ジャズにもよくありますが、私は、ギターマジシャンさんが今回アップしたようなクラシカルなデュオの方が好きですね。
特に、このようにしっかりアレンジされて、対位法的メロディで構成されているものが。



クラシックギター向けの二重奏は、おっしゃるとおり対位法など用いて、
すごくしっかりしたアレンジが多く、弾いていても、おおっとなります。


> 前の記事にもありましたが、演奏のアップ、ぼちぼち上げてください。
私も演奏をアップしている身として、週一がいかに過酷なペースか良くわかるので。
今、次の曲をぼちぼち仕込んでいますが、今年度中に上げられればいいや位で進めています。



目標は週1ペースですが、定年後まで長く続けていくには、
あまりとらわれずに、気楽に気長にやろうと思っています。

ただ、ベックのタイトルではないですが、粗製乱造の自分と、
きちんとされているAKISSHさん、kamiyo.mさんの音源とは、
仕込む時間も手間もレベルが違うので、反省点が多いです。

お聴きいただき、ありがとうございました。




ギターマジシャン | URL | 2018/01/28/Sun 18:40 [編集]
美しいです
とても美しい響きのギターが心に伝わります。

私は個人的にファンク・ギターを弾きたいのでその際は是非お聞きください。

演奏素晴らしいギターです。
kamiyo.m | URL | 2018/01/28/Sun 21:46 [編集]
Re: 美しいです
いつも、コメントありがとうございます。


> とても美しい響きのギターが心に伝わります。


メロディのきれいな曲なので、できるだけ丁寧に弾きました。



> 私は個人的にファンク・ギターを弾きたいのでその際は是非お聞きください。



カッティングのためにと、テレキャスターを入手されたそうですが、
演奏はファンクギターなのですね、音源公開を楽しみにしています。



> 演奏素晴らしいギターです。

お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2018/01/28/Sun 22:04 [編集]



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