僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
謹賀新年
今年も、このブログをよろしくお願いいたします。
ブログは土曜日更新を心がけているので、新年の挨拶も、
今年の初演奏アップも、1月7日となり、松の内のぎりぎり、
まあ、関西では15日までというから、勘弁していただいて、
今年も、懲りずに、演奏や歌を続けていこうと思っています。
今年最初の曲は、年末からのラブつながり、ビートルズの、
デビュー曲である「ラブ・ミー・ドゥ」にして、ブログの演奏も、
自分のギターの原点のビートルズの、さらにその原点へと、
立ち返って、気持ちも新たにということで、こじつけてみる。
「ラブ・ミー・ドゥ」は、とにもかくにもビートルズのデビュー曲、
アマ時代のバックバンドは別にして、正式なレコードデビュー、
最初のシングル盤のA面の曲なのだが、後のヒット曲に比べ、
すごく地味な印象で、自分もあまり聴いたり演奏していない。
デビュー当時、新人でなくても、プロの作曲家の曲を歌うのが、
当たり前だったところ、ビートルズは自分たちのオリジナルで、
デビューしたい、勝負したいと、若気の至りともとれる発言で、
プロデューサーのジョージ・マーティンに直訴し、聴いてもらう。
自作曲を聴いたマーティンは、「可もなく不可もなく」と判断し、
数曲のうち、まとも、ましだと感じた「ラブ・ミー・ドゥ」について、
ハーモニカを入れて、ブルース色をつけるようにアドバイスし、
誰かメンバーで吹けないかと尋ねて、ジョンが吹くことにした。
その際イントロや間奏だけでなく、もともとジョンが歌っていた、
ブレイク後の「ラブミードゥ~」の部分も、ハーモニカをかぶせ、
当然、歌と同時には吹けないから、急遽、ポールが歌うことに、
さすがのポールも、いきなりのメインボーカルにびびったとか。
この曲の録音は、9月4日だったが、リンゴのドラムに難ありと、
マーティンが考え、翌週9月11日に、スタジオミュージシャンの、
アンディ・ホワイトがドラムを叩き、リンゴはタンバリンを担当し、
そうなると、ポールが緊張し声が震えたのはリンゴ版だろうか。
藤本邦彦「213曲全ガイド」には、「えっ、オレが歌うの?という、
ポールの動揺は、ソロで歌う場面の震えにはっきり聴き取れる。」
「ビートルズを聴こう」では、デビューLPの方に、「ポール本人も、
緊張のあまり、声が震えてしまったことを認めています。」と書く。
川瀬泰雄「真実のビートルズ・サウンド」に、「ポールの歌声が、
震えているのは、~のリンゴのドラム・バージョンで確認できる。
アンディ・ホワイトのバージョンは、2度目の録音なので、むろん、
歌声は震えていないし、ベースの演奏も確実に上手く~」とする。
ところが、「アンソロジー1」には、ピート・ベストが在籍していた、
6月6日の録音があり、すでにハーモニカも入った編曲なので、
マーティンに言われ、ポールが歌うことになり、声が震えたのは、
この時点のこと、リンゴが叩くのは、もう3ヶ月も過ぎた後になる。
アンソロジー版は、ポールの声が震えるというより、メロディーが、
正式版のどちらとも微妙に違ったり、小さい声になる部分もあり、
確かに、急に歌うことになったのかと思えるが、リンゴのにしても、
アンディのにしても、こもった声で歌う初期のポールの癖だと思う。
それにしても、自作曲で勝負するには、このあまりにも平凡な曲、
いったい、どうだったのか、悪い曲ではないが、次のシングル盤、
「プリーズ・プリーズ・ミー」や、「フロム・ミー・トゥー・ユー」に比べ、
あまりにも地味すぎて、才能が爆発する前夜だったということか。
里中哲彦は、中公文庫の「ビートルズを聴こう」で、「凡作、凡庸と、
評する人がいるけど、そうかなあ。」と弁護するが、藤本国彦だと、
「213曲全ガイド」の中で、「一言でいって、ヘンな曲、である。」や、
「初めて聴いた時、なんて地味な曲なんだろうと思ったものだ。」と。
「これがビートルズだ!」の中山康樹は、もっと辛らつに批評して、
