僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
「サージェント・ペパーズ」、「マジカル・ミステリー・ツアー」と、
サイケブームを反映した、カラフルなジャケットから一転して、
無地の白いジャケットに、ビートルズの文字が浮かび上がる、
まったく正反対のデザインの、2枚組LPが、68年末に出る。
白地に、「ザ・ビートルズ」とバンド名だけを刻印してあるのは、
演者表記のみで、アルバムタイトルを持たないのか、あるいは、
タイトルも「ザ・ビートルズ」なのか、自分は、よくわからないが、
その見た目から通称として、「ホワイト・アルバム」と呼ばれる。
2枚組というボリュームで、様々なタイプの曲に富んでいるが、
各メンバーが好き勝手にやって、それを詰め込んだという感じ、
全員で演奏する曲よりも、個々に録音して、形だけ参加したり、
ポールにいたっては、ほとんど1人での多重録音の曲が多い。
そうした中、お互いのエゴがむき出しになり、ぶつかっていき、
あの温厚なリンゴが耐えられず、一時だが脱退してしまうなど、
メンバー間の不和が表面化するが、全員参加でライブに近い、
「バースデイ」では、パーティ気分で、楽しそうに騒いでの演奏。
何でも、録音の当日に、ロックンロールの名作とされる映画が、
テレビ初放映だったそうで、録音を中断して、スタッフも含めて、
皆でポールの家に行って、映画を見て盛り上がり、また戻って、
曲を仕上げたというから、やっぱり仲良しじゃないかと、一安心。
そんな雰囲気だったから、ドラムとタンバリンになる部分では、
ポールだろうか、カウント風に叫んだり、サビでは、スタッフの、
マル・エヴァンスが手拍子で参加し、さらには、ヨーコとパティが、
バックコーラスをするという、さながら誕生パーティーの賑わい。
今や、日本では、「バカ殿」のオープニング・テーマにも使われ、
おなじみなった、ギターとベースが、ほぼユニゾンで弾くリフは、
たぶん、ポールが作ったのだろうが、耳になじんで、覚えやすく、
ありそうでなかったリフを考え出す、その才能は、計り知れない。
ロックギターの教則本で、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジや、
ヴァン・ヘイレンのエディーのリフが例示され、リフ作りの天才と、
2人が紹介され、ディープ・パープルも、印象的なリフが多いが、
どうしてどうして、ビートルズだって、リフの宝庫で負けていない。
中学時代、ジョージ役と2人だけの、ビートルズコピーバンドで、
ギター2本で、オクターブ違いのリフを弾いて、その気になって、
ドラムとタンバリンになる部分は、ギターをミュートして刻んだり、
ボディを叩いたりで、けっこう.良い感じで、できていたと思った。
ただ、今回バンドスコアで見ると、ジョンとジョージのギターは、
単にポールの弾くフレーズを、オクターブ変えているのではなく、
ジョージは後半部をチョーキングし、ジョンは音程を変えていて、
完コピしているつもりが、どちらのパートも間違っていたと判る。
当時、シンコー・ミュージックから、バンドスコアが3冊出ていて、
確か、黒表紙の手書きの方に、「バースデイ」は載っていたから、
それを見て覚えたはずで、あとの2冊も、明らかな間違いが多く、
処分してしまったが、今となっては、資料として残せば良かった。
途中から加わる、調子っぱずれで、調律も合っていないような、
ホンキー・トンク・ピアノの音は、レズリー・スピーカーを通したり、
ギターアンプに繋いだり、エコーなどを駆使して作った音色らしく、
自分は、コーラスとディレイをかけ、エンディングはワウを踏んだ。
いつものことだが、演奏のほうは、何とか、そこそこ仕上がるが、
この曲もポールの歌は高音すぎ、主にメロディーに出てくるのは、
ギターで言うと、1弦5フレットのラ、8フレのドで、自分の地声は、
ソが限界だし、裏声でも高いドが出るかどうか、かすれるばかり。
当然、ポールのような太い声のシャウトは無理で、この頃から、
ポールは、オペラのような声を出したり、野太い声色を好むが、
どうも自分は好きになれず、普通に歌えば、良い声なのになと、
機械で声を加工するジョンと同様に、後期の歌声はなぜなのか。
以前も書いたが、ポール死亡説の根拠には、「イエスタデイ」と、
「ヘイ・ジュード」では声が別人というのがあり、それを言うならば、
