僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
高速アルペジオに指がもつれる、ジュリアーニ「カプリーチ・エ・ロンド」
高校時代から早弾きに憧れていると、何度も書いていて、
早弾きと言ったら、スケールでベンベラベラっと弾きまくる、
そんなイメージがあり、パープルの「ハイウェイ・スター」や、
ディ・メオラ「スペイン高速悪魔との死闘」を、練習してきた。

クラシックギターでも、早く弾くことは、当然に大好きだから、
右指がついていかないものの、バッハの曲に取り組んだり、
クロマチックスケールを始め、スケール練習の速度を上げ、
いずれ、フラメンコの目の覚める早弾きをと、もくろんでいる。

ただ、よくよく考えると、音階練習と並行して、毎日練習する、
アルペジオや、トレモロ奏法は、もともと16分音符で書かれ、
普通に弾いていても、けっこう早いテンポでやっているので、
右手の練習としては、こちらでも、各指の独立が鍛えられる。

有名というか、教則本でよく見る、アグアドのアルペジオは、
編著者により、アルペジオの型が、16~24種類とまちまち、
その型も、多少違うが、例えば、プラトには60のアルペジオ、
ジュリアーニは、120のアルペジオと、いくらでも数がある。

アグアドのアルペジオは、中1で初めて買ったギター教則本、
阿部保夫の「NHKギター教室~教則編」に、載っていたから、
それこそ、40年に渡って、練習しているが、今もって難しくて、
1弦2フレの薬指、4弦4フレの小指が届かず、苦労している。

大学時代に通った、渋谷河合楽器のジャズギター教室では、
先生がクラシックギターに詳しく、鈴木巌の教本も使ったから、
レッスンとは別に、アグアドのアルペジオが、指が届かない、
速度指定がないが、どれくらいで弾くのが良いかを相談した。

練習目的がアルペジオだから、指が届かないのは、無視して、
とにかく右手に集中しろ、いずれは、左指も開いてくるだろうと、
先生には言われて、今も指は届かないままだが、この数年で、
少しずつだが、ポコポコした音が、鳴るようになった気もする。

速度は、メトロノームで、1拍80くらいで良いと、先生に言われ、
何だ、そんなに遅くて良いのかと、なめてかかると、先に進み、
パターンが6連符、32分音符となると、全然追いつかなくって、
指がもつれたり、単に和音をかき鳴らすような、でたらめの音。

アルペジオ練習曲に限らず、ギターの楽譜は、お約束ごとで、
ある音が16分音符で書いてあっても、その音を短く切らずに、
伸ばして響かせるのが普通で、次に弾く音と、ぶつかるならば、
手前で消音するなど、譜面を解釈し、臨機応変に行うのが常。

ただ、アルペジオで、テンポが早いと、消音している余裕がなく、
音が流れっぱなしになるが、そのくせ、小節の最後の1音だけ、
きちんと弾けなくて、音を伸ばし切れず、ポジション移動したり、
右指がもつれて、空振りし、音が鳴らないという、悪癖がある。

このあたりは、ピックで弾くときも同様で、このブログを始めて、
自分の演奏を録音するようになって、雑音のひどさと合わせて、
いかに、いい加減に、弾いてきたのかに気づいて、愕然として、
鼻っ柱をおられたような感じで、基礎練習に励むこととなった。

鈴木厳「クラシックギター教室・第2巻」の、アルペジオ練習で、
アグアドのアルペジオが出てきて、その章の最後に載っている、
ジュリアーニの「練習曲第10番」は、ビバーチェの速度記号で、
「カプリーチ・エ・ロンド」の副題で、それだけで技巧的な感じ。

ビバーチェは、速度記号のうち、プレストに次ぐ、早いテンポだし、
鈴木厳の指定は、1拍74~106で、鈴木の指定範囲の意味は、
74が最低限の早さで、それ以下では練習にもならないと厳しく、
それでも、自分はその半分で始めないと、左手が追いつかない。

そのうえ、いかに自分の左指が、ストレッチできていないか実感、
5弦2フレ中指から、5弦3フレ薬指へ移るという、ごく当たり前の、
指使いなのに、中指と薬指が向かい合う癖があり、間が狭いから、
薬指がフレットの近くを、押さえられず、消音気味になってしまう。

力を入れて、薬指をフレット近くへ伸ばすと、中指が引っ張られ、
巻弦特有の、キュッという雑音が出てしまい、ポジション移動で、
キュッと鳴るのは、ほめられたものではないが、仕方ないとして、
押さえた指が安定せず、雑音がなるのは、何とか克服しないと。

肝心のアルペジオも、指定の速度では、指がもつれてしまって、
特に後半になると、息切れというか、右手の力が入らなくなって、
p・i・m・i の最後の i が、ほとんど弦を捕らえられなくて、空振り、
左手も、ますます疲れて、特に小指が、押さえていないのも同然。

アルペジオ練習の、初級から中級の試金石ともなる、早い曲で、
左手は、1拍ごとに、押さえ方を変えていく、忙しい運指となる曲、
ジュリアーニ「練習曲第10番(作品番号100)」を、左手も右手も、
もつれつながら、半ば意地で、指定速度にこだわり、弾きました。








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