僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
スティーブ・ヴァイといえば、超絶技巧集団である、
フランク・ザッパ・バンド出身、ということもあってか、
難解だとか、変態(?)ギターのイメージが強いが、
自分とっては、最新ハイテク・ギタリストの代表格。
そんなハイテク・ギターを、何とか、ものにしようと、
師匠のジョー・サトリアーニと同様、楽譜を探すが、
唯一持っているCD、「パッション&ウォーフェア」の、
バンドスコアは廃刊で、洋書のギター譜を買った。
ところが、ドラムやベースとかを、自分で耳コピして、
オケを作るのは不可能だし、それ以前に、どの曲も、
難しいフレーズのオンパレードで、まったく弾けない。
近所の楽器屋で、「7th・ソング」のスコアを見つけ、
そのアルバムは知らなかったが、各アルバムでは、
7曲目を、バラードにするのが、ヴァイのこだわりで、
その集大成だから、わかりやすい曲ばかりだという。
何となく弾けそうな気になって、CDと楽譜を買ったが、
一通り聴くと、どれも一筋縄ではいかない曲ばかりで、
2曲オケを作るが、苦手なタッピングやアーミング以前、
テーマもろくに弾けないうちに、半年以上たってしまう。
そこで、オクターブ奏法のテーマで、サンタナというか、
どことなくムード歌謡のような、コード進行が心地よい、
「テンダー・サレンダー」は、比較的やさしいかと思い、
曲を覚えることから始めて、参考にと、映像も検索した。
Youtubeで、ヴァイの演奏が見られ、ギター教則本の、
PVかと思うほど、右手、左手アップの映像ばかりで、
正しいポジションや、細かい奏法など、わかるのだが、
逆に、こんなことまでやってるのかと、ショックも受ける。
最初のテーマを弾く時は、ウエス・モンゴメリーのように、
右手親指の腹で、オクターブ奏法を弾くが、人差し指も、
使ってチキン・ピッキングにしたり、、しかも、ネック寄り、
ブリッジ寄りと移り、柔らかい音、硬い音を使い分ける。
スイープを交えた早弾き、フレットを下から上まで一気に、
移動するフレーズ、タッピングに、派手なアーミングやら、
左手でハンマリング、プリングを、繰り返すフレーズなど、
ハイテク・ギターの教科書ともいえる、大技、小技の数々。
じっくりと取り組んで、細かいフレーズも覚えるべきだが、
おいしい(?)フレーズや、ハイテクばかりを練習しては、
早弾きの部分は、ポジションだけ覚えて、勢いで弾いて、
そこそこ原曲に近づいたと思ったので、雑ながらアップ。
鬼才、スティーブ・ヴァイが、95年に出したミニアルバム、
「エイリアン・ラブ・シークレッツ」収録で、バラード集(?)
「7thソング」にも入っている、「テンダー・サレンダー」の、
いつもより、ちょっと雑な演奏になった、やや完コピです。
フランク・ザッパ・バンド出身、ということもあってか、
難解だとか、変態(?)ギターのイメージが強いが、
自分とっては、最新ハイテク・ギタリストの代表格。
そんなハイテク・ギターを、何とか、ものにしようと、
師匠のジョー・サトリアーニと同様、楽譜を探すが、
唯一持っているCD、「パッション&ウォーフェア」の、
バンドスコアは廃刊で、洋書のギター譜を買った。
ところが、ドラムやベースとかを、自分で耳コピして、
オケを作るのは不可能だし、それ以前に、どの曲も、
難しいフレーズのオンパレードで、まったく弾けない。
近所の楽器屋で、「7th・ソング」のスコアを見つけ、
そのアルバムは知らなかったが、各アルバムでは、
7曲目を、バラードにするのが、ヴァイのこだわりで、
その集大成だから、わかりやすい曲ばかりだという。
何となく弾けそうな気になって、CDと楽譜を買ったが、
一通り聴くと、どれも一筋縄ではいかない曲ばかりで、
2曲オケを作るが、苦手なタッピングやアーミング以前、
テーマもろくに弾けないうちに、半年以上たってしまう。
そこで、オクターブ奏法のテーマで、サンタナというか、
どことなくムード歌謡のような、コード進行が心地よい、
「テンダー・サレンダー」は、比較的やさしいかと思い、
曲を覚えることから始めて、参考にと、映像も検索した。
Youtubeで、ヴァイの演奏が見られ、ギター教則本の、
PVかと思うほど、右手、左手アップの映像ばかりで、
正しいポジションや、細かい奏法など、わかるのだが、
