僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
76年に創刊した、「ロッキンF」に、ギター講座が、
連載し、講師は竹中尚人で、ペンタトニックを、
早く弾くスケール練習などは、すごくためになった。
その頃、友人から、「NSPは、フォークだけれど、
エレキギターも、うまいよ」と、ライブ盤を聞かされ、
すごく気に入って、すぐに、自分もLPを買ってきた。
裏ジャケのクレジットを見ると、ギターは竹中尚人で、
NSPでなく、バックバンドの人が、すごかったわけで、
この人が、雑誌連載のギター講座の人だと、気づく。
雑誌創刊時、Char・竹中尚人は、シングル盤では、
デビューしていて、広告欄には、載ったのだろうが、
多少見かけた程度で、あまり印象には残らなかった。
9月発売のソロアルバムは、渋谷河合楽器だったか、
東急プラザのコタニだったか、記憶があいまいだが、
店に立ち寄ったCharが、ジャケットにサインしたと、
店頭に置いてあり、あのすごいギターの人だと、購入。
1曲目の、「シャイニン・ユー・シャイニン・デイ」から、
そのギターソロに圧倒されたが、全体のリズムなども、
今までにない感じで、ミュート気味のリフも、珍しかった。
Charは、ボズ・スキャッグスを意識したと言っていたが、
当時の日本の音楽に、この手のサウンドは、まだ少なく、
いわゆる、AORの先駆けじゃないかと、思っている。
自分が聴いてきた記憶だけだが、当時、山下達郎は、
ソロデビューはしていないし、シュガーベイブの楽曲は、
AORとして聴く限り、ここまで、洗練されてはいない。
ユーミンは、荒井由美の頃で、ティン・パン・アレーの、
伴奏も、アメリカンポップスの最先端を、吸収しつつも、
泥くさかったり、ここまで、ハネたノリではなかった。
後に、クロスオーバー・ブームでの、来日ラッシュや、
ボズのバックだった、TOTOがデビューした辺りから、
ニューミュージックのアレンジが、一気に変わったが、
Charは、その先を、行っていたと、強く言いたい。
ただ、これは好みの問題だが、高1の昔から自分は、
Charの、太い声のボーカルが、あまり好きでなくて、
バウワウの恭司と並び、ギターに専念してほしい人。
デビュー前後に、気の合った仲間同士のセッションで、
もろに、ジェフ・ベック風のインストを先にやっていたと、
インタビューで言っていて、インストアルバムを期待した。
だが、Charは、一時期、アイドル路線となってしまい、
ダメもとで、インストを期待しつつ、LPを買い続けては、
「せめて、歌ものでも、もっとアドリブしてくれよ」と、思う。
その後は、ジョニー・ルイス&チャー、ピンククラウドなど、
日本のロックを支えてきたが、ギターソロだけだったら、
シャイニン~、スモーキー、イッツ・アップ・トゥ・ユーなど、
目白押しのデビュー作が、一番だと、今も思っている。
今回、「シャイニン・ユー~」のギターソロが弾きたくて、
いつもながら、フルコーラスのカラオケを、まず作って、
約1分のギターソロを、その気になって弾きまくった次第。
リズム音痴の自分としては、イントロのカッティングから、
てこずるわけで、最初の1小節だけ、何度もやり直したが、
空ピックのカッティングを、細かく16ビートで入れれば、
リズムのノリは出るのだが、カチャカチャせわしくなる。
チャー本人は、おそらく、そんな細かくはやっていなくて、
普通の上下のカッティングでも、独特のリズム感があり、
裏で食い込むように、アクセントをつけているのでしょう。
途中のアドリブも、リズムが、小節や拍を、またがり、
ベックさながらの、スリリングなフレーズとなっているが、
下手にまねると、リズムがでたらめに、なってしまうので、
普通の譜割りで覚えて、多少、ノリを出す程度にした。
ギターの音色は、ムスタング独特の音がして、おそらく、
ピックアップの切り替えが、スライド型スイッチなので、
その組合せで、ストラトとは違う、ハーフトーンになる。
