僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ギターマガジンの課題曲は、変拍子のプログレ系の曲に加え、
8分の6拍子の、スローブルースの曲もあって、コード進行が、
単なるマイナーブルースかと思いきや、半音進行、クリシェや、
♭5thの代理コードや、転調など、かなり凝っていて、面白い。
「レイン・ドッグ・ブルース」という題名は、どしゃ降りを意味する、
「dog and cat」を連想して、ずぶ濡れの犬のことかと思ったら、
雨が降って、匂いが消えてしまい、帰り道の判らない犬のこと、
転じて、帰れそうにない男の哀愁を込めたと、コメントしてある。
インスト曲のタイトルは、歌詞がある曲に比べて、漠然としたり、
無理やりつけたような曲も多いのだが、こんな作曲者の思いを、
知って聴くと、また違った印象もあり、タイトル一つをめぐっても、
歌詞のあるなしに限らず、考える人は考えるんだなあと感じた。
課題曲の2曲を作曲し、ギターの模範演奏もした、AKIHIDEは、
DAIGO率いるブレイカーズのギタリストだが、全然知らなくって、
だいたい、この数年の課題曲を提供した、増崎孝司、菰口雄矢、
飯塚昌明らも、演奏どころか、名前さえ知らない人ばかりだった。
いかに自分が、今のギターシーンから、遠ざかっているか実感、
ほとんど新譜も買わないし、ギターマガジンも年に一回買うだけ、
必然的に、演奏するギターも、時流とは、かけ離れたものとなり、
第一次審査の編集部員にも、最初の数小節で、アウトとされる。
まあ、時流に関係なく、上手い人は、音出し一発でわかるから、
今風(?)のギターを弾いたところで、駄目なものは駄目だろうし、
自分は自分のスタイルでしか演奏できないが、70~80年代が、
何でも良かったみたいな、年寄りになってきているのは、反省点。
ただ、この「レイン・ドッグ・ブルース」の、模範演奏を聴いていて、
思い浮かんだのは、ツェッペリンの「貴方を愛し続けて」だったり、
フォーカスの「フォーカスⅢ」だし、テレビの「太陽にほえろ」でも、
こんな曲が流れていたよなあと、ますます、回顧趣味になった。
ブルースではないが、スローな曲での、泣きのギターといったら、
ジェフ・ベックの「哀しみの恋人たち」が、今でも金字塔だろうし、
それを、ジェフは、「ロイ・ブキャナンに捧ぐ」とクレジットしていて、
ブキャナンの「メシアが再び」も、昔から、泣きのギターの定番曲。
フィギアの羽生がSPで使い、有名になった、「パリの散歩道」は、
ゲイリー・ムーアの曲で、そのゲイリーは、「メシア~」をカバーし、
ドラマーのコージー・パウエルの、ソロ・アルバムに収録された、
「ザ・ローナー」もカバーして、この曲なんか、ジェフを思わせる曲。
こうして、数珠つながりに思い出すのも、70年代の曲ばっかりで、
そんな、自分の中学・高校時代が、輝いていたわけでもないのに、
10代で聴いた曲は、自分の嗜好を決定づけたろうし、そのことは、
音楽に限らず、文学だったり、物事の思考も、形成したのだと思う。
などと、だんだん、崇高(?)な話になるが、今の自分のギターは、
アドリブで弾こうとすると、70年代の曲のフレーズばかりになるし、
音色にしても、一時期のフュージョンに凝っていた頃を除いたら、
ディストーションにディレイと、単純なエフェクターで、かまわない。
応募の締切は、8月11日の消印有効、あと10日程度しかないが、
「レイン・ドッグ・ブルース」にしぼって、アドリブを練っているところ、
まずは、いつものように、譜面どおりに演奏しましたが、これまた、
いつもながら、ビブラートが貧弱で、アドリブするにも、ネックです。
8分の6拍子の、スローブルースの曲もあって、コード進行が、
単なるマイナーブルースかと思いきや、半音進行、クリシェや、
♭5thの代理コードや、転調など、かなり凝っていて、面白い。
「レイン・ドッグ・ブルース」という題名は、どしゃ降りを意味する、
「dog and cat」を連想して、ずぶ濡れの犬のことかと思ったら、
雨が降って、匂いが消えてしまい、帰り道の判らない犬のこと、
転じて、帰れそうにない男の哀愁を込めたと、コメントしてある。
インスト曲のタイトルは、歌詞がある曲に比べて、漠然としたり、
無理やりつけたような曲も多いのだが、こんな作曲者の思いを、
知って聴くと、また違った印象もあり、タイトル一つをめぐっても、
歌詞のあるなしに限らず、考える人は考えるんだなあと感じた。
課題曲の2曲を作曲し、ギターの模範演奏もした、AKIHIDEは、
DAIGO率いるブレイカーズのギタリストだが、全然知らなくって、
だいたい、この数年の課題曲を提供した、増崎孝司、菰口雄矢、
飯塚昌明らも、演奏どころか、名前さえ知らない人ばかりだった。
いかに自分が、今のギターシーンから、遠ざかっているか実感、
ほとんど新譜も買わないし、ギターマガジンも年に一回買うだけ、
必然的に、演奏するギターも、時流とは、かけ離れたものとなり、
第一次審査の編集部員にも、最初の数小節で、アウトとされる。
まあ、時流に関係なく、上手い人は、音出し一発でわかるから、
今風(?)のギターを弾いたところで、駄目なものは駄目だろうし、
自分は自分のスタイルでしか演奏できないが、70~80年代が、
何でも良かったみたいな、年寄りになってきているのは、反省点。
ただ、この「レイン・ドッグ・ブルース」の、模範演奏を聴いていて、
思い浮かんだのは、ツェッペリンの「貴方を愛し続けて」だったり、
フォーカスの「フォーカスⅢ」だし、テレビの「太陽にほえろ」でも、
こんな曲が流れていたよなあと、ますます、回顧趣味になった。
ブルースではないが、スローな曲での、泣きのギターといったら、
ジェフ・ベックの「哀しみの恋人たち」が、今でも金字塔だろうし、
それを、ジェフは、「ロイ・ブキャナンに捧ぐ」とクレジットしていて、
ブキャナンの「メシアが再び」も、昔から、泣きのギターの定番曲。
フィギアの羽生がSPで使い、有名になった、「パリの散歩道」は、
ゲイリー・ムーアの曲で、そのゲイリーは、「メシア~」をカバーし、
ドラマーのコージー・パウエルの、ソロ・アルバムに収録された、
「ザ・ローナー」もカバーして、この曲なんか、ジェフを思わせる曲。
こうして、数珠つながりに思い出すのも、70年代の曲ばっかりで、
そんな、自分の中学・高校時代が、輝いていたわけでもないのに、
10代で聴いた曲は、自分の嗜好を決定づけたろうし、そのことは、
音楽に限らず、文学だったり、物事の思考も、形成したのだと思う。
などと、だんだん、崇高(?)な話になるが、今の自分のギターは、
アドリブで弾こうとすると、70年代の曲のフレーズばかりになるし、
音色にしても、一時期のフュージョンに凝っていた頃を除いたら、
ディストーションにディレイと、単純なエフェクターで、かまわない。
応募の締切は、8月11日の消印有効、あと10日程度しかないが、
「レイン・ドッグ・ブルース」にしぼって、アドリブを練っているところ、
まずは、いつものように、譜面どおりに演奏しましたが、これまた、
いつもながら、ビブラートが貧弱で、アドリブするにも、ネックです。
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