僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
Fat Timeことマイクスターンは、演奏もダイエットするか
タイガー大越のアルバムで、教則本に出てくるような、
ビーバップフレーズを聞かせてくれた、マイク・スターン

JazzLifeでも、譜例として掲載された記憶がある。

そのスターンが、81年、新宿西口広場に、マイルスと出現。

ディストーションかけまくりの、早弾きを披露した。

長髪に、Gジャンというロックミュージシャン然とした,
格好もさることならが、ちょっと、というか、
かなり太目の体格が、印象的でした。

マイルスが「Fat Time」と名づけたとか。

その後、マイルスのもとを離れ、ソロ活動。

88年発表の、「Time In Place」は、
若干スマートになったような、ジャケット写真。

サックスとのユニゾンフレーズのテーマから、
アドリブソロへと、つながる展開。

だんだん熱くなり、最後はディストーションの弾きまくり。

お約束のようなパターンだが、これが気持ちよかった。

92年は、ギタートリオで、スタンダード曲に取り組んだ
「Standards And Other Songs」。

これが同一人物か?と、思うほどに、
やせ細った顔のジャケットと、同様に、
全体的に、すっきりしたサウンドに驚く。

体つきだけでなく、音楽もダイエットして、
新境地を開いたか。

そうは言っても、フルアコの生音による、
ストレートなジャズギターではなく、
ディレイなどで味付けされたサウンド。

79年に、渡辺香津美が、ベーシスト井野信義らと、
NHK-FMで演奏したときを思い出した。

ジャズトリオで登場した、渡辺香津美は、
コーラス、ディレイを、駆使したサウンドだった。

マイク・スターンの音色が、そっくりではないが、
すごく、近いものに感じたのです。

ダイエットよろしく、バンド編成から、
サックスや、キーボードを排除し、
自身のギターサウンドからも、、
ディストーションなどを、そぎ落とした。

そんな感想もって、聴いていました。

ただ、最近、昔のCDを聴き返していたら、
新宿ライブの「My Man’s Gone Now」で、
ディレイサウンドによる、4ビートを演奏していた。

見た目がやせたことと、無理やりに、こじつけて、
ダイエットしたサウンドだ、などと考えたりする、
またまた早合点の、解釈だったようです。

渡辺香津美についても、勘違いしていたことが。

ジャズトリオで出演したときに、そのサウンドに関して、
ピアノがいない分、音の空間的なの広がりを考えて、
コードのボイシングや、エフェクターを考えて、演奏する。

そんなことを言っていたと、思いこんでいたのですが、
FMで録音したテープを探したら、まったく逆。

「ピアノがいると、和音がぶつかるので、休むことになり、
その点が楽で、トリオだと休めない」みたいな発言。

自分が、ギタートリオかくあるべしと、思っていたことを、
勝手に、渡辺香津美の言葉と、すり替えてしまったのか…。


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渡辺香津美先生。
先生(昔からこう呼んでしまいます・・知り合いでもないのに)の
おっしゃる通り、ピアノとぶつかるのを避けるのがジャズにおける
ギターの在りかたみたいな、のは昔から存在します。
ギターでコードを弾くには、色々省略したりして和音全部を鳴らせる
訳ではありません。
Gmの構成音を変に並び替えると、ピアニストからはB♭のメジャーに
聞こえたりして色々問題が発生します。

ピアノがいる時はギターは極力コードの音を鳴らさないのが、マナー
と私も言われた事があります。(4ビート物に限ってですが・・・)
ポップスでは逆にギターのカッティングやアルペジオがメインとして
扱われるので、考え方が逆になるのが面白いですね。

Les Paul L-5 | URL | 2010/08/19/Thu 20:02 [編集]
Re: 渡辺香津美先生。
いつも、コメントありがとうございます。

> 先生(昔からこう呼んでしまいます・・知り合いでもないのに)の
> おっしゃる通り、

「先生」と呼んだことはありませんが、
「ジャズギター・インプロヴィゼイション」を書いた先生であり、
クロスオーバーからフュージョンへと発展する過程で、
いつも中心で活躍されたという、「先生」のような存在です。

>ピアノとぶつかるのを避けるのがジャズにおける
> ギターの在りかたみたいな、のは昔から存在します。

和音同士のせいでしょうか。
逆に、マイルスは、マイク・スターンを起用するから、
ピアノは必要ないと、菊地雅章を参加させなかったそうです。

> ピアノがいる時はギターは極力コードの音を鳴らさないのが、マナー
> と私も言われた事があります。(4ビート物に限ってですが・・・)

河合楽器のジャズコンボでは、テンションコードを鳴らすことや、
フィルインは邪魔と言われ、小さい音で、4つ刻んでいました。

> ポップスでは逆にギターのカッティングやアルペジオがメインとして
> 扱われるので、考え方が逆になるのが面白いですね。

正直、ジャズよりも、ロック、フュージョンに居心地の良さを感じます。
ジャズにとって、ギターは必要とされないのかと、悩んだ時期もありました。
今は、ギターならではの役割もあると、気づいたのですが…。
ギターマジシャン | URL | 2010/08/19/Thu 21:22 [編集]



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