僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
自分たち後追い世代は、赤盤・青盤のベスト盤の影響もあって、
「ペパーズ」以降を後期だと捉えているが、ざっくりすぎるようで、
前期・中期・後期に分けたり、さらに初期という言い方もあって、
しかも、どのアルバムを中期にするか、意見も分かれるようだ。
もちろん、リアルタイム世代は、ビートルズが解散してしまうとは、
思いもよらずに、新曲・新譜を聴いていたから、初期はあっても、
「レット・イット・ビー」が出た段階でも、後期という言い方はせず、
やはり、赤盤・青盤が出たことで、前期・後期と呼んだのだと思う。
中期のビートルズを、「ヘルプ」からとする説もあるが、一般には、
「ラバーソウル」からで、中期の終わりをどれにするかも諸説あり、
「リボルバー」とし、後期は「ペパーズ」からとする説、「ペパーズ」、
「マジカル~」を中期に入れ、「ホワイトアルバム」から後期の説。
こうなると、やっぱり、前期・後期は、誰も異論を挟む余地がなく、
すっきりしていると思うが、中期の始まりとなる「ラバーソウル」は、
実際に、リアルタイム世代は、これまでのアイドル然とした曲から、
大きく変わってしまったと、付いていけず、離れるファンもいたとか。
65年12月発売の「ラバーソウル」は、前年「フォーセール」同様、
クリスマス商戦に間に合うように、曲を作りながらの録音だったが、
この時期にツアーはなく、スタジオも自由に使えるようになって、
このアルバムから、ビートルズはレコーディングバンドへと変貌。
ブルースミュージシャンが、ローリング・ストーンズをけなした表現、
「プラスチックのソウル」を逆手に取って、「ゴム製のソウル」という、
タイトルは、いわゆる「魂」に、「ソウルミュージック」もかけたようで、
モータウンサウンドを取り入れ、新しいビートルズの音が聴ける。
1曲目の「ドライブ・マイ・カー」から、リッケンバッカーに持ち替えた、
ポールのベースラインが響き渡り、メロディーがあるのかないのか、
わからない平行移動のようなハモリは、不協和音のような音程で、
これが、「抱きしめたい」「イエスタデイ」を歌ったのと、同じバンドか。
脱アイドル宣言をしたわけではないが、これまでのマージービート、
リバプールサウンドのような曲はなく、インドの楽器のシタールや、
ファズベース、バロック調のピアノソロに、フランス語の歌詞もあり、
今では当たり前でも、新譜として聴いた世代の戸惑いはどうだろう。
「愛のことば」のコーラスも、これまでのジョンとポールのハモリとは、
まったく別物で、今日で言う「クール」とでも、表現すれば良いのか、
邦題の「愛」とは裏腹に、冷めたような曲調に、無機質なコーラスで、
淡々と裏拍を刻むギターと、はねるようなベースも、これまでにない。
モータウンの影響と言ってしまえば、簡単だが、もともとジョンなんか、
スモーキー・ロビンソンが好きで、「ジス・ボーイ」のハモリを作ったり、
ブラックミュージックのサウンドは、デビュー前から取り入れていたが、
よりソウル系へとシフトしたのか、ファルセットの多用もそのあたりか。
ちなみに、この曲の4番で、これまでのハモリに、さらに上が加わり、
それがファルセットなのだが、3人の誰なのかが、はっきりしてなくて、
最終ダビングで、ジョージが加わったから、この部分のことだろうとか、
上をポールが歌うから、ジョージに真ん中を歌ってもらった説もある。
いつも参考にする、YouTubeのビートルズ・ヴォーカル・ハーモニーも、
「最も高いファルセット」の表記のみで、ジョンともポールとも書かず、
コメント欄の、ジョージかどうかの質問にも、「裏声は特定しにくい。」と、
答えるに留まり、そもそも、どこをジョージがハモッたのかも言及せず。
「全曲バイブル」の分析によると、トラック1がギター、ピアノ、ドラムで、
トラック4に、ジョンとポールのハモと、ジョージのギター、トラック3は、
ダブルトラック用にして、ジョンとポールのハモを録音するが、この時、
上のハモリをつけるので、ジョージも参加とあるが、パートの記述なし。
最後に、トラック2に、ジョージのリードギターを再度、ポールのベース、