「記念すべきデビュー曲である。だが、それがどうした。凡曲、凡演
である。聴くべきところは何もない。」とバッサリ、「誰がドラムスを、
叩こうが、名曲に生まれ変わるわけではない。凡曲は凡曲。」とも。
さらには、「この時点で、『プリーズ・プリーズ・ミー』や『アイ・ソー・
ハー・スタンディング・ゼア』の傑作はできていた。」とまで書くが、
もともと「プリーズ~」は、スローテンポだったから、この段階から、
マーティンが早くするよう指示し、ヒット曲の誕生となったかどうか。
「アイ・ソー・ハー~」や、デビュー盤B面の「PSアイ・ラブ・ユー」は、
ほとんどポール1人で歌っていて、メインボーカルが2人いるという、
ビートルズの売りにしたい点に弱いし、「アスク・ミー・ホワイ」では、
ジョンらしさの名曲だが、ラジオから流れて、口ずさめる曲かどうか。
言い方は悪いが、当時のオリジナルのレパートリーから、消去法で、
どちらがメインボーカルかは区別できない、2人でハモって歌う曲で、
彼らのルーツであるリズム&ブルースを感じさせ、歌詞もメロディも、
すぐに覚えやすい曲として、「ラブ・ミー・ドゥ」が選ばれたように思う。
この曲の録音は、ジョージがアコギで、G・C・Dのいわゆる3コードを、
同じパターンで弾き続けていて、ポールのベースもルート音と5度を、
ボーンボーンと弾くだけ、ドラムは、リンゴにしても、アンディにしても、
スネア主体で、フィルインもほとんどなく、半日あれば、余裕と考える。
ところが、ハーモニカで苦戦することになり、自分が持っているのは、
C調のブルースハーモニカで、普通にドレミファが出るつもりでいたら、
オクターブ下の低音は、ファとラがなく、間奏の、「ラー・ラ・ソ・ファ#ー、
ソー・ファ・ミ・レー」を吹こうにも、いきなり最初のラの音から出せない。
強く吹いたり吸って音程を下げる、「ベンド」というテクニックを使えば、
シとソの音を下げて、ラとファが出せると、入門書には書いてあるが、
ブルースのフラット感が出るよう、微妙に音程を下げるのはできても、
最初から1音低い音で出すのは、初心者の自分は、とういてい無理。
小学生用の普通のハーモニカは、♯のない音を出せるが、自分のは、
数年前に捨ててしまったし、子どもたちは、ハーモニカでなくピアニカ、
鍵盤ハーモニカ世代だから、一番単純なドレミのハーモニカさえなく、
中学の頃に買ってもらった、クロマチックハーモニカまで捨てていた。
中学時代のバイブル「ビートルズ事典」に、ジョンの吹くハーモニカは、
ドイツ・ホーナーのマリンバンドに、レバー式クロマチックハーモニカと、
出ていたが、高級輸入品などとても手が出ないし、ブルースハープは、
何本も必要となるので、東急本店にあったトンボのクロマチックにした。
ハーモニカホルダー、カポタスト、スライドバー、調子笛、音叉と一緒に、
菓子箱に入れ、数年前まで取ってあったが、まさかまたビートルズを、
演奏することになるとは思わなかったし、40年前のハーモニカなんて、
吸い込んだ途端、雑菌が肺に入り病気になるとばかり捨ててしまった。
クロマチックハーモニカを買おうとしたら、国産トンボの一番安い品で、
1万円以上、評判の良いスズキ製だと2万円前後、なんで捨てたのか、
後悔したが、そんな高いハーモニカを、母がすんなりと買ってくれるか、
自分にしても何曲かで吹く程度で、そんな高い物をねだるはずもない。
気になりネットで調べたら、自分の持っていたのは、もう製造中止の、
フォークヤングという機種で、音域も狭いし、1穴4音ではなく1穴1音、
機能的に劣る入門用で、まだ在庫のある楽器屋さんで、6千円くらい、
自分が買ってもらった時は、せいぜい2・3千円だったろうと安心した。
ブルースハープで出ない音は、ギターシンセで、ごまかそうと思うが、
それが不自然だと、「アイム・ア・ルーザー」をやる時、Cのハープを、
買ったのであり、この際、「リトル・チャイルド」に必要なA調ハープと、
DかGのハープを買い、持ち換えれば、「ラブ・ミー・ドゥ」は何とかなる。