「のっぽのサリー」と、「バースデイ」のシャウトも、別人に近くて、
ポールは声色を使い分けるのが得意だが、くどく感じたりする。
リベンジ再来日のポールが、武道館で特別に演奏した曲のうち、
「バースデイ」は、これまでもリンゴの誕生祝いで、歌ったりしたが、
日本では初公開になるのか、その記念というのもおこがましいが、
いつも以上に、高音を無理しつつ、何とかかんとかのアップです。
サイケブームを反映した、カラフルなジャケットから一転して、
無地の白いジャケットに、ビートルズの文字が浮かび上がる、
まったく正反対のデザインの、2枚組LPが、68年末に出る。
白地に、「ザ・ビートルズ」とバンド名だけを刻印してあるのは、
演者表記のみで、アルバムタイトルを持たないのか、あるいは、
タイトルも「ザ・ビートルズ」なのか、自分は、よくわからないが、
その見た目から通称として、「ホワイト・アルバム」と呼ばれる。
2枚組というボリュームで、様々なタイプの曲に富んでいるが、
各メンバーが好き勝手にやって、それを詰め込んだという感じ、
全員で演奏する曲よりも、個々に録音して、形だけ参加したり、
ポールにいたっては、ほとんど1人での多重録音の曲が多い。
そうした中、お互いのエゴがむき出しになり、ぶつかっていき、
あの温厚なリンゴが耐えられず、一時だが脱退してしまうなど、
メンバー間の不和が表面化するが、全員参加でライブに近い、
「バースデイ」では、パーティ気分で、楽しそうに騒いでの演奏。
何でも、録音の当日に、ロックンロールの名作とされる映画が、
テレビ初放映だったそうで、録音を中断して、スタッフも含めて、
皆でポールの家に行って、映画を見て盛り上がり、また戻って、
曲を仕上げたというから、やっぱり仲良しじゃないかと、一安心。
そんな雰囲気だったから、ドラムとタンバリンになる部分では、
ポールだろうか、カウント風に叫んだり、サビでは、スタッフの、
マル・エヴァンスが手拍子で参加し、さらには、ヨーコとパティが、
バックコーラスをするという、さながら誕生パーティーの賑わい。
今や、日本では、「バカ殿」のオープニング・テーマにも使われ、
おなじみなった、ギターとベースが、ほぼユニゾンで弾くリフは、
たぶん、ポールが作ったのだろうが、耳になじんで、覚えやすく、
ありそうでなかったリフを考え出す、その才能は、計り知れない。
ロックギターの教則本で、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジや、
ヴァン・ヘイレンのエディーのリフが例示され、リフ作りの天才と、
2人が紹介され、ディープ・パープルも、印象的なリフが多いが、
どうしてどうして、ビートルズだって、リフの宝庫で負けていない。
中学時代、ジョージ役と2人だけの、ビートルズコピーバンドで、
ギター2本で、オクターブ違いのリフを弾いて、その気になって、
ドラムとタンバリンになる部分は、ギターをミュートして刻んだり、
ボディを叩いたりで、けっこう.良い感じで、できていたと思った。
ただ、今回バンドスコアで見ると、ジョンとジョージのギターは、
単にポールの弾くフレーズを、オクターブ変えているのではなく、
ジョージは後半部をチョーキングし、ジョンは音程を変えていて、
完コピしているつもりが、どちらのパートも間違っていたと判る。
当時、シンコー・ミュージックから、バンドスコアが3冊出ていて、
確か、黒表紙の手書きの方に、「バースデイ」は載っていたから、
それを見て覚えたはずで、あとの2冊も、明らかな間違いが多く、
処分してしまったが、今となっては、資料として残せば良かった。
途中から加わる、調子っぱずれで、調律も合っていないような、
ホンキー・トンク・ピアノの音は、レズリー・スピーカーを通したり、
ギターアンプに繋いだり、エコーなどを駆使して作った音色らしく、
自分は、コーラスとディレイをかけ、エンディングはワウを踏んだ。
いつものことだが、演奏のほうは、何とか、そこそこ仕上がるが、
この曲もポールの歌は高音すぎ、主にメロディーに出てくるのは、
ギターで言うと、1弦5フレットのラ、8フレのドで、自分の地声は、
ソが限界だし、裏声でも高いドが出るかどうか、かすれるばかり。
当然、ポールのような太い声のシャウトは無理で、この頃から、
ポールは、オペラのような声を出したり、野太い声色を好むが、
