僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ロックの新旧リフをまじえた、プリズム「ウォーキン・ナスティ」
プリズムは75年から、当時はクロスオーバーと、
ジャンル分けされた曲を演奏していて、日本初の、
フュージョンバンドと呼んでも、間違いないのだが、
当人たちは、ロック、プログレのつもりだったらしい。

CD「ドリーミン」発売時、86年のインタビューでも、
「プリズムの音楽は、純粋にロック」と、ベースの、
渡辺健は言い、ブラフォードフォーカスのプログレ、
ツェッペリンのハードロックがルーツだ、とも語った。

ウォーキン・ナスティ」は、ハードロックの典型的な、
ローコードの歪んだリフから始まるが、同時に弾く、
クリーントーンのカッティングやら、ポリスがよく使う、
5度インターバル・リフなど、新旧の要素をミックス。

さらに、右手タッピングを交えたコードバッキングは、
当時、最先端だったアラン・ホールズワースばりで、
ベースもハイポジションを交え、「誰が弾いても同じ、
そんなパターンはしたくない」と言ったとおりの演奏。

和田アキラはデビュー時から、ホールズワースの、
ファンを公言していたが、実際の演奏スタイルでは、
アル・ディメオラに近く、フランジャーをかける時や、
ハンマリングの繰り返しに、その影響が伺えた程度。

ストレッチしたフィンガリングや、1弦4音のフレーズ、
アームのニュアンス、ノンピッキングのレガートという、
ホールズワースの奏法を、完全に取り入れたのは、
84年の来日公演での衝撃が、大きかった気がする。

半ばベールに包まれていた、ホールズワース奏法、
独特の音作りの機材が、ギター誌でも特集されたり、
それまで、音は採譜できても、かなり不明だった運指、
ポジションを目の当たりにでき、ギターキッズは騒然。

Youtubeどころか、近所にTSUTAYAもない自分は、
13,800円もした、来日公演ビデオを、秋葉原で探し、
その独特のフォームを、ようやく、見ることができたが、
ア然とするだけで、買った楽譜も、弾けないまま放置。

いち早く、この奏法を自分のものに昇華したアキラは、
ともすれば無機的になる、ホールズワースに対して、
泣きのフレーズも交え、メロディックなアドリブソロで、
松岡直也のアルバムや、プリズムで名演を残していく。

プリズムが86年発表の、アルバム「ドリーミン」から、
ハードロックのリフに、隙間を埋めつくすポリスのリフ、
ホールズワースのリフと、ロック出身を主張したような、
ウォーキン・ナスティ」を、いつもの、やや完コピです。


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ウォーキン・ナスティ
リフがハードロックっぽいのですが、
おっしゃるとおり、ポリスっぽいリフも混ざってますネ。
昔に放置していた楽譜が今では簡単に弾けちゃうのがスゴイ進化ですね♪
リッチーエリックボーン・ペイジリックス | URL | 2012/05/12/Sat 13:05 [編集]
Re: ウォーキン・ナスティ
いつも、コメントありがとうございます。


> リフがハードロックっぽいのですが、
おっしゃるとおり、ポリスっぽいリフも混ざってますネ。
昔に放置していた楽譜が今では簡単に弾けちゃうのがスゴイ進化ですね♪



ポリスっぽいリフは、ほとんどパクリに近い気もします。

昔の楽譜、プリズムやホールズワースなどは、今になるも、
ほとんどが弾けないし、アップの曲も、かなり必死です…。

実際のところ、オケは作ったものの、かんじんのギターが、
全然弾けなくて、没になっている曲が、かなりあります…。
ギターマジシャン | URL | 2012/05/12/Sat 16:10 [編集]
鳥肌モノです
鳥肌モノの演奏です♪

確かにポリスっぽいところがありますね。

毎週毎週のブログ更新どうやってるんでしょう。
ドラムや他の伴奏の打ち込みだけでも1週間はかかりそうです。
Masa陸 | URL | 2012/05/12/Sat 17:35 [編集]
良いですね。
ここのところのアップされる演奏はさらに磨きがかかってます。

プリズムはロック。なるほど、うなずける部分もあります。プログレ
と言ってさしつかえの無いような曲も結構ありますよね。
パクリに近い取り込み方をするのもところどころ見受けられます。
その辺はカシオペアなんかとちょっと違うところかもしれません。
でも、嫌いじゃないです。ニヤッとしちゃいますけどね。(^^ゞ
テイルピース | URL | 2012/05/12/Sat 17:54 [編集]
Re: 鳥肌モノです
いつも、コメントありがとうございます。


> 鳥肌モノの演奏です♪

確かにポリスっぽいところがありますね。

毎週毎週のブログ更新どうやってるんでしょう。
ドラムや他の伴奏の打ち込みだけでも1週間はかかりそうです。



途中のリフは、ポリスの代表的なリフを、まんま使ってますが、
逆に、この手のリフを代名詞にした、ポリスがすごいのかなと。

自分の演奏は、土曜日にドラムの打ち込み、日曜日に、ベースと、
リズムギター、余裕があれば、ギターシンセを録音しています。

月曜から水曜は、ギターソロを練習しつつ、何度もやり直して、
木曜にミックスとマスタリング、金曜に記事を書いて更新する、
という感じで、多少前後しても、だいたい、このパターンです。
ギターマジシャン | URL | 2012/05/12/Sat 19:11 [編集]
Re: 良いですね。
いつも、コメントありがとうございます。