逆に、こんなことまでやってるのかと、ショックも受ける。
最初のテーマを弾く時は、ウエス・モンゴメリーのように、
右手親指の腹で、オクターブ奏法を弾くが、人差し指も、
使ってチキン・ピッキングにしたり、、しかも、ネック寄り、
ブリッジ寄りと移り、柔らかい音、硬い音を使い分ける。
スイープを交えた早弾き、フレットを下から上まで一気に、
移動するフレーズ、タッピングに、派手なアーミングやら、
左手でハンマリング、プリングを、繰り返すフレーズなど、
ハイテク・ギターの教科書ともいえる、大技、小技の数々。
じっくりと取り組んで、細かいフレーズも覚えるべきだが、
おいしい(?)フレーズや、ハイテクばかりを練習しては、
早弾きの部分は、ポジションだけ覚えて、勢いで弾いて、
そこそこ原曲に近づいたと思ったので、雑ながらアップ。
鬼才、スティーブ・ヴァイが、95年に出したミニアルバム、
「エイリアン・ラブ・シークレッツ」収録で、バラード集(?)
「7thソング」にも入っている、「テンダー・サレンダー」の、
いつもより、ちょっと雑な演奏になった、やや完コピです。
スポンサーサイト


![]() |
|
![]() ギターが難しそうな曲ですね~。
ギターマジシャンさんの色んなトーンが出てて表情豊かなとても熱い演奏です! アームとワウやそのサウンドも素晴らしいです ![]() ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> ギターが難しそうな曲ですね~。 ギターマジシャンさんの色んなトーンが出てて表情豊かなとても熱い演奏です! アームとワウやそのサウンドも素晴らしいです ![]() ヴァイは、かなり細かく音色をコントロールしているのですが、 それは無理で、クリーン、クランチ、ワウの3パターンにして、 あとは、ピッキングの強弱、位置を意識して、演奏しています。 ワウは、原曲無視で、やたら踏み込んでみたり、アーミングは、 ノイズ交じりと、熱くなってますが、自己満足っぽく反省も…。 ギターマジシャン | URL | 2012/07/07/Sat 12:18 [編集]
![]() 昔…後輩からこの曲の弾き方を教えてくれって感じで
聞かれて ヴァイは、このパートは親指で払うように弾いているみたいとか 親指は親指でも、腹というよりは第一関節のあたりで弾いているとか、 より指板に近い方で弾いてるとか。 この部分は爪でこんな風に弾いているとか! ただ、あたいはヴァイの信者ではなかったので こんな説明で良かったのか? と疑心暗鬼でしたが…(苦笑) ギターマジシャンさんのようつべを聴いてて 懐かしく思い出しましたわ(苦笑) ![]() す、凄すぎww
クリーンなトーンで静かな曲なのか?と思いきや・・・ なんという超絶テク(;゚д゚) ・・・ うらやましい(*´∀`*)ノ ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> 昔…後輩からこの曲の弾き方を教えてくれって感じで 聞かれて ヴァイは、このパートは親指で払うように弾いているみたいとか 親指は親指でも、腹というよりは第一関節のあたりで弾いているとか、 より指板に近い方で弾いてるとか。 この部分は爪でこんな風に弾いているとか! ただ、あたいはヴァイの信者ではなかったので こんな説明で良かったのか? と疑心暗鬼でしたが…(苦笑) ギターマジシャンさんのようつべを聴いてて 懐かしく思い出しましたわ(苦笑) 自分が、この曲を知ったのは、CDを買った昨年ですが、 NOBUさんは、かなり以前から、ご存知だったうえに、 細かい奏法のアドバイスなどを、されていたのですね。 親指のところなど、ヴァイ本人の画像をじっくり見ると、 まさに、おっしゃるとおりだから、教わった後輩の方は、 かなり本物に近い感じに、音が出せたのではないですか。 自分の場合は、80年代後半から、ギター雑誌にしても、 CDにしても、疎遠になってしまい、かなりの部分が、 エアーポケットで、知らないミュージシャンも多くて、 Youtubeを見ると、いろいろな発見があり、楽しいです。 ギターマジシャン | URL | 2012/07/07/Sat 16:40 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> す、凄すぎww クリーンなトーンで静かな曲なのか?と思いきや・・・ なんという超絶テク(;゚д゚) ・・・ うらやましい(*´∀`*)ノ スムースジャズのような、ゆったりした始まりなのに、 途中から、激しくもりあがる展開が、すごい曲です。 自分は、一昨年、ブログで演奏をアップしたのですが、 ブログ仲間から、アドバイスや励ましをいただいたり、 仲間の演奏に刺激されて、何とか、ここまできました。 ギターマジシャン | URL | 2012/07/07/Sat 16:49 [編集]
