僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
バッハをモチーフにした、プロコル・ハルム「青い影」を、南沢編曲で
FM放送「ジェット・ストリーム」で、途中にあるコーナーの、
「私のレコード・アルバム」で、寺内タケシのソロ作である、
「テリー・アローン/メロウ・フィーリング」を、かけてくれて、
「スター・ダスト」や「ひき潮」が気に入って、LPを買った。

何十年も愛用している、モズライトのエレキギター1本で、
メロディに、リズムギター、ベースなど多重録音していて、
ギターアンプを使わず、直接ミキサーに、ギターを入力し、
エフェクトも、ミキシングのリバーブくらいで、基本、生音。

ただ、「青い影」の1曲だけは、イントロのアルペジオに、
フェイザーをかけたり、メロディーは歪ませて、弾いてて、
原曲はオルガンがメインだから、その雰囲気を出したり、
ロックの曲であることを強調して、他と区別した気がする。

この寺内のカバー演奏を聴いたのは、確か高3くらいで、
プロコル・ハルムの原曲も、ラジオとかで聴いていたが、
他の曲は、いまだ聴いたことがなく、今も活動している、
ベテランバンドには失礼だが、一発屋という感じが漂う。

プロコル・ハルムという名前を知ったのは、高1のときで、
ジミ・ヘンドリックスの再来と、呼ばれたギタリストである、
ロビン・トロワーが、かつて在籍していたバンドの名として、
目にした程度で、もちろん「青い影」のことも知らなかった。

中学時代、ビートルズばかり聴いていたが、高校に入り、
パープルやツェッペリンを弾く同級生らに、圧倒されると、
ギターがうまくなりたい、早弾きがしたいと、インスト曲で、
全編ギターのジェフ・ベックのLPから、まずは買っていく。

他のギタリストも聴こうと、ビートルズ目的で買った楽譜、
ヤマハの、「ロックギター完全レコードコピー曲集」にある、
ジョニー・ウィンター、ロイ・ブキャナンらのLPを買ったり、
雑誌のギタリスト名鑑、名盤紹介を、食い入るよう読む。

そうして知った一人が、ロビン・トロワーで、クラプトンが、
ラジオで流れたロビンの曲を、ジミの新曲と勘違いしたと、
紹介記事で読み、どのLPを聴こうか、迷っていたところ、
雑誌「ロッキンF」に、「ライブ!」からの曲が、楽譜で載る。

せっかく楽譜もあるし、名盤だと評判だから、買ってきて、
曲も演奏も気に入ったものの、ジミの再来とは思えなくて、
自分のジミのイメージは、ウッドストックの「アメリカ国歌」、
モンタレーの燃やすギターだから、すごくかけ離れていた。

そんなパフォーマンスだけが、ジミではないと知ってるし、
スタジオでのテクニックを駆使した、レコードでの演奏と、
ライブが違うのもわかるが、それでも、ロビンのギターは、
酷似してないし、別に、ジミの名を出さずとも、通用する。

プロコル・ハルムは、プログレ・バンドらしいと誰かに聞き、
そうか、このバンドで、ジミみたいな演奏をしていたのかと、
勝手に思い込んでいて、ラジオで、「青い影」を流れたとき、
これがそうか、バッハみたいで、まさにプログレだと思う。

ところが、オルガンをバックに延々と、歌が続くまま終わり、
ギターソロどころか、バッキングのリフさえ聴こえてこない、
この曲の良さに気づく前に、何だか、がっかりしてしまって、
ロビンが参加する前の曲だと、あとで知って、一人納得。

ロビン在籍時のライブで、唯一のヒット曲を演奏したろうか、
このままのアレンジだったのか、ブログ仲間のマジェさんと、
ひょい。さんのバンドでは、後半でギターソロを弾いていて、
やっぱり、こうでなくっちゃと、ギタリスト目線で喜んでしまう。

一般のリスナーからすると、何でギターソロが入るんだと、
違和感を感じるのだろうが、曲が盛り上がればギターソロ、
エンディングも弾きまくり、というのが、自分の好みであり、
どうしても、ギター中心に聴いてしまう癖は、治せないまま。

そう言っているそばから、オルガンがメインであるこの曲を、
フォークギターを使い、ソロギターで弾こうとするのだから、
懲りない性格というか、昔からの癖、気に入った曲があると、
ギター編曲の楽譜を探して、弾いてみては、自己満足する。

「ソロギ」と称される、今のソロギターの隆盛を作ったのは、
リットー「ソロギターのしらべ」の著者の、南澤大介だろうし、
それまで、イージーリスニング中心だった、ギター曲集に、
ロックの名曲を見事に編曲したから、一気に広まっていく。

