僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ピアノ曲のドビュッシー「月の光」が弾きたくて、ギター編曲を
80年頃は、ロックやフュージョンばかり聴いていたが、
渋谷河合楽器で習っていたのは、ジャズギターだから、
先生に薦められるまま、ジャズギターのLPを聴きこみ、
次第に、サックスやピアノのジャズにも惹かれていった。

フュージョンが好きなのに、ジャズを難解だと感じたのは、
ただ食わず嫌いだったのか、と思いつき、単純な自分は、
クラシック音楽が退屈なのも、単にそのせいだったのかと、
FMのクラシック番組を、エアチェックしては、聴き始める。

録ったカセットを、何度も聴いたのが、NHK-FM放送の、
夜を旅して 真野響子のラブリー・クラシック」だったが、
レギュラー番組なのか、特番で何夜連続とかだったのか、
まったく記憶になく、そもそも何で録音したか覚えてない。

ジェット・ストリームや、クロスオーバー・イレブンのように、
曲の紹介でなく、スクリプトの朗読とともに、曲がかかり、
オーケストラの小品や、ピアノ曲などが、中心だったが、
ドビュッシー月の光」の、ピアノの美しい響きが気に入る。

ピアノは弾けないが、自分でも、この曲を弾きたいからと、
ギターの編曲を探すと、全音のギターピースが見つかり、
難易度は、B(中級程度)とあり、当時は、弾けないのに、
CやDの楽譜を、買い集めていたから、なめてかかった。

ピアノ曲をギターで弾くと、譜面で1オクターブ低いうえに、
音域も、ピアノの8オクターブに比べ、4オクターブもなく、
高い声が出なくて、急にオクターブ下げて、歌うみたいに、
途中で上げ下げすることが多く、この編曲でも同様だった。

ピアノのアルペジオが6連符で、広音域を上下するのも、
ギターでは無理な話で、ゆっくりと、3連符の伴奏となり、
結局、ギターの限界だし、そもそもが、難易度Bだしなと、
自分は初級で、弾けない箇所だらけなのに、放り出した。

輸入楽譜、「クリストファー・パークニング・プレイズ」には、
かなりピアノに近い編曲があり、見るからに、難しそうで、
自分が求めているのは、これだよ、挑戦しがいがあるよと、
買ってきたら、最初の和音が、押さえれれず、そこで駄目。

ちなみに、1弦・7フレット、2弦・9フレット、3弦・4フレット、
4弦・6フレットで、単純に、BとG#のオクターブなのだが、
どうやっても、指が広がらなくて、手がでっかい外国人の、
編曲だから、自分には無理なんだと、捨て台詞で、放棄。

自分は手が小さい、届かないと、いつも言い訳にしてるが、
村治佳織は、華奢な小さい手で、難曲も弾ききっているし、
1フレットと12フレットといった、物理的に届かない距離は、
ともかくとして、ストレッチを工夫すれば、何とかなるはず。

指が届いたとしても、ちょっと、運指が複雑だったりすると、
もうそこで、投げ出していて、手元のクラシックギター楽譜、
教則本8冊、曲集30冊、ギターピース20冊に載っている、
何百曲ものうち、最後まで弾ける曲は、10曲に満たない。

弾けないまでも、途中を飛ばさず、最後まで、さらった曲も、
せいぜい20曲程度で、考えたら、ロック、フュージョンでも、
やたら楽譜やバンドスコアを買っては、つまみ食い状態で、
ブログを始めてから、やっと、最後まで何曲か弾いた有様。

今回、難易度Bでも、自分のクラシックギターのレベルから、
無理があるのだが、全音ギターピースの演奏に挑戦すると、
ピアノより音数が少ないのに、消音ができず、音を引きずり、
強弱のつけ方では、無音になったり、音が歪んだり、難しい。

この、山田たかし編曲は、「七戸國夫・愛奏曲集2」としても、
楽譜とCDが出ているが、プロが弾くと、こうも違うものかと、
ギターの響きも美しく、当然、ピアノとは、同じわけもないが、
ドビュッシーの印象派と呼ばれる、音の世界を再現していた。

