僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
アマ時代の曲をリメイクし、屋上で歌った「ワン・アフター・909」
昨年、来日しながら、体調不良で、全公演中止となった、
ポール・マッカートニーが、ファンとの約束を果たすべく、
リベンジで来日したうえに、やはり昨年かなわなかった、
武道館公演を実現、ニュースでも、さかんに報道された。

「ビートルズバンド入門」というブログを、運営されている、
マサジョンさんは、東京ドームに加え、武道館も参加され、
入り待ちの追っかけレポートから、セットリストの第一報、
ご自身で撮影された映像と、かなり詳細に紹介してくれる。

武道館公演の翌朝に更新された、セットリストの速報から、
世界初公開の「アナザー・ガール」に、本邦初公開となる、
「ワン・アフター・909」を始め、武道館限定曲は5曲もあり、
ポールが、武道館を特別に考えてくれたのだと、わかった。

「ワン・アフター・909」は、これまでにも、ポールは演奏し、
2月頃には、マサジョンさんの新曲予想でも、見ていたが、
これはジョンの曲だしなあ、そうそうは、やらないだろうと、
思っていただけに、それも武道館で演奏とは本当驚いた。

しかも、曲紹介では、「古い曲だよ、最初にジョンと作った、
そのうちの1曲さ。」とポールが語り、ジョン派の自分だと、
ジョンの単独作のはずだけれど、言ったもん勝ちかよと、
ついつい斜に構えてしまい、自分の底意地の悪さを反省。

先日、図書館で借りた、「ビートルズの音もっと知りたい」で、
「ビートルズ研究家・マニアに、(ジョンに心酔するあまり?)
ポール・マッカートニーに好意的でない者が、多いことを、
痛感した。」と、著者の高木宏真が、苦言を呈したのを読む。

遠回しというか、オブラートに包んだ言い方にはしているが、
要は、ジョンのファンには、ポールの悪口を言う輩が多いと、
嘆いているわけで、まさに、自分なんかは、耳が痛いのだが、
こいつは、ポールのファンなのかと、これまた意地悪い反応。

「ワン・アフター・909」は、ジョンが10代の頃に書いた曲で、
スチュワートがベースを弾いた、貴重な録音も残っているし、
レコードからは没になった、63年のスタジオ録音もあるうえ、
69年のゲット・バック・セッションで、ようやく陽の目を見た曲。

63年の演奏は、いわゆるロックン・ロールの典型的伴奏で、
しかも、カチッとした8ビートでやっているから、歌がなければ、
「ロール・オーバー・ベートーベン」か何かと、間違えそうだが、
これはこれで、けっこう良いのに、没になるのかという気持ち。

「ウィズ・ザ・ビートルズ」の頃だから、カバー曲に似てしまうと、
避けたのかもしれないが、シャッフルのリズムにした再演の、
ルーフトップ版も、イントロだけ聴くと、自分は、つい勘違いし、
「アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン」を、歌い出しそうになることが。

このあたり、ロックン・ロールだけでなく、ブルースでも同様で、
一定のパターンのコード進行だから、当然に伴奏は似てくるし、
ギターのアドリブが始まると、どれがどの曲かわからなくなり、
ボーカルは、イントロやアドリブ後に、よく間違えないなと思う。

ただ、「ワン・アフター・909」は、コード進行にひねりがあって、
そこへ、ポールが関わったとも言われて、作曲を始めた頃の、
ジョンは、音楽に詳しいポールに、いろいろと聞いたと思うし、
確かに、2人の共同作業と呼ぶのが、正しいのかもしれない。

「ビートルズの公式」とされる、歌っている方が作曲者という、
ジョンとポールの間の不文律みたいのがあって、それならば、
当然に、この曲は2人で作っているが、例外も何曲かあるし、
ハモリの部分にまでも、その公式が当てはまるのかは不明。

ポールが、「2人で作ったが、歌詞が気に入らない」と言って、
もしかすると、メロディやコードの変更は、ポールに従ったが、
歌詞だけは、作詞に自信のあるジョンが、絶対に譲らなくて、
ゲット・バック・セッションに至っても、変えようとしなかったか。

などと、こうして、自分勝手に想像するのは、すごく楽しいが、
ビートルズは、本当に謎が多く、演奏や録音にしたところで、
いろいろな証言から類推することばかり、ポールにしたって、
全部を覚えていてくれるわけじゃなく、謎のままのことばかり。

