僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
エリック・ジョンソンのCDは、「未来への扉」と、
「ヴィーナス・アイル」の2枚しか、持っていないが、
どちらも、インストと歌ものが、半々くらいの構成で、
ボーカルは、エリック・ジョンソン自身がとっている。
以前、ブログに書いたが、ギタリストのボーカルは、
お世辞にも、うまいとは言えない人が、数多くて、
特に日本人では、やめてほしい人だらけなのだが、
エリック・ジョンソンのボーカルは、すごく良い感じ。
さらに、エリックの作る歌ものは、メロディも良いし、
そこに絡む、バッキングや、オブリガードのギターが、
いかしているし、ギターソロも、すごく格好良いから、
歌ものもとばさずに、アルバム全体を通して聴ける。
「未来への扉」に収録の、「デザート・ローズ」は、
ギターのリフから始まり、ベースやドラムが次第に、
加わっていくという、曲のアレンジも、見事だし、
エリックのハスキーな歌声が、曲にマッチしている。
何より、間奏のギターソロが、とにかく格好良くて、
ジェフ・ベックを思わせる、切り込むような早弾きで、
入ってくるところは、何度聴いても、ぞくぞくするし、
歌ものゆえの、「いよっ、待ってました」の感がある。
後半のソロは、フィードバックやアーミングを交えた、
ジミ・ヘンドリックスを思わせるような、フレーズで、
オーバードライブよりも、ファズの歪んだ音色で、
フェイザーをかけたり、ワウペダルまで使っている。
エリック・ジョンソンのことを、彼の本国アメリカでは、
「ポスト・ヘンドリックス」と呼ぶと、何かで読んだが、
この曲の後半などは、ジミを意識しているのだろうし、
ダラス製のファズを愛用してるのも、その表れなのか。
また、エリックは、ロック、ブルースの常套句である、
ペンタトニック・スケールでの、早弾きを多用してして、
複雑なコード進行、スケールを使わずとも、新しい、
フレーズを生み出すのが、ジミの後継者という気も。
自分は、大学生の頃に、なまじジャズを習ったことで、
ペンタを初心者のフレーズだと、馬鹿にしていてたが、
ポジション・チェンジや、弦とびフレーズの音程差など、
ペンタの可能性、奥深さを、エリックにも教えられた。
自分の場合、昔からの、ペンタフレーズの指癖があり、
エリックの曲を弾いていても、早弾きでは、癖が出て、
完コピにならず、さらに、気合が入りすぎるというより、
あせって弾いてしまって、音もリズムもぐちゃぐちゃに。
アラン・ホールズワースの、レガートフレーズみたいな、
複雑さはないが、プリング・オフ、ハンマリング・オンで、
音をきれいにつなげていて、一つの弦で、2音弾くよう、
かなりフレットを上下する運指で、これがまた弾けない。
独特の太く甘い音色も、機材へのこだわりもそうだが、
ピッキングの要素も大きく、ジャズギタリストのように、
弦と平行にピックをあてたり、主にアップピッキングを、
使うことで、独特のニュアンスが出て、あの音となる。
自分も真似ようとしたのだが、ピックが弦に当たらずに、
空振りしたり、軽くなでるような軟弱ピッキングになり、
か細い音になったり、それじゃあと、逆に力を入れると、
鋭角的になりすぎ、ノイズばかりが大きくなったりする。
今回も、曲をいったんは仕上げて、アップしようとすると、
あまりに早弾きが雑なのが気になり、そうなってくると、
イントロのカッティングまでも、情けない、ひ弱な音色で、
リズムが合ってないのに気づき、また全部やり直した。
それにしたって、ほんの何日かで、急に上達しないから、
少しは聴けるレベル、というところで、妥協しておいて、
今後も練習を続け、エリックの演奏に近づきたいのだが、
このところ、選曲のレベルが高すぎ、限界かもしれない。
エリック・ジョンソンが90年に出した、セカンドアルバム、
「未来への扉」から、エリック自身のボーカルもいかした、
「デザート・ローズ」を、いつもながらの、歌は省略しつつ、
完コピとも、かけ離れてしまったものの、アップします。