でもハープを2個買うなら、思いきってクロマチックハーモニカを買うか、
初心者の自分には、トンボの1音1穴の方が楽だが、トンボの配列は、
複音ハーモニカの配列となり、真ん中のドレミ以外は、オクターブ下が、
レ・ド・ファ・ミ・ラ・ソ・シ、上がド・シ・ミ・レ・ソ・ファ・ド・ラ・シで混乱しそう。
1穴4音のクロマチックは、トンボで1万2千円、スズキで1万4千円で、
なぜか、ホーナー・クロメッタは1万円、クロメッタは音域で種類があり、
8穴・10穴・12穴のうち、12穴でないと低いレが出ないから、うっかり、
少しでも安い物と、8穴にでもしていたら、買った意味がなくなるところ。
ジョンが使ったハーモニカは、今ではマリンバンドは、同じホーナーの、
普通のブルースハープとされ、クロマチックは今も型番不明なのだが、
ネットはクロメッタが有力、ただ、ジョンがハーモニカを吹く写真のうち、
手から、はみ出る大きいサイズのは、クロメッタの丸いフォルムでない。
写真にある角張った形は、一般的なハーモニカと同じで、ホーナーは、
クロモニカ、ディスカバリー、スーパー64Xとあり、2万から4万円もし、
いくらジョンに憧れてても、ハーモニカにそこまで出すのは無理なので、
クロメッタ12にするが、いろいろ悩んだから、注文したのは3日深夜。
Amazonのプライム会員でないし、お試しのお急ぎ便にもしないから、
自宅にハーモニカが届いたのは、1月5日の夕方、とりあえず練習し、
6日には録音して、なんとか、更新に間に合わすという綱渡りのうえに、
ビブラートをかけるのも適当で、隣の音を吹いては、やり直してばかり。
ハーモニカ部分は、リンゴ版とアンディ版は、微妙に違っているので、
リンゴに敬意を評し、リンゴ版を参照して、当然、タンバリンはなしで、
「全曲バイブル」には、手拍子のことは出ていないが、間奏の部分で、
リンゴ版は手拍子が聴こえるので加え、ブレイクのシンバルはなしに。
泣いても笑っても、これがビートルズの正真正銘のデビュー曲であり、
ドラマーが二転三転して、3種類ものバージョンがある「ラブ・ミー・ドゥ」、
今年最初となる演奏は、そのリンゴ版ですが、ハーモニカにも苦労し、
それ以上に、ジョンの超低音、さらに、ポールの高い音はきついです。
今年も、このブログをよろしくお願いいたします。
ブログは土曜日更新を心がけているので、新年の挨拶も、
今年の初演奏アップも、1月7日となり、松の内のぎりぎり、
まあ、関西では15日までというから、勘弁していただいて、
今年も、懲りずに、演奏や歌を続けていこうと思っています。
今年最初の曲は、年末からのラブつながり、ビートルズの、
デビュー曲である「ラブ・ミー・ドゥ」にして、ブログの演奏も、
自分のギターの原点のビートルズの、さらにその原点へと、
立ち返って、気持ちも新たにということで、こじつけてみる。
「ラブ・ミー・ドゥ」は、とにもかくにもビートルズのデビュー曲、
アマ時代のバックバンドは別にして、正式なレコードデビュー、
最初のシングル盤のA面の曲なのだが、後のヒット曲に比べ、
すごく地味な印象で、自分もあまり聴いたり演奏していない。
デビュー当時、新人でなくても、プロの作曲家の曲を歌うのが、
当たり前だったところ、ビートルズは自分たちのオリジナルで、
デビューしたい、勝負したいと、若気の至りともとれる発言で、
プロデューサーのジョージ・マーティンに直訴し、聴いてもらう。
自作曲を聴いたマーティンは、「可もなく不可もなく」と判断し、
数曲のうち、まとも、ましだと感じた「ラブ・ミー・ドゥ」について、
ハーモニカを入れて、ブルース色をつけるようにアドバイスし、
誰かメンバーで吹けないかと尋ねて、ジョンが吹くことにした。
その際イントロや間奏だけでなく、もともとジョンが歌っていた、
ブレイク後の「ラブミードゥ~」の部分も、ハーモニカをかぶせ、
当然、歌と同時には吹けないから、急遽、ポールが歌うことに、
さすがのポールも、いきなりのメインボーカルにびびったとか。
この曲の録音は、9月4日だったが、リンゴのドラムに難ありと、
