僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
映画も見ないまま、ボサノバの名曲として弾いている「黒いオルフェ」
興行収入が記録的とか、ブルーレイ発売とか、今でも話題の、
ディズニー映画の「アナと雪の女王」だが、映画館にも行かず、
ツタヤのレンタルもしていない自分は、主題歌を聴いていても、
内容は、ほとんど知らないという映画が、また増えていくことに。

テーマ曲「ありのままに」は、CMやバラエティで、やたら聴くが、
原題の「Let It Go」なんて、ビートルズ「 Let It Be」みたいだし、
ポールのソロの曲に、「Letting Go」もあれば、ブログ仲間には、
以前から、「ありのままの自分で」を、題名にしている人もいる。

ただ、邦題を「ありのままに」とつけたのは、アニメで歌う時の、
口の動きに合わせたと、メイキングの秘話も報じられているし、
ビートルズの邦題に比べれば、秀逸で、「Letting Go」なんかは、
「ワインカラーの少女」で、ディズニーと東芝のセンスの違いか。

映画を見たことがないまま、そのテーマ曲を聴いたり、弾くのは、
自分の場合、かなり多くて、ボサノバの名曲「黒いオルフェ」も、
渡辺香津美のジャズ教本、江部賢一のソロギターなどで弾くが、
ギリシャ神話がモチーフの映画は、一部さえ、見たことがない。

オルフェウスの伝説に基づくから、題名には、「オルフェ」だとか、
ストーリーは、現代版の「ロミオとジュリエット」だとか、断片的に、
映画の内容を、もれ聞いても、どんな伝説なのかも、知らないし、
何がロミオの現代版なのか、あらすじさえも、今もって、知らない。

曲自体を初めて知ったのは、渡辺香津美のジャズ教本だったか、
「ジェットストリーム」とかのラジオで、メロディくらい聴いていたか、
この歳になると、記憶もあいまいだが、演奏したのは、間違いなく、
香津美の「ジャズ・ギター・インプロヴィゼイション1」の、楽譜から。

「Ⅱm7~Ⅴ7」のコード進行の課題曲として、「黒いオルフェ」の、
映画タイトルで紹介されるが、「シャンソン・ド・オルフェ」の英文も、
併記されて、これは、「オルフェの唄」が邦題だろうし、楽譜により、
「カーニバルの朝」として載っているものあり、混乱しやすいところ。

映画音楽の場合、「禁じられた遊び」にしても、曲の題名としては、
「愛のロマンス」と書かれたり、楽譜やレコードにより、さまざまで、
メインテーマなのか、挿入歌なのかにより、映画題名を冠するか、
異なるだろうし、売り上げを考慮して、有名な方を使ったりもする。

実際の曲と離れて、こういう題名の違いや、編曲の違いだったりと、
周辺への興味も尽きず、三浦しおん「舟を編む」の、辞書編纂とは、
レベルが違うが、昔から、書誌学的なこと、カタログ作りが好きで、
小学生の頃、怪獣百科、妖怪百科を作ったのが、尾を引いている。

曲に戻ると、香津美の教本では、メロディーとコード進行を紹介し、
次にメロディを崩し、フェイクで弾く練習、大半の曲は、コードソロや、
オクターブ奏法にしていて、「黒いオルフェ」では、香津美の編曲で、
ジャズのテンションコードだらけの、見事なコードソロが載っている。

テンションコードは、ボサノバのバッキングギターでも、多用されて、
一般のコードに比べ、指がこんがらがるような、押さえ方なのだが、
わりとパターン化されているから、フォームは、数種類を覚えれば、
十分だろうし、トップの音をメロディにすると、ソロギターっぽくなる。

渋谷河合楽器のジャズギター教室で、ポピュラーソングの歌本で、
自分なりに、コードソロを組み立てる練習をした際に、この教本と、
香津美の「ジャズギター・コードワーク」も活用し、覚えていったが、
先生が、ジョー・パス並に、どんな曲も弾くのが、神業のようだった。

コードフォームのパターンを覚えれば、あとは、メロディに合わせて、
コード進行を思い浮かべつつ、トップノートが、メロディになるように、
コードをつなぐだけのことだ、ジョーパスだって、そんなにすごい事を、
やっているわけじゃないと、先生は笑っていたが、十分すごいと思う。

いまだに、自分でメロディーにコードをつけると、C、F、G7といった、
初歩のフォークギターみたいな、単純なコードしか思い浮かばないし、
無理やり、覚えているテンションコードで、メロディをつないでみても、
コード進行も何もないから、でたらめの和音が続くだけになっている。

