僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
クリスマスの曲は二転三転したあげく、ワム!の「ラスト・クリスマス」
2010年の夏にブログを始めてから、クリスマスが近づくと、
何の曲を、クリスマス前後に演奏しようか、あれこれ考えて、
CDの棚を眺めたり、積み上げた楽譜をパラパラとめくって、
悩ましいようでいて楽しい作業で、今年もそんな時期になる。

坂本龍一「戦場のメリークリスマス」は、押尾コータロー版と、
南澤大介編曲ソロギ版、、ユーミン「恋人がサンタクロース」、
山下達郎「クリスマスイブ」、クラシックギターの「聖母と御子」、
昨年にはジョン・レノンと、昔から聴いていた曲を取り上げた。

そろそろネタも尽きてきて、「きよしこの夜」に「ジングルベル」、
「赤鼻のトナカイ」といった、童謡のようなクリスマスソングを、
ソロギターか二重奏にアレンジしようか、もっとギターを重ね、
聖歌隊のコーラスのようにしようか、構想だけは膨らんでいく。

いっそのこと、歌を重ねて、アカペラでもやってしまおうかと、
思いついて、山下達郎の「オン・ザ・ストリート・コーナー2」や、
クリスマス・アルバム「シーズンズ・グリーティングス」の中の、
「ホワイト・クリスマス」が、昔から好きだったので、手をつける。

山下達郎の楽譜は、メロディ譜からバンドスコアまであるが、
他人の楽曲カバーとなるアカペラ譜は、1曲も出てないので、
ジャズ曲集の「ホワイト・クリスマス」を、達郎のキーに移調し、
コード進行に沿って、ワーとかアーとか歌えばよいかと思った。

ところが、一番聴かせどころのイントロは、独自に作ったのか、
どこかの部分のコード進行ではなく、歌い出しのコードに対し、
代理コードや半音進行で解決させるようで、全然音が取れず、
もともと2声のハモリでも、音程がとれない自分には不可能。

ネットで楽譜をダウンロード販売しているエリーゼとヤマハに、
それぞれ、アカペラ編曲があるので、それを参考にしようかと、
早速購入して、とりあえず、五線譜に移調して、それをさらに、
1枚の楽譜にまとめて、どのハモリを使おうかと検討してみる。

ところが、結局、達郎とは似ても似つかないハーモニーとなり、
自分で音がコピーできる人は、何を悩むのかと思うだろうが、
ギター片手に、メロディに、トップの音、カウンターパートを探り、
譜面に追加していくも、低音や中間の音は、皆目わからない。

結局、水曜日になっても、全然音が取れないまま、土曜日でも、
この状態だったら、ソロギターにしようかと、楽譜を見ていると、
ソロギの名手、南澤大介の曲集に、「サンタが街にやってくる」、
「きよしこの夜」があり、とりあえず、最悪の場合の保険になる。

そんなとき、つけていたラジオが、季節がら、クリスマス特集で、
ワムの「ラスト・クリスマス」が流れ、この曲だったら有名だから、
楽譜、それもバンドスコアくらいあるだろうと、ネットで調べると、
エリーゼの方にバンドスコアがあり、値段も600円とお手ごろ。

ただ、サンプル画面を見ると、大半が白塗りされて見えないが、
どうも、聴き慣れたシンセのコード弾きとは、全然違った楽譜で、
もしかしてカバーバージョンだとか、単なるアレンジ譜面なのか、
シンコー提供だと書いてあるので、元になった曲集を検索する。

クリスマス曲集として、5曲入りと、改訂版の29曲入りがあって、
きちんと「ワム!」と書いてあるから、曲に間違いはないようで、
別のイントロがあったのか、YouTubeで検索すると、アルバムは、
ロングバージョンで、さらには、「プディング・ミックス」と呼ぶとか。

最初にワムの「ラスト・クリスマス」を聴いたのは、発売された頃、
渋谷公園通りのディスク・ユニオン、ハンター、タワーレコードを、
回っていたときに、パルコ前の交差点で、信号待ちをしていると、
曲が流れてきて、親しみやすいメロディーなので、すぐに覚える。

何度も繰り返す「ラーストクリスマス」の歌詞が、聞き取れなくて、
「メリークリスマス」でないことは確かだが、「ラークリスマス」って、
何だろう、歌も誰なのか、フレディ・マーキュリーが、ぶりっ子声で、
「マイ・メランコリー・ブルース」を歌うとき、こんな感じにはなるが。