生音が、フェイズインか、フェイズアウトかは不明だが、
うねりのないフェイザーのような音で、コーラスとも違い、
自分の機材では、これは、ちょっと再現不可能でした。
ギターソロも、ムスタングだから、フェイズがかっていて、
こもり気味ながら、太く、それでいて、トレブルが効いた、
ナチュラルブーストの歪みかげんが、絶妙の音色で、
自分だと、歪みすぎるか、モコモコした音になる。
高校の友人が、Charのファンで、ムスタングを買ったが、
レコードと同じ音が出ると、感動したし、当時22フレットで、
アームのついたギターは、ムスタングくらいしかなくて、
チャーの縦横無尽なフレーズを弾くには、最適だった。
いつも以上に、自分だけが、わかっているような表現で、
ギターを弾かない人には、ほとんど理解不能な文章だと、
何度も、下書きしてみたものの、話がまとまらないまま。
個人的に、すごく思い入れのあるアルバムと、曲だけに、
思い込みが激しくて、けっこう勘違いもあるだろうから、
同時代の人たちに、間違いなど指摘していただければ。
ともかく、Charの76年のデビューアルバム「Char」の、
冒頭を飾る「シャイニン・ユー・シャイニン・デイ」の、
やや完コピを、いつものボーカル抜きで、お聴きください。
連載し、講師は竹中尚人で、ペンタトニックを、
早く弾くスケール練習などは、すごくためになった。
その頃、友人から、「NSPは、フォークだけれど、
エレキギターも、うまいよ」と、ライブ盤を聞かされ、
すごく気に入って、すぐに、自分もLPを買ってきた。
裏ジャケのクレジットを見ると、ギターは竹中尚人で、
NSPでなく、バックバンドの人が、すごかったわけで、
この人が、雑誌連載のギター講座の人だと、気づく。
雑誌創刊時、Char・竹中尚人は、シングル盤では、
デビューしていて、広告欄には、載ったのだろうが、
多少見かけた程度で、あまり印象には残らなかった。
9月発売のソロアルバムは、渋谷河合楽器だったか、
東急プラザのコタニだったか、記憶があいまいだが、
店に立ち寄ったCharが、ジャケットにサインしたと、
店頭に置いてあり、あのすごいギターの人だと、購入。
1曲目の、「シャイニン・ユー・シャイニン・デイ」から、
そのギターソロに圧倒されたが、全体のリズムなども、
今までにない感じで、ミュート気味のリフも、珍しかった。
Charは、ボズ・スキャッグスを意識したと言っていたが、
当時の日本の音楽に、この手のサウンドは、まだ少なく、
いわゆる、AORの先駆けじゃないかと、思っている。
自分が聴いてきた記憶だけだが、当時、山下達郎は、
ソロデビューはしていないし、シュガーベイブの楽曲は、
AORとして聴く限り、ここまで、洗練されてはいない。
ユーミンは、荒井由美の頃で、ティン・パン・アレーの、
伴奏も、アメリカンポップスの最先端を、吸収しつつも、
泥くさかったり、ここまで、ハネたノリではなかった。
後に、クロスオーバー・ブームでの、来日ラッシュや、
ボズのバックだった、TOTOがデビューした辺りから、
ニューミュージックのアレンジが、一気に変わったが、
Charは、その先を、行っていたと、強く言いたい。
ただ、これは好みの問題だが、高1の昔から自分は、
Charの、太い声のボーカルが、あまり好きでなくて、
バウワウの恭司と並び、ギターに専念してほしい人。
デビュー前後に、気の合った仲間同士のセッションで、
もろに、ジェフ・ベック風のインストを先にやっていたと、
インタビューで言っていて、インストアルバムを期待した。
だが、Charは、一時期、アイドル路線となってしまい、
ダメもとで、インストを期待しつつ、LPを買い続けては、
「せめて、歌ものでも、もっとアドリブしてくれよ」と、思う。
その後は、ジョニー・ルイス&チャー、ピンククラウドなど、
日本のロックを支えてきたが、ギターソロだけだったら、
シャイニン~、スモーキー、イッツ・アップ・トゥ・ユーなど、
目白押しのデビュー作が、一番だと、今も思っている。
