僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
「音符で埋め尽くす」の記事で、とびついたパット・マルティーノ
77年、リー・リトナーラリー・カールトンら、
ギタリストの来日をきっかけに、ジャズロックが、
クロスオーバーという、新たなジャンルとなり、
日本でも大流行し、自分も、その洗礼を受けた。

雑誌ジャズライフの78年9月号は、カールトン、
リトナーに、渡辺香津美のフレーズ研究があり、
ロッキンF、ヤングギターを買っていた自分には、
初めて買うジャズ雑誌で、夢中で読みあさった。

クロスオーバーというより、主流派ジャズギターの、
パット・マルティーノの特集記事もあり、十数枚の、
リーダーアルバムの紹介と、その中の1曲として、
ソニー・ロリンズで有名な「オレオ」の譜面が載る。

楽譜を見ると、ほとんどが8分音符で、休みなく、
解説文にも、「弾きまくる。空間恐怖があるごとく、
音符で埋め尽くす」とあり、それでけで気に入った。

当時は、国内盤のほとんどが、廃盤だったのか、
渋谷のコタニ、ヤマハ、西武ディスクポートなど、
回ったのだが、店頭にはなく、ディスクユニオンに、
数枚の輸入盤が、置いていある程度だった。

「オレオ」の入っているLP「デスペラード」はなく、
記事の中で「テクニック的に頂点を極めている」と、
書かれていた、「コンシャスネス」を見つけ購入した。

1曲目の「インプレッション」は、かなり早いテンポで、
ジョン・コルトレーンの曲らしく、モードのアドリブで
ギターも、ものすごい早弾きで、とにかく圧倒された。

パットの音符で埋めまくるサウンドを、別の雑誌で、
「シーツ・オブ・サウンド」と、コルトレーンの代名詞に、
例えていたが、ギター以外に疎い自分が聴く限りでは、
全然別物だと思え、単に、この選曲によるだけでは。

このLPの楽譜はなかったので、演奏を聴かぬまま、
「オレオ」を練習して、ジャズフレーズの参考にした。

翌年、渋谷河合楽器のギター教室に通い始めた時、
何かアドリブをやってみろと、先生に言われたので、
得意になって、この「オレオ」を弾いてみせたところ、
「そんなアドリブしか弾けないのか」と、笑われた。

パット・マルティーノのフレーズは、理解されないか、
模範的なビバップフレーズとは、かけ離れているのか、
などと思ったが、ただ自分が下手なだけだったようです。



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パット・マルティーノ。
私も弾き始めの頃は、特別好きでは無くて難解なギターを弾く人だと思っていました。
変拍子もの・・・確か“グレート・ストーム”って曲を聴いてから少し認識が変わって来ました。
スタンダードを弾いたアルバムを聴いて以降は、更にのめり込んで聴きました。
好きになってからは聴けば聴く程、彼のギターのフレーズが耳から離れない状態でした。

この歳になって彼の教則ビデオやインタビューなどで彼の考えているアプローチを少し理解出来るようになりました。
“様式美・・・”これこそ彼の美しさを表現する言葉だと思います。私が長年聴いて来て、ようやくこの言葉を見つけました。
Les Paul L-5 | URL | 2011/02/25/Fri 23:10 [編集]
Re: パット・マルティーノ。
いつも、コメントありがとうございます。

> 私も弾き始めの頃は、特別好きでは無くて難解なギターを弾く人だと思っていました。


早弾きが好きでしたが、バップフレーズとは、かけ離れていました。


> 変拍子もの・・・確か“グレート・ストーム”って曲を聴いてから少し認識が変わって来ました。


ライブ盤の曲ですね、あいにく、このアルバムは持っていませんが…。


> スタンダードを弾いたアルバムを聴いて以降は、更にのめり込んで聴きました。
好きになってからは聴けば聴く程、彼のギターのフレーズが耳から離れない状態でした。


自分は、「コンシャスネス」「イグジット」の2枚しか持っていないのですが、
その2枚は、かなり聴きこみました。


> この歳になって彼の教則ビデオやインタビューなどで彼の考えているアプローチを少し理解出来るようになりました。


教則ビデオがいくつか出ているのに、驚きました。


> “様式美・・・”これこそ彼の美しさを表現する言葉だと思います。私が長年聴いて来て、ようやくこの言葉を見つけました。


「様式美」というと、自分は、リッチー・ブラックモアを、つい思い浮かべてしまいます…。
ギターマジシャン | URL | 2011/02/26/Sat 00:05 [編集]



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