映画「レット・イット・ビー」の最後、屋上の演奏シーンを見ると、
この曲のとき、ポールは、ほとんどジョンを見ながら演奏して、
時折、視線を向けるジョンと目が合うと、すごく嬉しそうな表情、
ポールは、ジョンが好きだったんだなあと、あらためて感じる。

ポール本人が、2人で作曲した当時や、屋上ライブのことに、
どこまで思いをはせて、武道館で演奏したのかは不明だが、
ジョンへの敬愛はすごく伝わって、ジョンのパートを歌うのも、
納得しつつ、ああ、ジョンの声があればなあと、叶わぬ願い。

せめて、自分だけでも、なりきりジョンで歌ってみようかと思い、
予定していた初期のカバー曲を中断して、急遽オケを作って、
歌ったものの、ジョンの声には程遠く、ポールの高音もきつい、
「ワン・アフター・909」ですが、武道館に便乗してのアップです。



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グルーブ感出てます。
ギターマジシャンさん こんばんは。

いつもの事ながらバッチシですね。
ジョージ・パートのテレキャス、ポールのベースともうそのまんまですね。
簡単そうでむつかしいです。
武道館では、ジョンのボーカルが無いのは淋しいですがポールに代弁
してもらうしかありませんね。
マサジョン | URL | 2015/05/09/Sat 18:34 [編集]
Re: グルーブ感出てます。
いつも、コメントありがとうございます。


> ギターマジシャンさん こんばんは。
いつもの事ながらバッチシですね。
ジョージ・パートのテレキャス、ポールのベースともうそのまんまですね。
簡単そうでむつかしいです。
武道館では、ジョンのボーカルが無いのは淋しいですがポールに代弁
してもらうしかありませんね。



マサジョンさんのブログの武道館のレポートに便乗する形で、
記事の文章に使わせていただいたり、この曲を演奏しました。

ジョージのギターは、ベストプレイと言えるほど、格好良く、
ライブならではの微妙なノリが難しく、完コピできないです。

ジョンの歌声よ、もう一度と思いつつも、これは無理な話で、
ポールが、さらに別のビートルズの曲まで再演してくれれば、
嬉しいですし、リンゴも参加したら、このうえないですね。
ギターマジシャン | URL | 2015/05/09/Sat 20:48 [編集]
こんにちは~^^

これぞロックンロール☆
いや~ノリノリでしたよ~。

ギターソロもカッコいいですし、おまけの
Oh Danny Boy, The ... callingも☆

気分はアップル社屋上ですね☆
Mr・へぼい | URL | 2015/05/10/Sun 18:41 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> こんにちは~^^
これぞロックンロール☆
いや~ノリノリでしたよ~。



アマ時代に作った曲なので、もろにロックンロールですし、
リンゴのドラムがあおってくるので、ノリが良い曲ですね。



> ギターソロもカッコいいですし、おまけの
Oh Danny Boy, The ... callingも☆


ジョンがご機嫌で口ずさみ、ポールもそれに続ける、
久々の人前での演奏で、気分が良かったのでしょう。


> 気分はアップル社屋上ですね☆


YouTubeに映像があるので、何度もそれを見返して、
目に焼き付けておいてから、この曲を演奏しました。
ギターマジシャン | URL | 2015/05/10/Sun 20:39 [編集]
ジョンとポールここにあり
おはようございます。
ある意味最もビートルズらしい曲の一つですね。
ジョンとポールがハモりっぱなしの曲の一つでもありますね。
ジョンが主体の曲を好まれるギターマジシャンさんにとってはやや珍しい選曲でもあるのではないですか?
デビュー前の録音もいいですし屋上の演奏もいいですね。
キーがBであることも印象的ですね。

そしていつもながらしっかりまとめておられますね。

ST Rocker | URL | 2015/05/12/Tue 07:01 [編集]
Re: ジョンとポールここにあり
いつも、コメントありがとうございます。


> おはようございます。
ある意味最もビートルズらしい曲の一つですね。
ジョンとポールがハモりっぱなしの曲の一つでもありますね。
ジョンが主体の曲を好まれるギターマジシャンさんにとってはやや珍しい選曲でもあるのではないですか?
デビュー前の録音もいいですし屋上の演奏もいいですね。
キーがBであることも印象的ですね。
そしていつもながらしっかりまとめておられますね。




ジョンとポールのハモリは、初期のビートルズのトレードマークで、
ゲットバック・セッションで、そのハモを再現した曲の一つですね。

ジョン派の自分ではありますが、ポールの再来日記念という感じで、
武道館限定で演奏された曲からいくつか、挑戦してみるつもりです。
ギターマジシャン | URL | 2015/05/12/Tue 20:53 [編集]



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