僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ジョンとジョージでハモる、「ユー・リアリー・ガッタ・ホールド・オン・ミー」
ビートルズは、デビューアルバムの10曲を、1日で録音し、
アマチュア時代、ハンブルグのライブハウスで鍛えられた、
ライブバンドとしての実力がうかがえるが、続くセカンドも、
多少時間をかけたとは言え、基本は1日で4~5曲を録音。

録音の初日は、小手調べとばかり、やり慣れたカバー曲で、
たて続けに4曲を演奏していて、その最初に演奏したのが、
スモーキー・ロビンソンの、「ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・
オン・ミー」で、本家の発売からは、まだ1年もたっていない。

ビートルズが演奏するカバー曲は、よくも探してきたという、
マニアしか知らない曲、無名なバンドの曲もかなり多いが、
巷にヒットした曲も、気に入ったとなると、先を越される前に、
早々にカバーしたそうで、この曲も、ジョンが好んだらしい。

録音は63年7月18日だが、7月30日にラジオ用に録音し、
11月のアルバム発売に先駆け、8月には放送されていて、
しかも、「BBCライブ」で、この曲をリクエストするハガキを、
ジョンが読んでいるから、すでにライブで披露していた模様。

この曲は、主旋律を、ジョンとジョージの2人でハモっていて、
珍しいというか、公式213曲どころか、未発表のBBC音源、
アマ時代を通じても、唯一となるパターンだろうが、ジョンは、
自分が上のメロディを歌いたいから、ジョージと歌ったのか。

よく聴くと、ところどころ3声になっていて、掛け合いの部分で、
ジョンに対して、ジョージとポールがユニゾンで呼応していて、
サビでは、ポールがジョンの上を歌い、さらに、最後の最後に、
「ベイビー!」とポールがシャウトし、自己の存在をアピール。

この叫びは、演奏が盛り上がってきて、ジョージばかりでなく、
僕にも歌わせてとばかり、とっさに叫んだのだと思っていたが、
後からダビングしたそうで、「ここは、シャウトでしょう。」とでも、
ポールが提案したのか、結局、おいしい所を持っていく感じ。

本当、このシャウトは、実にうまいタイミングで入ってくるから、
もし、自然と盛り上がって、叫んだ感じを演出したのだとしたら、
ポールのプロデューサー目線で、計算できる才能は見事だし、
天然な性格による、単なるひらめきとしても、それもまた見事。

マーティンがピアノで参加しているが、編集でカットされたのか、
もともとなのか、ピアノはイントロとかの単音のリフしか弾かず、
歌のバックでは聴こえず、普通だと、「オー・ダーリン」のように、
3連符でコードを刻む気がするが、ギターの伴奏を重視したか。

ジョンはギブソンJ160Eを弾いたと、どの本にもあるのだが、
シャッフルで刻むコードは、エレキの音で、アンプにつないだ、
J160Eというよりは、ジョージのグレッチに近いし、ラジオでは、
ジョンは、シャッフルでなく3連符を弾くから、これはジョージか。

自分のCDは、昔のボックスセットで、「フォー・セール」までは、
モノラルなので、YouTubeで、ステレオやリマスター盤を聴くと、
ジョージの弾くリフが、左右で別、オクターブを変えているから、
リズムギターにまで手が回らず、やはりシャッフルはジョンか。

YouTubeには、デジタル処理を駆使して、独自のリミックスや、
ステレオ編集する人も多くて、3連符を刻むギターが聴こえる、
バージョンがあり、これが、ジョンのギブソンなんじゃないかと、
勝手に我田引水して、自分の演奏は、アコギで3連を刻んだ。

映画「レット・イット・ビー」では、張り詰めた空気を和ませようと、
昔やったロックン・ロール・ナンバーを再演していて、この曲も、
演奏したが、もともとスローな曲なのに、さらにテンポを遅くして、
メロディーまで変えるから、中学時代は、すごい違和感を感じた。

今聴くとそうでもないが、昔はレコードの演奏と変えられるのが、
ビートルズに限らず、すごく嫌で、ロックギターのアドリブでさえ、
できればスタジオ盤を再現してほしいし、曲全体のテンポだの、
楽器編成を変える演奏だと、ご本人であっても、許せなかった。

そんな自分だから、YouTubeのカバー演奏は、歌もインストも、
できるだけ原曲を再現して、完コピを目指すが、歌声ばかりは、
どうしうようもなく、カバー演奏ということで、お許し願いたいが、
先日、「ビートルズじゃねえじゃん」のコメントがあり、ハッとする。

