僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
UKの「詩的な」ギターソロって、ほめ言葉?
高3の78年、早弾きに夢中になると、
アラン・ホールズワースも聴き始める。

トニー・ウィリアムスのLPが最初で、
気に入って、他の参加アルバムも探す。

FMで流れた、延々と続くギターソロ、
誰か知らないまま、慌てて録音したが、
ソフトマシーン「収束」からの1曲。

ホールズワースが参加していると知り、
公園通りディスクユニオンで買う。

ディスクユニオンは、その頃からだろうか、
ホールズワースに、やたら力を入れていて、
輸入盤を、自己のレーベルで再発もした。

ゴードン・ベックのピアノとのデュオ、
ゴングジャン・リュック・ポンティと、
コーナーにあったLPを、集めていった。

けれど、ジョン・ウェットンと組んだ、
いわゆるスーパーグループのUKは、
長い間、聴かずにスルーしていた。

友人や、雑誌からの情報を、自分勝手に
解釈して、聴くほどではないと思った。

家に遊びに来た、ギター好きの友人に、
「この人、知ってる?」と、得意気に、
トニーウィリアムスの曲を聞かせると、
UKのLPは持っているけど、こんなに
すごいギタリストとは思わなかった」と言う。

別の友人は、プログレファンでもないのに、
UKの来日公演に行ったと、興奮して、
自分の部屋に、ポスターまで貼っていた。

「ホールズワースが抜けて、ライブでは、
ギターなしで、レコードどうり演奏できた?」
エディ・ジョブソンがいるし、もともと
UKにはギターなんか、必要なかったよ」

こんな話を、友人たちから聞いていたら、
雑誌「ジャズ批評」にも、気になる記事。

ジャズギター特集号で、ホールズワースは、
8ページにも渡って、紹介されていた。

UKのファースト「憂国の四士」は
「まとまった詩的なソロ」と書かれていて、
他にほめようがないんだ、と一人で納得。

ホールズワースは脱退したのだから、
やはり演奏は、よくないのだろうと、
勝手に思い込み、借りることもせず。

考えてみれば、あれだけソロを弾いた
ソフトマシーンでさえ、脱退していた。

何がきっかけだったのか、覚えてないが、
ラジオでも聴かないまま、LPを買った。

1曲目の「イン・ザ・デッド・オブ・ナイト」から、
変拍子の格好良いリフで、とりこになる。

ジョン・ウェットンのボーカルも素晴らしく、
何より曲が気に入ったし、プログレらしく、
組曲のような、A面の構成も良かった。

ホールズワースには、申し訳ないが、
本人も不本意だという、初ソロLPに比べ、
作曲能力や、アレンジが大違いだった。

ギターソロは、ゆったりしたフレーズだが、
次第にもりあがって、待望の早弾きとなる。

ギターソロは、難解なフレーズが多いので、
エディ・ジョブソンが、編集したらしい。

聴きやすく、まとまったソロに仕上がるが、
海賊盤の弾きまくりも良くて、是非はどうか。

手のひらを返したように、UKが気に入り、
ホールズワースが参加していないのに、
2枚目や、来日ライブ盤まで買ってくる。

これは、買わなくてもよかった気分で、
同じく、ホールズワースが抜けたあとの、
ブラフォード「トルネード」も後悔した。

1枚目は、その後も愛聴盤となって、
CDで買い直した、数少ないLPです。


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70年代後半の貴重なアルバムです
1970年代の後半というのは、当時のプログレファンにとっては、あまりいいニュースがなかったんですね。
ELPやジェネシスがポップス路線になるし、キングクリムゾンやイエスは混迷状態。大物バンドの解散等々。
クラフトワークが注目を集めたのは、「ダンスミュージック」というカテゴリーでのこと。

その中で、物凄い面々が揃った「UK」には期待半分・懐疑半分でした。
「憂国の四士」は友人に買わせて、借りて聴きました。
70年代後半のプログレ界では貴重なアルバムですね。
その友人は、その後「デンジャー・マネー」も買ったのでこちらも聴きました。
当時、自分が感じたのは、凄いいい曲ばかり。ただ…、おどろおどろしいプログレが好きな自分としては、きれいにまとまり過ぎているかな、という印象でした。

その友人はビル・ブラフォードの「ワン・オブ・ア・カインド」「トルネード」も買ったので借りて聴きました。「ワン~」のほうがよかったですかね。
Masa陸 | URL | 2010/11/28/Sun 19:33 [編集]
Re: 70年代後半の貴重なアルバムです
いつも、コメントありがとうございます。

> 1970年代の後半というのは、当時のプログレファンにとっては、あまりいいニュースがなかったんですね。
ELPやジェネシスがポップス路線になるし、キングクリムゾンやイエスは混迷状態。大物バンドの解散等々。
クラフトワークが注目を集めたのは、「ダンスミュージック」というカテゴリーでのこと。

当時は、ほとんどプログレを聴いたことがなかったのですが、
その後に知った名盤は、70年代前半のものが多かったです。


> その中で、物凄い面々が揃った「UK」には期待半分・懐疑半分でした。
「憂国の四士」は友人に買わせて、借りて聴きました。
70年代後半のプログレ界では貴重なアルバムですね。
その友人は、その後「デンジャー・マネー」も買ったのでこちらも聴きました。
当時、自分が感じたのは、凄いいい曲ばかり。ただ…、おどろおどろしいプログレが好きな自分としては、きれいにまとまり過ぎているかな、という印象でした。

のちのエイジアよりは、プログレしていたのでしょうか。


> その友人はビル・ブラフォードの「ワン・オブ・ア・カインド」「トルネード」も買ったので借りて聴きました。「ワン~」のほうがよかったですかね。

自分は、UKもブラフォードも、ホールズワース目当てで聴いていたので、
脱退してしてからのアルバムは、多少テンションが下がってしまいます。
ギターマジシャン | URL | 2010/11/28/Sun 20:35 [編集]
好みとしては UK>エイジア ですかね
UKもエイジアも、テクニックは誰も文句言わないでしょう。
音楽的にも、両者ともプログレっぽい展開が随所に散りばめられてますね。
ただ、エイジアはカッコ良過ぎ、でしょうか。

自分の場合、音楽は幅広く聴いて来たつもりですが、好みに順番を付けるとしたら、
①聴いて鳥肌が立つかどうか、次に②ハッと感じるかどうか、で判断します。

80年前後のプログレでは、UKもエイジアも「鳥肌が立つ」まではいきません。
が、UKの方がハッとしますね~。自分としては。
Masa陸 | URL | 2010/11/28/Sun 23:48 [編集]
Re: 好みとしては UK>エイジア ですかね
いつも、コメントありがとうございます。

> UKもエイジアも、テクニックは誰も文句言わないでしょう。
音楽的にも、両者ともプログレっぽい展開が随所に散りばめられてますね。
ただ、エイジアはカッコ良過ぎ、でしょうか。

売れ線ですが、テクニックの見せ所も用意されていたと思います。
 
> 自分の場合、音楽は幅広く聴いて来たつもりですが、好みに順番を付けるとしたら、
①聴いて鳥肌が立つかどうか、次に②ハッと感じるかどうか、で判断します。

確かに、鳥肌ものの音楽って、魅かれます。

>80年前後のプログレでは、UKもエイジアも「鳥肌が立つ」まではいきません。
が、UKの方がハッとしますね~。自分としては。

「ハッとする」という基準ではないのですが、自分もどちらかといえば、UKでしょうか。
ギターマジシャン | URL | 2010/11/29/Mon 00:24 [編集]



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