僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
昨年来、何かにつけ、ビートルズの演奏をアップしていて、
その際に、YouTubeは欠かせない存在で、本人の演奏に、
プロ・アマ、国内外を問わず、限りない数のカバー演奏や、
ハモリの解説、ギターの解説と、すごく参考になっている。
それは、フュージョンやクラシックギター演奏でも同様で、
スクェアとなると、お茶の間に浸透した人気バンドだから、
ライブ映像では、サックスの歴代メンバーのものがズラリ、
変遷が分かるし、コピーバンドのライブとか宅録も数多い。
ビデオクリップ集なのか、ハワイでロケした映像もあって、
スタジオライブに、野外でのギターデュオと、凝っていて、
プロモーションビデオも作っていたのか、いろいろ見ると、
「君はハリケーン」のPVがあり、これは完全に売れ線狙い。
この曲は、ユーミンがアドバイザーとして、全面協力した、
「うち水にRainbow」に収録されて、ライブでも定番曲だが、
たしか、シングルカットはされなかったはずで、いつ頃に、
アイドル路線とも思える、映像を作っていたのかと驚いた。
ミュージックビデオ、プロモーションビデオの類を見たのは、
古くはビートルズの映像で、フィルム上映会が主だったが、
80年代になり、「ベストヒットUSA」といったテレビ番組で、
お茶の間にも流れるようになり、やがてMTV全盛期となる。
今では、歌謡曲、演歌まで、新曲のたびにPVが作られて、
CDにDVDがセットになっているが、80年代の段階では、
どれくらい作られたのだろうか、それも、アイドル歌手とか、
ヒット曲を出すニューミュージックの歌手、バンドくらいか。
「ザ・ベストテン」や、「夜のヒットスタジオ」などの歌番組は、
スタジオや中継で歌っても、PVを流すことはなかったから、
衛星放送やケーブルTVの、専門チャンネルがない時代に、
何を対象に、スクェアまでが、ビデオを作ったのか不思議。
PVだからライブ演奏でなく、口パクならぬ、当て振りなのは、
仕方ないとしても、カメラ目線で、ニコニコしてるのは驚きで、
手持ちの楽譜も、表紙や本文中の写真では、果物だったり、
小物を持って、メンバーがポーズをきめて、それらしい感じ。
ドラムの長谷部が、ジャニーズ出身だったからでもないが、
女性ファンを取り込もうという販売戦略が、あったかと思うし、
実際に、ライブではOLが多かったし、スクェアに次ぐ人気の、
カシオペアまで、少年隊のような衣装で、テレビに出ていた。
「君はハリケーン」は、ギターでリーダーの安藤の作曲だが、
タイトルはユーミンがつけたから、すごくキャッチーな題名で、
ユーミン自身、数年後に「さよならハリケーン」なる曲を出し、
歌詞に「あなたはハリケーン」とあるのが、興味深いところ。
この曲は、CDやVHSで出た「スクェア・ライブ」にも収録され、
今回、その映像をYouTubeで見て、田中がベースではなくて、
シンセベースを弾いているのを知って、これじゃ、曲調といい、
PVの振り付けといい、まんまYMOじゃないかと、思えてくる。
そう思うと、伴奏ギターが、ジャズのテンションコードだったり、
最後に、ロック系の歪んだギターが、延々とアドリブするのが、
YMOのライブに参加した、渡辺香津美のスタイルに似ていて、
安藤はジャズ研だから、アプローチが近いかと勝手に納得。
そのギターのアドリブソロは、16分音符で弾きまくっているが、
教則本に出てくるような、規則的な配列になっていないので、
手癖でベンベラっと弾いたのかと思ったが、ほとんどLPのと、
同じフレーズをライブでも弾いていて、自分で完コピしたのか。
当時、ギター雑誌で、安藤だったか、別のギタリストだったか、
一見(一聴)アドリブのようなソロが、実は考え抜いたもので、
規則的なフレーズが、アドリブだったりする、みたいに語って、
どちらにしても、安藤はライブで、LPの通りに弾くことが多い。
フュージョンがブームになり出した83年、売れ線を狙ったか、
PVまで作られた「君はハリケーン」は、リリコンがメロディで、
ロックギターのアドリブがからむという、その後のスタイルが、
確立してきた曲で、なかなか音の厚みが、再現できません。
その際に、YouTubeは欠かせない存在で、本人の演奏に、
プロ・アマ、国内外を問わず、限りない数のカバー演奏や、
ハモリの解説、ギターの解説と、すごく参考になっている。
それは、フュージョンやクラシックギター演奏でも同様で、
スクェアとなると、お茶の間に浸透した人気バンドだから、
