僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
開放弦が響き渡る、アッカーマンの「無垢の心と誘惑の影」
84年頃、ジョージ・ウィンストンのピアノ曲「あこがれ/愛」が、
CMで流れて、その1曲をきっかけに、彼の所属したレーベル、
ウィンダムヒル・レコード自体が、日本で知られるようになって、
ニューエイジ・ミュージックのブームを、牽引する存在となった。

85年に来日記念として、2枚のベスト盤「心の美術館」が出て、
自分は、「あこがれ/愛」が収録されている2枚目を買ったが、
そこで紹介されたギタリストの、個々の作品を買うまではせず、
それでも、LPはテープに録音し、ウォークマンで愛聴し続けた。

90年、旅行先で流れていたピアノ曲が、ウィンダムヒルよりは、
日本人向けなメロディアスな曲ばかりで、店の人に尋ねたら、
倉本裕基のアルバム「愁湖」だと、CDジャケットを見せてくれ、
まったく知らない奏者だったが、レーベルや番号を控えておく。

翌週、仕事帰りに、銀座の山野楽器へ回って、CDを探したら、
取り寄せる必要もなく、店頭にあり、無名だと思っていたのは、
自分だけかと、早速購入、せっかく山野楽器へ来たのだから、
近所に置いていないような、CDも買おうと、あたりを物色した。

ウィンダムヒルは、LPの頃、アルファレコードから出ていたが、
いつの間にか、ポニーキャニオンの扱いとなったようで、当時、
30枚ものラインアップが発売、山野楽器にもコーナーがあって、
癒し系のピアノCDを買うなら、ギターも買わなければと、探す。

今思えば、いくつものベスト盤に加え、ギターのみのベスト盤、
「ギター・サンプラー」も出ていたし、ウィリアム・アッカーマンに、
アレックス・デ・グラッシ、マイケル・ヘッジスなる三羽ガラスの、
各アルバムもあったが、アッカーマンの「パッセージ」を買った。

このアルバムは、アッカーマンにとっては、4枚目の作品だが、
ウィンダムヒルがLPで出た当時の、日本デビュー作品であり、
彼の代表曲の4曲が、再録音され、入門には向いていたろうし、
自分もディスクマンで持ち歩き、繰り返し聴くCDの一つとなる。

当時は、そうして気に入った曲でも、楽譜は見つけられなくて、
02年にアコギに気合が入った頃に、輸入楽譜など扱っている、
プー横丁を知り、マイケル・ヘッジス、アレックス・デグラッシの、
楽譜を買ったが、アッカーマンの楽譜を買うのは、つい最近。

このあたり、その時々の自分の気持ちまで、メモしてないから、
CDを買うときには、他の誰よりも、アッカーマンのCDを選んで、
楽譜を買うのは、一番最後になったのか、ちょっと不思議だが、
02年は、ヘッジスに夢中で、CDと合わせて楽譜を買ったせい。

このブログを始めて、さぼりがちだったギターにも、気合が入り、
いろいろな楽譜を集めだすと、輸入楽譜は、Amazonで買うと、
かなり安く入手できると知って、買い控えていたアッカーマンや、
ウィンダムヒル・ギターサンプラー、ピアノサンプラーまで揃える。

アッカーマンの曲は、いわゆる変則チューニングが大半であり、
それもフォークでも使われる、オープンG やオープンDといった、
開放弦が和音になるものとは別、独自のもので、曲ごとに違い、
作曲と並行しながら、変則チューニングも決めていくのだろうか。

YouTubeには、かなり昔の、アッカーマンのライブ映像があって、
曲ごとに解説を交えながら、ステージ上でチューニングしていて、
てっきり、スタッフとかが、奥でチューニングしてくれたギターを、
とっかえひっかえ、弾くのだとばかり思ってたから、かなり驚く。

MCは、ただでさえ英語のうえ、あまりよく聞き取れないのだが、
観客の笑い声も多くて、黙々と演奏する、クラシックギターとは、
大違いだなと思いつつ、そもそもクラシックのコンサート自体を、
テレビ放送でしか知らないから、意外と話も多いのかもしれない。

自分は、クラシックで使う、6弦をDに下げるのさえ、面倒くさいし、
弦を張り替える時も、1弦は、正しい音程に上げているだけでも、
途中で切れないか、おっかなびっくり巻いているので、映像での、
アッカーマンのチューニングは、風船割りのように、ドキドキする。