リンゴのマラカスに、マーティンがハーモニウムを演奏して、もともとは、
ジョンがハーモニウムだったが、もう一度歌うことなって交代したそうで、
さらに、「J・コーラス(サビのいちばん上の裏声)」とまで明記している。
この部分は、ポールなら、地声でも出るし、逆に、ジョージは裏声でも、
この音程が出せたかどうかと、ヴォーカルハーモニーのコメント欄でも、
意見が交わされていて、消去法的に、ジョンとするのが妥当なのだが、
リミックスで歌を消した人は、「ジョージの裏声が分離できない」と言う。
いつもながら、誰が歌ったか、どの楽器で誰が弾いたかの謎も多くて、
現存するすべての音源を公開して欲しいし、記憶があいまいとしても、
全曲について、ポールに覚えている限りのことを、語って欲しいのだが、
今さら、ビートルズの楽曲を、しつこく尋ねることは、失礼なのだろうか。
「全曲バイブル」に、「ポールのコーラスは、1回目だけメロディが違い、
あるいは、2回目以降が違ったが、全体的な出来がよいのでOKに」
と書かれて、ジョンがダブルトラックのダビングで、歌詞を間違えたり、
節回しを変えると、やらかしたように言われるのに、この差は何だか。
ポールは、かなり自由にダブルトラックの片方で、メロディを変更して、
自分は、ずれている程度に思っていたが、ヴォーカル・ハーモニーは、
ポールは見事なバリエーションをつけていると、その大半を解説して、
上にハモッたり、ビブラートをかけたりと、よく聴き取ったと驚くばかり。
ギターは、左チャンのカッティングは、ジョンがストラトを使って演奏し、
左右から鳴るサビのフレーズは、ジョージとされるが、ネットで人気の、
「ザ・ビートルズ楽曲データベース」では、ジョンがリッケン325(?)と、
疑問符をつけつつ、ジョージはストラトと明記され、これは、どうだろう。
「低音弦の硬い音は、ギブソンJ160Eか、少なくともストラトでない」と、
「全曲バイブル」にはあるが、自分のエレアコを使い、マイクの生音と、
ピックアップからのラインの音を両方試すが、似たような音にはならず、
だいたい、この部分を自分は、昔からポールのベースだと思っていた。
右チャンネルのベースは、モコモコした音だが、このサビのフレーズは、
いかにもリッケンベースという、ゴリゴリした音で、ただ、ポール自身は、
あまり極端にトレブルを効かせなくて、イエスのクリス・スクワイヤだと、
軽く歪ませて、こんな音にするのだが、ベースというのは思い過ごしか。
自分の持っているベースギターは、フレットレスのジャズベだけなので、
金属フレットがないせいか、かなりトレブルを上げてもモコモコした音で、
このフレーズの音とは、似ても似つかないから、ベース説はあきらめて、
リッケンのギターで録音して、ストラトを使うよりは、多少音色は近づく。
このフレーズが、リッケンベースなのか、ストラト、J160Eかは別として、
途中のスライド気味に食って入るフレーズは、ポールの手癖の気がして、
さらに、最後の16分音符を正確に弾くのは、ジョージでは無理な感じで、
ポールのように思えて、ジョンがサビを歌うときに、弾くことも可能だろう。
ジョージのギタリストとしての実力を、レッドツェッペリンのジミー・ペイジ、
ジェフ・ベックにけなされると、ムッとして反論したくなるが、そう言いつつ、
ちょっと自分が弾きにくい部分があると、これは、ジョージには無理だから、
ポールじゃないかと考える自分は、本当勝手なもので、ファンとして失格。
この曲の歌詞は、「あの言葉は~」と繰り返し言いながら、最後になって、
「愛」という単語を出すが、邦題はネタバレのように、「愛のことば」であり、
歌詞の意味を組んだとはいえ、ちょっと台無しにしたように感じてしまい、
このアルバムの「嘘つき女」「浮気娘」ほどでないが、邦題は問題が多い。
ここで歌われる「Love」は、恋人同士の愛ではなく、普遍的な愛の概念で、
後の「愛こそはすべて」へとつながると、解説しているビートルズ本があり、
そのあたりは、身近にいたポールが一番わかっていたのだろう、この曲と、
「愛こそはすべて」をメドレーにして、演奏しているのが、YouTubeにある。
ポールがジョンの曲を歌うことには、ネットでも批判的なコメントが多くて、
