僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
84年、イングヴェイが脱退したアルカトラスに、
急遽、新人に近い、スティーブ・ヴァイが参加し、
来日公演を行ったが、当日まで知らない人も多く、
がっかりする反面、その実力に驚いたと、聞いた。
雑誌ギタープレイヤーに、1ページ足らずだが、
インタビューが載り、写真では、ドレッドヘアーで、
奇抜なストラトを抱えていて、すごく違和感がある。
元々イングヴェイが弾いた、超早弾きフレーズを、
ステージでどうしているか、という質問に対しては、
「バークリー音楽院にいた時なら、弾けたけどね」
言い訳だか、負け惜しみだか、と思いつつ、自分が
「ジャズギター教室に、通っていた時には~」と、
言っているのとは、ぜんぜん次元の違うレベル。
その後のヴァイのプレイから考えても、ごく普通に、
弾けそうだと思うし、来日公演のビデオで見ても、
「JetToJet」の高速リフを、最初はピッキングで弾き、
次にヴァイ得意の、タッピング奏法でも演奏していた。
どっちでも弾けるんだと、アピールしたかったのか、
「やっぱ、ピッキングは、きついぜ、クソ!」とばかり、
タッピングに切り替えたのかは、本人のみ知るところ。
85年、デイブ・リー・ロスのバンドに参加すると、
別のバンドだから後釜ではないのだが、結果的に、
エディ・ヴァン・ヘイレンと、比較されることになる。
1作目「イート・エム・アンド・スマイル」のアルバムも、
サミー・ヘイガーが加入した、ヴァン・ヘイレン初の、
「5150」と比較されたが、自分は、どちらも気に入る。
「ヤンキーローズ」は、デイブとの対話ではないが、
ギターがしゃべったり、笑ったりするような演奏で、
鬼才フランク・ザッパのバンド出身を、感じさせた。
何と言っても、このアルバムでの、ハイライト曲は、
「シャイボーイ」で、ビリー・シーンの弾くベースと、
お互いライトハンド奏法で、ユニゾンを完璧に決めた。
ビリー・シーンは、元々いた自分のバンド、タラスで、
エディ・ヴァイ・ヘイレンの代表曲「暗闇の爆撃」を、
ベースで演奏したり、エディ本人とも対談していたりで、
この曲も、タラス時代の曲だが、さらにパワーアップ。
ビリーも、スティーブ・ヴァイも、超絶テクニックに、
ついてこれる相棒を見つけて、互いに喜んでいるような、
そんな演奏に思えて、こっちまで嬉しくなって聴いた。
「レディス・ナイト・イン・バッファロー」のギターソロは、
チョーキングから、流れるような早弾きフレーズとなり、
ジェフ・ベックを思わせる、泣きのフレーズへと変わる、
変幻自在かつ、ドラマチックなソロ構成に、すごく感動した。
この曲の、オクターブ奏法を交えたバッキングリフも、
ジャズ、フュージョンを感じさせて、すごく格好良く、
ギタートリオながら、厚みのある音にも、リズム隊の、
実力を感じさせ、他の曲も、全部が気に入ったのです。
急遽、新人に近い、スティーブ・ヴァイが参加し、
来日公演を行ったが、当日まで知らない人も多く、
がっかりする反面、その実力に驚いたと、聞いた。
雑誌ギタープレイヤーに、1ページ足らずだが、
インタビューが載り、写真では、ドレッドヘアーで、
奇抜なストラトを抱えていて、すごく違和感がある。
元々イングヴェイが弾いた、超早弾きフレーズを、
ステージでどうしているか、という質問に対しては、
「バークリー音楽院にいた時なら、弾けたけどね」
言い訳だか、負け惜しみだか、と思いつつ、自分が
「ジャズギター教室に、通っていた時には~」と、
言っているのとは、ぜんぜん次元の違うレベル。
その後のヴァイのプレイから考えても、ごく普通に、
弾けそうだと思うし、来日公演のビデオで見ても、
「JetToJet」の高速リフを、最初はピッキングで弾き、
次にヴァイ得意の、タッピング奏法でも演奏していた。
どっちでも弾けるんだと、アピールしたかったのか、
「やっぱ、ピッキングは、きついぜ、クソ!」とばかり、
タッピングに切り替えたのかは、本人のみ知るところ。
85年、デイブ・リー・ロスのバンドに参加すると、
別のバンドだから後釜ではないのだが、結果的に、
エディ・ヴァン・ヘイレンと、比較されることになる。
1作目「イート・エム・アンド・スマイル」のアルバムも、
サミー・ヘイガーが加入した、ヴァン・ヘイレン初の、
「5150」と比較されたが、自分は、どちらも気に入る。
「ヤンキーローズ」は、デイブとの対話ではないが、
ギターがしゃべったり、笑ったりするような演奏で、
鬼才フランク・ザッパのバンド出身を、感じさせた。
何と言っても、このアルバムでの、ハイライト曲は、
「シャイボーイ」で、ビリー・シーンの弾くベースと、
お互いライトハンド奏法で、ユニゾンを完璧に決めた。
ビリー・シーンは、元々いた自分のバンド、タラスで、
エディ・ヴァイ・ヘイレンの代表曲「暗闇の爆撃」を、
ベースで演奏したり、エディ本人とも対談していたりで、
この曲も、タラス時代の曲だが、さらにパワーアップ。
ビリーも、スティーブ・ヴァイも、超絶テクニックに、
ついてこれる相棒を見つけて、互いに喜んでいるような、
そんな演奏に思えて、こっちまで嬉しくなって聴いた。
「レディス・ナイト・イン・バッファロー」のギターソロは、