「しらべ」がシリーズ化すると、他社からも真似た曲集だの、
リットーからも、編者や形を変え、雨後の筍のように出たが、
ウィンダムヒルにも精通し、ロック、フュージョンを通過した、
南澤の編曲は、マニアも納得する、まったく別次元だと思う。

この曲は、6弦をDに下げ、カポタストを5フレットにするよう、
指定されて、フレットが上にずれる分、間隔が狭くなるので、
手が小さいだの、指が短いと、いつも愚痴だらけの自分も、
弾きやすいはずなのに、逆に押さえにくくて、音が鳴らない。

指が短くて太いから、フレット幅が広いと、指は届かないが、
ハイポジションでは、太い指が、隣の弦を押さえてしまって、
開放弦を消音したり、指同士がぶつかって、浮いてしまうし、
どっちにしても、押さえられなくて、単に不器用ということか。

ゴム巻きタイプの、一番安いカポタストを使っているせいか、
ギターのローポジ、ハイポジのチューニングが甘いせいか、
6弦5フレをジャストに調弦すると、10フレはピッチが高すぎ、
逆も同様だから、間をとって合わせていて、1弦もそうした。

この曲のオルガンは、バッハ「G線上のアリア」のようだが、
「目覚めよと呼ぶ声あり」がモチーフ、というのが定説らしく、
さらに、「それはおかしい、G線の方だ。」とネットで書かれて、
いつ、誰が「目覚めよ」と言ったのか、作曲者なのだろうか。

そのオルガン演奏を、下降するベースとメロディを中心に、
アレンジしたという、南澤の編曲は、難易度Aと書かれるが、
指が寝て、ポコポコしたり、開放弦が、不用意に鳴ったりと、
簡単なようで、毎度ながら、自分のレベルではミスだらけに。

プロコル・ハルム「青い影」、バッハの曲がモチーフだから、
ギターの出番はない、オルガンと歌が中心の原曲なのを、
ソロギの伝道者、南澤大介のギター編曲で弾いたものの、
音が伸びず、スカスカになって、リバーブを深くしています。




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これは むずかしいでしょう・・・
スターダスト 青い影 など ほんとうに よく流れていましたよね。
寺内タケシ ああ なつかしいお名前。

これが流行する頃 私は 一時 電子オルガンを弾いていました。
当時は まだ 和声など まったく 頭になく
とにかく 低音をペダルで 降りていく その感覚が気に入って
バッハというのも 気がついていなかったような始末です。

ただ、 あの当時 自分の体内感覚が 
この音の移動であったり、
重なりのおもしろさに自然と
気が付いていたのだろうなと思うと
マジシャンさんの 説明なりで おもしろく 自分を再発見です。
ありがとうございます。

確かに これを音の伸びないギターで弾くのは 難しい・・
バッハや ヘンデルの曲は ギターには 不向きなような気がしますが
G線が元譜であれ、目覚めよと呼ぶ声ありが 元譜であれ
どちらも ギター弾きには 弾かれていますから。

バッハを弾きたがる ギタリストが多いのは 
その魅力が 弦を放ったときの音の作りの魅力であり、
ギター歴浅い私には まだまだ わからない 
きっと さまざまな要素無限大だからでしょうね。

低音のメロディーの移動・・・
その上に 高音が乗っていき、中の音で揺らしがある


指・・ 隣の弦に触れてしまう苦労。よくわかります。
日曜日の 朝 青い影をなつかしく そして クラシック的にまた 聞けて
あらためて よかったなぁと 思っています。
guitarrakao | URL | 2014/07/06/Sun 07:45 [編集]
Re: これは むずかしいでしょう・・・
いつも、コメントありがとうございます。



> スターダスト 青い影 など ほんとうに よく流れていましたよね。
寺内タケシ ああ なつかしいお名前。
これが流行する頃 私は 一時 電子オルガンを弾いていました。
当時は まだ 和声など まったく 頭になく
とにかく 低音をペダルで 降りていく その感覚が気に入って
バッハというのも 気がついていなかったような始末です。
ただ、 あの当時 自分の体内感覚が 
この音の移動であったり、
重なりのおもしろさに自然と
気が付いていたのだろうなと思うと
マジシャンさんの 説明なりで おもしろく 自分を再発見です。
ありがとうございます。



ジェットストリームなどで、イージーリスニングに親しんだ頃に、
エレクトーンを習っていた従妹が、いろいろな曲を弾いてくれて、
バッハを基にした「ラヴァーズ・コンチェルト」とかも知りました。