昨年末あたりから、きちんと、「カバー」である旨を併記したが、
以前は、原曲の演奏者と曲名だけを、タイトルに表記していて、
タグ欄に、「guitar MTR cover」と入力したが、検索する人は、
タイトルだけ見るから、勘違いし、再生する人も多かったようだ。

当初は、ブログ仲間に聴いてもらえれば良いから、曲の題名は、
もじってつけて、検索に引っかからないように、細々とやったが、
題名を変えるのは失礼かと思い直し、作者、題名はきちんとし、
楽譜の写真を載せることで、カバー演奏だとわかるようにした。

さらに、他のYouTubeの例に倣い、カバーと併記をし始めたが、
過去のものは300以上あるから、とりあえずは放置していたら、
検索する人には、大迷惑だったとわかって、ものすごく反省して、
取り急ぎ、ビートルズなどの歌ものだけでもと、変更しておいた。

自分のYouTubeの再生回数は、1年たっても100回未満とか、
コメントをもらうことなど少ないが、今回のコメントがついたのは、
昨年正月の「プリーズ・ミスター・ポストマン」で、3万近い再生、
なぜか検索上位に出たようで、勘違いした方々に申し訳ない。

ビートルズがカバーした曲を、さらにカバーすることになるが、
きちんとカバー演奏である旨は表記、ただし、ビートルズでは、
説明欄には「編曲:ビートルズ」と書いて、原曲の作詞・作曲や、
歌手、演奏者までは載せないという、手抜きのままでアップ。

冒頭、ジョンのMCを少し再現したが、この曲が弱起で始まり、
スローだから、4秒も無音になり、放送事故みたいになるので、
BBCライブでこの曲を演奏する前に、リクエストを読んだ際に、
「ビートルズ、パパパーン!」とおどけた部分を、真似てみた。

ともかく、ジョンとジョージが珍しく、2人で見事にハモった曲、
「ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー」は、いつもよりは、
ポールの高音がない分、少しは声が出せたような気がするも、
なりきりジョンで、裏声になるのは、調子にのりすぎて反省点。






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ハモリがいいです
ギターマジシャンさん こんばんは。
「ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー」はゲット・バック・セッションで
ジョージが積極的に歌っていた記憶があります。
ハモリも自然発生的に歌っているようで関心しました。
ギターマジシャンさんはいつも完コピで気持がいいです。
マサジョン | URL | 2015/07/19/Sun 21:48 [編集]
Re: ハモリがいいです
いつも、コメントありがとうございます。



> ギターマジシャンさん こんばんは。
「ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー」はゲット・バック・セッションで
ジョージが積極的に歌っていた記憶があります。
ハモリも自然発生的に歌っているようで関心しました。


ゲットバックセッションでは、キーを高くして演奏してしまって、
ジョンは声が出ないせいもあり、かなり手抜きをしていましたが、
ジョージはずっと歌っていて、お気に入りの曲なのでしょうね。



> ギターマジシャンさんはいつも完コピで気持がいいです。


ビートルズは、バンドスコアを頼りに、完コピを目指していますが、
細かい部分がよくわからなかったり、歌声が永遠の課題になります。
ギターマジシャン | URL | 2015/07/19/Sun 23:08 [編集]
こんにちは~

もちろん、ハモリながら聞かせていただきました^^
この曲はマサジョンさんと同じで、映画ゲットバックでジョージのソウルフルな歌声がなんとも印象的です。
いつもながら、グルーブ感溢れる演奏、ただただ関心するばかりです。
Mr・へぼい | URL | 2015/07/21/Tue 19:14 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> こんにちは~
もちろん、ハモリながら聞かせていただきました^^


へぼいさんは、キーが高いので、さらに上でハモれそうですね。



> この曲はマサジョンさんと同じで、映画ゲットバックでジョージのソウルフルな歌声がなんとも印象的です。


映画や海賊盤で聴けるバージョンは、ジョージが目立っていますね。



> いつもながら、グルーブ感溢れる演奏、ただただ関心するばかりです。



演奏は、バンドスコアのおかげで原曲の雰囲気が出せますし、
リズムギターを2本録音して、ノリが出るようにしています。
ギターマジシャン | URL | 2015/07/22/Wed 00:13 [編集]



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