悲しいかな、これは、ハーモニー感覚が、自分に欠如しているからで、
教会聖歌などで、幼い頃からハモリに親しんできた、外国の人と違い、
お経や民謡の単旋律で育って、特に音楽教育も受けていないからと、
言い訳しているが、友人には得意な人もいるから、才能の違いかも。

映画「黒いオルフェ」のテーマ曲で、ボサノバの名曲というか代表曲、
「オルフェの唄」や「カーニバルの朝」の題名でも知られる、この曲を、
渡辺香津美のジャズ教本より、「イパネマの娘」同様、アドリブソロも、
香津美が教本用に編曲したソロのままに、楽譜に沿って弾きました。








動画が、何度アップロードしても、マイチャンネルに反映されなくて、
更新が途絶えるところでしたが、Windwsムービーメーカーでなく、
Youtubeのサイトから、アップロードをクリックしたら、すぐ反映し、
いったい、何が原因なのか、わからないままに、試行錯誤中です。

再生すると、静止画が表示されますが、マイチャンネルのリストも、
ブログの画面でも、最初は、画像がエラー表示になっています。
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こういうボサノバは、夏にピッタリですね。
この曲確かネスカフェのCMで掛かっていたような・・・
それとYouTube・・・私もUPに苦戦していました。
ムービーメーカーで編集してWMV形式で保存してUPしてるのに何回やってもサポートされてない形式だったエラーメッセージが出て「なんでやねん!」と一日中格闘していました。
結局ビットレートを下げてファイルサイズを小さくすればUPできたんですが、同じ手順で作ってるので、ファイル形式どうのは関係ないと思うんですがね~・・・
ひょい。 | URL | 2014/08/09/Sat 21:19 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> こういうボサノバは、夏にピッタリですね。
この曲確かネスカフェのCMで掛かっていたような・・・



ネスカフェのCMは、「やさしく歌って」や、「追憶」など、
センスの良い曲が流れて、CM曲全集とかも、あるようです。



> それとYouTube・・・私もUPに苦戦していました。
ムービーメーカーで編集してWMV形式で保存してUPしてるのに何回やってもサポートされてない形式だったエラーメッセージが出て「なんでやねん!」と一日中格闘していました。
結局ビットレートを下げてファイルサイズを小さくすればUPできたんですが、同じ手順で作ってるので、ファイル形式どうのは関係ないと思うんですがね~・・・



自分の場合、基本、ファイル容量の大きい動画でなく、静止画と音声のみ、
音声も、WAVEからMP3に変換して、さらに容量を小さくしているのですが、
今までと何も変えていないのに、立て続けのエラーで、不思議な感じです。

ギターマジシャン | URL | 2014/08/09/Sat 22:34 [編集]
黒いオルフェ
私は この曲を映画で最初なのか 
それとも レコードなのかが定かではないけれど
強い印象で覚えているから 音楽で覚えているのだと思います。

たった―たたった (う)たたーたたーったー ・・・リズムが やはり 楽しかった

♪を観た時に、
半音階ずつ 開いたり閉じたりする音階(逆進行にすすむ 2声)
が 妙に 黒いひとみの怪しい感じに思え 魅力的だったし
やはり あの頃 斬新なメロディーで 自分にはインパクトが強かったです

そして 今でも 飽きないのはなぜでしょうか・・・・


kao | URL | 2014/08/09/Sat 22:47 [編集]
Re: 黒いオルフェ
いつも、コメントありがとうございます。



> 私は この曲を映画で最初なのか 
それとも レコードなのかが定かではないけれど
強い印象で覚えているから 音楽で覚えているのだと思います。



自分の場合は、映画そのものは、まったく見たことがなくて、
音楽のみ知っている作品ばかりで、いかに映画館へ行かないか。



> たった―たたった (う)たたーたたーったー ・・・リズムが やはり 楽しかった



典型的なボサノバのパターンが、印象的な曲です。



> ♪を観た時に、
半音階ずつ 開いたり閉じたりする音階(逆進行にすすむ 2声)
が 妙に 黒いひとみの怪しい感じに思え 魅力的だったし
やはり あの頃 斬新なメロディーで 自分にはインパクトが強かったです



