僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ネオ・クラシカル路線の元祖と呼べる、イングヴェイ・
マルムスティーンが、メジャーシーンに登場したのが、
リッチー・ブラックモア率いる、レインボーのボーカル、
グラハム・ボネットと組んだバンド、アルカトラスだった。
それまでの、クラシックの影響を受けたギタリストとは、
数段違うレベルで、バッハやパガニーニのフレーズを、
超光速の早弾きで、やたら弾きまくるイングヴェイには、
アル・ディ・メオラが好きだった自分は、すぐにはまった。
もともとは、たしかギターマガジンの小さな紹介記事で、
早弾きの若手ギタリストが注目株と知り、LPを買って、
1曲目のリフに、「まんまレインボーみたいな曲だな」と、
思った矢先、突然の早弾きアドリブで、一気にファンに。
当時は、ネオ・クラシカルというジャンルの発想もなくて、
リッチーみたいな、クラシックの影響を感じさせる曲調に、
ディ・メオラ級の、フラメンコフレーズを弾くという印象で、
テクニックに感動しても、革新的とまでは思わなかった。
後にクリス・インペリテリが、イングヴェイの影響を否定し、
昔からやっていたと豪語するのは、同様の理由だろうが、
バッハのフレーズを、多少なり弾いたギタリストはいても、
パガニーニのフレーズは、イングヴェイが最初だと思う。
イングヴェイが、元祖ではないにしても、ひろめた奏法に、
「ブロークンコード」があり、アルペジオは、主に伴奏で、
音をつなげて和音にするが、こちらは、1音ずつミュートし、
旋律的に用い、その後「スイープ奏法」へと発展していく。
ヤングギター増刊号に載った、「ヒロシマ・モナムール」は、
イントロが、キャッチーなギターソロで、印象的だったから、
わりと練習したし、この曲に出てくるブロークンコードこそ、
自分にとって、初のスイープ奏法で、その気になっていた。
ただ、今回弾いてみると、3本弦の初歩的スイープなのに、
音がつながったり、ピッキングのリズムが安定しなくって、
さらに初級の、2本弦スイープから、練習してみたのだが、
先は長いようで、6本弦ができるのは、いつになるやら…。
この曲は、Youtubeで、多くの達人が弾いているのだが、
演奏を見ると、チョーキング並みに、弦を大きく上下させ、
ビブラートをかけていて、自分のビブラートが、ほとんど、
かけてないように聴こえるのは、軟弱だったからと気づく。
ただ、気づいたところで、この曲では、早弾きに追われて、
ビブラートをかける余裕がなく、イントロは、そこそこだが、
中間部のソロは、ただ音を伸ばしているだけに聴こえて、
せっかくの早弾きとの緩急フレーズが、ミスに思えるほど。
持っているバンドスコアの、この曲はライブ盤のテイクだが、
スタジオ盤の完成されたソロが好きなので、ドラム打込み、
ベース、キーボード(ギターシンセ使用)は、ライブ盤なのに、
ギターソロは、スタジオという、中途半端な、やや完コピに。
ボーカル抜きで、バッキングが延々と続くから、ライブでの、
歌のバックでも、早弾きフレーズ連発のイングヴェイを再現、
と真似たら、これまた早弾きにつられ、コードのリズムが、
ずれまくり、早弾きも、うるさいだけなので、スタジオ盤で。
ただ、同じコードのバッキングでも、イングヴェイが弾くと、
パッキーンとした乾いた音になるのだが、自分が弾いたら、
グジャグジャっとした歪みになり、これは音作りと言うより、
ピッキングのニュアンスで、どうやっても、近づけなかった。
ネオ・クラシカルの王者、イングヴェイ・マルムスティーンが、
83年にメジャーデビューしたバンド、アルカトラスの1stから、
「ヒロシマ・モナムール」の、ボーカル抜き、やや完コピです。
マルムスティーンが、メジャーシーンに登場したのが、
リッチー・ブラックモア率いる、レインボーのボーカル、
グラハム・ボネットと組んだバンド、アルカトラスだった。
それまでの、クラシックの影響を受けたギタリストとは、
数段違うレベルで、バッハやパガニーニのフレーズを、
超光速の早弾きで、やたら弾きまくるイングヴェイには、
アル・ディ・メオラが好きだった自分は、すぐにはまった。
もともとは、たしかギターマガジンの小さな紹介記事で、
早弾きの若手ギタリストが注目株と知り、LPを買って、
1曲目のリフに、「まんまレインボーみたいな曲だな」と、
思った矢先、突然の早弾きアドリブで、一気にファンに。
当時は、ネオ・クラシカルというジャンルの発想もなくて、