自分もそう感じていたが、「コピーバンドやカバー曲として、ジョンの曲を、
世界中の人が歌う中、一番その権利・資格があるのはポールだ。」という、
コメントがYouTubeにあり、なるほどなあとすごく納得し、つかえが取れた。
後半に出てくる「Give the word chance to say」という歌詞が、後の、
「Give peace a chance」の先取りと、いくつものビートルズ本にあるが、
ちょっとこじつけすぎる気がして、それなら、「シー・ラブズ・ユー」のB面曲、
「アイル・ゲット・ユー」なんか歌い出しが、「Imagine」で、単語で騒ぎすぎ。
解散後のジョンのインタビューで、ジョンとポールの共作と言っていたし、
ジョンが歌詞、ポールが作曲とも言われるが、サビは、ジョンならではの、
メロディーラインで、ここはジョンの作曲かと思うし、逆に歌詞に関しても、
ポールとやりとりしながら書いて、後期にはなくなる共同作業だったろう。
リアルタイム世代が戸惑ったという、冷めたような無機質に響くハモリで、
歌詞も普遍的な愛という抽象的で、アイドルが大人っぽくなった感じの曲、
「愛のことば」は、ポールのハモリ、さらに後半ファルセットは限界すぎて、
演奏は、そこそこ出来たものの、いつもながら、歌がとにかくネックです。
「ペパーズ」以降を後期だと捉えているが、ざっくりすぎるようで、
前期・中期・後期に分けたり、さらに初期という言い方もあって、
しかも、どのアルバムを中期にするか、意見も分かれるようだ。
もちろん、リアルタイム世代は、ビートルズが解散してしまうとは、
思いもよらずに、新曲・新譜を聴いていたから、初期はあっても、
「レット・イット・ビー」が出た段階でも、後期という言い方はせず、
やはり、赤盤・青盤が出たことで、前期・後期と呼んだのだと思う。
中期のビートルズを、「ヘルプ」からとする説もあるが、一般には、
「ラバーソウル」からで、中期の終わりをどれにするかも諸説あり、
「リボルバー」とし、後期は「ペパーズ」からとする説、「ペパーズ」、
「マジカル~」を中期に入れ、「ホワイトアルバム」から後期の説。
こうなると、やっぱり、前期・後期は、誰も異論を挟む余地がなく、
すっきりしていると思うが、中期の始まりとなる「ラバーソウル」は、
実際に、リアルタイム世代は、これまでのアイドル然とした曲から、
大きく変わってしまったと、付いていけず、離れるファンもいたとか。
65年12月発売の「ラバーソウル」は、前年「フォーセール」同様、
クリスマス商戦に間に合うように、曲を作りながらの録音だったが、
この時期にツアーはなく、スタジオも自由に使えるようになって、
このアルバムから、ビートルズはレコーディングバンドへと変貌。
ブルースミュージシャンが、ローリング・ストーンズをけなした表現、
「プラスチックのソウル」を逆手に取って、「ゴム製のソウル」という、
タイトルは、いわゆる「魂」に、「ソウルミュージック」もかけたようで、
モータウンサウンドを取り入れ、新しいビートルズの音が聴ける。
1曲目の「ドライブ・マイ・カー」から、リッケンバッカーに持ち替えた、
ポールのベースラインが響き渡り、メロディーがあるのかないのか、
わからない平行移動のようなハモリは、不協和音のような音程で、
これが、「抱きしめたい」「イエスタデイ」を歌ったのと、同じバンドか。
脱アイドル宣言をしたわけではないが、これまでのマージービート、
リバプールサウンドのような曲はなく、インドの楽器のシタールや、
ファズベース、バロック調のピアノソロに、フランス語の歌詞もあり、
今では当たり前でも、新譜として聴いた世代の戸惑いはどうだろう。
「愛のことば」のコーラスも、これまでのジョンとポールのハモリとは、
まったく別物で、今日で言う「クール」とでも、表現すれば良いのか、
邦題の「愛」とは裏腹に、冷めたような曲調に、無機質なコーラスで、
淡々と裏拍を刻むギターと、はねるようなベースも、これまでにない。
モータウンの影響と言ってしまえば、簡単だが、もともとジョンなんか、
スモーキー・ロビンソンが好きで、「ジス・ボーイ」のハモリを作ったり、
ブラックミュージックのサウンドは、デビュー前から取り入れていたが、