この曲のテンポは、一定の3拍子のままでは、味気なくって、
ピアノでもギターでも、途中でテンポを、変えたりしてるので、
いろいろな演奏を参考にしたが、リズム音痴のせいもあって、
3拍目が待てず、2拍子になり、逆もあり、反省すること大。

ドビュッシーのピアノ組曲、「ベルガマスク組曲」に含まれる、
月の光(Clair de Lune)」を、30年前に買ったままの、
山田たかし編曲(全音ギターピース版)に、再度取り組んだ、
ギター演奏を、まだまだミスだらけでの、懲りないアップです。


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とても美しく流れるような流石の演奏です~。
やっぱり凄く難しいフォームで弾かれているんですね?
1弦・7フレット、3弦・4フレット コレ届きませんでした^^; 指がつりそうです。
クラシックには決して近寄れないです~
リッチーエリックボーン | URL | 2013/01/26/Sat 23:04 [編集]
やはりピアノとギターではかなり風情が変わるのが興味深いです。
原曲は軽やかな旋律と、コードの響きが持続して、桜の花びらとかが想像できるのですが、ギターで弾くと、曲のボディーがしっかりしていて、腰が据わった感じで、じっくり聴くきになれます。(ギターマジシャンさんの演奏がそうなので、そう感じました。)

またこの曲、リッチーブラックモア御代が好きだそうで、後期のキーボー祖奏者デイブ・ローゼンサルがピアノでこの曲をリッチーに聴かせた所、リッチーが大層気に入ったらしくて、それ以降デイブはリッチーのお気に入りキーボード奏者になり、大層可愛がられたらしいです^^。
ひょい。 | URL | 2013/01/26/Sat 23:52 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> とても美しく流れるような流石の演奏です~。
 

実のところ、かなり、つっかえ、つっかえの演奏であって、
美しく流れると言っていただくには、お恥ずかしいです…。


> やっぱり凄く難しいフォームで弾かれているんですね?


和音の大半は、フォークギターの押さえ方に近いですが、
何箇所か、指がこんがらがったり、ストレッチしてます。


> 1弦・7フレット、3弦・4フレット コレ届きませんでした^^; 指がつりそうです。
クラシックには決して近寄れないです~



外人さんの馬鹿でかい手だったら、楽勝なのでしょうが、
クラシックに限らず、ロックでも、けっこう届かなくて、
例えば、ジミ・ヘンドリックスの曲でも、苦労してます。
ギターマジシャン | URL | 2013/01/27/Sun 01:46 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> やはりピアノとギターではかなり風情が変わるのが興味深いです。
原曲は軽やかな旋律と、コードの響きが持続して、桜の花びらとかが想像できるのですが、ギターで弾くと、曲のボディーがしっかりしていて、腰が据わった感じで、じっくり聴くきになれます。(ギターマジシャンさんの演奏がそうなので、そう感じました。)



基本となるドレミファの段階で、ピアノとギターの音程は、
1オクターブ違ううえに、鍵盤と擦弦の音色の違いだとか、
そもそも異なる楽器なので、おのずと、感じは変わります。

ギター編曲は、楽器の違いを考慮して、曲の持つ雰囲気を、
活かすよう、考慮してるのでしょうが、ないものねだりで、
ピアノ演奏に近づけたく、それでいて、できない状態です。

「桜の花びら」は、まさに、ピアノのリリシズムの例えで、
坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」のイントロ部分は、
水滴が広がったり、花が開いていくようなイメージですが、
押尾コータロー、村治佳織のギターでも、出せない音です。


> またこの曲、リッチーブラックモア御代が好きだそうで、後期のキーボー祖奏者デイブ・ローゼンサルがピアノでこの曲をリッチーに聴かせた所、リッチーが大層気に入ったらしくて、それ以降デイブはリッチーのお気に入りキーボード奏者になり、大層可愛がられたらしいです^^。



