僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ビートルズの初主演映画で、ジョージがメインで歌う曲は、
一応あったものの、自分の曲ではなく、ジョンが書いた曲、
アルバムは、2枚目で「ドント・バザー・ミー」の1曲のみで、
3~4枚目で、カバー曲を歌うことはあっても、自作はない。
ジョンやポールという、あまりにも偉大な天才を前にしては、
そうそう、自分の曲を披露できなかったろうし、作ったからと、
二人に聴かせても、相手にされなかったり、没になったりと、
いろいろな葛藤もあったのではと、容易に想像できてしまう。
「ホワイトアルバム」は、各人のソロアルバムを集めてから、
ビートルズらしい体裁へと、整えた感じで、そこで、ようやく、
ジョージの曲も開花するし、解散後、満を持したかのように、
3枚組のアルバムを出し、それほどストックが溜まっていた。
そんなジョージの2曲目の作曲が、「アイ・ニード・ユー」で、
映画「ヘルプ」の中では、野外でのレコーディングの場面、
遺跡で有名な、ソールズベリー平原で、戦車に囲まれつつ、
堂々と演奏され、ある意味、ジョージの晴れ舞台と言える。
何度となく続く、リンゴをめぐる不可解な出来事に、ようやく、
指輪が原因だったと知るが、返そうにも、指輪が外れなくて、
宝石店に行くものの、ノコギリもグラインダーも壊れる始末、
高名な(?)科学者の元を訪ねるが、高圧電磁波でも無理。
ロンドン警察に保護を求め、最初は半信半疑だった署長も、
署長室の窓から、儀式の塗料と矢が、打ち込まれるに至り、
事態の深刻さを理解して、警備をつけてくれることになるが、
新曲のレコーディングがあるから、厳戒態勢での録音となる。
周囲が見渡せる草原で、さらに軍隊と戦車に守られながら、
レコーディングという、このあたり、お馬鹿映画の設定だが、
ストーンヘンジも映った、ソールベリーズ平原の演奏場面は、
やはりPVの先駆けと言え、ものすごく見ごたえのある場面。
撮影が5月とはいえ、平原だから風が強いのか、リンゴが、
寒さに震えながら、ドラムを叩いているのは、この数年後に、
映画「レット・イット・ビー」での、ルーフトップ・コンサートを、
思わせるところがあり、偶然の符号なのだろうが、興味深い。
ジョージは、アコギのギブソンJ160Eを弾いてて、ジョンは、
リッケンバッカーを弾くが、実際の録音は、どうだったのか、
ジョンがアコギを弾き、ジョージは、グレッチとかのエレキを、
ボリュームペダルを操作するから、歌とは別に録音したかと。
この曲のエレキの音は、ボリュームペダルで抑揚をつけてて、
ギター本体の、ボリュームノブを使っても弾かれる、いわゆる、
バイオリン奏法よりは、ハーモニカのビブラートに近い効果で、
資料によっては、ボリュームではなく、トーンペダルだとされる。
中学時代のバイブル、「ビートルズ大事典」には、使ったのは、
「エクスプレッション・ペダル」と書かれて、今でこそ、MIDIの、
コントローラーに使うペダルを差すが、昔は、電子オルガンや、
エレクトーンで、強弱のタッチをつける、音量調整に使う道具。
楽器屋で現物を見ると、出力ジャックのみで、シールド1本を、
オルガンに差す形だから、ギターとアンプの間につなげないし、
実際に、ジョージが演奏で使ったのは、ボリュームペダルか、
トーンペダル・ワウワウペダルだろうと、ジョージ役と話し合う。
どうせ、ペダルを買うならば、確実にビートルズが使ったもの、
映画「レット・イット・ビー」の中、「アクロス・ザ・ユニバース」で、
ジョージが使った、VOX社のワウワウペダルを買ったのだが、
これにしても、実際には、使わなかったなど、今も諸説がある。
このとき買ったワウワウは、メッキがボロボロ剥がれ落ちたり、
電池が液漏れして、捨ててしまい、このブログで演奏を始めて、
ジミ・ヘンドリックスなど弾くため、一番安いものを買い直すが、
今回、使ってみると、「アイ・ニード・ユー」はワウの音でない。
ボリュームペダルは、フュージョンの演奏には欠かせないから、
