僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
夏と言ったら山下達郎、そしてイントロが格好良い「スパークル」
JR東海のCMに使用され、クリスマスの定番曲となった、
「クリスマス・イブ」のおかげで、今や山下達郎と言ったら、
年末・冬のイメージが、お茶の間では強いかもしれないが、
やはり、山下達郎は夏の代名詞で、この季節にぴったり。

ただ、「山下達郎=夏」というのも、CMの影響が大きくて、
80年にマクセルのカセットテープのCMに、本人が登場し、
海をバックにして、「ライド・オン・タイム」が流れたからで、
その曲の歌詞のどこにも、「夏」という単語など出てこない。

自分が達郎の音楽を聴いたのも、実は、このCMが最初、
名前だけは、ソロLPを出した頃から、月刊ヤングギターの、
新譜の広告で、何度か目にしていたが、全部の楽器を弾く、
マルチプレイヤーらしい、といった友人からの情報くらい。

CMで話題になると、ラジオでもタイトル曲などが流れたし、
その年末には、一人多重録音による、アカペラのLPを出し、
それも雑誌やラジオで話題になり、アカペラは苦手だから、
「ライド・オン・タイム」と、前作の「ムーングロウ」をレンタル。

その頃は、カセットテープの90分を愛用して、片面45分で、
ほぼLPが1枚録音できるので、A・B面が同じ人だったり、
同じジャンルになるようにと、何か借りたいLPがあったら、
B面に合うLPはないかと、友&愛の店内を、よく物色した。

達郎は、新作と一つ前にして、気に入ったら、旧作を順次、
借りようと思ったし、アカペラLPで世間は盛り上がっていて、
「ムーングロウ」1曲目はアカペラ、「ライド・オン・タイム」も、
アカペラバージョン入りと、便乗するように宣伝されていた。

この2枚が気に入って、その後の新譜を買い続け、旧作も、
レコードを集めたが、やがてCDへと移行していく時期には、
「ムーングロウ」「ライド・オン・タイム」は、CDで買い直して、
当時CDは3800円もしたが、それだけの価値ありと思った。

初めて聴いただけに、その2枚が、達郎のイメージとなるが、
旧作も含めて、必ずしも、夏を歌っている曲ばかりではなく、
それどころか、タイトルに夏があるのは、デビュー作にある、
「夏の陽」と、「ライド・オン・タイム」の「夏への扉」の2曲のみ。

自分にとっては、CMの海の映像と、「ライド・オン・タイム」の、
「青い水平線に~」の歌詞が決め手であり、他の曲にしても、
海だの太陽だのが歌詞にあると、勝手に夏まっさかりにして、
イメージが固定してしまうが、おそらく大半の人も同様だろう。

83年「フォー・ユー」は、ジャケットといい、収録されている曲、
特に「ラブランド・アイランド」で、夏のイメージを作り上げたし、
印象的なカッティングから始まる、「スパークル」のサウンドも、
夏全開のイメージで、ここに至って、「達郎=夏」が決定的に。

ところが、「スパークル」の歌い出しを、今回カバーするまで、
「真夏の海から~」と覚えていて、これぞ夏の曲だと納得して、
30年以上聴いてきたのが、実際は「七つの海から~」と知り、
自分勝手な思い込みで、夏にしていたのかと、かなり反省。

そんな勘違いの「スパークル」は、達郎のライブの定番曲で、
このカッティングからコンサートが始まることが多く、83年に、
「メロディーズ」のツアーを、神奈川県民ホールで見たときも、
1曲目は「スパークル」で、すごく納得して演奏に聴き入った。

この曲は、イントロのカッティングがすべてで、曲全体を通し、
このリズムギターが主導して、そこへもう1本のギターのリフ、
チョッパー・ベースのアクセント、タイトなドラムが絡み合って、
ホーンセクション、コーラスのサウンドへ、達郎の歌が載る。

