僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
専門書なのに、ベストセラーとなった、浅田彰「構造と力」
世間のブームも、何年おきかの周期的だが、
自分の中でも、定期的に、アカデミックというか、
学問的なものへの興味がわき、本など買い込む。

社会人となった、83年にすごく話題となったのが、
京都大学助手の、浅田彰による「構造と力」であり、
内容的には専門書だが、ベストセラーとなった。

自分の持っているのは、84年3月の16刷であり、、
何のきっかけで、購入したのかは、覚えていないが、
学生時代のように勉強しないと、職場と自宅の間を、
往復するだけの日々に、埋没すると、あせったのか。

同年に出た、筑紫哲也「若者たちの神々」の中には、
浅田彰のインタビューが載っていて、雑誌連載時に、
その記事を読んだ友人あたりに、影響されたのか。

もともと、浅田彰は、経済学を研究していたようで、
当時持っていた、季刊「現代経済」だかの専門誌に、
浅田の名を見つけて、かなり専門的な論文を読み、
よくわからないが、すごい人なんだろうと、感心した。

「構造と力」の冒頭、「序に代えて」は、論文ではなく、
学生の独り言のような文体で、村上春樹や、村上龍
田中康夫に近いような印象で、とっつきやすいのだが、
読み進めると、何のことだか、難しくてお手上げとなる。

チャート式参考書を目指したと、あとがきにあるのだが、
この本のための、参考書も、さらに必要となるくらい、
自分には理解できず、構造主義入門なども探した。

30ページ近辺に、しおりやら、ハガキがはさんであり、
読み返しては、その辺りから先へ進むこともないまま、
行ったり来たりした跡が、うかがえ、あいも変わらず。

逃走論・スキゾキッズの冒険」は、エッセイに近いが、
これも読んでいて、ちんぷんかんぷんで、そもそも、
記号論や哲学を基礎ができていないと、ただ読んでも、
内容の理解はできないと、自分の言い訳にしていた。

自分の「構造と力」には、「現代人のための100選」の、
帯がついていて、発売してすぐに、新潮文庫の百冊に、
入るような驚異だし、そもそも、この手の難しい本が、
あと99冊もあったのかと、ブームを思い出します。



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