リッチーみたいな、クラシックの影響を感じさせる曲調に、
ディ・メオラ級の、フラメンコフレーズを弾くという印象で、
テクニックに感動しても、革新的とまでは思わなかった。
後にクリス・インペリテリが、イングヴェイの影響を否定し、
昔からやっていたと豪語するのは、同様の理由だろうが、
バッハのフレーズを、多少なり弾いたギタリストはいても、
パガニーニのフレーズは、イングヴェイが最初だと思う。
イングヴェイが、元祖ではないにしても、ひろめた奏法に、
「ブロークンコード」があり、アルペジオは、主に伴奏で、
音をつなげて和音にするが、こちらは、1音ずつミュートし、
旋律的に用い、その後「スイープ奏法」へと発展していく。
ヤングギター増刊号に載った、「ヒロシマ・モナムール」は、
イントロが、キャッチーなギターソロで、印象的だったから、
わりと練習したし、この曲に出てくるブロークンコードこそ、
自分にとって、初のスイープ奏法で、その気になっていた。
ただ、今回弾いてみると、3本弦の初歩的スイープなのに、
音がつながったり、ピッキングのリズムが安定しなくって、
さらに初級の、2本弦スイープから、練習してみたのだが、
先は長いようで、6本弦ができるのは、いつになるやら…。
この曲は、Youtubeで、多くの達人が弾いているのだが、
演奏を見ると、チョーキング並みに、弦を大きく上下させ、
ビブラートをかけていて、自分のビブラートが、ほとんど、
かけてないように聴こえるのは、軟弱だったからと気づく。
ただ、気づいたところで、この曲では、早弾きに追われて、
ビブラートをかける余裕がなく、イントロは、そこそこだが、
中間部のソロは、ただ音を伸ばしているだけに聴こえて、
せっかくの早弾きとの緩急フレーズが、ミスに思えるほど。
持っているバンドスコアの、この曲はライブ盤のテイクだが、
スタジオ盤の完成されたソロが好きなので、ドラム打込み、
ベース、キーボード(ギターシンセ使用)は、ライブ盤なのに、
ギターソロは、スタジオという、中途半端な、やや完コピに。
ボーカル抜きで、バッキングが延々と続くから、ライブでの、
歌のバックでも、早弾きフレーズ連発のイングヴェイを再現、
と真似たら、これまた早弾きにつられ、コードのリズムが、
ずれまくり、早弾きも、うるさいだけなので、スタジオ盤で。
ただ、同じコードのバッキングでも、イングヴェイが弾くと、
パッキーンとした乾いた音になるのだが、自分が弾いたら、
グジャグジャっとした歪みになり、これは音作りと言うより、
ピッキングのニュアンスで、どうやっても、近づけなかった。
ネオ・クラシカルの王者、イングヴェイ・マルムスティーンが、
83年にメジャーデビューしたバンド、アルカトラスの1stから、
「ヒロシマ・モナムール」の、ボーカル抜き、やや完コピです。
スポンサーサイト


![]() |
|
![]() 懐かしいですね〜。
私は以前、イントロをちょっとだけコピーして挫折した経験があります。。。(^_^;) イングヴェイはメロディアスなピロピロ弾きもスゴいのですが、当時のヴィブラートは神憑っていたかのような美しさでしたね〜。 ライブでのサウンドも、初期の頃は本当に綺麗でしたよね。(^O^) ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> 懐かしいですね〜。 私は以前、イントロをちょっとだけコピーして挫折した経験があります。。。(^_^;) かれこれ、30年近くも前になりますが、当時は、 誰もが、この曲をコピーしたのではないでしょうか。 > イングヴェイはメロディアスなピロピロ弾きもスゴいのですが、当時のヴィブラートは神憑っていたかのような美しさでしたね〜。 ライブでのサウンドも、初期の頃は本当に綺麗でしたよね。(^O^) 高音での、1音半チョーキングも、見事に決まってたし、 ソロ1作目までは、ストラトが太くて美しい音色でした。 ギターマジシャン | URL | 2012/10/13/Sat 00:39 [編集]
![]() ピッキングニュアンスを課題としておられるようですが、ピッキングアングルとか手の動き以外に使用する「ピック」の特性ってやつも気にしなきゃなりませんね。俺自身、自作の象牙ピックだったりいろんなピックを使ってますが、厚みや材質が違うだけで同じ手の動き、アタックなのにこんだけ音が違うのか・・・と思います。自分の手の動きを変えるより簡単に音が変わるもんです(゚Д゚)