> ここのところのアップされる演奏はさらに磨きがかかってます。

プリズムはロック。なるほど、うなずける部分もあります。プログレ
と言ってさしつかえの無いような曲も結構ありますよね。
パクリに近い取り込み方をするのもところどころ見受けられます。
その辺はカシオペアなんかとちょっと違うところかもしれません。
でも、嫌いじゃないです。ニヤッとしちゃいますけどね。(^^ゞ



プリズムなどのフュージョンが、一番聴いたり、弾いたので、
昔取った杵柄ではないですが、ミスも少なく演奏できます。

プリズムは、本人たちがロックと言っても、自分にとっては、
やはり一番のフュージョンバンドだし、ただ、ジャズよりは、
明らかにロック出身で、そのスピリッツみたいのを感じます。

カシオペアは、野呂の個性的で、天才的メロディセンスがあり、
すごくオリジナルという感じで、逆に、スクエアの場合だと、
フュージョンのいいとこ取りみたいな、パクリも目立ちます。

プリズムは、パクリ(?)としても、ロックから取っていて、
そのあたりが、それぞれのバンドの個性にもなっていますよね。
ギターマジシャン | URL | 2012/05/12/Sat 19:23 [編集]
はじめまして
ギターマジシャンさん、はじめまして。

和田アキラさんって何となくロックな人のイメージだったのですが、フュージョンの人だったんですね(聞いたことがありませんでした)。

カシオペアやスクエアとは違った魅力を感じます。もともとの畑の違いが表れているんでしょうね^^
ぽんたろう | URL | 2012/05/13/Sun 09:21 [編集]
Re: はじめまして
コメントをありがとうございます。


> ギターマジシャンさん、はじめまして。

和田アキラさんって何となくロックな人のイメージだったのですが、フュージョンの人だったんですね(聞いたことがありませんでした)。

カシオペアやスクエアとは違った魅力を感じます。もともとの畑の違いが表れているんでしょうね^^




ぽんたろうさん、はじめまして。

自分の中では、プリズム、和田アキラはフュージョンの位置づけですが、
その中でも、野呂、安藤に比べれば、はるかにロック寄りだと思います。

野呂はリトナーやジョー・パスを研究し、安藤はジャズ研の出身ですが、
アキラは、プログレや、ベック、ディメオラの影響が大きい気がします。

これからも、よろしくお願いします。
ギターマジシャン | URL | 2012/05/13/Sun 09:42 [編集]
たしかにロックぽいですね~。
バッキングにクリーントーンがあるので、フュージョンのにおいも
するのですが、ソロギターが完全にロックですね。
こういう音はザ・スクエアも使っているので、この辺は当時の流行
だったんでしょうね~。
ひょい。 | URL | 2012/05/13/Sun 12:18 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> たしかにロックぽいですね~。
バッキングにクリーントーンがあるので、フュージョンのにおいも
するのですが、ソロギターが完全にロックですね。
こういう音はザ・スクエアも使っているので、この辺は当時の流行
だったんでしょうね~。



このあたりのサウンドは、当時の海外フュージョンよりも、
TOTO一派の影響が、かなり強かったような気もします。

カールトンに比べ、ロック色の強いスティーブ・ルカサーや、
その先輩格のジェイ・グレイドンを、フレーズ、バッキング、
さらには、機材までも、こぞって真似したように思います。
ギターマジシャン | URL | 2012/05/13/Sun 14:43 [編集]
俺も途中のギターリフがポリスのMessage In A Bottleに似てるな~と思いました^^;
TOTOっぽさとスクエアっぽいも混じってますね・・・
ホールズワース・・・何でしたっけ?ギターのようなギターじゃないオリジナル楽器・・・あんなん弾けるのは変態だと思うのは俺だけっすかね?(゚Д゚)てか、ホールズワースのメロディーラインは十分「変態」だと思いますが^^;
マジェ | URL | 2012/05/14/Mon 10:46 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> 俺も途中のギターリフがポリスのMessage In A Bottleに似てるな~と思いました^^;
TOTOっぽさとスクエアっぽいも混じってますね・・・
ホールズワース・・・何でしたっけ?ギターのようなギターじゃないオリジナル楽器・・・あんなん弾けるのは変態だと思うのは俺だけっすかね?(゚Д゚)てか、ホールズワースのメロディーラインは十分「変態」だと思いますが^^;



5度インターバルのリフは、「高校教師」や、「見つめていたい」など、
ポリスは多用していますが、この曲は、確かに「メッセージ~」ですね。

ホールズワースのシンタックスは、ギターシンセや、MIDIギターと、
どう違うのか不明ですが、いっそ、鍵盤をギターのフレットに並べて、
左手だけでも弾けるシンセでも開発すれば、などと思ってしまいます。

ホールズワースのフレーズは、スケールもリズムも無視するかのような、
難解なものだし、あの音色だから、ギターシンセなどいらないですよね。
ギターマジシャン | URL | 2012/05/14/Mon 19:10 [編集]



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まとめtyaiました【ロックの新旧リフをまじえた、プリズム「ウォーキン・ナスティ」】
プリズムは75年から、当時はクロスオーバーと、ジャンル分けされた曲を演奏していて、日本初の、フュージョンバンドと呼んでも、間違いないのだが、当人たちは、ロック、プログレのつもりだったらしい。CD「ドリーミン」発売時、86年のインタビューでも、「プリズム... [続きを読む]
まとめwoネタ速neo 2012/05/12/Sat 08:32




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