そんな風に思っていたら、すぐラジオから年がら年中流れ始めて、
ワムのジョージ・マイケルで、曲名も「ラスト・クリスマス」とわかり、
ワムは「ケアレス・ウィスパー」が気に入って、LPを買っていたし、 
すぐには次のアルバムは出ないようなので、シングル盤で買った。

単純な自分は、ジョージ・マイケルは、歌も上手く作曲もこなして、
良い曲を書くなと思っていたが、当時、新人にしては見事すぎて、
作曲は影武者がやっているとか、ジョージ傀儡説があったそうで、
そんなにまで、すごいレベルだとは思わず、単に気に入っていた。

「ラスト・クリスマス」を、フレディの歌声かと、一時、思ったのだが、
透明でいて、張りがあり、時に、野太い声色も交えるところなんか、
今でもすごく似ていると思うし、フレディ追悼のクイーンのライブで、
ジョージ・マイケルが歌ったときには、すごい雰囲気が出ていた。

確か、ブライアン・メイだか、ロジャー・テイラーが、「ジョージは、
『サムバディ・トゥ・ラブ』では、よい仕事をしてくれた。」と語って、
クイーンのメンバーからも認められたんだな、全部ジョージでも、
良かったくらいだ、アルバムでも出さないかと、1人納得していた。

それだけの実力派のジョージ・マイケルを、カバーするとなると、
風邪で痛めた喉は、のど飴を常用し、声こそ出るようになったが、
ただ単に声が出せるのと、歌唱力たっぷりに歌うことは別問題、
まあ、最後はガットギターでメロディでも良いだろうと、この曲に。

これまた、ダウンロード購入して、それが、水曜日の真夜中過ぎ、
木曜日に仕事から戻って、楽譜に沿って、ドラムを入力していき、
金曜日は祝日だったから、ベースとギターシンセをダビングして、
オケを夜までに作るが、なかなか、シンセの音が似せられない。

ネットの情報では、この曲は、ジョージ・マイケルが、打ち込みで、
伴奏を作ったそうで、いかにもという、シンセとドラムの音がして、
同じパターンを2番、3番と繰り返して、コードを弾き続けている、
シンセの音は、昔のアナログシンセの時代のストリングスに近い。

自分のギターシンセは、弦楽器やホーンのサンプリング音では、
かなりクオリティが高いが、いかにもシンセという音は、少なくて、
こんなリアルな音でなくても良いのにと、ポリシンセの音色を探し、
プリセットのストリングスをいじって、音も途切れがちに設定した。

ベースも、打ち込みだから、典型的なシンセベースの音を選んで、
ギターシンセで弾くが、芯がはっきりしないから、本物のベースも、
別のトラックに演奏して、ドラムも、リンドラムなのか、特徴的だが、
MTRの内蔵ドラムから、なるべく、それっぽい音色を選んでおく。

シングル盤まで買った、好きな曲だから、特に弾き語りをしたとか、
カラオケで歌うとかはしていないが、歌詞はほとんど覚えていて、
小学生時代のアニメ主題歌と同様、昔は記憶力が良かったのに、
なんで最近は、職場の人の名前も忘れるのか、よる年波だろうか。

歌詞もメロディも覚えているが、やはり、歌唱力が何よりネックで、
ダブルトラックどころか、主旋律は、トリプルトラックで、3回重ね、
コーラスというか、ハモッたり、掛け合いにする部分は、2回重ね、
さらに、お風呂場エコーのように、リバーブを深くかけることにした。

ただ、トリプルにしても、下手の三重唱では、よけいに聴き苦しく、
それぞれの微妙な音程のずれも、気になるので、音量差をつけ、
本物のように、最初はシングル、繰り返しでダブルとなるようにし、
それでも、別トラックを小さく鳴らし、声が貧弱にならないよう工夫。

毎年恒例のクリスマスの曲は、土曜日更新がイブと重なっていて、
何としても、今日のうちにアップしようと、歌入れも途中で妥協して、
これ以上は、何回歌っても、急に上手くなるわけないし、それより、
明らかに、どんどん声が枯れて、高い声が出なくなるのがわかる。

84年、ワム!がブレイクしていった年の、クリスマスに合わせて、
大ヒットした「ラスト・クリスマス」は、自分が長年、聴き慣れていた、
シングルバージョン、別イントロや、繰り返すエンディングはなしで、
ビートルズ以上に、歌には問題ありですが、メリークリスマスです。