今回、「シャイニン・ユー~」のギターソロが弾きたくて、
いつもながら、フルコーラスのカラオケを、まず作って、
約1分のギターソロを、その気になって弾きまくった次第。
リズム音痴の自分としては、イントロのカッティングから、
てこずるわけで、最初の1小節だけ、何度もやり直したが、
空ピックのカッティングを、細かく16ビートで入れれば、
リズムのノリは出るのだが、カチャカチャせわしくなる。
チャー本人は、おそらく、そんな細かくはやっていなくて、
普通の上下のカッティングでも、独特のリズム感があり、
裏で食い込むように、アクセントをつけているのでしょう。
途中のアドリブも、リズムが、小節や拍を、またがり、
ベックさながらの、スリリングなフレーズとなっているが、
下手にまねると、リズムがでたらめに、なってしまうので、
普通の譜割りで覚えて、多少、ノリを出す程度にした。
ギターの音色は、ムスタング独特の音がして、おそらく、
ピックアップの切り替えが、スライド型スイッチなので、
その組合せで、ストラトとは違う、ハーフトーンになる。
生音が、フェイズインか、フェイズアウトかは不明だが、
うねりのないフェイザーのような音で、コーラスとも違い、
自分の機材では、これは、ちょっと再現不可能でした。
ギターソロも、ムスタングだから、フェイズがかっていて、
こもり気味ながら、太く、それでいて、トレブルが効いた、
ナチュラルブーストの歪みかげんが、絶妙の音色で、
自分だと、歪みすぎるか、モコモコした音になる。
高校の友人が、Charのファンで、ムスタングを買ったが、
レコードと同じ音が出ると、感動したし、当時22フレットで、
アームのついたギターは、ムスタングくらいしかなくて、
チャーの縦横無尽なフレーズを弾くには、最適だった。
いつも以上に、自分だけが、わかっているような表現で、
ギターを弾かない人には、ほとんど理解不能な文章だと、
何度も、下書きしてみたものの、話がまとまらないまま。
個人的に、すごく思い入れのあるアルバムと、曲だけに、
思い込みが激しくて、けっこう勘違いもあるだろうから、
同時代の人たちに、間違いなど指摘していただければ。
ともかく、Charの76年のデビューアルバム「Char」の、
冒頭を飾る「シャイニン・ユー・シャイニン・デイ」の、
やや完コピを、いつものボーカル抜きで、お聴きください。
スポンサーサイト


![]() |
|
![]() 今のところ、CharのカバーはSMOKYのみですが・・・あのギターを弾きながら歌えるのって絶対真似できません(--;
Charうんぬんの前に、弾き語りができない・・・どうやったらいいのか、誰か教えて~ マジシャンさん、今度歌いながら・・・どう?( ゚д゚ ) ムスタング欲しいですね~扱いやすそうですが、トレモロの狂いが結構あるとも聞きますね。ま、これ以上ギターが増えると嫁さんがキレそうなので無理ですが・・・( ´・ω・) ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> 今のところ、CharのカバーはSMOKYのみですが・・・あのギターを弾きながら歌えるのって絶対真似できません(--; 自分はリズム音痴なので、メロディを口ずさんだ途端に、 カッティングがずれてしまい、拍を見失います…。 > Charうんぬんの前に、弾き語りができない・・・どうやったらいいのか、誰か教えて~ マジシャンさん、今度歌いながら・・・どう?( ゚д゚ ) 自分の場合、弾き語り以前の問題で、声域が狭いうえに、 昔から、鶏を絞め殺した声と言われ、ずっとNGです。 > ムスタング欲しいですね~扱いやすそうですが、トレモロの狂いが結構あるとも聞きますね。ま、これ以上ギターが増えると嫁さんがキレそうなので無理ですが・・・( ´・ω・) ムスタングでも、サウンド作りや、ピッキングのニュアンスで、 同じ音が出るとは限らないのですが、ついつい欲しくなります。 ギターマジシャン | URL | 2011/07/17/Sun 10:57 [編集]