よりソウル系へとシフトしたのか、ファルセットの多用もそのあたりか。
ちなみに、この曲の4番で、これまでのハモリに、さらに上が加わり、
それがファルセットなのだが、3人の誰なのかが、はっきりしてなくて、
最終ダビングで、ジョージが加わったから、この部分のことだろうとか、
上をポールが歌うから、ジョージに真ん中を歌ってもらった説もある。
いつも参考にする、YouTubeのビートルズ・ヴォーカル・ハーモニーも、
「最も高いファルセット」の表記のみで、ジョンともポールとも書かず、
コメント欄の、ジョージかどうかの質問にも、「裏声は特定しにくい。」と、
答えるに留まり、そもそも、どこをジョージがハモッたのかも言及せず。
「全曲バイブル」の分析によると、トラック1がギター、ピアノ、ドラムで、
トラック4に、ジョンとポールのハモと、ジョージのギター、トラック3は、
ダブルトラック用にして、ジョンとポールのハモを録音するが、この時、
上のハモリをつけるので、ジョージも参加とあるが、パートの記述なし。
最後に、トラック2に、ジョージのリードギターを再度、ポールのベース、
リンゴのマラカスに、マーティンがハーモニウムを演奏して、もともとは、
ジョンがハーモニウムだったが、もう一度歌うことなって交代したそうで、
さらに、「J・コーラス(サビのいちばん上の裏声)」とまで明記している。
この部分は、ポールなら、地声でも出るし、逆に、ジョージは裏声でも、
この音程が出せたかどうかと、ヴォーカルハーモニーのコメント欄でも、
意見が交わされていて、消去法的に、ジョンとするのが妥当なのだが、
リミックスで歌を消した人は、「ジョージの裏声が分離できない」と言う。
いつもながら、誰が歌ったか、どの楽器で誰が弾いたかの謎も多くて、
現存するすべての音源を公開して欲しいし、記憶があいまいとしても、
全曲について、ポールに覚えている限りのことを、語って欲しいのだが、
今さら、ビートルズの楽曲を、しつこく尋ねることは、失礼なのだろうか。
「全曲バイブル」に、「ポールのコーラスは、1回目だけメロディが違い、
あるいは、2回目以降が違ったが、全体的な出来がよいのでOKに」
と書かれて、ジョンがダブルトラックのダビングで、歌詞を間違えたり、
節回しを変えると、やらかしたように言われるのに、この差は何だか。
ポールは、かなり自由にダブルトラックの片方で、メロディを変更して、
自分は、ずれている程度に思っていたが、ヴォーカル・ハーモニーは、
ポールは見事なバリエーションをつけていると、その大半を解説して、
上にハモッたり、ビブラートをかけたりと、よく聴き取ったと驚くばかり。
ギターは、左チャンのカッティングは、ジョンがストラトを使って演奏し、
左右から鳴るサビのフレーズは、ジョージとされるが、ネットで人気の、
「ザ・ビートルズ楽曲データベース」では、ジョンがリッケン325(?)と、
疑問符をつけつつ、ジョージはストラトと明記され、これは、どうだろう。
「低音弦の硬い音は、ギブソンJ160Eか、少なくともストラトでない」と、
「全曲バイブル」にはあるが、自分のエレアコを使い、マイクの生音と、
ピックアップからのラインの音を両方試すが、似たような音にはならず、
だいたい、この部分を自分は、昔からポールのベースだと思っていた。
右チャンネルのベースは、モコモコした音だが、このサビのフレーズは、
いかにもリッケンベースという、ゴリゴリした音で、ただ、ポール自身は、
あまり極端にトレブルを効かせなくて、イエスのクリス・スクワイヤだと、
軽く歪ませて、こんな音にするのだが、ベースというのは思い過ごしか。
自分の持っているベースギターは、フレットレスのジャズベだけなので、
金属フレットがないせいか、かなりトレブルを上げてもモコモコした音で、
このフレーズの音とは、似ても似つかないから、ベース説はあきらめて、
リッケンのギターで録音して、ストラトを使うよりは、多少音色は近づく。
このフレーズが、リッケンベースなのか、ストラト、J160Eかは別として、
途中のスライド気味に食って入るフレーズは、ポールの手癖の気がして、
さらに、最後の16分音符を正確に弾くのは、ジョージでは無理な感じで、