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まいどです
さてさてギターマジシャンは今週は何でくるのか
やっぱり定番のジョンだろ…洋子さんパートと、
チャイルドクワイヤはどうやって誤摩化してくれるんだろ!
なんて、この一点勝負でお待ちしてたんですが…

ジョージマイケルでしたか…忘年会の定番で、
唄いまくりましたよ…憐れな営業のサガで…。

いきなり80年代の徒花=DX7サウンドが妙に懐かしかったです。
それもかなり分厚いDX7…もっと薄くてペラペラサウンドの
いわゆる中域抜きのドンシャリで咬ましてくれたら、
もっと80年代らしく。それっぽかったかもしれません。
むしろ80年代サウンドをサンプリングした90年代DJ仕様に
って感じは、それはされで深読みクリスマス!で、
いずれにせよ愉しませてもらいました。

そういうわけで、Merry Christmas!
pipco1980 | URL | 2016/12/24/Sat 22:29 [編集]
大変失礼しました。敬称抜けてました。
pipco1980 | URL | 2016/12/24/Sat 22:31 [編集]
Re: まいどです
いつも、コメントありがとうございます。


> さてさてギターマジシャンは今週は何でくるのか
やっぱり定番のジョンだろ…洋子さんパートと、
チャイルドクワイヤはどうやって誤摩化してくれるんだろ!
なんて、この一点勝負でお待ちしてたんですが…



ジョンのハッピー・クリスマスでしたら、昨年演奏して、
再挑戦するのは、まだまだ、数年先になるかと思います。




> ジョージマイケルでしたか…忘年会の定番で、
唄いまくりましたよ…憐れな営業のサガで…。



営業のカラオケですと、選曲にも気をつかわれるでしょうが、
こうした定番曲は、正調で歌われても、盛り上がりますよね。




> いきなり80年代の徒花=DX7サウンドが妙に懐かしかったです。
それもかなり分厚いDX7…もっと薄くてペラペラサウンドの
いわゆる中域抜きのドンシャリで咬ましてくれたら、
もっと80年代らしく。それっぽかったかもしれません。
むしろ80年代サウンドをサンプリングした90年代DJ仕様に
って感じは、それはされで深読みクリスマス!で、
いずれにせよ愉しませてもらいました。



サウンドは、本当おっしゃるとおりで、音が厚くなりすぎて、
もっとチープ(?)にするには、どうしたら良いのだろうと、
ファミコンの音楽とPS2くらいの差があるような感じです。



> そういうわけで、Merry Christmas!



メリークリスマス!
お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2016/12/24/Sat 23:10 [編集]
Re: タイトルなし
> 大変失礼しました。敬称抜けてました。


ご丁寧にありがとうございます。
どうぞ、お気にせずに。
ギターマジシャン | URL | 2016/12/24/Sat 23:11 [編集]
来年案
唄入れの苦労話(特に貧弱対策)は共感200%以上で、私の場合はレコ技術に加えて心意気てんこ盛りで頑張ってる気がする、、。笑。元々は作家的な気色でやってる音活だけど、ソロ活動から歌い手でもあることにストレス振り切り一年だった。笑。得るものも多かったですけどね。

来年のクリスマスに Daryl Hall & John Oates の Jingle Bell Rock は如何でしょうか?私、めっちゃ好きなんですよね。

ロッシー | URL | 2016/12/25/Sun 02:26 [編集]
Re: 来年案
いつも、コメントありがとうございます。



> 唄入れの苦労話(特に貧弱対策)は共感200%以上で、私の場合はレコ技術に加えて心意気てんこ盛りで頑張ってる気がする、、。笑。元々は作家的な気色でやってる音活だけど、ソロ活動から歌い手でもあることにストレス振り切り一年だった。笑。得るものも多かったですけどね。


自分の場合、昔から歌はひどいと言われていて、河合楽器でも、
発表会で歌ものをやるとき、せっかくギターはうまいのだから、
歌わないほうが良いと、先生から言われたほどの低レベルです。

ロッシーさんは、もともとオリジナル曲で、歌われていますし、
このところライブハウスの生歌も披露され、すごいと思います。



> 来年のクリスマスに Daryl Hall & John Oates の Jingle Bell Rock は如何でしょうか?私、めっちゃ好きなんですよね。


ジングルベルロックも、よく流れる定番曲ですが、ホール&オーツが、
やったのは知らなくて、YouTubeでPVを見ると、ダリル・ホールが、
赤いパジャマ姿なので、メイプル超合金のカズレーザーに見えました。

ギターマジシャン | URL | 2016/12/25/Sun 09:33 [編集]



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