以前、バンドスコアや弾き語り譜、ギター譜を見比べた際に、
ギターマガジンに載ったのが、一番正確だったと思ったので、
ヤングギターも含めて、雑誌の大半を処分してしまった今は、
うろ覚えになるが、手元のバンドスコアとは違うままに弾いた。

2冊あるバンドスコアは、音を出したり、消音するパターンも、
微妙に違っているし、何より1~4弦でコードを弾いているが、
5弦をミュートしつつ、親指で6弦を押さえて、鳴らしたはずで、
無意識に押さえるフォームも、バレーでなく苦手なグリップ。

カッティングパターンは、今、本物を聴いても、自信はなくて、
消音して、カチャカチャとアクセントをつけて、鳴らす部分を、
何箇所か、叩きつけるようにして、アップを省略して覚えたが、
YouTubeで見ても、正確な16ビートカッティングの人ばかり。

ただ、歌詞同様、自分の勝手な思い込みかもしれないから、
ひとまず、スコアどおりのパターンで弾くが、違和感があるし、
YouTubeも参考に試すが、1曲丸まる通すと、いつのまにか、
癖の弾き方に戻るので、開き直って、冒頭から、昔のままで。

そうは言っても、達郎がライブでも愛用するテレキャスターと、
自分のストラトでは音色が違ううえに、どうも低音が出すぎて、
6弦をまともに弾くと、音が汚くなるから、イントロやブレイクで、
ギターだけになる部分は、上の弦のみ弾き、ごまかしている。

楽譜で言うと、ベースは、オクターブのチョッパーを弾くとき、
2回オクターブにするところを、2冊とも、1回になっていて、
これは、YouTubeで、スタジオ、ライブ盤のどちらを弾く人も、
2回フレーズを弾くから、明らかにバンドスコアのミスだろう。

ホーンセクションは、一昨年買ったスコアは主に3管編成で、
30年前のは、6管編成で書かれ、実際のクレジットを見ると、
サックス2人、トランペット2人、トロンボーンにバリトンとあり、
6本が正しいが、録音トラックの関係で、4本にまとめて演奏。

コーラスは、4声なので、メインボーカルも含め、ダブルにし、
歌唱力の無さをカバーしてみたが、下手な歌が二乗になり、
音痴で音程がふらつくのも、余計に目だつ始末、それでも、
一人の声で歌うと、親父カラオケみたいだから、多重録音。

「夏が来れば思い出す」というより、夏になると聴きたくなる、
山下達郎の定番曲から、昔から、イントロを練習していた曲、
「スパークル」は、本当は夏の歌詞でないうえ、いつもながら、
歌に問題ありすぎですが、ギターが弾きたくて、挑戦しました。




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夏と言えば・・・というより山下達郎と言えばこの曲しかないでしょ^^
マジシャンさんの声質的に、ちょっと達郎の曲は辛い物がありますが、ギターの音色はかなり良い線いってますよ。ストロークも違和感はありませんけど?
ベースの音はちょっとこもりすぎ?もっと中~高音域を上げるとスラップのアタックとか明確になって良くなると思うのですが?
今日は台風の影響でか、ジメジメとした嫌な気候でした。これから先、この曲の様な爽やかな日が多いことを祈ります^^
マジェ | URL | 2015/07/12/Sun 00:39 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> 夏と言えば・・・というより山下達郎と言えばこの曲しかないでしょ^^


やはり、これが夏を代表する曲ですよね。



> マジシャンさんの声質的に、ちょっと達郎の曲は辛い物がありますが、ギターの音色はかなり良い線いってますよ。ストロークも違和感はありませんけど?



自分の声質というより、キーの高さと歌唱力が問題でしょうね。
ストロークは、空ピックの鳴らし加減、ニュアンスが難しいです。


> ベースの音はちょっとこもりすぎ?もっと中~高音域を上げるとスラップのアタックとか明確になって良くなると思うのですが?