どうも自分は好きになれず、普通に歌えば、良い声なのになと、
機械で声を加工するジョンと同様に、後期の歌声はなぜなのか。
以前も書いたが、ポール死亡説の根拠には、「イエスタデイ」と、
「ヘイ・ジュード」では声が別人というのがあり、それを言うならば、
「のっぽのサリー」と、「バースデイ」のシャウトも、別人に近くて、
ポールは声色を使い分けるのが得意だが、くどく感じたりする。
リベンジ再来日のポールが、武道館で特別に演奏した曲のうち、
「バースデイ」は、これまでもリンゴの誕生祝いで、歌ったりしたが、
日本では初公開になるのか、その記念というのもおこがましいが、
いつも以上に、高音を無理しつつ、何とかかんとかのアップです。
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![]() ギターマジシャンさん こんばんは。
連続の武道館ナンバーのアップありがとうございます。 もう、最高ですね。思い出します。 ベースとドラムが大変な曲ですね。休み無しです。 この曲は海外公演ではやっていても日本は初めてで バースデイが始まるとは思いもよりませんでした。 マサジョン | URL | 2015/05/23/Sat 22:51 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> ギターマジシャンさん こんばんは。 連続の武道館ナンバーのアップありがとうございます。 もう、最高ですね。思い出します。 ベースとドラムが大変な曲ですね。休み無しです。 この曲は海外公演ではやっていても日本は初めてで バースデイが始まるとは思いもよりませんでした。 マサジョンさんは、日本初公開の現場にいらっしゃったので、 その衝撃もすごかったでしょうし、この曲が演奏されたのも、 アンコールに入ってからですから、まさか、ここで来るとは、 誰しも思っていなくて、最後の最後でのサプライズですよね。 ギターマジシャン | URL | 2015/05/23/Sat 23:33 [編集]
![]() こんにちは~^^
今日は、友人(高校時代)の誕生日だったので、この曲をCDに合わせて ギター弾いていました♪ いいですね~☆ 特に、ギターがかっこよかったです。 ホワイトアルバムは、中学生の時お年玉を貯めに貯め、 初めて自分で買ったLPなので、どの曲も思い入れがあります^^; ビジュアルにある、帯付きLPが懐かしいです。 それと、4人の顔写真も脳裏に浮かんできました^^ Mr・へぼい | URL | 2015/05/24/Sun 19:10 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> こんにちは~^^ 今日は、友人(高校時代)の誕生日だったので、この曲をCDに合わせて ギター弾いていました♪ ビートルズファンには、これが、定番のバースデイソングですし、 Mr・へぼいさんは、高い声が出るから、迫力があるでしょうね。 > いいですね~☆ 特に、ギターがかっこよかったです。 間違えて覚えていた部分を修正して、スコアのとおり、 チョーキングを加えると、かなり本物に似てきました。 > ホワイトアルバムは、中学生の時お年玉を貯めに貯め、 初めて自分で買ったLPなので、どの曲も思い入れがあります^^; 当時は、中学生にとって、LPを買うのは、かなりの出費でしたし、 しかも2枚組となると高額ですから、ちょっとした宝物気分ですね。 ホワイトアルバムは、曲がバラエティというより、バラバラですが、 どれも完成度が高いので、あれだけの曲数でも、捨て曲がなしです。 > ビジュアルにある、帯付きLPが懐かしいです。 それと、4人の顔写真も脳裏に浮かんできました^^ 他のLPは、帯があると、ジャケットが一部隠れて嫌なのですが、 ホワイトアルバムは、つけておく方が、何となく良い感じですし、 おまけについていた4人のポートレートは、目に焼きついてます。 ギターマジシャン | URL | 2015/05/24/Sun 21:28 [編集]
![]() おはようございます
