僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ジャズギターにロックを取り入れた、革命児の、
ラリー・コリエルが、70年代後半あたりからは、
アコースティックギターでの演奏が、多くなった。
古くは、クロスオーバーギターの元祖とも言える、
ジョン・マクラフリンと、共演した「スペイセス」で、
火花散るアコギデュオを披露したり、モントルーに、
出演したときに、ヴィラロボスの曲を演奏していた。
ただ、これらは、LPに1曲収録された程度であり、
全曲を、アコギで演奏するようになったのは、
スティーブ・カーンと「トゥー・フォ・ーザ・ロード」で、
アコギの、デュオによるツアーとLP録音からか。
自分は、雑誌ギタープレイヤーの企画LP収録の、
一人二重奏による「スペイン」などを、最初に聴き、
そこから、コリエルのLPを探し回ることになる。
80年代に入ると、コリエルのトレードマークとなる、
オベイション製のアコースティックギターで奏でた、
二重奏、三重奏のアルバムを、次々と発表する。
そして、12弦ギターを使い、クラシック音楽の名曲、
ラベル「ボレロ」を、ソロギターにアレンジして演奏。
これが、話題となったことで、気を良くしたのか、
クラシックのオーケストラ演奏を、ギター1本に、
編曲して、3枚くらい立て続けにLPを出した。
その最初が、リムスコー・コルサコフ作曲による、
「シェエラザード」で、コリエルが編曲した楽譜も、
現代ギター社から出版され、LPと一緒に買った。
オーケストラの編曲というと、それ以前に、やはり、
現代ギター社から、楽譜の出ていた、山下和仁の、
「展覧会の絵」も、LPと一緒に買い、練習していた。
山下が、原曲である、ピアノ版や、オーケストラを、
いかにギターで再現するか、取り組んだのに対し、
コリエルは、自分の土俵というのか、オーケストラの、
雰囲気を取り入れた、ジャズギターソロという感じ。
また、クラシックギターの、右手の指による早弾きは、
自分には、技術的に難しく、ほとんど弾けなかったが、
コリエルは、ピック弾きによるアレンジだったから、
少し練習すれば、弾けるだろうと、安易にトライした。
冒頭から、アルペジオに、ハーモニックスを交える、
かなり高度な技術で、そこだけで、挫折しかける。
渋谷河合楽器のギター教室で、この特殊奏法は、
先生から、チェット・アトキンスが、演奏した曲で、
教わっていたから、何をやっているかは、わかるが、
だからと言って、弾けるかどうかは、別問題だった。
さらに、テーマの演奏で、何箇所も出てくる和音が、
握力を鍛えていない自分では、音がかすれてしまい、
押さえやすい細い弦にしたり、柔らかいナイロン弦の、
ガットギターで試したが、きちんとした音は出ない。
ポケットスコアを見ながら、クラシック音楽を聴く、
そんなクラシックマニアではないが、弾けないので、
レコードを聴く時の、観賞用ギター譜となってしまい、
いつか再挑戦と思いつつ、もう26年もたちました。
ラリー・コリエルが、70年代後半あたりからは、
アコースティックギターでの演奏が、多くなった。
古くは、クロスオーバーギターの元祖とも言える、
ジョン・マクラフリンと、共演した「スペイセス」で、
火花散るアコギデュオを披露したり、モントルーに、
出演したときに、ヴィラロボスの曲を演奏していた。
ただ、これらは、LPに1曲収録された程度であり、
全曲を、アコギで演奏するようになったのは、
スティーブ・カーンと「トゥー・フォ・ーザ・ロード」で、
アコギの、デュオによるツアーとLP録音からか。
自分は、雑誌ギタープレイヤーの企画LP収録の、
一人二重奏による「スペイン」などを、最初に聴き、
そこから、コリエルのLPを探し回ることになる。
80年代に入ると、コリエルのトレードマークとなる、
オベイション製のアコースティックギターで奏でた、
二重奏、三重奏のアルバムを、次々と発表する。
そして、12弦ギターを使い、クラシック音楽の名曲、
ラベル「ボレロ」を、ソロギターにアレンジして演奏。
これが、話題となったことで、気を良くしたのか、
クラシックのオーケストラ演奏を、ギター1本に、
編曲して、3枚くらい立て続けにLPを出した。
その最初が、リムスコー・コルサコフ作曲による、
「シェエラザード」で、コリエルが編曲した楽譜も、
現代ギター社から出版され、LPと一緒に買った。
オーケストラの編曲というと、それ以前に、やはり、
現代ギター社から、楽譜の出ていた、山下和仁の、
「展覧会の絵」も、LPと一緒に買い、練習していた。
山下が、原曲である、ピアノ版や、オーケストラを、
いかにギターで再現するか、取り組んだのに対し、
コリエルは、自分の土俵というのか、オーケストラの、
雰囲気を取り入れた、ジャズギターソロという感じ。
また、クラシックギターの、右手の指による早弾きは、
自分には、技術的に難しく、ほとんど弾けなかったが、
コリエルは、ピック弾きによるアレンジだったから、
少し練習すれば、弾けるだろうと、安易にトライした。
冒頭から、アルペジオに、ハーモニックスを交える、
かなり高度な技術で、そこだけで、挫折しかける。
渋谷河合楽器のギター教室で、この特殊奏法は、
先生から、チェット・アトキンスが、演奏した曲で、
教わっていたから、何をやっているかは、わかるが、
だからと言って、弾けるかどうかは、別問題だった。
さらに、テーマの演奏で、何箇所も出てくる和音が、
握力を鍛えていない自分では、音がかすれてしまい、
押さえやすい細い弦にしたり、柔らかいナイロン弦の、
ガットギターで試したが、きちんとした音は出ない。
ポケットスコアを見ながら、クラシック音楽を聴く、
そんなクラシックマニアではないが、弾けないので、
レコードを聴く時の、観賞用ギター譜となってしまい、
いつか再挑戦と思いつつ、もう26年もたちました。
スポンサーサイト

| ホーム |