ミキシング時にイコライザーで補正しているのですが、なかなか良い音にならず、
モコモコ解消は、低音域を下げるよりも、中~高音域を上げる方が良いのですね。



> 今日は台風の影響でか、ジメジメとした嫌な気候でした。これから先、この曲の様な爽やかな日が多いことを祈ります^^


5月の夏日・真夏日から一転、6月からは雨模様で肌寒い日が多いし、
7月は湿気だらけの日が続いていて、爽快な青空が待ち遠しいですね。
ギターマジシャン | URL | 2015/07/12/Sun 06:13 [編集]
お久しぶりです。
実は山下達郎をよく知らなかったりするのですが、いい曲ですね。

っていうか、全部ご自身で演られているんですか!
マルチプレイヤーぶりが、凄すぎです。(^o^)
TK | URL | 2015/07/12/Sun 10:23 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。



> お久しぶりです。
実は山下達郎をよく知らなかったりするのですが、いい曲ですね。



「スパークル」は、CMやドラマのタイアップはなかったと思うので、
そんなに有名な曲ではないのですが、自分はたぶん一番好きな曲です。



> っていうか、全部ご自身で演られているんですか!
マルチプレイヤーぶりが、凄すぎです。(^o^)



ドラムはMTRの内蔵リズムマシンを打ち込んで、ベース、ギターは演奏、
鍵盤はギターシンセで代用なので、基本はギターを弾いている感じでして、
マルチプレイヤーと呼んでいただくには、まだまだ、その入り口程度です。
ギターマジシャン | URL | 2015/07/12/Sun 13:02 [編集]
こんにちは~^^

ビートルズの後は、インストものかと思ったら、歌入りで少し驚きました^^;
(ライド・オン・タイムしか知らないもので^^)

ギターのカッティングがカッコイイです☆
ベースもドラムと絡み合っていい感じですね。

カセットテープ! A面、B面どう録音するか悩み所でしたね。
あっ!そういえば、カセットテープのインデックス作るのにタイプライターを使っていた記憶が甦ってきました(笑)
Mr・へぼい | URL | 2015/07/13/Mon 19:18 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。



> こんにちは~^^
ビートルズの後は、インストものかと思ったら、歌入りで少し驚きました^^;
(ライド・オン・タイムしか知らないもので^^)



武道館の狂騒も一段落したので、インストのフュージョン路線に戻り、
ビートルズと交互に演奏するつもりでしたが、血迷ったようです・・・。



> ギターのカッティングがカッコイイです☆
ベースもドラムと絡み合っていい感じですね。




ユーミンでも同様ですが、バックのミュージシャンがすごい実力で、
演奏自体はフュージョンと変わらないレベルで、弾いて楽しいです。




> カセットテープ! A面、B面どう録音するか悩み所でしたね。
あっ!そういえば、カセットテープのインデックス作るのにタイプライターを使っていた記憶が甦ってきました(笑)



自分は、アルファベットのシールを買って貼り付けてたりして、
一定の文字ばかり余ってしまったのが、懐かしく思い出します。
ギターマジシャン | URL | 2015/07/13/Mon 20:36 [編集]
バンドでもよくこの曲をやったので、このカッティングは練習しました。
達郎氏に伍して歌えるボーカルがいないので、人前では余りやらなかったですが。

達郎氏は、バッキングギターうまいですよね。
フュージョンをやっていた時、ギターの上手下手はバッキングに出ると思っていたので、コードカッティングはずいぶん練習しましたが、彼のノリがなかなか出せなかったです。
なまじの外国ギタリストよりよほど上手いと思います。

AKI | URL | 2015/07/14/Tue 00:00 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。



> バンドでもよくこの曲をやったので、このカッティングは練習しました。
達郎氏に伍して歌えるボーカルがいないので、人前では余りやらなかったですが。



AKIさんは、歌ものやフュージョン、ジャズを学生時代から演奏されているから、
レパートリーも幅広いでしょうし、有名な曲は、一通りさらったのではと思います。

達郎の曲は、YouTubeで見ても、これだというカバーは、ほんの数名の方たちで、
他のアーティストだと、本物にせまるカバーが多いのに、敷居が高いのでしょうね。




> 達郎氏は、バッキングギターうまいですよね。
フュージョンをやっていた時、ギターの上手下手はバッキングに出ると思っていたので、コードカッティングはずいぶん練習しましたが、彼のノリがなかなか出せなかったです。
なまじの外国ギタリストよりよほど上手いと思います。