「ヴィーナス・アイル」の2枚しか、持っていないが、
どちらも、インストと歌ものが、半々くらいの構成で、
ボーカルは、エリック・ジョンソン自身がとっている。
以前、ブログに書いたが、ギタリストのボーカルは、
お世辞にも、うまいとは言えない人が、数多くて、
特に日本人では、やめてほしい人だらけなのだが、
エリック・ジョンソンのボーカルは、すごく良い感じ。
さらに、エリックの作る歌ものは、メロディも良いし、
そこに絡む、バッキングや、オブリガードのギターが、
いかしているし、ギターソロも、すごく格好良いから、
歌ものもとばさずに、アルバム全体を通して聴ける。
「未来への扉」に収録の、「デザート・ローズ」は、
ギターのリフから始まり、ベースやドラムが次第に、
加わっていくという、曲のアレンジも、見事だし、
エリックのハスキーな歌声が、曲にマッチしている。
何より、間奏のギターソロが、とにかく格好良くて、
ジェフ・ベックを思わせる、切り込むような早弾きで、
入ってくるところは、何度聴いても、ぞくぞくするし、
歌ものゆえの、「いよっ、待ってました」の感がある。
後半のソロは、フィードバックやアーミングを交えた、
ジミ・ヘンドリックスを思わせるような、フレーズで、
オーバードライブよりも、ファズの歪んだ音色で、
フェイザーをかけたり、ワウペダルまで使っている。
エリック・ジョンソンのことを、彼の本国アメリカでは、
「ポスト・ヘンドリックス」と呼ぶと、何かで読んだが、
この曲の後半などは、ジミを意識しているのだろうし、
ダラス製のファズを愛用してるのも、その表れなのか。
また、エリックは、ロック、ブルースの常套句である、
ペンタトニック・スケールでの、早弾きを多用してして、
複雑なコード進行、スケールを使わずとも、新しい、
フレーズを生み出すのが、ジミの後継者という気も。
自分は、大学生の頃に、なまじジャズを習ったことで、
ペンタを初心者のフレーズだと、馬鹿にしていてたが、
ポジション・チェンジや、弦とびフレーズの音程差など、
ペンタの可能性、奥深さを、エリックにも教えられた。
自分の場合、昔からの、ペンタフレーズの指癖があり、
エリックの曲を弾いていても、早弾きでは、癖が出て、
完コピにならず、さらに、気合が入りすぎるというより、
あせって弾いてしまって、音もリズムもぐちゃぐちゃに。
アラン・ホールズワースの、レガートフレーズみたいな、
複雑さはないが、プリング・オフ、ハンマリング・オンで、
音をきれいにつなげていて、一つの弦で、2音弾くよう、
かなりフレットを上下する運指で、これがまた弾けない。
独特の太く甘い音色も、機材へのこだわりもそうだが、
ピッキングの要素も大きく、ジャズギタリストのように、
弦と平行にピックをあてたり、主にアップピッキングを、
使うことで、独特のニュアンスが出て、あの音となる。
自分も真似ようとしたのだが、ピックが弦に当たらずに、
空振りしたり、軽くなでるような軟弱ピッキングになり、
か細い音になったり、それじゃあと、逆に力を入れると、
鋭角的になりすぎ、ノイズばかりが大きくなったりする。
今回も、曲をいったんは仕上げて、アップしようとすると、
あまりに早弾きが雑なのが気になり、そうなってくると、
イントロのカッティングまでも、情けない、ひ弱な音色で、
リズムが合ってないのに気づき、また全部やり直した。
それにしたって、ほんの何日かで、急に上達しないから、
少しは聴けるレベル、というところで、妥協しておいて、
今後も練習を続け、エリックの演奏に近づきたいのだが、
このところ、選曲のレベルが高すぎ、限界かもしれない。
エリック・ジョンソンが90年に出した、セカンドアルバム、
「未来への扉」から、エリック自身のボーカルもいかした、
「デザート・ローズ」を、いつもながらの、歌は省略しつつ、
完コピとも、かけ離れてしまったものの、アップします。
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![]() ギターソロカッコイイですね。ほんと後半はジミヘンです!