2枚目のアルバムでは、ソロギターだったが、「パッセージ」では、
チェロと合奏した、「無垢の心と誘惑の影」は、基本的にギターは、
合奏でも、ソロと同じに弾き、6弦から、C#・A・C#・G#・A・Eの、
変則チューニングで、カポタストを2フレットにつけての演奏となる。

変則チューニングによる、アッカーマンの曲は、テクニック的には、
さほど難しくないが、ソルやタレガの、初級向け練習曲と同様で、
ゆっくりゆえに、いかに雑音を出さないか、開放弦を響かせるため、
隣の弦を消音しないよう、指を立てるなど、繊細さが要求される。

ウィンダムヒル・レコードの創設者の、ウィリアム・アッカーマンの、
代表曲の一つ、「無垢の心と誘惑の影」を、エレアコで演奏するも、
右指の爪の表面が、隣の弦に触れる雑音、左指が押さえる際の、
こすれる音が、かなりひどいうえ、ミストーンもあり、課題が大です。





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嬉しい
嬉しいですね。アッカーマン、、。私が追いかけているサウンドのひとつで、
繊細な空気感の中に季節が移り行き、それを迎え見送りと繰り返したい。
やはりいい音楽です。

しかし僅か1週間の単位で発表されるマジシャンさんの凄まじき演奏力には
やはり驚いてしまう事しか出来ません。深い知識の話も魅力的で、こうして
接する音楽を理解をしながら表現する。その意味の深さをつくづく感じ入っ
てしまいます。

ロッシー | URL | 2014/05/31/Sat 20:35 [編集]
Re: 嬉しい
いつも、コメントありがとうございます。


> 嬉しいですね。アッカーマン、、。私が追いかけているサウンドのひとつで、
繊細な空気感の中に季節が移り行き、それを迎え見送りと繰り返したい。
やはりいい音楽です。


アッカーマンの音楽は、ウィンダムヒルのLPジャケットの印象もあり、
自然の風景、季節の移り変わりを思わせ、心にしみるギターの響きです。



> しかし僅か1週間の単位で発表されるマジシャンさんの凄まじき演奏力には
やはり驚いてしまう事しか出来ません。深い知識の話も魅力的で、こうして
接する音楽を理解をしながら表現する。その意味の深さをつくづく感じ入っ
てしまいます。



40年以上、ギターを弾いてきたので、おのずと多くの曲を練習していて、
中途半端ながらも、レパートリーらしきストックを、小出しにしています。

レコードやCDで聴いた曲で、市販の楽譜を見ながら、演奏しているので、
ロッシーさんのような創作活動に比べると、早いペースで、更新できます。
ギターマジシャン | URL | 2014/05/31/Sat 22:00 [編集]
素敵なカバーです
ウィリアム・アッカーマン、アレックス・デ・グラッシ、
マイケル・ヘッジス、すべてCD棚にありました。
ピアノもいいですが、アコギの音も落ち着きますね。
ギターマジシャンさんの素敵なカバーを聞いて、
久しぶりに「パッセージ」を全曲、聞きました。

アコギは弾かないので、コピーをしたことは無いのですが、
まさかこんな変則チューニングだとは知りませんでした。
楽譜なしでコピーしていたら、四苦八苦していたかも知れません。
AKI | URL | 2014/06/02/Mon 23:41 [編集]
Re: 素敵なカバーです
いつも、コメントありがとうございます。



> ウィリアム・アッカーマン、アレックス・デ・グラッシ、
マイケル・ヘッジス、すべてCD棚にありました。
ピアノもいいですが、アコギの音も落ち着きますね。
ギターマジシャンさんの素敵なカバーを聞いて、
久しぶりに「パッセージ」を全曲、聞きました。



ウィンダムヒルのCDは、国内レーベルが、いつのまにか変わっていたり、
すぐに廃盤になるので、三人のCDをお持ちになっているのは、貴重です、

「パッセージ」は、ギターソロ曲と、チェロなどとの合奏がバランス良く、
珠玉の作品という感じですし、ウィンダムヒルには、名盤が多いですね。



> アコギは弾かないので、コピーをしたことは無いのですが、
まさかこんな変則チューニングだとは知りませんでした。
楽譜なしでコピーしていたら、四苦八苦していたかも知れません。




自分は、耳コピが苦手なので、いつも楽譜を探して、弾いていますが、
この曲は、単にメロディだけを拾っても、ノーマルチューニングでは、
指が届かないで、ストレッチしては、指を痛めることになりそうです。
ギターマジシャン | URL | 2014/06/03/Tue 00:26 [編集]



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