マーティンが考え、翌週9月11日に、スタジオミュージシャンの、
アンディ・ホワイトがドラムを叩き、リンゴはタンバリンを担当し、
そうなると、ポールが緊張し声が震えたのはリンゴ版だろうか。
藤本邦彦「213曲全ガイド」には、「えっ、オレが歌うの?という、
ポールの動揺は、ソロで歌う場面の震えにはっきり聴き取れる。」
「ビートルズを聴こう」では、デビューLPの方に、「ポール本人も、
緊張のあまり、声が震えてしまったことを認めています。」と書く。
川瀬泰雄「真実のビートルズ・サウンド」に、「ポールの歌声が、
震えているのは、~のリンゴのドラム・バージョンで確認できる。
アンディ・ホワイトのバージョンは、2度目の録音なので、むろん、
歌声は震えていないし、ベースの演奏も確実に上手く~」とする。
ところが、「アンソロジー1」には、ピート・ベストが在籍していた、
6月6日の録音があり、すでにハーモニカも入った編曲なので、
マーティンに言われ、ポールが歌うことになり、声が震えたのは、
この時点のこと、リンゴが叩くのは、もう3ヶ月も過ぎた後になる。
アンソロジー版は、ポールの声が震えるというより、メロディーが、
正式版のどちらとも微妙に違ったり、小さい声になる部分もあり、
確かに、急に歌うことになったのかと思えるが、リンゴのにしても、
アンディのにしても、こもった声で歌う初期のポールの癖だと思う。
それにしても、自作曲で勝負するには、このあまりにも平凡な曲、
いったい、どうだったのか、悪い曲ではないが、次のシングル盤、
「プリーズ・プリーズ・ミー」や、「フロム・ミー・トゥー・ユー」に比べ、
あまりにも地味すぎて、才能が爆発する前夜だったということか。
里中哲彦は、中公文庫の「ビートルズを聴こう」で、「凡作、凡庸と、
評する人がいるけど、そうかなあ。」と弁護するが、藤本国彦だと、
「213曲全ガイド」の中で、「一言でいって、ヘンな曲、である。」や、
「初めて聴いた時、なんて地味な曲なんだろうと思ったものだ。」と。
「これがビートルズだ!」の中山康樹は、もっと辛らつに批評して、
「記念すべきデビュー曲である。だが、それがどうした。凡曲、凡演
である。聴くべきところは何もない。」とバッサリ、「誰がドラムスを、
叩こうが、名曲に生まれ変わるわけではない。凡曲は凡曲。」とも。
さらには、「この時点で、『プリーズ・プリーズ・ミー』や『アイ・ソー・
ハー・スタンディング・ゼア』の傑作はできていた。」とまで書くが、
もともと「プリーズ~」は、スローテンポだったから、この段階から、
マーティンが早くするよう指示し、ヒット曲の誕生となったかどうか。
「アイ・ソー・ハー~」や、デビュー盤B面の「PSアイ・ラブ・ユー」は、
ほとんどポール1人で歌っていて、メインボーカルが2人いるという、
ビートルズの売りにしたい点に弱いし、「アスク・ミー・ホワイ」では、
ジョンらしさの名曲だが、ラジオから流れて、口ずさめる曲かどうか。
言い方は悪いが、当時のオリジナルのレパートリーから、消去法で、
どちらがメインボーカルかは区別できない、2人でハモって歌う曲で、
彼らのルーツであるリズム&ブルースを感じさせ、歌詞もメロディも、
すぐに覚えやすい曲として、「ラブ・ミー・ドゥ」が選ばれたように思う。
この曲の録音は、ジョージがアコギで、G・C・Dのいわゆる3コードを、
同じパターンで弾き続けていて、ポールのベースもルート音と5度を、
ボーンボーンと弾くだけ、ドラムは、リンゴにしても、アンディにしても、
スネア主体で、フィルインもほとんどなく、半日あれば、余裕と考える。
ところが、ハーモニカで苦戦することになり、自分が持っているのは、
C調のブルースハーモニカで、普通にドレミファが出るつもりでいたら、
オクターブ下の低音は、ファとラがなく、間奏の、「ラー・ラ・ソ・ファ#ー、
ソー・ファ・ミ・レー」を吹こうにも、いきなり最初のラの音から出せない。
強く吹いたり吸って音程を下げる、「ベンド」というテクニックを使えば、