チョーキングから、流れるような早弾きフレーズとなり、
ジェフ・ベックを思わせる、泣きのフレーズへと変わる、
変幻自在かつ、ドラマチックなソロ構成に、すごく感動した。
この曲の、オクターブ奏法を交えたバッキングリフも、
ジャズ、フュージョンを感じさせて、すごく格好良く、
ギタートリオながら、厚みのある音にも、リズム隊の、
実力を感じさせ、他の曲も、全部が気に入ったのです。
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![]() いつも、コメントありがとうございます。
> 実は生まれ初めて行ったライブが、VAIのいたアルカトラスだったりします♪ それって、すごいことですし、イングヴェイも、スティーブ・ヴァイも、 アルカトラスでの来日は、一度きりだったから、貴重な体験ですよ! > まだギターもよく知らないガキでした~。(^^) その段階で見るヴァイの演奏は、どう映ったのでしょうね。 ギターマジシャン | URL | 2011/03/05/Sat 14:28 [編集]
![]() スティーブ・ヴァイを本格的に聴いてきた方ではありませんが、好きなギタリスト」ですし、常に気になる存在ですね。
おそらく、ギターを弾く事に関して苦手な物を練習で全て克服出来た、数少ないギタリストだと思います。 弾けないスタイル・ジャンルは無いのでは・・・と思わせてくれます。 彼が在籍していた時期のザッパ・バンドは飛び抜けてテクニカルなミュージシャンの集まりで、その中で鍛えられたと思います。 デイブ・リー・ロスのバンドに加入した時には、不安に思いましたが“スカイ・スクレイパー”は西海岸のロックの中でもトップランクの出来だと思います。 モントローズから繋がる、テッド・テンプルマンの音を期待以上に出来たのもヴァイのギターによると思います。 しかし衝撃度とキャラクターのマッチングが良かった“クロスロード”は他の誰よりも、彼なくしてはあそこまで盛り上がる事は無かったでしょう。 ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> スティーブ・ヴァイを本格的に聴いてきた方ではありませんが、好きなギタリスト」ですし、常に気になる存在ですね。 自分も、持っているCDは数枚ですが、それを聴きこむくらい好きです。 > おそらく、ギターを弾く事に関して苦手な物を練習で全て克服出来た、数少ないギタリストだと思います。 弾けないスタイル・ジャンルは無いのでは・・・と思わせてくれます。 ギタープレイヤー誌でも、さまざまなジャンルのギターを採譜して解説していました。 > 彼が在籍していた時期のザッパ・バンドは飛び抜けてテクニカルなミュージシャンの集まりで、その中で鍛えられたと思います。 歴代のドラムだけでも、エインズレー・ダンパー、チェスター・トンプソン、 テリー・ボジオ、チャド・ワッカーマンなど、そうそうたる面子です。 当時、ザッパのギターを採譜させられ、すごい訓練になったとも、ヴァイが語っていました。 > デイブ・リー・ロスのバンドに加入した時には、不安に思いましたが“スカイ・スクレイパー”は西海岸のロックの中でもトップランクの出来だと思います。 モントローズから繋がる、テッド・テンプルマンの音を期待以上に出来たのもヴァイのギターによると思います。 デイブのバンドは、他のギタリストにメンバーチェンジもしましたが、 ヴァイ在籍時の音が、一番似合っていたと思います。 > しかし衝撃度とキャラクターのマッチングが良かった“クロスロード”は他の誰よりも、彼なくしてはあそこまで盛り上がる事は無かったでしょう。 Youtubeでギターバトルを見ましたが、あの表情、動きは見事でした。 ギターマジシャン | URL | 2011/03/05/Sat 22:11 [編集]
![]() 発売当時、大好きなアルバムでした!
ビーズを髪に付けたドレッドのスティーヴ・ヴァイに違和感ありましたが、 かっこよく変身していてたので驚きました。 ベースのビリーシンもテクニカルなユニゾンベースが かっこ良かったです。 タラスで、暗闇の爆撃を弾いていたんですか? 知らなかったです。今度聞いてみます♪ ビリーシーンは大好きなベーシストです。 ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> 発売当時、大好きなアルバムでした! ビーズを髪に付けたドレッドのスティーヴ・ヴァイに違和感ありましたが、 かっこよく変身していてたので驚きました。 あのドレッドヘアーで、かなり損してしたような気がします。 > ベースのビリーシンもテクニカルなユニゾンベースが かっこ良かったです。 タラスで、暗闇の爆撃を弾いていたんですか? 知らなかったです。今度聞いてみます♪ ビリーシーンは大好きなベーシストです。 タラス時代に、プレイヤー誌だったか、紹介された記事の中で、 ベースで「暗闇の爆撃」を弾くと、書いてあったのですが、 ライブで、ライトハンドの部分だけ、演奏したのかもしれません。 ギターマジシャン | URL | 2011/03/06/Sun 14:46 [編集]
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