ジャズはピックを弦に平行で弾くんですか? ジミヘンやマイケルシェンカーは逆アングルだったり、 マネしようとしたら、全く弾けませんでした^^; ![]() 良い感じです~。
欲を言うならば、ギターソロをもっと前に出して、音量を上げて、「俺のソロを聴け~皆の者~!」ってエゴが欲しいとこでしょうか(笑) ちょっと、ソロがおとなしすぎる感じがしたもんで^^; ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> ギターソロカッコイイですね。ほんと後半はジミヘンです! 完コピできていないので、格好良さに、迫りきれないですが、 本物は、絶妙のタイミングで、切り込んでくるフレーズです。 後半はファズをかけて、アーミングあり、スイッチングあり、 ポスト・ヘンドリックスと呼ばれるだけある、演奏ですよね。 > ジャズはピックを弦に平行で弾くんですか? ジミヘンやマイケルシェンカーは逆アングルだったり、 マネしようとしたら、全く弾けませんでした^^; ジャズギター教室では、平行にあてて、アップダウンの、 音が同じになるように、厳しく注意されたりしましたが、 ジョージ・ベンソンは、逆アングルで弾いてるようです。 エリック・ジョンソンも、教則DVDで、逆アングルの、 解説をしていて、こちらを多用している感じもします。 ギターマジシャン | URL | 2012/09/23/Sun 19:14 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> 良い感じです~。 欲を言うならば、ギターソロをもっと前に出して、音量を上げて、「俺のソロを聴け~皆の者~!」ってエゴが欲しいとこでしょうか(笑) ちょっと、ソロがおとなしすぎる感じがしたもんで^^; 演奏に自信がない時は、ボリュームを下げてしまう悪い癖で、 ミスが多いから、ミキシングで、音をしぼってしまいます…。 昔から、自宅ではアンプを使わず、生音で練習してきたので、 スタジオ練習で、大きな音が出ると、びびって弾けなくなり、 教室の発表会でも、シンセに埋もれて、何とか弾いてました。 ギターマジシャン | URL | 2012/09/23/Sun 19:23 [編集]
![]() この人の曲はほんと難しいと思います。
その上あの音ですから、完コピというのはかなり至難の業でしょうね。 そうはいっても、マジシャンさんの演奏の端々にエリックジョンソンが出てきてます。 いい感じですね。(^.^) ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> この人の曲はほんと難しいと思います。 その上あの音ですから、完コピというのはかなり至難の業でしょうね。 そうはいっても、マジシャンさんの演奏の端々にエリックジョンソンが出てきてます。 いい感じですね。(^.^) あまり早くないフレーズでも、ピッキングが難しくて、 運指も複雑なので、ミスだらけの演奏になりました…。 それでも、少しずつ音が似てきて、独特のフレーズも、 いくつか弾けると、雰囲気を、感じていただけるかと。 ギターマジシャン | URL | 2012/09/24/Mon 00:42 [編集]
![]() 前半のソロ部分でかなり苦戦してますな^^;後半のソロはええ感じだと思うのですが・・・
しかし、小節毎にすごく曲の表情・雰囲気が変わる曲ですね~。この曲も難易度高いですよ・・・ ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> 前半のソロ部分でかなり苦戦してますな^^;後半のソロはええ感じだと思うのですが・・・ しかし、小節毎にすごく曲の表情・雰囲気が変わる曲ですね~。この曲も難易度高いですよ・・・ 前半のソロは、出だしのフレーズから、いきなり難しくて、 半分のテンポから練習しても、弾けないままで、それを、 引きずったまま、よれよれのワンコーラスになりました…。 時間切れで、無理やりアップし、いずれリベンジしたい曲の、 上位にランクされる(?)ので、今も練習を続けています。 ギターマジシャン | URL | 2012/09/25/Tue 01:53 [編集]
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