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> ピッキングニュアンスを課題としておられるようですが、ピッキングアングルとか手の動き以外に使用する「ピック」の特性ってやつも気にしなきゃなりませんね。俺自身、自作の象牙ピックだったりいろんなピックを使ってますが、厚みや材質が違うだけで同じ手の動き、アタックなのにこんだけ音が違うのか・・・と思います。自分の手の動きを変えるより簡単に音が変わるもんです(゚Д゚) ブライアン・メイのコインピックは、極端なパターンですが、 エリック・ジョンソンも、専用ピックで、あの音色が出せる、 という説もあり、いろいろ試してみる価値が、ありそうです。 ギターマジシャン | URL | 2012/10/13/Sat 03:05 [編集]
![]() イングヴェイがアルカトラスで出てきた時は超早弾きに驚きました。
すごいスエーデン人が出てきたなぁ~。さかのぼってスティーラーも聴きましたよね。 この曲のヴィブラートはすごく大きいですね。うねうねです。 いつもながら、早弾きすごいです! リッチーエリックボーン・ペイジリックス | URL | 2012/10/14/Sun 01:33 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> イングヴェイがアルカトラスで出てきた時は超早弾きに驚きました。 すごいスエーデン人が出てきたなぁ~。さかのぼってスティーラーも聴きましたよね。 それまでの、クラシック系フレーズとは、明らかに、 一線を画していたし、半端ない早弾きの嵐でしたね。 スティーラーは、歌とギターソロが、別の曲みたいで、 違和感がありますが、インスト曲は、すごく良いです。 (このCDは、貸したまま、返ってきません…。) > この曲のヴィブラートはすごく大きいですね。うねうねです。 いつもながら、早弾きすごいです! 派手にアーミングしているような、大きいかけ方で、 自分は、これ以上ない程、揺らしても、及びません。 ギターマジシャン | URL | 2012/10/14/Sun 02:13 [編集]
![]() アルカトラスいいですな~。
私もこのバンドを語ると止まらなくなるんで差し控えますが^^; YouTube映像に写っている「ライブセンテンス」ですがこのCD で「オールナイトロング」が終わった後「ロストインハリウッド」の イントロがはじまって、フェードアウト・・・・ 当時の私は、続きが聴きたくて聴きたくて、レーザーディスク買えば 聴けるとの情報も仕入れたのですが残念ながら高価なレーザー ディスクは買えなくてあきらめていたのですが、今の時代になり YouTubeでようやく見ることができ感慨無量でした。 またギターマジシャンさんのギターは滑らかですごくいい感じですよ~。 特にイントロなんぞは音色もそっくりでインギー本人みたいです! ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> アルカトラスいいですな~。 私もこのバンドを語ると止まらなくなるんで差し控えますが^^; スティーブ・ヴァイがいた頃の、アルカトラスを、 先に聴いていたとか、以前に書かれてましたが、 ひょい。さんのブログで、熱く語ってください! > YouTube映像に写っている「ライブセンテンス」ですがこのCD で「オールナイトロング」が終わった後「ロストインハリウッド」の イントロがはじまって、フェードアウト・・・・ 当時の私は、続きが聴きたくて聴きたくて、レーザーディスク買えば 聴けるとの情報も仕入れたのですが残念ながら高価なレーザー ディスクは買えなくてあきらめていたのですが、今の時代になり YouTubeでようやく見ることができ感慨無量でした。 VHS判を、レンタルビデオ屋で借りて、 見ましたが、YouTubeで久々に見ました。 > またギターマジシャンさんのギターは滑らかですごくいい感じですよ~。 特にイントロなんぞは音色もそっくりでインギー本人みたいです! ギターが、イングヴェイ・モデルなので、 いつもよりも、音色が似せやすいです。 ギターマジシャン | URL | 2012/10/18/Thu 00:18 [編集]
![]() こんばんは
