僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ハーモニクス奏法が効果的に響く、ヨーク「イン・ソロウズ・ウェイク」
クラシックギターを、基礎練習を中心に、やり直しているが、
自分が初級と馬鹿にしていた、カルカッシの練習曲でさえ、
なかなか弾けなくて、鈴木巌の教本で、さらに前のページに、
さかのぼる状態で、いかに基礎を怠ってたかを、実感する。

単純な練習曲でも、何箇所か、すぐに弾けない部分があり、
半音階練習や、スケール練習に、アルペジオ練習といった、
メカニカルなトレーニングも、テンポを上げると、ミスが多く、
早弾き自慢(?)の自分が、悔しいかな、ゆっくり弾いている。

そうした中、初級レベルで弾け、メロディがきれいな小品は、
アポヤンドの音色、開放弦の消音など、技術面の再確認と、
音の強弱、テンポの変化で、歌い上げる練習にもなるから、
単純な練習で飽きないようと、あれこれと手を出している。

これも、本来なら、その小品をつきつめて、完成させるのが、
上達への近道なのだろうが、弾きたい曲がありすぎるのと、
ちょっとでも弾ければ、未完成でも、ブログにアップしようと、
あちこち、つまみ食いし、中途半端なレパートリーが増える。

純粋なクラシックギターの曲は、NHKテキストをさらったり、
鈴木巌の教本3冊を、あちこちめくったり、現代ギター社の、
「名曲てんこもり」や、リットー「クラシックギターのしらべ」を、
枕元に積み上げて、片っ端から、聴いたり、弾いたりする。

クラシックばかりだと、次第に飽きるので、曲が口ずさめる、
ポピュラーソングは、いつもの、江部賢一のギター編曲集や、
武満徹「12の歌」に手を出すし、さらに、先日にアップもした、
アンドリュー・ヨークの曲集にも、このところ、取り組んでいる。

リットーから出た曲集は、本人の演奏CDが付いているので、
曲の雰囲気が、すぐに把握できるし、何よりも観賞用となり、
すごく良い曲だ、これ弾きたいぞと、モチベーションも上がり、
練習にも気合が入るが、初級レベルの曲は、2、3曲程度。

自分の感覚だが、おそらく一番やさしいのは、先日アップの、
「ウェイティング・フォー・ドーン」、その次に弾けそうなのが、
「イン・ソロウズ・ウェイク」で、この2曲とも、ヨーク本人より、
若手ギタリストの木村大の、デビューアルバムで知った曲。

17歳でデビューした木村は、若さゆえの早弾きが特徴的で、
かつての山下和仁と同様に、テクニックに走りすぎていると、
批判もされたが、このヨークの2曲は、本人よりも、ゆっくりと、
丁寧に音をつむぎ、ただ早いだけじゃないのが、わかる好演。

テンポの遅い曲だから、やさしい、弾きやすいと思ったものの、
「ウェイティング~」は、ジャズのテンションコードが出てきたり、
開放弦の響きを生かすよう、左指を立てるのが、やっかいだし、
「イン・ソロウ~」は、時折出る、ハーモニクスの小技が難しい。

ハーモニクス奏法は、クラシックでは、「アルモニコス」と呼び、
開放弦で12フレットを軽く左指で触れ、オクターブ上の倍音を、
鳴らすのが、自然的アルモニコスで、4・5・7・9フレットでも、
出せるが、ヨークの曲は、何箇所かで、19フレットを指定する。

技巧的アルモニコスは、通常のように、左手でフレットを押さえ、
その12フレット上げた場所を、右手の人差し指で、軽く触れて、
右手薬指で弦をはじき、倍音を出す方法だが、ヨークの曲は、
開放弦の自然的アルモニコスも、このやり方で、鳴らしている。

20歳前後に、渋谷河合楽器で、ジャズギターを習っていた際、
チェット・アトキンスや、ラリー・コリエルの曲で、コードを押さえ、
ハーモニクスを交えたアルペジオ奏法を、教えてもらったので、
当然に、右手はピックを握り、あいている指で、アルペジオした。

ピックと指の併用は、通常、親指と人差し指で、ピックを握って、
中指、薬指で、スリーフィンガー奏法のように、アルペジオだが、
技巧的アルモニコスを鳴らすには、親指と中指でピックを握って、
人差し指で、12フレット上げた、ハーモニクスポイントに触れる。

その癖もあり、クラシックギターの指弾きで、倍音を出すときも、
人差し指で触れると、親指で弦をはじく方が楽で、多用していて、
リョベートの編曲のように、和音になり、親指は低音を弾く場合、
やむをえず、薬指で弾くが、慣れていないので、指がつりそうに。

いつもながら、ギターを弾いてる人には、ごく当たり前のことを、
くどくど書いて、弾かない人には、いくら言葉を並べたところで、
さっぱりわからないという駄文が続き、そろそろ、切り上げるが、
先生から教わった、ちょっと面白い小技から、ひとつだけ紹介。

1弦の7・5フレットで、シ・ラとプリングし、3弦開放で12フレの、
ハーモニクス、続けて2弦の6・5フレで、ファ・ミとプリングして、
4弦開放の12フレのハーモニクス、3弦の5・4フレをプリング、
5弦開放の12フレ・ハモにし、ピアノのペダル効果のように響く。