当然に持っていたが、これまた、電池が液漏れし、捨てたので、
先日のハーモニカの効果音と同様、普通にギターを弾いておき、
ミキシングのときに、MTRのボリュームを上げ下げする方法に。
映画「ヘルプ! 四人はアイドル」で、平原での録音場面の曲、
時折、カメラかマイクを見上げつつ、嬉しそうに笑うジョージの、
晴れ姿が印象的な、ようやく2曲目となる、ジョージの作詞作曲、
「アイ・ニード・ユー」を、ジョンのコーラスにも気合入れてます。
一応あったものの、自分の曲ではなく、ジョンが書いた曲、
アルバムは、2枚目で「ドント・バザー・ミー」の1曲のみで、
3~4枚目で、カバー曲を歌うことはあっても、自作はない。
ジョンやポールという、あまりにも偉大な天才を前にしては、
そうそう、自分の曲を披露できなかったろうし、作ったからと、
二人に聴かせても、相手にされなかったり、没になったりと、
いろいろな葛藤もあったのではと、容易に想像できてしまう。
「ホワイトアルバム」は、各人のソロアルバムを集めてから、
ビートルズらしい体裁へと、整えた感じで、そこで、ようやく、
ジョージの曲も開花するし、解散後、満を持したかのように、
3枚組のアルバムを出し、それほどストックが溜まっていた。
そんなジョージの2曲目の作曲が、「アイ・ニード・ユー」で、
映画「ヘルプ」の中では、野外でのレコーディングの場面、
遺跡で有名な、ソールズベリー平原で、戦車に囲まれつつ、
堂々と演奏され、ある意味、ジョージの晴れ舞台と言える。
何度となく続く、リンゴをめぐる不可解な出来事に、ようやく、
指輪が原因だったと知るが、返そうにも、指輪が外れなくて、
宝石店に行くものの、ノコギリもグラインダーも壊れる始末、
高名な(?)科学者の元を訪ねるが、高圧電磁波でも無理。
ロンドン警察に保護を求め、最初は半信半疑だった署長も、
署長室の窓から、儀式の塗料と矢が、打ち込まれるに至り、
事態の深刻さを理解して、警備をつけてくれることになるが、
新曲のレコーディングがあるから、厳戒態勢での録音となる。
周囲が見渡せる草原で、さらに軍隊と戦車に守られながら、
レコーディングという、このあたり、お馬鹿映画の設定だが、
ストーンヘンジも映った、ソールベリーズ平原の演奏場面は、
やはりPVの先駆けと言え、ものすごく見ごたえのある場面。
撮影が5月とはいえ、平原だから風が強いのか、リンゴが、
寒さに震えながら、ドラムを叩いているのは、この数年後に、
映画「レット・イット・ビー」での、ルーフトップ・コンサートを、
思わせるところがあり、偶然の符号なのだろうが、興味深い。
ジョージは、アコギのギブソンJ160Eを弾いてて、ジョンは、
リッケンバッカーを弾くが、実際の録音は、どうだったのか、
ジョンがアコギを弾き、ジョージは、グレッチとかのエレキを、
ボリュームペダルを操作するから、歌とは別に録音したかと。
この曲のエレキの音は、ボリュームペダルで抑揚をつけてて、
ギター本体の、ボリュームノブを使っても弾かれる、いわゆる、
バイオリン奏法よりは、ハーモニカのビブラートに近い効果で、
資料によっては、ボリュームではなく、トーンペダルだとされる。
中学時代のバイブル、「ビートルズ大事典」には、使ったのは、
「エクスプレッション・ペダル」と書かれて、今でこそ、MIDIの、
コントローラーに使うペダルを差すが、昔は、電子オルガンや、
エレクトーンで、強弱のタッチをつける、音量調整に使う道具。
楽器屋で現物を見ると、出力ジャックのみで、シールド1本を、
オルガンに差す形だから、ギターとアンプの間につなげないし、
実際に、ジョージが演奏で使ったのは、ボリュームペダルか、
トーンペダル・ワウワウペダルだろうと、ジョージ役と話し合う。
どうせ、ペダルを買うならば、確実にビートルズが使ったもの、
映画「レット・イット・ビー」の中、「アクロス・ザ・ユニバース」で、
ジョージが使った、VOX社のワウワウペダルを買ったのだが、
これにしても、実際には、使わなかったなど、今も諸説がある。