懐かしいですね~ インギーを聞いて、あっ、もう俺には速弾きは無理だ、って思ってしまいました。 横山やすし(ボネット)との夢のユニットは長続きしませんでしたが、いいアルバムでしたね。 かぴさん | URL | 2012/10/19/Fri 21:13 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> こんばんは 懐かしいですね~ インギーを聞いて、あっ、もう俺には速弾きは無理だ、って思ってしまいました。 横山やすし(ボネット)との夢のユニットは長続きしませんでしたが、いいアルバムでしたね。 もう30年近く前になりますが、すごい衝撃的なデビューでしたし、 今聴いても、曲、演奏ともに、イングヴェイのベストだと思います。 グラハム・ボネットは、どうして、ああいう髪型、服装にするのか、 本当、あちこちで、横山やっさんとか、今でも書かれていますよね。 ギターマジシャン | URL | 2012/10/19/Fri 22:30 [編集]
![]() ひょい。さんへの返信コメントが、かなり勘違いしていて、
的外れな内容だったので、今更ですが、お詫びと訂正です。 > スティーブ・ヴァイがいた頃の、アルカトラスを、 先に聴いていたとか、以前に書かれてましたが、 ひょい。さんのブログで、熱く語ってください! 上記のような、返信コメントを自分はしたのですが、 4年も前に、イングヴェイのアルカトラスについて、 ひょい。さんのブログで、熱く語っていたのですね。 練習中の曲について、ネットで検索していたところ、 ひょい。さんのブログがヒットして、驚きました! しかも、レコード発売前に、ラジオで聴かれていて、 ヴァイのアルカトラスの件は、別の方のブログだか、 他のアルバムの話だったか、自分の勘違いでした。 ギターマジシャン | URL | 2012/10/21/Sun 12:10 [編集]
![]() この曲のPVをMTVだったかな~?初めて見たときは衝撃的でした。
グラハム・ボネットは当然知っていたので、凄いヤツを引っ張り出してきたもんだなぁ~なんて。 イントロのソロも好きですが、リフのブラッシングも格好イイですよね~。 ピックは結構前から「フェンダー」のエクストラ・ヘビーを使ってますが、たまにメタル・ピックを使います。 早弾きには慣れが必要ですけど、バッキングでも勿論音質がガラッと変わりますよ~。 メタル・ピックだと0.3mmってのが有るんですがソレがお勧めです~! パパさん | URL | 2012/10/25/Thu 21:41 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> この曲のPVをMTVだったかな~?初めて見たときは衝撃的でした。 グラハム・ボネットは当然知っていたので、凄いヤツを引っ張り出してきたもんだなぁ~なんて。 レインボー、MSGで、大活躍だったグラハムの新バンドに、 無名のイングヴェイが、彗星のごとく、登場したシーンです。 > イントロのソロも好きですが、リフのブラッシングも格好イイですよね~。 乾いてて、すごく抜ける音で、タイミング良く入ってくる、 ブラッシングが、リフの迫力を増していて、良いですよね。 > ピックは結構前から「フェンダー」のエクストラ・ヘビーを使ってますが、たまにメタル・ピックを使います。 早弾きには慣れが必要ですけど、バッキングでも勿論音質がガラッと変わりますよ~。 メタル・ピックだと0.3mmってのが有るんですがソレがお勧めです~! パパさんは、厚いピックを使われていて、それだけに、 トリオ演奏でも、重厚サウンドが、出せてるのですね。 メタルピックは、弦が切れそうで、避けていましたが、 薄いタイプが良いのでしたら、近いうち探してみます。 ギターマジシャン | URL | 2012/10/26/Fri 03:01 [編集]
![]() ヒロシマモナムールのソロ、
ちょっとヒドイですね〜 全く弾けてないじゃないですか? 名曲の中にあるソウルを 大切にして欲しいですね... たとえ、弾けなくても... Ap! | URL | 2012/10/27/Sat 15:52 [編集]
![]() コメントをありがとうございます。
> ヒロシマモナムールのソロ、 ちょっとヒドイですね〜 全く弾けてないじゃないですか? 名曲の中にあるソウルを 大切にして欲しいですね... たとえ、弾けなくても... なかなかイングヴェイのようには弾けないのですが、 自分のレベルを省みずに、強引にムチャ弾きをして、 アップすることの繰り返しで、反省するところです。 テクニックが上達するように、練習もしていきますが、 曲を壊さないよう、大切に弾くことも勉強してみます。 ギターマジシャン | URL | 2012/10/27/Sat 19:33 [編集]
|

| ホーム |