この曲を録音する人はとても少ないと思います。 いつもながらよく雰囲気出ていますね。 ポールは少し前の公演ではこの曲をベースを弾きながら歌っていました。 リズムとボーカルが合わないのに神業だと思います。 ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> おはようございます この曲を録音する人はとても少ないと思います。 いつもながらよく雰囲気出ていますね。 バンドスコアのおかげで、演奏を似せることができましたが、 歌は、あまりにギャップが大きくて、まだまだ練習不足です。 > ポールは少し前の公演ではこの曲をベースを弾きながら歌っていました。 リズムとボーカルが合わないのに神業だと思います。 この曲に限らず、ベースラインとメロディとがずれているのに、 ライブで歌ってしまうポールの実力は、本当にすごいと思います。 ギターマジシャン | URL | 2015/05/26/Tue 20:26 [編集]
![]() この曲は何度も耳にしてますね~。TV番組などで誰かの誕生日だったりすると決まってこの曲がBGMですからね^^
高音のボーカル&コーラスで苦労されていますが、それ以外はかなり完成度が高いですね。ノリノリで良い感じです(*´∀`*) ![]() いつも、コメントありがとございます。
> この曲は何度も耳にしてますね~。TV番組などで誰かの誕生日だったりすると決まってこの曲がBGMですからね^^ ビートルズの有名な曲のうち、イントロやリフをよく耳にする曲の、 ベスト10に入るんじゃないかと言うほど、あちこちでかかります。 > 高音のボーカル&コーラスで苦労されていますが、それ以外はかなり完成度が高いですね。ノリノリで良い感じです(*´∀`*) 相変わらず、高音が厳しいですが、そもそも昔から歌が下手だったので、 演奏と歌のギャップがありすぎると、ギター教室でも言われていました。 ギターマジシャン | URL | 2015/05/29/Fri 21:25 [編集]
![]() >相変わらず、高音が厳しいですが、そもそも昔から歌が下手だったので、
>演奏と歌のギャップがありすぎると、ギター教室でも言われていました。 でも、せっかくアップロードするのなら ヴォーカル群はもっとオンにした方が絶対良いと思いますよ。 今のアップのやり方はマイナスイメージにこそなれ、聴く方に訴える力が弱くなってる様に感じます。 言われるほど音程なども悪くは感じないし、 もっと弾けてしまえば好感度上がりますよw むしろ、全くインストにするか 公開する以上、歌入りでやり続けるのならちゃんとヴォーカルハーモニーまで聴き取れるものにするか 決断するのが良い様に感じました。 初コメで偉そうの事言って申し訳ないです。 が、貴殿の一連の作品を聴いて正直、このような感想になった事をお許しください。 お初ですが | URL | 2015/05/30/Sat 10:27 [編集]
![]() はじめまして、コメントありがとうございます。
>相変わらず、高音が厳しいですが、そもそも昔から歌が下手だったので、 >演奏と歌のギャップがありすぎると、ギター教室でも言われていました。 でも、せっかくアップロードするのなら ヴォーカル群はもっとオンにした方が絶対良いと思いますよ。 今のアップのやり方はマイナスイメージにこそなれ、聴く方に訴える力が弱くなってる様に感じます。 言われるほど音程なども悪くは感じないし、 もっと弾けてしまえば好感度上がりますよw むしろ、全くインストにするか 公開する以上、歌入りでやり続けるのならちゃんとヴォーカルハーモニーまで聴き取れるものにするか 決断するのが良い様に感じました。 初コメで偉そうの事言って申し訳ないです。 が、貴殿の一連の作品を聴いて正直、このような感想になった事をお許しください。 どうも、歌への苦手意識があるので、ミックスで音を下げてしまい、 それは、ギターでも同様で、ロックやフュージョンのインスト曲で、 リードギターの音量をしぼる癖があり、自信の無さが露呈してます。 別にカラオケを作っているのではないから、歌ものは歌をしっかり、 インスト曲はメロディ楽器をきちんと、聴き取れないと駄目ですね。 自分が感じる音量バランスの癖もあって、「げ、歌が大きすぎる」、 「ギター目立ちすぎ」となりがちですが、少しずつ改善してみます。 すごく貴重なアドバイスをいただき、本当にありがとうございます。 これからも、よろしくお願いします。 ギターマジシャン | URL | 2015/05/30/Sat 11:03 [編集]
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