半音階進行や、7thのコードが効果的に、メロディとマッチして、
リズムとは、また別に、エキゾチックな雰囲気を出していますね。



> そして 今でも 飽きないのはなぜでしょうか・・・・



名曲や名作は、色あせないなどと、言葉にするのは簡単ですが、
若い頃に親しんだ作品こそ、ずっと心に残っている気がします。
ギターマジシャン | URL | 2014/08/10/Sun 01:33 [編集]
映画「黒いオルフェ」は英語の字幕版ですが全編が(おそらくは非合法に)アップされています。
http://www.youtube.com/watch?v=uwn4vYR_3Y4

「カーニバルの朝」が演奏されるのは25'30"あたりからと29'31"あたりからです。

前者は意外なことに導入部分は三拍子で、その後ショーロ(choro)のリズムになり、コードカッティングがすべて裏で入ります。エンディングのコードは明るい響きなのでおそらく9th系だろうと思います。

普段耳にされている「カーニバルの朝」(または「オルフェのテーマ」)とはだいぶ雰囲気が違うかもしれません。

なお、渡辺香津美さんの楽譜は古書で入手しました。トライアドのAmやDmがあったり、ボサノバでは頻出する9thコードが少なかったりと、やはりジャズのヴォイシングのように感じました。ぜんぜん弾けませんが(汗)
Estrucn | URL | 2014/08/11/Mon 00:45 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。



> 映画「黒いオルフェ」は英語の字幕版ですが全編が(おそらくは非合法に)アップされています。
http://www.youtube.com/watch?v=uwn4vYR_3Y4
「カーニバルの朝」が演奏されるのは25'30"あたりからと29'31"あたりからです。
前者は意外なことに導入部分は三拍子で、その後ショーロ(choro)のリズムになり、コードカッティングがすべて裏で入ります。エンディングのコードは明るい響きなのでおそらく9th系だろうと思います。
普段耳にされている「カーニバルの朝」(または「オルフェのテーマ」)とはだいぶ雰囲気が違うかもしれません。



良くも悪くも、さすがのYoutubeですね、あとで、ゆっくり確認します。

Amazonで、サントラ盤を試聴したのですが、同じ曲が2・3回あったり、
インスト、歌があったり、さらにリズムも違って、ちょっと驚きました。



> なお、渡辺香津美さんの楽譜は古書で入手しました。トライアドのAmやDmがあったり、ボサノバでは頻出する9thコードが少なかったりと、やはりジャズのヴォイシングのように感じました。ぜんぜん弾けませんが(汗)



以前、コメントいただいた際に、オークションのことに触れられていて、
かなり高額だったと思いますが、取り組む価値のある教本だと思います。
ギターマジシャン | URL | 2014/08/11/Mon 07:16 [編集]
何度も聴いてしまった
中学校の頃に、どういう趣旨で行われたのか、全生徒を講堂に集めて観た
映画が「黒いオルフェ」で、のっけから不思議な雰囲気にしっかりつかまり、
ボッサの中で一番印象強く持ち続けることになりました。こうしたもの哀しい
サウンドのラインは自分の情緒を支える要素に感じますね。

オクターブ奏法は気持ちよく、自分の作品「かげふみ」でも使い気に入って
います。打ち込みでしたけどね、、(笑)
ソロの和音を明確にしたこのアレンジはわたし好みです。

ロッシー | URL | 2014/08/17/Sun 09:39 [編集]
Re: 何度も聴いてしまった
いつも、コメントありがとうございます。



> 中学校の頃に、どういう趣旨で行われたのか、全生徒を講堂に集めて観た
映画が「黒いオルフェ」で、のっけから不思議な雰囲気にしっかりつかまり、
ボッサの中で一番印象強く持ち続けることになりました。こうしたもの哀しい
サウンドのラインは自分の情緒を支える要素に感じますね。


小・中学校の映画教室で、体育館の上映や、映画館に出かけましたが、
日曜洋画劇場で見るような作品で、「黒いオルフェ」とは珍しいですね。



> オクターブ奏法は気持ちよく、自分の作品「かげふみ」でも使い気に入って
います。打ち込みでしたけどね、、(笑)
ソロの和音を明確にしたこのアレンジはわたし好みです。



この曲のイントロだけ聴いていると、マイケル・フランクスみたいで、
すなわち、ロッシーさん好みの路線じゃないかと、勝手に推測しますし、
「かげふみ」のオクターブ奏法も、まさに、その手のAOR路線ですね。

ギターマジシャン | URL | 2014/08/17/Sun 10:30 [編集]



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