僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ギターシンセで、最強ギタートリオに、なれるのか
77年、ローランドGR-500という、
ギターシンセサイザーが、登場した時、
それほど、興味はわきませんでした。

父が、「NHKだかに、外人が出て、
いろんな音を出していた」と言っても、
見逃して、損したとも思わなかった。

ただ、父の言う「いろんな音」が、
デモで、様々な音色を弾いたのか、
各弦に、違う音色を割り振って、
一人オーケストラにしたのか、気になる。

「ロック&ギター78」には、谷川史郎が、
演奏したソノシートが、ついてきた。

ギターでシンセの音が出る、という程度で、
33万円を出す気には、なれなかった。

79年の「リードギター」の記事では、
松原正樹が、エレクトロハーモニクス社の、
マイクロシンセサイザーを紹介していた。

ただ、これは、オクターブ音に、原音、
ディストーション音をミックスしたり、
アタック音をコントロールするエフェクター。

コルグから、ギターにつなげるという売りで、
X911が、6万5千円で発売された。

その頃には、ローランドも、CRT-100
16万円と、手に届きやすい価格にしてくる。

その後、ギターシンセの記事を見なくなるが、
MIDIの台頭で、MIDIギターが登場。

88年に、カシオから、シンセ音源内蔵で、
MIDIギターPG-380が、238,000円。

ヤマハからは、MIDIコントローラーで、
ギターの生音は出ないタイプ、G10が、
コンバーターとセットで、216,000円。

またまた、高ねの花となってしまう。

ピアノが弾けないコンプレックスから、
次第に、ギターシンセが欲しくなるが、
何よりも、値段がネックでした。

89年、カシオは、PG-300を、
実売10万円を切る価格で、発売。

渋谷河合楽器で、売れ残りの音源カードを、
つけてくれるというので、購入しました。

カシオのギターシンセ

ギターシンセのコントロールパネル

ただ、カシオはギターメーカーでないから、
ピックアップと、ペグは交換した方がよいと、
店員さんに言われて、数万円の追加となる。

ギターとシンセ音とは別に出力できるので、
それぞれエフェクターを通してから、
4chミキサーにつないで、ギターアンプへ。

アルペジオなど弾くと、ストリングスが、
鳴り続けて、けっこう音が分厚くなる。

最初は、喜んで、鳴らしてみていたが、
片手で、キーボードを弾くようなもの。

また、内蔵音源と、カードがあっても、
エレピ系と、ストリングス系ともに、
数種類くらいしか、使える音はない。

ピアノのリアルな音が欲しくなり、
MIDIで、PCM音源を鳴らそうかと、
適当な、サンプラーでも買おうと思う。

すると、店員さんから、音源を買うなら、
ローランドGR-30の方が安いからと、
別のギターシンセを買うことになる。

ローランドのギターシンセ


カシオには、シンセ用ピックアップを、
追加するスペースはないので、別のギター、
イングヴェイモデルにつけてもらうが、
どう考えても、変な取り合わせ。

一体型に比べると、レスポンスも気になり、
すぐに、ギターから取り外してしまった。

結局、どんな音があり、パッチがどうのとか
把握することもなく、お蔵入りの機材となる。

そもそも、自分はギターシンセで、
何をしたかったのかと、自問自答。

アランホールズワースのシンタックス。

トリオになった、プリズムのスタイル。

渡辺香津美のスパイス・オブ・ライフの
最強リズム隊を従えた、トリオ演奏。

ジョー・サトリアーニのライブ形態。

自分の実力と、はるかに、かけ離れた、
最強ギタートリオに、憧れていて、
ギターシンセがあれば、何とかなる、
そんな幻想を、抱いていたようです。

新しい玩具を手に入れたものの、
勝手が違ったと、放り出す悪い癖が
ここにも出てしまったのです。
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