シとソの音を下げて、ラとファが出せると、入門書には書いてあるが、
ブルースのフラット感が出るよう、微妙に音程を下げるのはできても、
最初から1音低い音で出すのは、初心者の自分は、とういてい無理。
小学生用の普通のハーモニカは、♯のない音を出せるが、自分のは、
数年前に捨ててしまったし、子どもたちは、ハーモニカでなくピアニカ、
鍵盤ハーモニカ世代だから、一番単純なドレミのハーモニカさえなく、
中学の頃に買ってもらった、クロマチックハーモニカまで捨てていた。
中学時代のバイブル「ビートルズ事典」に、ジョンの吹くハーモニカは、
ドイツ・ホーナーのマリンバンドに、レバー式クロマチックハーモニカと、
出ていたが、高級輸入品などとても手が出ないし、ブルースハープは、
何本も必要となるので、東急本店にあったトンボのクロマチックにした。
ハーモニカホルダー、カポタスト、スライドバー、調子笛、音叉と一緒に、
菓子箱に入れ、数年前まで取ってあったが、まさかまたビートルズを、
演奏することになるとは思わなかったし、40年前のハーモニカなんて、
吸い込んだ途端、雑菌が肺に入り病気になるとばかり捨ててしまった。
クロマチックハーモニカを買おうとしたら、国産トンボの一番安い品で、
1万円以上、評判の良いスズキ製だと2万円前後、なんで捨てたのか、
後悔したが、そんな高いハーモニカを、母がすんなりと買ってくれるか、
自分にしても何曲かで吹く程度で、そんな高い物をねだるはずもない。
気になりネットで調べたら、自分の持っていたのは、もう製造中止の、
フォークヤングという機種で、音域も狭いし、1穴4音ではなく1穴1音、
機能的に劣る入門用で、まだ在庫のある楽器屋さんで、6千円くらい、
自分が買ってもらった時は、せいぜい2・3千円だったろうと安心した。
ブルースハープで出ない音は、ギターシンセで、ごまかそうと思うが、
それが不自然だと、「アイム・ア・ルーザー」をやる時、Cのハープを、
買ったのであり、この際、「リトル・チャイルド」に必要なA調ハープと、
DかGのハープを買い、持ち換えれば、「ラブ・ミー・ドゥ」は何とかなる。
でもハープを2個買うなら、思いきってクロマチックハーモニカを買うか、
初心者の自分には、トンボの1音1穴の方が楽だが、トンボの配列は、
複音ハーモニカの配列となり、真ん中のドレミ以外は、オクターブ下が、
レ・ド・ファ・ミ・ラ・ソ・シ、上がド・シ・ミ・レ・ソ・ファ・ド・ラ・シで混乱しそう。
1穴4音のクロマチックは、トンボで1万2千円、スズキで1万4千円で、
なぜか、ホーナー・クロメッタは1万円、クロメッタは音域で種類があり、
8穴・10穴・12穴のうち、12穴でないと低いレが出ないから、うっかり、
少しでも安い物と、8穴にでもしていたら、買った意味がなくなるところ。
ジョンが使ったハーモニカは、今ではマリンバンドは、同じホーナーの、
普通のブルースハープとされ、クロマチックは今も型番不明なのだが、
ネットはクロメッタが有力、ただ、ジョンがハーモニカを吹く写真のうち、
手から、はみ出る大きいサイズのは、クロメッタの丸いフォルムでない。
写真にある角張った形は、一般的なハーモニカと同じで、ホーナーは、
クロモニカ、ディスカバリー、スーパー64Xとあり、2万から4万円もし、
いくらジョンに憧れてても、ハーモニカにそこまで出すのは無理なので、
クロメッタ12にするが、いろいろ悩んだから、注文したのは3日深夜。
Amazonのプライム会員でないし、お試しのお急ぎ便にもしないから、
自宅にハーモニカが届いたのは、1月5日の夕方、とりあえず練習し、
6日には録音して、なんとか、更新に間に合わすという綱渡りのうえに、
ビブラートをかけるのも適当で、隣の音を吹いては、やり直してばかり。
ハーモニカ部分は、リンゴ版とアンディ版は、微妙に違っているので、
リンゴに敬意を評し、リンゴ版を参照して、当然、タンバリンはなしで、
「全曲バイブル」には、手拍子のことは出ていないが、間奏の部分で、
リンゴ版は手拍子が聴こえるので加え、ブレイクのシンバルはなしに。