![]() ビブラートをつかったところと速弾きのところ対比があっていいですね。
特に優しいビブラートがすごく素敵です。 自分の場合速弾きという武器が無いので一本調子になってしまいます。 ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> ビブラートをつかったところと速弾きのところ対比があっていいですね。 特に優しいビブラートがすごく素敵です。 自分の場合速弾きという武器が無いので一本調子になってしまいます。 ヴァイの演奏は、アドリブなのか、練り上げたフレーズなのか、 緩急自在、静と動の対比が見事で、コピーしても、楽しいです。 ビブラートは、昔から苦手で、この2年間、練習を続けたから、 だいぶ良くなりましたが、かけそびれることも多く、課題です。 ギターマジシャン | URL | 2012/07/08/Sun 17:47 [編集]
![]() 初めてVaiの音を聴いたときは、本当にぶっ飛びましたね。
それまでヘビメタやハードロックなどで早弾きを売り物にしているギタリストはたくさんいましたけど、私的に「速いけど美しくない」ものが多かったです。でもVaiは「速いのに美しい」し、PVで初めて見たその姿は、まさに「ギターマジシャン」でした。どうしたらあんな指の動きができるのやら・・・そんなVaiの曲にチャレンジしたギターマジシャンさんもすごいっす(゚Д゚)歪みが加わってからのプレイ良いですね~^^かなり入り込んで弾いてるマジシャンさんの姿が想像できます^^; ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> 初めてVaiの音を聴いたときは、本当にぶっ飛びましたね。 それまでヘビメタやハードロックなどで早弾きを売り物にしているギタリストはたくさんいましたけど、私的に「速いけど美しくない」ものが多かったです。でもVaiは「速いのに美しい」し、PVで初めて見たその姿は、まさに「ギターマジシャン」でした。どうしたらあんな指の動きができるのやら・・・そんなVaiの曲にチャレンジしたギターマジシャンさんもすごいっす(゚Д゚)歪みが加わってからのプレイ良いですね~^^かなり入り込んで弾いてるマジシャンさんの姿が想像できます^^; スティーブ・ヴァイや、ジョー・サトリアーニの音に関しては、 すごく私見的ですが、フュージョンを通過したサウンドであり、 機材も含めて、彼らによって、一気に変化したと思っています。 ヴァイは、演奏といい、容姿といい、まさにギターの魔術師で、 「ギターと手品の好きな中年オヤジ」とは、それは大違いです。 ソロの時、陶酔したように華麗に演奏するヴァイと、対照的に、 フレットに顔をすりつけるように、すごい形相で、弾いてます…。 ギターマジシャン | URL | 2012/07/09/Mon 18:34 [編集]
![]() 信者・・・とまでは言いませんが『ヴァイさん』は好きです・・・。
![]() まぁ、スティーブ・ヴァイ・モデルみたいなギターを5~6本持ってりゃ信者みたいなものですかね・・・ ![]() いやいや、毎度の事ながら素晴らしいですね~! 本当、参りました・・・ ![]() コレだけ色んなのを弾けると、バンドでもレパートリーに不自由な思いをする事は無いでしょうねぇ・・・。 羨ましい・・・ ![]() パパさん | URL | 2012/07/09/Mon 20:41 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> 信者・・・とまでは言いませんが『ヴァイさん』は好きです・・・。 ![]() まぁ、スティーブ・ヴァイ・モデルみたいなギターを5~6本持ってりゃ信者みたいなものですかね・・・ ![]() パパさんの、50本近いギターコレクションの一部を、 ブログ写真で拝見しましたが、ヴァイモデルのギター、 あの、持つところがついてるタイプが、写ってますね。 