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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
シャカタクの、クリスタルな音が、街中にあふれた頃
ヒットする曲とは、こういうものなのか、
82年の、シャカタクナイト・バーズ」などは、
いつ初めて聴いたのかが、記憶にない。

気がついたら、ラジオでも、喫茶店でも、
あちこちで流れていて、すぐ耳になじんだが、
覚えやすいテーマのせいも、あったでしょう。

はねるようで、粒立ちの良いピアノの音は、
ジョー・サンプルを、すぐに思い浮かべた。

早速買ってきたLPで、各曲を聴いてみると、
「ストリート・ウォーキン」という曲などは、
まんまクルセイダーズ「ストリートライフ」。

UK・ジャズ・ファンクの代表格らしいが、
グローバー・ワシントンJr「ワインライト」など、
聴きやすいフュージョンが、出始めた頃に、
よい意味で、名盤のいいとこ採り、という感じ。

ビル・シャープのピアノは、アドリブを聴くと、
ジャズのビバップフレーズが随所に出て、
クロスオーバー、フュージョン音楽とは、
ジャズの一形態という説も、十分うなずける。

ギターも、コーラスとディレイをかけた、
とろけるようなサウンド作りをしているが、
ジャズテイスト満載の、アドリブソロを披露。

ただ、自分もギターを弾くせいか、わりと、
ギター演奏は、シビアに分析してしまい、
この人は、ジャズやロックを通過しないまま、
最初からフュージョンを弾いていたような。

それでも、「リオ・ナイツ」のサンバのソロや、
「テイキン・オフ」の早弾きのアドリブなどは、
いかにも、フュージョンギターで、気に入った。

シャカタクのサウンドがもっと聴きたくて、
国内盤では、後発となった、1stも購入した。

それでも、飢餓感はおさまらず、他にないかと、
レコード会社の計略にも、まんまとはまって、
メゾフォルテフルーツケーキと、同系バンドが、
発掘されるたびに、LPを何枚も購入した。

これらは、ギターの完コピや、分析とも関係なく、
上質のBGMとして、ウォークマンで聴きまくり、
今もCDで買い直し、iPodに入れてます。



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フルーツケーキは昨年CD化されましたね。ギターマジシャンさんの間口の広さにはいつも驚かされます。
かぴばら | URL | 2011/01/05/Wed 23:42 [編集]
Re: タイトルなし
コメント、ありがとうございます。

> フルーツケーキは昨年CD化されましたね。


フルーツケーキのCDは、プレミアものだったから、奇跡の再発でした。
LPはあるのですが、プレーヤーが壊れ、カセットテープも行方不明のため、
売り切れないうちにと、慌ててCDを購入しました。


>ギターマジシャンさんの間口の広さにはいつも驚かされます。


昔から、音楽も含めて、いろいろなことに興味があるのですが、
広く浅かったりするので、みなさんのコメントで補足していただいてます。

これからも、よろしくお願いします。

ギターマジシャン | URL | 2011/01/06/Thu 03:07 [編集]
シャカタク・・・特にこのナイトバーズは私も数え切れないくらいに
聴き込みました。
私20歳代前半は関東に住んでいたのですが、そこで夜の湾岸線を
車で流しながら彼女とこの曲を聴きながら、オレンジ色の道路灯?
(名前がわかりません^^;)が次から次から流れていく様子を眺め
ながらアダルトな会話をしてムードが盛り上がっていく・・・
青春を思い出しました(笑)

それとビル・シャープ・・・この人、アダルトないい感じのピアノ弾きます
よね~・・・ほんとあこがれます。
ひょい。 | URL | 2011/01/09/Sun 23:57 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。

> シャカタク・・・特にこのナイトバーズは私も数え切れないくらいに
聴き込みました。

とにかく、あちこちでかかっていたし、自分でもよく聴いていました。
今も、ピアノのソロまで、何となく口ずさめるくらいです。

> 私20歳代前半は関東に住んでいたのですが、そこで夜の湾岸線を
車で流しながら彼女とこの曲を聴きながら、オレンジ色の道路灯?
(名前がわかりません^^;)が次から次から流れていく様子を眺め
ながらアダルトな会話をしてムードが盛り上がっていく・・・
青春を思い出しました(笑)