泣いても笑っても、これがビートルズの正真正銘のデビュー曲であり、
ドラマーが二転三転して、3種類ものバージョンがある「ラブ・ミー・ドゥ」、
今年最初となる演奏は、そのリンゴ版ですが、ハーモニカにも苦労し、
それ以上に、ジョンの超低音、さらに、ポールの高い音はきついです。
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![]() |
|
![]() やっぱりギターマジシャンさんのビートルズはいいですね!
この曲自体の攻略は、大して難しくはないのでしょうが、 ハモニカ…これが意外に難関ですね!。 もしかすると、もうちょい練習を重ねた上で、一気に 初期のハモニカシリーズ(?)に突入されも良かったかな っておもいます。もちろん充分にクオリティ高くて 驚きですけどね。 ちょうどヘイジュードとか、レディマドンナとかが 日本のラジオのヒットチャートでトップを飾ってる頃、 小学生の私が最も好きだったのが「恋を抱きしめよう」… そんな時代に突然、これがデビュー曲だよ!って聴かされた Love Me Doの、意外なほどの地味さ、素っ気なさって言うのは、 本文に書かれてるのと、ほぼ感想なんですけど、 今にして思えば、ビートルズの基本フォームがすべて ココに揃ってるって気がして、とても重要な曲である気がします。 たぶんリンゴ独特のタイム感覚って言うのも、原点は このときジョージマーティンに突きつけられたヒドい仕打ち というか屈辱から、この曲のタイム感そのものが リンゴのその後、もとい、ビートルズのタイムを形成した! と考えます。早い話は屈辱トラウマ…。 まあ自分はそれに気付いて、打ち込み自体を やめちゃったんですけどね。 なにしろ、今後がますます楽しみになりました! pipco1980 | URL | 2017/01/08/Sun 01:27 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> やっぱりギターマジシャンさんのビートルズはいいですね! いろいろなジャンルの曲に挑戦していますが、ビートルズは、 40年以上のキャリアなので、多少はましなんだと思います。 > この曲自体の攻略は、大して難しくはないのでしょうが、 ハモニカ…これが意外に難関ですね!。 もしかすると、もうちょい練習を重ねた上で、一気に 初期のハモニカシリーズ(?)に突入されも良かったかな っておもいます。もちろん充分にクオリティ高くて 驚きですけどね。 1日のハモニカ練習で、アップしてしまうというムチャでしたが、 まだ演奏してないハモニカ曲が数曲あるので、練習していきます。 > ちょうどヘイジュードとか、レディマドンナとかが 日本のラジオのヒットチャートでトップを飾ってる頃、 小学生の私が最も好きだったのが「恋を抱きしめよう」… そんな時代に突然、これがデビュー曲だよ!って聴かされた Love Me Doの、意外なほどの地味さ、素っ気なさって言うのは、 本文に書かれてるのと、ほぼ感想なんですけど、 今にして思えば、ビートルズの基本フォームがすべて ココに揃ってるって気がして、とても重要な曲である気がします。 おっしゃるとおり、中期から後期の曲を聴いてしまったあとでは、 すごく地味に感じますが、4ピースバンドの演奏スタイルといい、 2人のメインボーカル、平行移動ではないハモリと詰まってますね。 > たぶんリンゴ独特のタイム感覚って言うのも、原点は このときジョージマーティンに突きつけられたヒドい仕打ち というか屈辱から、この曲のタイム感そのものが リンゴのその後、もとい、ビートルズのタイムを形成した! と考えます。早い話は屈辱トラウマ…。 ビートルズにとって、リンゴのドラムの存在はすごく大きくて、 そのタイム感が欲しくて、ジョンもジョージもソロアルバムで、 リンゴに叩いてもらったし、完コピが難しい点でもあります。 > まあ自分はそれに気付いて、打ち込み自体を やめちゃったんですけどね。 自分のドラムマシンは、MTR内蔵の貧弱なタイプですが、 高価なDTMソフトでも、リンゴの再現は難しいでしょうね。 > なにしろ、今後がますます楽しみになりました! 全曲コピーを目指して、ゆっくりとやっていきます。 お聴きいただき、ありがとうございました。 ギターマジシャン | URL | 2017/01/08/Sun 08:31 [編集]
