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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
メロディアスでもあり早弾きもたっぷり聴かせるデパペペ「フロー」
昨年11月に手に入れたイエスのバンドスコアは、とりあえず、
ドラム入力が簡単な「ロンリー・ハート」から演奏しようと思って、
オケを作ったものの、ジョン・アンダーソンの歌はキーが高いし、
声枯れもひどかったので、あきらめて没にしたまま今日に至る。

それなのに、凝りもせず、年末年始の休みを利用して少しずつ、
複雑なビル・ブラッフォードのドラムを入力すれば、昔のイエスの、
大作も演奏できるかもしれないと、まずはあまり曲が複雑でない、
「遥かなる思い出」に取り組み、今週、何とかオケのめどが立つ。

そして、当然ながら、歌を入れようとしたら、ほとんど裏声になり、
しかも風邪気味で喉が腫れてきて、声が出にくくなっているから、
イエスの曲なんて無理な話で、さらに声枯れがますます悪化して、
得意な(?)ビートルズの曲でさえも、歌は、しばらくは無理のよう。

そんな時は、もともと下手な歌はやめて、インスト曲にすれば良いし、
ドラムやギターシンセの伴奏が間に合わなければ、ギターだけで、
ソロギターでも二重奏でもやればよいさと、いつもの安直パターン、
早めにとまではいかないが、昨日のうちに歌ものに見切りをつける。

イエスつながりで、スティーブ・ハウのソロギターの名演で有名な曲、
クラシックギターのような「ムード・フォー・ア・デイ」、ラグタイム調で、
チェット・アトキンス奏法を駆使した「ザ・クラップ」は楽譜もあるので、
ちょうど良いのだが、いかんせん、相当練習しないと、どちらも無理。

そもそもエレキの曲にしても、アコギやクラシックギターの曲にしても、
ギターをパッと手に取るなり、ササっと弾けるレパートリーは少なくて、
毎週のブログにアップするのも、かなり必死で練習しないと無理だし、
自分の実力以上の曲で、あきらめて、先延ばしにすることも多々ある。

それでも、ソロギターに比べると、ギター二重奏は、多少は楽というか、
メロディと伴奏を分担し、それぞれ弾けばよいから、そう練習しなくても、
そこそこのレベルの演奏はできるし、しかも、指弾きのクラシックでなく、
ピックで弾けるポピュラー曲とかになれば、1日練習すれば何とかなる。

先日購入し、早速利用した「魅惑のギター・デュエット」の目ぼしい曲、
同時期に購入した横尾編曲の二重奏選集、クラシックギターのデュオ、
いちむじんのスコアなどパラパラめくって、試しに弾いていってみるが、
伴奏の和音が難しかったり、曲のメロディがピンと来なかったり難しい。

トランクルームまで行って、奥の方の段ボール箱を潜り込んで探したら、
河合楽器のジャズギター教室で、テキストに利用した楽譜も見つかり、
ロス・インディオス・タバハラスの曲集や、フルートとギターの合奏集も、
あったので持ち帰り、これまたパラパラ眺めるが、好きな曲は少ない。

そんな時に重宝するのが、アコギをピックで弾いているデパペペの曲で、
先輩格の山弦も同様だが、こちらは楽譜がほとんどなくて、昔のムック、
「アコギマガジン」で特集された数曲は、とっくのとうに演奏しているから、
3冊スコアを持っているデパペペが、まだまだ困った時には頼りになる。

どれにしようかとアルバムを聴いていくと、やっぱり彼らの特徴でもある、
元気いっぱいにコードをかき鳴らし、口ずさめるようなメロディックな曲で、
それぞれのアドリブも交互に取り合う曲が気に入り、メジャーデビューの、
「レッツ・ゴー」の最後を飾る「フロー」は、早弾きも格好良く、それにする。

いつも、こんな曲ばかり、自分はブログにアップしてるので、デパペペは、
ワンパターンじゃないかと誤解が生じそうで、どことなく心苦しいのだが、
彼らのレパートリーには、しっとりした曲もヒーリング系の曲も多いですと、
申し添えておきたいし、いずれ、そうした曲も、どんどん演奏したいと思う。

「フロー」は、彼らのよく使うサンバのパターンで、バッキングを互いにやり、
マイナー9thやメジャー7thのコードで、5弦と6弦のベース音を使い分け、
そこへ、いかにもフュージョンのインストにあるそうなパターンのメロディや、
アドリブがのるので、ものすごく自分と相性が合うというか、流れが掴める。

ワンコードの繰り返しや、2つくらいのコードで、モード奏法でアドリブする、
そんな感じのフレーズが多いので、自分の指癖とも同じような展開になり、
けっこう初見でもいけるのだが、ところどころ、フレーズがひねってあったり、
シンコペーションが入るので、やっぱりプロは違うよと、必死に楽譜を追う。

