僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ポールの隠れた名曲、16歳で作った「アイル・フォロー・ザ・サン」
映画撮影やテレビ出演、コンサートと忙しい日々が続く中、
年末商戦に間に合うように、録音した、「フォー・セール」は、
新曲が追いつかず、カバー曲に加え、ポールが16才の時に、
作ったという、「アイル・フォロー・ザ・サン」も、引っぱり出す。

そんな昔の曲を持ち出すほど、レパートリーに困っていたと、
ビートルズ本には、書かれているが、これこそ、隠れた名曲、
クオリーメン時代と比べても、メロディもアレンジも良くなって、
埋もれなくて、逆に良かったと、つくづく思うのは自分だけか。

サビでは、部分的に重なってくる、ジョンとのハモりも絶妙で、
これまた、ポールの隠れた名曲と呼べる、デビュー曲のB面、
「PS・アイ・ラヴ・ユー」での、ハモりを連想させるし、何よりも、
歌い出しのユニゾンが、一人で歌ったように、見事溶け合う。

後になって、ジョンは、「明日は雨だから、太陽を追うなんて、
おかしな歌詞だよ、ポールが作ったんだけれど。」と言うが、
予感される悲しみを、避けるよう、陽光を追い求めるなんて、
文学的だと思うのに、ジョンの感性とは、相容れないものか。

「もっと光を」のゲーテはともかく、病身となった立原道造が、
明るい光を求めて、九州へと向かったことに、通じるものが、
すごくあると思うのだが、これは、いつもの自分の悪い癖で、
似たような事柄を、勝手に結びつけては、一人納得している。

ジョンの弾くアコギは、低音弦と高音弦を、交互にかき鳴らし、
ポールが「ロッキー・ラクーン」で弾いた、ベース音と和音とを、
交互にする、カーター・ファミリー奏法や、ボサノバ・ギターの、
規則的な指弾きとも違い、勢いにまかせたように、弾いている。

1~3弦が鳴ったかと思うと、繰り返しで、1弦だけ弾いたりと、
完コピは難しいし、そこを、あえて、完コピする必要もないが、
絶妙の感じで、リズミカルに、コードを鳴らす雰囲気だけでも、
再現しようと思いつつ、なかなかジョンのようには、弾けない。

全体に、裏ノリで、引っかけるように、コードを弾いているうえ、
メロディーに対して、半拍、早くコードチェンジする箇所もあり、
それを忘れて、普通に弾いてしまい、やり直すことの繰り返し、
昔からストロークは苦手だが、名手ジョンには、遠く及ばない。

もともと、ジョンがアコギで弾くことにしていた、リードギターを、
ジョージが、どうしても、自分に弾かせてくれと、言ったそうで、
ジョンが譲って、いざ録音したら、ポールの作ったメロディーを、
そのまま弾いただけの、ギターソロで、一同ア然としたらしい。

あれだけ自分に弾かせろって、騒いでおきながら、これかよと、
スタジオ内の空気は冷え冷えとして、ジョンは、無表情気味に、
目を細めて見つめ、ポールは、怒りと失望との、混ざった視線、
気づかないふりのリンゴと、その情景が、何となく想像できる。

ポールは、「やっぱり、自分の曲のリードは自分で弾こう。」と、
これをきっかけに、思ったかもしれず、下手したら、その場で、
ボソッと呟いたかもしれないが、これはこれで、メロディ重視の、
良いソロだとは思うし、BBCライブでも、変更せず弾いている。

ジョージの肩を持つわけではないが、4小節のギターソロでは、
何ができるわけでもなく、このメロディを弾いて、次の4小節で、
展開していけば、イーグルス「ニュー・キッド・イン・タウン」だし、
クイーン「キラー・クイーン」でも、メロディから、発展させていく。

ジョージ自身、不本意なソロだったそうで、やり直そうとしたら、
もう時間がないと、ジョージ・マーティンに、言われたようだが、
間違えて弾いたわけでもないから、プロデューサー目線では、
十分、OKテイクだったろうし、自分も、これで良いと思ってる。

この曲では、ドラムの音はしていなくて、コンガとも違う音だと、
不思議に思うと、ポールが指示し、リンゴは膝を叩いたそうで、
自分も真似して、マイク録音したが、リズム音痴もひどいので、
MTR内蔵のドラムでも、コンガの音を小さく、鳴らしておいた。