![]() 毎週、新作を発表されていて創作意欲と集中力に感動しています♪
ギターマジシャンさんはどんなジャンルでも弾けるので羨ましいです。 ブルース界ではギターを弾いて歌わないのはすごく残念がられるそうです。 歌ったり全身で魂をも表現するという事なのでしょうか? 私もCharさんの声が始めは喉で歌うような声なので苦手でしたが、 そのうち気にならなくなりましたヨ。 と言か、ライブを見てかっこよかったからかもしれません。 ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> 毎週、新作を発表されていて創作意欲と集中力に感動しています♪ ギターマジシャンさんはどんなジャンルでも弾けるので羨ましいです。 必ずしも、全ジャンルではないのですが、ギターが格好良い曲は、 ロック、ジャズ、フュージョンと、聴きまくってきました。 > ブルース界ではギターを弾いて歌わないのはすごく残念がられるそうです。 歌ったり全身で魂をも表現するという事なのでしょうか? クラプトンはブルース出身ですし、フュージョンの代表と思っていた、 ロベン・フォードや、バジィ・フェイトンもブルース畑なので、 歌っているギタリストの大半は、そんな状況なのかもしれません。 > 私もCharさんの声が始めは喉で歌うような声なので苦手でしたが、 そのうち気にならなくなりましたヨ。 と言か、ライブを見てかっこよかったからかもしれません。 以前、スモーキー・メディスンのライブをケーブルTVで見た時、 メインボーカルをとらないCharに、物足りないものを感じて、 なんだかんだ言って、ファンは勝手なものだと、反省しました。 ギターマジシャン | URL | 2011/07/17/Sun 14:21 [編集]
![]() いや~、いつも音源作成ペースのスピードに驚かせられます。
私には逆立ちしてもできません・・・。orz やっぱり慣れの部分もあるんですかね? ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> いや~、いつも音源作成ペースのスピードに驚かせられます。 私には逆立ちしてもできません・・・。orz やっぱり慣れの部分もあるんですかね? 慣れもありますが、週末には、曲をアップしようと、 オケ作りの作業などと、パターン化しています。 ドラム打ち込みに3日、ベース、シンセ、サイドギターに、 それぞれ1日ずつ、リードギターに1日という感じで、 ほとんど毎日、1時間くらい費やしています。 じっくり取り組んでも、ノーミスの演奏は無理なので、 かなりラフなままで、次に進んでしまう状態です。 ギターマジシャン | URL | 2011/07/18/Mon 01:31 [編集]
![]() Charは、ほとんど聴いてないのでコメントも難しいんですが、印象的にはギター好きの少年がジャンルを問わずなんでも挑戦するように、かっこいいギターなら何でも弾けますって感じですね。
そういう意味で、ギターマジシャンさんと似てるんじゃないでしょうかね~。^^。 ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> Charは、ほとんど聴いてないのでコメントも難しいんですが、印象的にはギター好きの少年がジャンルを問わずなんでも挑戦するように、かっこいいギターなら何でも弾けますって感じですね。 確かに、Charは、何でも弾けてしまうし、 ギターが好きなんだろうって、思います。 > そういう意味で、ギターマジシャンさんと似てるんじゃないでしょうかね~。^^。 聴いたそばから、弾けてしまうCharと、 楽譜を探して、必死で練習する自分とでは、 かなり差がありますが、ギターが好きなのは、 負けないくらいだと、一人納得してます。 ギターマジシャン | URL | 2011/07/19/Tue 19:18 [編集]
|

| ホーム |