ライブ映像では、サックスの歴代メンバーのものがズラリ、
変遷が分かるし、コピーバンドのライブとか宅録も数多い。
ビデオクリップ集なのか、ハワイでロケした映像もあって、
スタジオライブに、野外でのギターデュオと、凝っていて、
プロモーションビデオも作っていたのか、いろいろ見ると、
「君はハリケーン」のPVがあり、これは完全に売れ線狙い。
この曲は、ユーミンがアドバイザーとして、全面協力した、
「うち水にRainbow」に収録されて、ライブでも定番曲だが、
たしか、シングルカットはされなかったはずで、いつ頃に、
アイドル路線とも思える、映像を作っていたのかと驚いた。
ミュージックビデオ、プロモーションビデオの類を見たのは、
古くはビートルズの映像で、フィルム上映会が主だったが、
80年代になり、「ベストヒットUSA」といったテレビ番組で、
お茶の間にも流れるようになり、やがてMTV全盛期となる。
今では、歌謡曲、演歌まで、新曲のたびにPVが作られて、
CDにDVDがセットになっているが、80年代の段階では、
どれくらい作られたのだろうか、それも、アイドル歌手とか、
ヒット曲を出すニューミュージックの歌手、バンドくらいか。
「ザ・ベストテン」や、「夜のヒットスタジオ」などの歌番組は、
スタジオや中継で歌っても、PVを流すことはなかったから、
衛星放送やケーブルTVの、専門チャンネルがない時代に、
何を対象に、スクェアまでが、ビデオを作ったのか不思議。
PVだからライブ演奏でなく、口パクならぬ、当て振りなのは、
仕方ないとしても、カメラ目線で、ニコニコしてるのは驚きで、
手持ちの楽譜も、表紙や本文中の写真では、果物だったり、
小物を持って、メンバーがポーズをきめて、それらしい感じ。
ドラムの長谷部が、ジャニーズ出身だったからでもないが、
女性ファンを取り込もうという販売戦略が、あったかと思うし、
実際に、ライブではOLが多かったし、スクェアに次ぐ人気の、
カシオペアまで、少年隊のような衣装で、テレビに出ていた。
「君はハリケーン」は、ギターでリーダーの安藤の作曲だが、
タイトルはユーミンがつけたから、すごくキャッチーな題名で、
ユーミン自身、数年後に「さよならハリケーン」なる曲を出し、
歌詞に「あなたはハリケーン」とあるのが、興味深いところ。
この曲は、CDやVHSで出た「スクェア・ライブ」にも収録され、
今回、その映像をYouTubeで見て、田中がベースではなくて、
シンセベースを弾いているのを知って、これじゃ、曲調といい、
PVの振り付けといい、まんまYMOじゃないかと、思えてくる。
そう思うと、伴奏ギターが、ジャズのテンションコードだったり、
最後に、ロック系の歪んだギターが、延々とアドリブするのが、
YMOのライブに参加した、渡辺香津美のスタイルに似ていて、
安藤はジャズ研だから、アプローチが近いかと勝手に納得。
そのギターのアドリブソロは、16分音符で弾きまくっているが、
教則本に出てくるような、規則的な配列になっていないので、
手癖でベンベラっと弾いたのかと思ったが、ほとんどLPのと、
同じフレーズをライブでも弾いていて、自分で完コピしたのか。
当時、ギター雑誌で、安藤だったか、別のギタリストだったか、
一見(一聴)アドリブのようなソロが、実は考え抜いたもので、
規則的なフレーズが、アドリブだったりする、みたいに語って、
どちらにしても、安藤はライブで、LPの通りに弾くことが多い。
フュージョンがブームになり出した83年、売れ線を狙ったか、
PVまで作られた「君はハリケーン」は、リリコンがメロディで、
ロックギターのアドリブがからむという、その後のスタイルが、
確立してきた曲で、なかなか音の厚みが、再現できません。
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![]() いつも、コメントありがとうございます。
> おお、リリコンの音、原曲そっくりですね~。 シンセですか? アナログ感のある素晴らしいリリコンパートでした! スクエア本人は、ライブのたびに音色をいろいろ変えていますが、 レコードの音に近いものを、ギターシンセのパッチから選んで、 さらに音色の組み合わせをいじって、似た感じにしてみました。 リリコンは音源が少ないのか、わりと音色を探しやすいのですが、 キーボードだと、ストリングスもブラスも、なかなか似ないです。 ギターマジシャン | URL | 2015/05/05/Tue 23:34 [編集]
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