小学生の頃、教室の机を叩いて、途中で左右を逆にするとか、
右手だけ、倍のテンポや3連にし、つられずに、叩けるかとか、
グー・チョキ・一本指と、手の形を変えて、線路でガタゴトする、
電車の音を真似て遊んだが、いつも、リズム感がひどかった。

リズム感がないから、リズムギターも、走ったり、もたったりして、
MTRのドラムの音量を上げて、いつも、ごまかしているのだが、
ビートルズの曲で、手拍子を入れる曲は、毎回、冷や汗もので、
あまりにずれたら、やり直すが、多少のずれは、妥協している。

若きポールが作った、隠れた名曲「アイル・フォロー・ザ・サン」、
その頃から、メロディ作りの才能があったのを、証明しているが、
ジョンのハモりがあってこそ、さらに名曲度がアップしたわけで、
悪声に懲りずに、ジョンのパートに気合を入れて、歌っています。



スポンサーサイト





管理者にだけ表示を許可する


おはようございます♪
「アイル・フォロー・ザ・サン」!最高の朝を迎えさせていただきました☆
名曲でございますな。

ハモりながら聴かせて頂きましたよ~^^;

この楽曲はクオリーメン時代の曲だったのですね
初めて知りました。
アノ当時の16才の少年が、こんなモダンな曲を作曲するなんて
やはり、天性の才能を備えていたのでしょうね☆

ギターマジシャンさんの演奏も爽やかでよかったです♪
Mr・へぼい | URL | 2014/06/22/Sun 08:59 [編集]
Re: おはようございます♪
いつも、コメントありがとうございます。


> 「アイル・フォロー・ザ・サン」!最高の朝を迎えさせていただきました☆
名曲でございますな。
ハモりながら聴かせて頂きましたよ~^^;


実は、自分で歌っておきながら、完成版を聴くと、音程が取れなくて、
高い声も出てハモれる、Mr.へぼいさんは、すごくうらやましいです。




> この楽曲はクオリーメン時代の曲だったのですね
初めて知りました。
アノ当時の16才の少年が、こんなモダンな曲を作曲するなんて
やはり、天性の才能を備えていたのでしょうね☆
ギターマジシャンさんの演奏も爽やかでよかったです♪


若き日のポールの才能にあやかって、自分の演奏も、
さわやかな感じに、何とか仕上がっていると思います。
ギターマジシャン | URL | 2014/06/22/Sun 10:07 [編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
| | 2014/06/24/Tue 07:14 [編集]
Re: おはようございます
鍵コメさまへ

いつも、コメントありがとうございます。

お仕事やイベントでお忙しい中、ご訪問、コメントいただき、
すごく嬉しいですし、そちらの更新も、楽しみにしています。

ギターマジシャン | URL | 2014/06/24/Tue 07:29 [編集]
こんにちは!
マジシャンさんの演奏は益々磨きが掛かった感じで、
ヴォーカルは完全にお手の物に、さすがの演奏です。

テクニックを使った奏法にも奥の深さがあった曲なんですね。
ビートルズ、恐るべしです!
アコースティックは個性が出て奥が深く難しいですね。
リッチーエリックボーン | URL | 2014/06/25/Wed 04:50 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。



> こんにちは!
マジシャンさんの演奏は益々磨きが掛かった感じで、
ヴォーカルは完全にお手の物に、さすがの演奏です。


歌は、まだまだ下手で、Youtubeでは、容赦なく(?)低評価がつくので、
ブログ仲間の温かいコメントに感謝して、これからも続けていきたいです。
 (もちろん、ギター演奏にも、低評価が多くて、要練習です)



> テクニックを使った奏法にも奥の深さがあった曲なんですね。
ビートルズ、恐るべしです!
アコースティックは個性が出て奥が深く難しいですね。



アコギでは、ピッキングの弱さだったり、リズムの甘さが、
エレキ以上に目立つので、とにかく練習するしかないです。
ギターマジシャン | URL | 2014/06/25/Wed 07:17 [編集]



トラックバック
TB*URL





Copyright © 僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ. all rights reserved.