ヨークの曲は、これを応用して、メロディを、実音と倍音を交え、
次の音が鳴っても、倍音が残って響くという、見事な効果が出て、
さらに、開放弦を鳴らし、低い弦のハイポジションの音を続ける、
カンパネラ奏法も取り入れて、音の響きを大切にした編曲となる。

アンドリュー・ヨークの作品集から、比較的、簡単なレベルの曲、
「イン・ソロウズ・ウェイク」は、開放弦や、ハーモニクスの響きが、
なかなかきれいに鳴らなかったり、ヨーク本人のテンポを意識し、
速くしたものの、次第に遅くなったり、懲りない未完成アップです。



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記事内容がいつも高度で初心者の私には少々理解し難いところがありコメントできずにおりました。悪しからず。

本日の記事の中にアンドリュー・ヨークの名前を見つけました。偶然にも今日 Pumping Nylonを眺めていたら彼の曲でDidactic Doodleの楽譜がありました。こちらも私の手に負えませんが結構面倒な練習曲ですね。
Tommy | URL | 2014/02/01/Sat 22:07 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> 記事内容がいつも高度で初心者の私には少々理解し難いところがありコメントできずにおりました。悪しからず。



内容が高度というよりも、自分だけわかっている、独りよがりの文章なので、
何を言いたいのか不明だったり、変にマニアックで、逆に申し訳ありません。




> 本日の記事の中にアンドリュー・ヨークの名前を見つけました。偶然にも今日 Pumping Nylonを眺めていたら彼の曲でDidactic Doodleの楽譜がありました。こちらも私の手に負えませんが結構面倒な練習曲ですね。



「パンピング・ナイロン」は、雑誌の紹介記事などで見た程度なので、
ヨークの曲も知らなかったのですが、今、Youtubeで聴いてみたら、
やたら難しいアルペジオ練習曲で、テキストのレベルはすごいですね。
ギターマジシャン | URL | 2014/02/01/Sat 23:40 [編集]
ハーモニクス
マジシャンさん
このヨークの曲 はじめてききました。そして この曲もあぁいい曲だなぁと 
あれもこれも 興味がわいて困ります。(笑)
ヨークはこのハーモニクス なにか理由があって こちらの技法を選んだのでしょうねe

ところで ハーモニクス 
私も時々かなり悩むんです。
>開放弦の自然的アルモニコスも、このやり方で、鳴らしている。

今回 私も 「サイモントガーファンクルの明日に架ける橋」(毛塚さんのアレンジ)を練習中、おっとぉという感じに、この”ハーモニクス”が出てくるんです。

低音弦で弾く音がメロディー部分をとるようになっているので、
本来なら ハーモニクス部分は 自然ハーモニクスの ほうが
安定してきちんとなるんだけどれど、
技巧的アルモニコスで弾いたほうが メロディーが歌っている気がして
迷いました。

>、薬指で弾くが、慣れていないので、指がつりそうに。
ようするに私は もっと ぶちきれて へたくそだっていうことなんですけれど
1つ新しい曲を弾こうとすると 次々テクニックを問われ
ゆっくりな曲ほど、また きれいに弾きたい曲ほど 
↓ 自信を失います。困った物です。

そうそう 2重録音というものにはじめて 挑戦して どん底です。
いかに 私はリズムにアバウトだったかと もう 穴をほってほって います。




kao | URL | 2014/02/04/Tue 12:08 [編集]
Re: ハーモニクス
いつも、コメントありがとうございます。



> マジシャンさん
このヨークの曲 はじめてききました。そして この曲もあぁいい曲だなぁと 
あれもこれも 興味がわいて困ります。(笑)
ヨークはこのハーモニクス なにか理由があって こちらの技法を選んだのでしょうねe



ヨークの曲は、このCD付曲集と、村治佳織、木村大の弾いた曲しか、
知らないのですが、その数曲が、全部弾きたいくらいに、良い曲です。




> ところで ハーモニクス 
私も時々かなり悩むんです。
  >開放弦の自然的アルモニコスも、このやり方で、鳴らしている。

今回 私も 「サイモントガーファンクルの明日に架ける橋」(毛塚さんのアレンジ)を練習中、おっとぉという感じに、この”ハーモニクス”が出てくるんです。

低音弦で弾く音がメロディー部分をとるようになっているので、
本来なら ハーモニクス部分は 自然ハーモニクスの ほうが
安定してきちんとなるんだけどれど、
技巧的アルモニコスで弾いたほうが メロディーが歌っている気がして
迷いました。



ハーモニクスのやり方は、左手の運指や、音の持続、使う弦などを、
さまざまに考慮して、どちらの弾き方か、考えるのかもしれません。



> >、薬指で弾くが、慣れていないので、指がつりそうに。
ようするに私は もっと ぶちきれて へたくそだっていうことなんですけれど
1つ新しい曲を弾こうとすると 次々テクニックを問われ
ゆっくりな曲ほど、また きれいに弾きたい曲ほど 
↓ 自信を失います。困った物です。




ハーモニクスに限らず、クラシックギターでも、多くの技法があり、
タレガの曲には、それを追求したのもあり、楽しくも難しいですね。



> そうそう 2重録音というものにはじめて 挑戦して どん底です。
いかに 私はリズムにアバウトだったかと もう 穴をほってほって います。




自分も二重奏は、メトロノームを鳴らしておかないと、自分勝手に弾いて、
あとから重ねようにも、自分で自分についていけず、バラバラになります。
ギターマジシャン | URL | 2014/02/04/Tue 19:20 [編集]



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