ポールのように思えて、ジョンがサビを歌うときに、弾くことも可能だろう。
ジョージのギタリストとしての実力を、レッドツェッペリンのジミー・ペイジ、
ジェフ・ベックにけなされると、ムッとして反論したくなるが、そう言いつつ、
ちょっと自分が弾きにくい部分があると、これは、ジョージには無理だから、
ポールじゃないかと考える自分は、本当勝手なもので、ファンとして失格。
この曲の歌詞は、「あの言葉は~」と繰り返し言いながら、最後になって、
「愛」という単語を出すが、邦題はネタバレのように、「愛のことば」であり、
歌詞の意味を組んだとはいえ、ちょっと台無しにしたように感じてしまい、
このアルバムの「嘘つき女」「浮気娘」ほどでないが、邦題は問題が多い。
ここで歌われる「Love」は、恋人同士の愛ではなく、普遍的な愛の概念で、
後の「愛こそはすべて」へとつながると、解説しているビートルズ本があり、
そのあたりは、身近にいたポールが一番わかっていたのだろう、この曲と、
「愛こそはすべて」をメドレーにして、演奏しているのが、YouTubeにある。
ポールがジョンの曲を歌うことには、ネットでも批判的なコメントが多くて、
自分もそう感じていたが、「コピーバンドやカバー曲として、ジョンの曲を、
世界中の人が歌う中、一番その権利・資格があるのはポールだ。」という、
コメントがYouTubeにあり、なるほどなあとすごく納得し、つかえが取れた。
後半に出てくる「Give the word chance to say」という歌詞が、後の、
「Give peace a chance」の先取りと、いくつものビートルズ本にあるが、
ちょっとこじつけすぎる気がして、それなら、「シー・ラブズ・ユー」のB面曲、
「アイル・ゲット・ユー」なんか歌い出しが、「Imagine」で、単語で騒ぎすぎ。
解散後のジョンのインタビューで、ジョンとポールの共作と言っていたし、
ジョンが歌詞、ポールが作曲とも言われるが、サビは、ジョンならではの、
メロディーラインで、ここはジョンの作曲かと思うし、逆に歌詞に関しても、
ポールとやりとりしながら書いて、後期にはなくなる共同作業だったろう。
リアルタイム世代が戸惑ったという、冷めたような無機質に響くハモリで、
歌詞も普遍的な愛という抽象的で、アイドルが大人っぽくなった感じの曲、
「愛のことば」は、ポールのハモリ、さらに後半ファルセットは限界すぎて、
演奏は、そこそこ出来たものの、いつもながら、歌がとにかくネックです。
スポンサーサイト


![]() |
|
![]() 曲に関しては、もう素晴らしい演奏で、
突っ込みどころが殆どないです!ブラボー! ヘルプ(のB面)と、ラバーソウルは、正直「捨て曲」が 多くて(アレンジが確立してないという意)、 個人的には苦手なアルバムなんです。 これがリボルバーになると突然「完璧」の域に達するわけで、 そこがビートルズの恐るべき成長の早さというところでしょう。 ビートルズの65年は、バーズやビーチボーイズ、 ディランなんかの時代の最先端を意識しすぎて、 ちょいと空回りというか前のめりで大振りな時期 だったように思います。 赤青盤の発売時期は、もうビートルズ解散からかなりの 年数が経っていて、あらゆる総括が既になされたあとなので、 このアルバムの意義とは、あくまでも以後の後追い世代用…。 それ以前の世代には、酷い選曲に反感を覚えこそすれ、 全く意味のないアルバムでした。 中期後期...解釈の違いは各人まちまちの見解で良いと思いますが、 初期はハリケーンスミス、中期はジェフエメリック、 後期は「APPLE以後…」、それでどうでしょうね。 pipco1980 | URL | 2016/06/11/Sat 22:44 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> 曲に関しては、もう素晴らしい演奏で、 突っ込みどころが殆どないです!ブラボー! 歌とハモリは、突っ込みどころ満載でしょうが、 いつものことでして、見逃していただければと。 > ヘルプ(のB面)と、ラバーソウルは、正直「捨て曲」が 多くて(アレンジが確立してないという意)、 個人的には苦手なアルバムなんです。 