僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ジョージの歌をジョンとポールで支える「デビル・イン・ハー・ハート」
中学時代は、少年マガジン、少年サンデーの漫画週刊誌か、
中1コース・時代の学年学習雑誌を、主に読んでいたのだが、
ビートルズに夢中になると、楽譜の出ているヤングギターや、
特集記事が掲載のミュージックライフ、音楽専科を読み出す。

音楽専科は、ビートルズの海賊盤の特集が、充実していたし、
片岡義男「僕のビートルズ」という小説も掲載され、その中に、
若きジョンに、ミミ伯母さんの友人が、リバプールに寄港した、
アメリカの船員から、レコードをもらってきてくれる話があった。

14歳のジョンが、アメリカのロックンロールと出会った場面で、
実際には、ラジオとかで先に聴いたのだろうが、リバプールは、
アメリカの船が来たり、地元の船乗りもアメリカへと行ったから、
ロンドンよりも、本場のレコードが入手しやすい状況だったろう。

さらに、後にビートルズのマネージャーとなる、エプスタインは、
本業がレコード店で、「どんなレコードでも揃える」をモットーに、
仕入れていたから、ビートルズもアマ時代から、店にたむろし、
めぼしい曲を探していたそうで、いち早くヒット曲をカバーした。

ほとんど無名のバンドの曲も、マニアックなくらいにチェックして、
セカンドアルバムでカバーした、「デビル・イン・ハー・ハート」は、
シングル盤1枚で解散した、女子高生コーラスグループの曲で、
マイナーレーベルのうえに、ヒットしなかった曲の、しかも、B面。

よく見つけてきたというほどで、何でもジョージが歌いたがって、
ジョンとポールが掛け合いコーラスをつけたそうで、それが見事、
基本的には、イントロのギターからコーラスも、原曲に忠実だが、
他のカバー曲と同様に、ビートルズの持ち歌のように聴こえる。

そのうえ、歌詞の内容が、年下のジョージが歌うのにぴったりで、
「彼女の心に悪魔がいる」、「いや、信じられない、天使なのに」と、
年上の2人が半ばからかうように諭し、それを受け入れたくない、
純情な少年という図式で、カバー曲を選ぶセンスも本当すごい。

LP「ヘルプ」あたりから、ポールがリードギターを弾いたりするが、
それまでは、ジョージがメインボーカルの時も、リードはジョージ、
ジョンのリズムギターに、ポールがベース、リンゴはドラムという、
ほぼ一発録りが主で、コーラスやパーカッションがダビングされた。

エンディングで、イントロと同じリードギターのフレーズを弾く際に、
ジョージは1小節フライングして、弾き始めてしまい、手を止めて、
また次の小節から、正しくやり直しているが、なぜ、録音自体を、
やり直したり、別テイクと編集せず、このままレコードにしたのか。

ジョンが歌詞を間違えていても、そのままレコードにするくらいで、
レコーディングのスケジュールに追われるあまり、OKにしたのか、
そのせいで、ジョージは歌に専念し、ジョンがリードを弾いたから、
ミスをしたという説もあり、それはそれで、ジョンにすごく失礼かと。

YouTubeでリマスターを聴くと、リードが右チャンネルから鳴るとき、
左からも聴こえ、それが、単に左右に振ったのでなく、微妙に違い、
「全曲バイブル」で、ジョンはアコギのJ160Eを弾いたとされるが、
左チャンで鳴っているカッティングは、エレキの音にしか聴こえない。

ジョージが、ギターをダビングしていて、リードの合間に弾いていた、
リズムが左から鳴っているとすると、ジョンのギターの音はしないし、
このリズムギターは、ジョンのリッケンバッカーとするのが妥当だが、
J160Eをアンプにつなぎ、ハイを上げると、エレキの音になるのか。

とりあえず、自分の録音は、リードギターを左右それぞれに弾いて、
リズムギターも、エレキとエレアコの両方で弾いて、エレアコの方は、
ミキシングでかなり音を絞って、鳴るか鳴らないかにしておいたが、
ほとんど自己満足のこだわりで、それより音色を似せることが先か。

歌は、ジョンとポールのハモリに対して、ジョージが掛け合うのだが、
愛用のバンドスコアは、ハモリが3声なので、ジョージも歌うのかと、
楽譜どおり3声にしておき、サビだけジョージがダブルトラックなのは、
ダビングで、ハモリとサビをジョージが追加したのかと、勝手に推測。

いつものことだが、ビートルズの曲を演奏するとき、YouTubeを見て、
リマスターや別テイク、ライブ、さらに、世界中の老若男女を問わず、
アップされているカバー演奏を参考にしていて、この曲では、特に、
海外の中高生らしきトリオの演奏がすごく見事で、毎日聴いている。

「juanperugia12」という連中で、納戸のような場所で歌っていたが、
最新映像では、ドラムも加わったうえ、スーツ姿でステージに立ち、
ギターもリッケンバッカーやグレッチに新調して、ほんの、つい最近、
彼らを知ったのに、何だか、成長を見届けたような気になっている。

ビートルズの2枚目「ウィズ・ザ・ビートルズ」収録で、日本編集盤でも、
「ビートルズNo.2」の収録、、ジョージの歌をジョンとポールが支える、
「デビル・イン・ハー・ハート」は、海外の若者に、はるか及ばないので、
全員のハモりをダブルトラックにして、厚みを出し、ごまかしています。




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完璧ですね
ギターマジシャンさん こんばんは。

もう完璧です。
以前バンドで演奏したのですが、ジョージのボーカルが
忙しかった印象がありました。
失敗した演奏を、ジョージ・マーチンがそのままOKにして
いるのを発見するのも目から鱗です。
マサジョン | URL | 2015/08/01/Sat 22:36 [編集]
Re: 完璧ですね
いつも、コメントありがとうございます。



> ギターマジシャンさん こんばんは。
もう完璧です。


YouTubeの達人たちや、ブログで取り上げた若者に比べると、
まだまだ雑な演奏ですが、そう言っていただけると嬉しいです。



> 以前バンドで演奏したのですが、ジョージのボーカルが
忙しかった印象がありました。


自分は、コーラスとメインボーカルとを別録音していますが、
生演奏で歌うとなると、重なる部分もあり、せわしいですね。



> 失敗した演奏を、ジョージ・マーチンがそのままOKにして
いるのを発見するのも目から鱗です。



ビートルズの曲は、中2以来、40年以上聴き続けているのに、
いまだに新しい発見があって、本当に奥が深いし、楽しいです。
ギターマジシャン | URL | 2015/08/02/Sun 01:22 [編集]
こんにちは。

良かったですよ~☆
すごいゴージャスな仕上がりですね。
勝手にハモリながら効かせて頂きました。
Mr・へぼい | URL | 2015/08/02/Sun 18:47 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> こんにちは。
良かったですよ~☆
すごいゴージャスな仕上がりですね。
勝手にハモリながら効かせて頂きました。



コーラスをダブルトラックにすると、音に厚みが出て、
いわゆるゴージャスな響きになり、よい感じですよね。

自分で録音した曲なのに、合わせて歌おうとすると、
ハモリにつられて、メロディを見失うことが多いです。
ギターマジシャン | URL | 2015/08/02/Sun 22:15 [編集]



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