![]() ギターマジシャンさん こんばんは。
本年1曲目がデビューシングルとは正月にふさわしい ですね。また、楽器がシンプルで好きな曲です。 簡単な曲ほど難しいと思うのですがギターマジシャンさん の演奏はそれを感じさせず、ギター、ハーモニカがクリアで 最高です。 仰る通り、ジョージ・マーティンのデビュー曲を退け“ラブ・ミー・ドゥ” で押し切ったのは最後までオリジナルに拘ったことで正解でした。 マサジョン | URL | 2017/01/08/Sun 18:07 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> ギターマジシャンさん こんばんは。 本年1曲目がデビューシングルとは正月にふさわしい ですね。また、楽器がシンプルで好きな曲です。 ちょっと、こじつけのような感じもしますが、 気持ちも新たに、演奏しようと考えました。 > 簡単な曲ほど難しいと思うのですがギターマジシャンさん の演奏はそれを感じさせず、ギター、ハーモニカがクリアで 最高です。 シンプルだけに、歌唱力のなさが目立って冷やものですが、 ハーモニカは、マイクの前で吹いたので、音はクリアです。 > 仰る通り、ジョージ・マーティンのデビュー曲を退け“ラブ・ミー・ドゥ” で押し切ったのは最後までオリジナルに拘ったことで正解でした。 「ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ・イト」は、曲としては、良いのですが、 ハンブルグでならしたカバー曲に比べて、ぎくしゃくした感じがし、 その点からも、自分たちのオリジナルにしたのは正解だったですね。 お聴きいただき、ありがとうございました、 ギターマジシャン | URL | 2017/01/08/Sun 19:44 [編集]
![]() 遅くなりましたが、あけおめっす!^^
ハーモニカ・・・小学生の頃に音楽の授業で吹いて以来吹いてないですね~( ゚д゚) バンド小屋に持ち主不明のブルースハープはあるのですが、口をつけるものですし、バンド小屋にはネズミやヘビやカメムシやムカデなんかも出入りしてますから~吹いてみようなんて気には全然なりません^^; Love Me Doはマジシャンさんの声にキーが合ってるし、気持ちよく歌えたんじゃないですか~?( ̄▽ ̄) ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> 遅くなりましたが、あけおめっす!^^ あけまして、おめでとうございます。 こちらこそ、新年の更新が遅くなりました。 > ハーモニカ・・・小学生の頃に音楽の授業で吹いて以来吹いてないですね~( ゚д゚) 自分はビートルズをコピーするので、中学時代に吹きましたが、 それ以来、やはりハーモニカとは、全然縁のない日々でした。 > バンド小屋に持ち主不明のブルースハープはあるのですが、口をつけるものですし、バンド小屋にはネズミやヘビやカメムシやムカデなんかも出入りしてますから~吹いてみようなんて気には全然なりません^^; それは、やめておいたほうが・・・。 > Love Me Doはマジシャンさんの声にキーが合ってるし、気持ちよく歌えたんじゃないですか~?( ̄▽ ̄) 自分のキーは、高音のソがぎりぎりでるかの声域で、 ポールのパートは、かなりきびしいものがありました。 お聴きいただき、ありがとうございました。 ギターマジシャン | URL | 2017/01/10/Tue 18:42 [編集]
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