これがリボルバーになると突然「完璧」の域に達するわけで、 そこがビートルズの恐るべき成長の早さというところでしょう。 ビートルズの65年は、バーズやビーチボーイズ、 ディランなんかの時代の最先端を意識しすぎて、 ちょいと空回りというか前のめりで大振りな時期 だったように思います。 おっしゃるとおり、ヘルプのB面は、映画で使っていない曲で、 印象が薄いこともありますが、ちょっと冗長な感じもしていて、 ラバーソウルのいくつかの曲同様、どれがどれか区別しにくく、 フォークロックを取り入れようとして、未消化かもしれません。 > 赤青盤の発売時期は、もうビートルズ解散からかなりの 年数が経っていて、あらゆる総括が既になされたあとなので、 このアルバムの意義とは、あくまでも以後の後追い世代用…。 それ以前の世代には、酷い選曲に反感を覚えこそすれ、 全く意味のないアルバムでした。 まさに、pipco1980さんより年下で、洋楽を聴き始めたのも、 中2という、数年以上遅れている、後追い世代の自分にとり、 赤盤・青盤は重宝でしたが、海賊盤対策で、急ぎ発売されて、 選曲も、あまり練られず、シングル中心だったかもしれません。 > 中期後期...解釈の違いは各人まちまちの見解で良いと思いますが、 初期はハリケーンスミス、中期はジェフエメリック、 後期は「APPLE以後…」、それでどうでしょうね。 担当したエンジニアで分類される方も多く、確かにノーマンから、 ジェフへの交代は、サウンド的にも、大きな変革となりましたね。 ギターマジシャン | URL | 2016/06/11/Sat 23:44 [編集]
![]() ギターマジシャンさん こんにちは。
いやぁ~、素晴らしい。見事な演奏完コピです。 すべての演奏、歌、ハモリまで行っているのは凄いです。 適当にすましている私がお恥ずかしい。 “ラバー・ソウル”は、ジョンらしい曲が豊富で好きです。 この曲のサビはジョンらしく何とも言えません。 ビートルズレコーディングの謎は沢山ありますが、 そこがマジックなのですね。 マサジョン | URL | 2016/06/12/Sun 12:17 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> ギターマジシャンさん こんにちは。 いやぁ~、素晴らしい。見事な演奏完コピです。 すべての演奏、歌、ハモリまで行っているのは凄いです。 適当にすましている私がお恥ずかしい。 YouTubeの達人に比べると、まだまだ完コピとは呼べませんが、 バンドスコアとヴォーカルハーモニーのおかげで近づいてます。 > “ラバー・ソウル”は、ジョンらしい曲が豊富で好きです。 この曲のサビはジョンらしく何とも言えません。 サウンド指向になっていく後期に比べ、メロディがジョンらしく、 歌い方もシャウトと、かすれ気味のせつない声で、良いですよね。 > ビートルズレコーディングの謎は沢山ありますが、 そこがマジックなのですね。 誰がどうしたという以前に、4人による化学反応があり、 そこへマーティンも加わり、すごいマジックになります。 ギターマジシャン | URL | 2016/06/12/Sun 18:34 [編集]
![]() レコーディングの仕上がりが回を重ねるごとに良くなってますね~( ゚Д゚)
この曲もあまり・・・というか全然知りませんでした^^; 邦題で検索したら、別の曲が出てきたんですけど(--; ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> レコーディングの仕上がりが回を重ねるごとに良くなってますね~( ゚Д゚) 最近は、演奏よりも、ミキシングに時間をかけているせいでしょうか。 > この曲もあまり・・・というか全然知りませんでした^^; 邦題で検索したら、別の曲が出てきたんですけど(--; ビートルズの曲は邦題で検索すると、スピッツやミスターチルドレン、 さらにはオフコースが同名異曲であり、タイトルをパクっているのか、 トリビュートの意味なのか、単なる偶然の一致か、けっこうあります。 ギターマジシャン | URL | 2016/06/13/Mon 19:05 [編集]
|

| ホーム |