リッチーは、バッハに限らず、クラシックがお好みのようで、
この曲の件は、知りませんでしたが、何とも微笑ましいです。
ギターマジシャン | URL | 2013/01/27/Sun 02:15 [編集]
ドビュッシーの曲はどれも幻想的で大好きですが、この曲は特に好きなんです^^
ピアノ曲をギターで演奏するのはかなり至難の技で、同じ曲でも音色のせいでかなりイメージが変わりますね。
でも、「月の光」の幻想的な感じは全然損なわれてなくてうっとりしました(*´д`*)
マジェ | URL | 2013/01/27/Sun 13:16 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> ドビュッシーの曲はどれも幻想的で大好きですが、この曲は特に好きなんです^^


自分にとっても、クラシック音楽、特にピアノ曲に開眼した曲です。



> ピアノ曲をギターで演奏するのはかなり至難の技で、同じ曲でも音色のせいでかなりイメージが変わりますね。


音色が違うピアノ曲を、どうしたら、ギターで再現できるのか、
昔から思うのですが、逆にギターの音を生かしたアレンジとか、
カバーと割り切って、演奏する方法もあり、いろいろ迷います。



> でも、「月の光」の幻想的な感じは全然損なわれてなくてうっとりしました(*´д`*)


つっかえ、つっかえの演奏なので、うっとりしていただきつつも、
ワッとなったり、ガクっときたりで、さらなる精進が必要です…。
ギターマジシャン | URL | 2013/01/27/Sun 17:41 [編集]
テクニックがどうのこうのということよりも、
凄く丁寧に優しく綺麗な旋律に、
しばし嫌なことを忘れさせて頂きました。
ありがとうございます。
くまねねク~(よねちゃん) | URL | 2013/01/28/Mon 02:30 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> テクニックがどうのこうのということよりも、
凄く丁寧に優しく綺麗な旋律に、
しばし嫌なことを忘れさせて頂きました。
ありがとうございます。


右手のコントロールが、まだ、できていないので、
一音、一音を確認しながら、弾いている状態です。

結果的に、ゆったりとした曲を、演奏してますが、
癒やし系の音楽として、とらえていただけたので、
つっかえながらの演奏でも、甲斐がありました。
ギターマジシャン | URL | 2013/01/28/Mon 07:58 [編集]
グラスを持ちながら、聴き入ってしまいました…
いい感じです…
mar | URL | 2013/01/28/Mon 23:26 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> グラスを持ちながら、聴き入ってしまいました…
いい感じです…



カフェで流れる、ヒーリングBGMみたいな感じで、
お聴きいただけたのであれば、すごく嬉しいです。

クラシックや、ウィンダムヒル、小粋なジャズとか、
ボサノバなど、その手の音楽も、弾くのが好きです。
ギターマジシャン | URL | 2013/01/29/Tue 01:55 [編集]
ギターマジシャンさん
おはようございます。
ピアノ曲とギターの関係のお話とても興味深く拝見しました。
そしてこの曲は、ギターのために作られたかと思うほどぴったりしていますね。
演奏もお見事です。
ST Rocker | URL | 2013/01/29/Tue 06:48 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> ギターマジシャンさん
おはようございます。
ピアノ曲とギターの関係のお話とても興味深く拝見しました。


ST Rockerさんのように、ギターもピアノも、演奏できれば、
悩むこともないのでしょうが、昔から試行錯誤しています。

ST Rockerさんが、ビートルズの弾き語りで、ピアノ曲を、
ギター伴奏、また、その逆も検証されたのも楽しめました。

 


> そしてこの曲は、ギターのために作られたかと思うほどぴったりしていますね。
演奏もお見事です。


演奏は、お恥ずかしい限りですが、このギター編曲そのものは、
少ない和音で、ドビュッシーの世界に迫って、工夫が見事です。
ギターマジシャン | URL | 2013/01/29/Tue 08:03 [編集]



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