シャカタクは、1stの邦題が「トワイライト・ドライヴィン」というくらいで、
ドライブミュージックにぴったりだったのでは。
また、男女七人夏物語などの、BGMにも使われるくらい、おしゃれな曲でした。


> それとビル・シャープ・・・この人、アダルトないい感じのピアノ弾きます
よね~・・・ほんとあこがれます。


すごく透明感のある響きで、フレーズもよく歌っていて、大好きなピアニストです。
ギターマジシャン | URL | 2011/01/10/Mon 00:11 [編集]
Shakatak レア盤復刻
これはいいかも!
日本人好みの"NIGHT BIRDS"路線を追求し、日本のみで発売された知られざる傑作として知られ、「男女7人夏物語」(1986年)「男女7人秋物語」(1987年)のサウンドトラック的扱いの2作品を含むライト・フュージョン傑作4作品が21年振りに最高の仕様で復活します!バブル期の日本を彩ったおしゃれ「美GM」!

■Shakatak / イントゥ・ザ・ブルー(1986) NCS775
■Shakatak / ゴールデン・ウイング(+1)(1987) NCS776ボーナストラック+1
■Shakatak / ダ・マカニ ~潮風のストーリー(1988) NCS777
■Shakatak / ナイトフライト(1989) NCS778
http://tower.jp/article/feature_item/77502

■最新リマスタリング ■K2HD マスタリング ■初回生産限定
■最新解説 : 金澤寿和(LightMellow) ■オリジナル・ジャケット使用 
■税込価格各 \2,100(込) ■プラケース仕様 ■発売日2011/06/15(水)

LETTER FROM DIAMONDLAND | URL | 2011/04/28/Thu 14:25 [編集]
Re: Shakatak レア盤復刻
フュージョンの名盤が、復刻されるのは、良いですね。

シャカタクのCDは持っていますが、リマスタリングだと、
かなり音質が良くなりそうで、楽しみです。
ギターマジシャン | URL | 2011/04/30/Sat 09:17 [編集]
こんばんわ♪  いつもありがとうございます!

シャカタク 洗練された都会的なサウンドがナイトクルージング 夜のドライブとかにピッタリっていうような感じでハマりました。

ギタリストの変遷などメンバーの出入りはけっこうあるみたいで、ナイトバーズが出た頃のギタリストはおそらく フレデリック・カールソンでしょうか。

そう難しいフレーズは弾いてはいないようですが、ギターの、コーラスにディレイをかけたあのクリスタルなサウンドは魅力的でした。
 
角松敏生も カバーバージョンでそのセンスを生かしたプレイを聴かせてくれてて、車の中にいつでも聴けるようにしておきたい曲のひとつですね。
ももPAPA | URL | 2019/08/03/Sat 18:39 [編集]
Re: タイトルなし
いつも、コメントありがとうございます。


> こんばんわ♪  いつもありがとうございます!
シャカタク 洗練された都会的なサウンドがナイトクルージング 夜のドライブとかにピッタリっていうような感じでハマりました。


本当、都会的なサウンドで、ドライブにぴったりでしたね。



> ギタリストの変遷などメンバーの出入りはけっこうあるみたいで、ナイトバーズが出た頃のギタリストはおそらく フレデリック・カールソンでしょうか。


デビュー当時のキース・ウィンターが、ずっと在籍していると、
思っていたのですが、80年代の終わりくらいに抜けてしまい、
メゾフォルテのフレデリックが代役を務めたりしたようですね。



> そう難しいフレーズは弾いてはいないようですが、ギターの、コーラスにディレイをかけたあのクリスタルなサウンドは魅力的でした。


後のスムースジャズへとつながるサウンドですね。

 
> 角松敏生も カバーバージョンでそのセンスを生かしたプレイを聴かせてくれてて、車の中にいつでも聴けるようにしておきたい曲のひとつですね。


角松はフュージョンフリークだから、よくカバーするし、
原曲の良さを生かしながら、自分流にするのが流石です。
ギターマジシャン | URL | 2019/08/03/Sat 20:45 [編集]



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