ことバッキングに関しては、レコードでリードギターを担当した椎名和夫よりも、
達郎の方が見事でしょうし、竹内まりや、村田和人のアルバムでも弾いてますね。
ギターマジシャン | URL | 2015/07/14/Tue 04:02 [編集]
お久しぶりです
山下達郎への入り口、借りたレンタル屋、買い直し、その後の行動もまた自分に非常に似ていて身震いです。夏=達郎の等式も勘違いもまた同じで、達郎の声質にはそういうものがあるのか、「クリスマス・イヴ」や「甘く危険な香り」が私には違和感があったくらいです。
私の中の傑作は「ペイパー・ドール」で作詞作曲編曲のどれをとっても完璧な作品です。

そういえば、このカッティングを取り入れた半インスト物を作ったのを思い出しました。当時はシャカタクのギターも好きで、未だになんとか自作に反映できないかと思っています。

達郎と杏里は夏の定番、必ず引っ張り出して聴いています。

ロッシー | URL | 2015/07/18/Sat 07:42 [編集]
Re: お久しぶりです
いつも、コメントありがとうございます。



> 山下達郎への入り口、借りたレンタル屋、買い直し、その後の行動もまた自分に非常に似ていて身震いです。夏=達郎の等式も勘違いもまた同じで、達郎の声質にはそういうものがあるのか、「クリスマス・イヴ」や「甘く危険な香り」が私には違和感があったくらいです。



ほぼ同年代で、リアルタイムでニューミュージックやAORの登場や、
レコードからCDへの移行を体験した世代の、共通項もあるでしょうし、
ロッシーさんも自分も、ジャンルが広いから、すごく似てきますよね。




> 私の中の傑作は「ペイパー・ドール」で作詞作曲編曲のどれをとっても完璧な作品です。


おっしゃるとおり、「ペイパー・ドール」は名曲で、ライブ盤のも良いですね。
スタジオ盤「ゴー・アヘッド」も、名曲ぞろいで、かなり聴き込んだLPです。



> そういえば、このカッティングを取り入れた半インスト物を作ったのを思い出しました。当時はシャカタクのギターも好きで、未だになんとか自作に反映できないかと思っています。



ロッシーさんは、ライブハウスの弾き語りで、活動再会されいますが、
このところ作詞・作曲された曲の、多重録音の演奏を期待しています。



> 達郎と杏里は夏の定番、必ず引っ張り出して聴いています。


杏里は、角松敏生がプロデュースした作品群が愛聴盤でして、
その角松も、達郎フォロワーのようで、昔から聴いています。
ギターマジシャン | URL | 2015/07/18/Sat 11:12 [編集]
カッコイイイントロ流石ですね。

私もタツローさんといえばこの曲が一番頭に思い浮かべてしまいます。

こんな心地よいギター弾けたらさぞ気分いいでしょうね!
面白半分 | URL | 2015/07/29/Wed 18:21 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。



> カッコイイイントロ流石ですね。


アルバム冒頭の曲なので、すごくインパクトがあって、
昔から、イントロばかりを、繰り返し弾いていました。



> 私もタツローさんといえばこの曲が一番頭に思い浮かべてしまいます。


いろいろとヒット曲も多いのですが、やはりイントロのインパクトで、
自分はこの曲がすぐに浮かび、さらに夏の代名詞と思い込んでいます。



> こんな心地よいギター弾けたらさぞ気分いいでしょうね!


達郎本人のカッティングは、職人技とも言える見事な演奏で、
まだまだ、その域には達しませんが、弾いていて楽しいです。
ギターマジシャン | URL | 2015/07/29/Wed 19:08 [編集]



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