このとき買ったワウワウは、メッキがボロボロ剥がれ落ちたり、
電池が液漏れして、捨ててしまい、このブログで演奏を始めて、
ジミ・ヘンドリックスなど弾くため、一番安いものを買い直すが、
今回、使ってみると、「アイ・ニード・ユー」はワウの音でない。
ボリュームペダルは、フュージョンの演奏には欠かせないから、
当然に持っていたが、これまた、電池が液漏れし、捨てたので、
先日のハーモニカの効果音と同様、普通にギターを弾いておき、
ミキシングのときに、MTRのボリュームを上げ下げする方法に。
映画「ヘルプ! 四人はアイドル」で、平原での録音場面の曲、
時折、カメラかマイクを見上げつつ、嬉しそうに笑うジョージの、
晴れ姿が印象的な、ようやく2曲目となる、ジョージの作詞作曲、
「アイ・ニード・ユー」を、ジョンのコーラスにも気合入れてます。
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![]() ギターマジシャンさん
おはようございます。 いやあ、素晴らしいです。 ジョージへの思い、そしてあの草原での撮影のお話もぐっときますね。 ボーカルとコーラスもいいですよ。 オネスティもいいですね。 ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> ギターマジシャンさん おはようございます。 いやあ、素晴らしいです。 ジョージへの思い、そしてあの草原での撮影のお話もぐっときますね。 ボーカルとコーラスもいいですよ。 「ヘルプ」の中では、いくつも演奏シーンが見事なのですが、 この「アイ・ニード・ユー」は、ジョージの渾身の1曲です。 > オネスティもいいですね。 こちらは、オケもリズムが甘く、中途半端な感じでして、そのうえ、 コーラスなしで歌い上げるのは、いかにボロが出るか実感しました。 ギターマジシャン | URL | 2014/03/10/Mon 07:22 [編集]
![]() ギターマジシャンさん、こんばんは♪
最初の頃の自信なさげな感じはどこへやら、 もうすっかり板に付いていますね! 気合い、伝わりますよ~^^ 私の知らない、曲にまつわるエピソードも毎回楽しく読ませてもらっています。 「オネスティ」、名曲ですよね。 懐かしく聴かせていただきました。 ちゃらこ | URL | 2014/03/12/Wed 22:06 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> ギターマジシャンさん、こんばんは♪ 最初の頃の自信なさげな感じはどこへやら、 もうすっかり板に付いていますね! 気合い、伝わりますよ~^^ 歌うことへの気後れは、解消しつつありますが、 逆に、気合いが空回りしないように願ってます。 > 私の知らない、曲にまつわるエピソードも毎回楽しく読ませてもらっています。 ビートルズについて語ることは、本当に楽しくて、 昔の記憶を元に、資料など調べるのも楽しみです。 > 「オネスティ」、名曲ですよね。 懐かしく聴かせていただきました。 昔から聴いていたものの、歌ったことがない曲だから、 調子に乗らず、インストにすれば良かった気がします。 ギターマジシャン | URL | 2014/03/12/Wed 23:44 [編集]
![]() コメントをありがとうございます。
> こんにちは^^ 有名アーチストのカバーみたいです☆ 安定感があって聴き入っちゃいましたよ♪ ブラボ~♪ 歌のほうは、まだまだダメで、音程も発声も危なっかしいのですが、 演奏は、ダビングを重ねることで、バンドらしい音になっています。 Mr.へぼいさんのブログでの、さまざまなジャンルの弾き語りや、 St Rockerさんとのビートルズのコラボを、楽しく拝聴してます。 ギターマジシャン | URL | 2014/03/13/Thu 19:15 [編集]
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