> 確かに これを音の伸びないギターで弾くのは 難しい・・
バッハや ヘンデルの曲は ギターには 不向きなような気がしますが
G線が元譜であれ、目覚めよと呼ぶ声ありが 元譜であれ
どちらも ギター弾きには 弾かれていますから。
バッハを弾きたがる ギタリストが多いのは 
その魅力が 弦を放ったときの音の作りの魅力であり、
ギター歴浅い私には まだまだ わからない 
きっと さまざまな要素無限大だからでしょうね。
低音のメロディーの移動・・・
その上に 高音が乗っていき、中の音で揺らしがある
指・・ 隣の弦に触れてしまう苦労。よくわかります。
日曜日の 朝 青い影をなつかしく そして クラシック的にまた 聞けて
あらためて よかったなぁと 思っています。




オルガンの曲をギターで弾くのは、かなり難しい部分もありますが、
バッハの曲は、無伴奏ヴァイオリン、リュート組曲など、数多くが、
ギター編曲されていて、セゴビア始めギタリストの名演も多いですね。

そうした曲を弾くのは、技術的にも感性的にも、かなり難しいですが、
取り組み甲斐のあることで、少しずつ、練習したいと思っています。

ただ、それ以前の基礎練習、今のレベルに合わせたレパートリーを、
仕上げるのが肝心で、あせらず、じっくりと、手を広げていきます。
ギターマジシャン | URL | 2014/07/06/Sun 14:05 [編集]
官能ですね
プロコル・ハルムのこの曲は敬愛するユーミンのルーツであり、もしかしたら
私がユーミンファンになったのはこの曲の雰囲気を彼女が持っていたせい
かもしれないと思うのです。
また、私の作曲における和音進行の中でベース音を別のものとしてとらえる
癖は、きっとこの曲がルーツではないかとも思われます。

オルガン曲をギターで弾く場合の話、楽しく読ませていただきました。なんと
いうか、そういう方法もあることを知る機会が嬉しいです。

「指先で奏でる官能、、」、「魅惑」と共に、魅かれて止まないこの世界を
本当に感じますね。ありがとう、今回も楽しめました。


ロッシー | URL | 2014/07/06/Sun 22:27 [編集]
Re: 官能ですね
いつも、コメントありがとうございます。



> プロコル・ハルムのこの曲は敬愛するユーミンのルーツであり、もしかしたら
私がユーミンファンになったのはこの曲の雰囲気を彼女が持っていたせい
かもしれないと思うのです。
また、私の作曲における和音進行の中でベース音を別のものとしてとらえる
癖は、きっとこの曲がルーツではないかとも思われます。



ユーミンが、荒井由実の頃の「翳りゆく部屋」は、プロコル・ハルムの影響が、
すごく感じられる曲ですし、敬愛するからと、一緒にライブまでやりました。

ロッシーさんの曲作りに、ユーミンや、プロコル・ハルムが影響しているのは、
他のアーティスト同様に、若い頃に聴いた曲が、ひっかかるからでしょうね。



> オルガン曲をギターで弾く場合の話、楽しく読ませていただきました。なんと
いうか、そういう方法もあることを知る機会が嬉しいです。


ロッシーさんは、ピアノもギターも演奏されるので、使い分けるでしょうが、
自分は鍵盤やDTMは苦手なので、ギターの編曲を探しては、弾いています。



> 「指先で奏でる官能、、」、「魅惑」と共に、魅かれて止まないこの世界を
本当に感じますね。ありがとう、今回も楽しめました。



しらべシリーズは、「指先で~」など、その巻ごとに、サブタイトルがあり、
「カタルシス」などと、うまく表現していて、極上の編曲だと謳っています。
ギターマジシャン | URL | 2014/07/07/Mon 00:03 [編集]
ほんとため息がでるくらいの名曲ですね。
荘厳な神への賛美歌と思えば、サビでは急にロックの激しさ、堕落さ・・・
ジョンレノンも当時、この曲以外に聴く価値のある曲は無いと言いました。
まさに、名曲と言うのはこの曲のためにある言葉です。
ひょい。 | URL | 2014/07/07/Mon 20:06 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> ほんとため息がでるくらいの名曲ですね。
荘厳な神への賛美歌と思えば、サビでは急にロックの激しさ、堕落さ・・・
ジョンレノンも当時、この曲以外に聴く価値のある曲は無いと言いました。
まさに、名曲と言うのはこの曲のためにある言葉です。


ジョンの件は、今回、記事を書くときに、いろいろ調べていて知り、
そんなにベタ誉めしていたんだと、あらためて曲を聴き直しました。

ひょい。さん達のこの曲の演奏は、リズムがロック寄りな感じですが、
オルガンは、イントロから、音色も見事に再現していて、良いですし、
原曲になくて不満だった、ギターソロも入って、珠玉のカバーです。

ギターマジシャン | URL | 2014/07/07/Mon 21:52 [編集]



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