デパペペは、基本はアコギの二重奏だが、バンドが加わる曲も増えてきて、
インディーズ時代と違って、レコーディングにお金をかけれるようになって、
バックを雇えるようになったのか、それでも、メジャーデビューの段階では、
何曲かにパーカッションが入るくらいで、自分たちで演奏した可能性もある。

「フロー」も、シンバルやマラカス、ティンバレスかドラムのタムが入っていて、
けっこう賑やかな伴奏で、YouTubeでは2人だけで演奏している映像もあり、
自分もギターだけで録音するが、ギター伴奏だけで、リズムをひっぱるのは、
かなり厳しくて、スコアにないが、それっぽくパーカッション類を叩いておく。

声が回復するまでは、ソロギターや二重奏をしばらく続けようかと思いつつ、
やっぱり、下手な歌でも、演奏したい歌ものがたくさんあるなと迷う自分で、
とりあえず今回は、声が出ないので、ピックで弾けて、フュージョンっぽい曲、
デパペペ「フロー」は、1日で仕上げたので、反省点は多いままのアップです。







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声の調子も悪いとの事ですし、インストで楽に弾ける選曲もいいと思います。
デパペペは余り聞いた事がないのですが、何度か聴いたときに・・・元気の良い演奏だと思いました。

同じスタイルのゴンチチとは、年代も違いますが勢いのあるギターだと思います。
演奏もしっかりとしていた印象があります。

ギターマジシャンさんもその勢いのある演奏を再現されていて、やはり脱帽ですね。。。私はすでにアコギは弾けません。

YESの曲ラウンドアバウトは完コピしました。高校生1年の時ですね。かなり精度の高い耳コピしたと自分では思っています。今でも少し練習すれば弾けるかなと思います。
ムード・フォー・ア・デイもコピーはしましたね・・・かなり難しかったのが思い出されます。

私は毎週のアップをされているギターマジシャンさんさんには、本当に凄いと思います。
私も全然練習をしていない訳ではありませんが・・・最近はカールトンの曲を自分なりにアレンジして(ギターのメロディー)譜面に書いていますが、中々アイディアがありすぎて困っています。

お互いにこれからもギターの練習を頑張りましょう。。。
kamiyo.m | URL | 2018/01/14/Sun 01:44 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> 声の調子も悪いとの事ですし、インストで楽に弾ける選曲もいいと思います。
デパペペは余り聞いた事がないのですが、何度か聴いたときに・・・元気の良い演奏だと思いました。


もともと声が枯れていなくても、調子が良いとは言えないのですが、
無声音のようになってしまうので、インスト路線で行くつもりです。

デパペペは元気いっぱいという曲が、とにかく特徴的なデュオです。


> 同じスタイルのゴンチチとは、年代も違いますが勢いのあるギターだと思います。
演奏もしっかりとしていた印象があります。



ゴンチチにもアップテンポや派手なソロの曲もありますが、ベテランの味、
落ち着きがあり、逆にデパペペは若さを前面に出しているような感じです。



> ギターマジシャンさんもその勢いのある演奏を再現されていて、やはり脱帽ですね。。。私はすでにアコギは弾けません。


kamiyo.mさんのテレビで歌手の伴奏をされていた映像を見ると、
本当に見事にアコギが鳴っていますが、もう無理なのでしょうか。


> YESの曲ラウンドアバウトは完コピしました。高校生1年の時ですね。かなり精度の高い耳コピしたと自分では思っています。今でも少し練習すれば弾けるかなと思います。
ムード・フォー・ア・デイもコピーはしましたね・・・かなり難しかったのが思い出されます。



ちょうど自分がヤングミュージックショーでイエスの音楽に触れた頃、
すでにコピーされていたのですから、出発点からして違うわけですね。
当時から自分は楽譜頼りで、ロッキンFやヤングギター総動員でしたが、
同級生たちは耳コピであれこれ難曲も弾いていて、驚くばかりでした。



> 私は毎週のアップをされているギターマジシャンさんさんには、本当に凄いと思います。
私も全然練習をしていない訳ではありませんが・・・最近はカールトンの曲を自分なりにアレンジして(ギターのメロディー)譜面に書いていますが、中々アイディアがありすぎて困っています。


kamiyo.mさんの演奏は、ジャズのスタンダードの解釈もすごいですし、
サンタナのヨーロッパもコピーでなく、ハッとするアドリブを弾かれ、
音作りやリズムのノリも含めて、プロの実力のすごさを痛感したので、
そうした演奏をカールトンの曲でどうされるのか、すごく楽しみです。


> お互いにこれからもギターの練習を頑張りましょう。。。


弾きたい曲の楽譜だらけで、本当練習のしがいがあります。
お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2018/01/14/Sun 03:31 [編集]



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