ストラトと違い、ヴァイの音が出せるなあと思いつつ、 自分は指が短いので、ネックが握れないでしょうね…。 > いやいや、毎度の事ながら素晴らしいですね~! 本当、参りました・・・ ![]() コレだけ色んなのを弾けると、バンドでもレパートリーに不自由な思いをする事は無いでしょうねぇ・・・。 羨ましい・・・ ![]() ギターが格好良い曲だと思うと、ジャンルにとらわれず、 とびつきますが、バラバラすぎて、バンドは無理かも…。 ギターマジシャン | URL | 2012/07/09/Mon 21:01 [編集]
![]() スティーブ・ヴァイを最初に知ったのはアルカトラスのギタリスト、イングヴェイが脱退した後、後任ギタリストのオーディションがあり、そこで最有力と言われていたクリス・インペリテリを押しのけてアルカトラスのギタリストの座に着いたときでした。
その時は正確無比なリズム感と、早弾き驚きましたね。 また映画「クロスロード」での悪役の演技も素晴らしくて、演技中の演奏には度肝を抜かれました。 ちなみにこの映画のことをブログで書いたことがあります。興味がわけばぜひ^^; http://eostk.blog57.fc2.com/blog-entry-117.html また余談ですが、この映画を見て感動したデビット・カバーデルがホワイトスネイクのギタリストとして登用したんですが、すぐにブルースが弾けないギタリストはいらないとすぐに首になった話しは有名です。 私観ですが、多分・・・この映画ではブルースギターを弾いていますが、実際にバンドでブルースを合わせた時に、あまりに正確なリズム感ゆえに、ブルースが求めるルーズさが皆無だったために、デビカバは嫌気が差したんだと思いますね(笑) それとこのギターマジシャンさんのテイクはいいです~。 人間らしいルーズな感じ(いい意味での・・・デビカバが求めるようなルーズさ)が出ていて、ある意味機械的なヴァイとは違って、人間味がある音だと思います。 ひょい。 | URL | 2012/07/09/Mon 21:44 [編集]
![]() いつも、コメントありがとうございます。
> スティーブ・ヴァイを最初に知ったのはアルカトラスのギタリスト、イングヴェイが脱退した後、後任ギタリストのオーディションがあり、そこで最有力と言われていたクリス・インペリテリを押しのけてアルカトラスのギタリストの座に着いたときでした。 その時は正確無比なリズム感と、早弾き驚きましたね。 イングヴェイとは、真逆のような、ギタースタイルで、 見た目もドレッドヘアーだし、不思議な感じでした。 > また映画「クロスロード」での悪役の演技も素晴らしくて、演技中の演奏には度肝を抜かれました。 ちなみにこの映画のことをブログで書いたことがあります。興味がわけばぜひ^^; http://eostk.blog57.fc2.com/blog-entry-117.html ひょい。さんの記事だったか、誰か別の方の記事だったか、 このシーンが紹介されていて、それで初めて見たのですが、 ありえないギターバトルと思いつつ、わりと楽しめますね。 > また余談ですが、この映画を見て感動したデビット・カバーデルがホワイトスネイクのギタリストとして登用したんですが、すぐにブルースが弾けないギタリストはいらないとすぐに首になった話しは有名です。 > 私観ですが、多分・・・この映画ではブルースギターを弾いていますが、実際にバンドでブルースを合わせた時に、あまりに正確なリズム感ゆえに、ブルースが求めるルーズさが皆無だったために、デビカバは嫌気が差したんだと思いますね(笑) ヴァイがホワイトスネイクにも参加したのは、けっこう驚きで、 ギターを持った渡り鳥というか、助っ人なのかと思いました。 > それとこのギターマジシャンさんのテイクはいいです~。 人間らしいルーズな感じ(いい意味での・・・デビカバが求めるようなルーズさ)が出ていて、ある意味機械的なヴァイとは違って、人間味がある音だと思います。 自他共に認めるリズム音痴で、正確無比に憧れているのですが、 もたったり、走ったりするのも、人間らしくて良いでしょうか。 ギターマジシャン | URL | 2012/07/09/Mon 23:03 [編集]
|

| ホーム |