僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ビッグバンドの演奏は、ジャズ喫茶と違って、華やかだった
中3のとき、父母に連れられて、
ジャズビッグバンドを見に行く。

近所の人が、大学でビッグバンドに入り、
そのコンサートが、郵便貯金会館で開催。

ピアノの発表会ではないが、お祝い事のように、
花束をかかえて、出かけたのです。

自分は、ジャズと聞いて、気が進まなかった。

ビートルズには夢中だが、ロックでさえ聞かない頃、
ジャズというのは、難しい音楽というイメージ。

道玄坂などに、無数にあったジャズ喫茶から、
外へもれてくる音楽は、暗く、不気味に思った。

ところが、コンサートで見たビッグバンドは。
ステージの照明も派手で、演奏も華やか。

歌番組の、歌手の演奏と同じような編成だし、
ジャズにも、いろいろあるのかと不思議な気分。

ギターを弾いているから、ギタリストに注目すると、
あれ、ほとんど指を動かさずに、ソロを弾いている。

エリック・クラプトンの、スローハンドではないが、
指がとまって、見えたのです。

今思い出してみると、ウエスのオクターブ奏法で、
左手は、同じフォームで、フレットを上下。

単音のフレーズでも、人差し指バレーのフォームで、
ポジション移動していて、それで、とまって見えた。

でも、当時は、なんだかすごいことに思えた。

「毎年、連れて来て欲しい」と、親に頼んだのです。

翌年は、そのギタリストは卒業していて、
今度の人は、カウント・ベイシー楽団の、
フレディ・グリーンを敬愛するスタイル。

3年間を通じて、ほとんどソロは弾かずに、
リズムに徹していたから、またすごい。

ミスターリズムと言われた、本家フレディ・グリーンは、
生涯で、一度くらいは、ソロをとったのでしょうか。

モントルーフェスだったか、FMで聴いたのだが、
ベイシーが「今日は、彼がソロを弾く」と言って、
フレディも、曲がもりあがってくると、
おおげさなポーズで、立ち上がったらしい。

いよいよ、初のソロ演奏かと、聴衆が期待すると、
ブレイクで、和音を「ジャン」と弾いて、おしまい。

実際の演奏が、FMで聴けて、笑ったことがある。

ただ、このリズムひとつで、ビッグバンドを、
引っ張ることは、半端じゃない。

フォークギターの、コードかき鳴らしとは、別物で、
リズムセクションとの、コンビネーション、
ベースラインや、クリシェに基づくボイシング。

つきつめていくと、けっこう大変なことがわかる。

ビッグバンドではなく、デュオなのだが、
「マイ・ファニー・バレンタイン」における名演。

ビル・エバンスのバックに回った時のジム・ホールの、
コードストロークは、見事としか言いようがない。

ただ、その時の自分は、せっかく来たのに、
アドリブを弾いてくれないのか、という気持ち。

そして、自分の実力も考えずに、
大学に行ったら、自分がビッグバンドに入って、
思いきり弾きまくってやろう、と考えたのです。




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ビッグバンドというと
自分が大学時代の思い出があります。
所属していたクラブが同じ大学のビッグバンドのMCを担当していた関係で音楽
祭のときはクラブ員全員で見に行っていました。
ミキサーからの出力をもらってオープンリールテープでの録音も一度だけ任された
ことがあります。ミキサーも勝手に操作してねなんていって渡されましたが、正直
に言って初めての人間には無理な作業でしたね。音のバランスなんて全く取れませ
んでした。^_^;

バンドのギターの人はちょっと個性的な人でした。回りがフュージョンの流行に
乗ってセミアコなんかを使用している中、黄色いテレキャスターを使ってました。
ファンクっぽいギターだったと記憶してます。コーネル・デュプリーあたりを意識
してたんですかね。

ちなみにこのビッグバンドは元スクエアの伊東タケシさんが所属していたバンドです。
テイルピース | URL | 2010/08/17/Tue 23:48 [編集]
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
| | 2010/08/18/Wed 00:10 [編集]
Re: ビッグバンドというと
いつも、コメントありがとうございます。

> ミキサーからの出力をもらってオープンリールテープでの録音も一度だけ任された
> ことがあります。ミキサーも勝手に操作してねなんていって渡されましたが、正直
> に言って初めての人間には無理な作業でしたね。音のバランスなんて全く取れませ
> んでした。^_^;

ライブの録音だと、責任重大で、あせりますよね。
河合楽器の発表会で、ミキサーから録音してもらったことがありました。
友人にラジカセで録音してもらったのと違い、クリアで感動しました。

> バンドのギターの人はちょっと個性的な人でした。回りがフュージョンの流行に
> 乗ってセミアコなんかを使用している中、黄色いテレキャスターを使ってました。

ビッグバンドで、ソリッドギターというのは、すごいですね。
デビッド・スピノザの影響だと思うのですが、スタジオミュージシャンが、
シェクターのテレキャスを、好んで使ったりしていた、そんな頃だったのでは。

> ちなみにこのビッグバンドは元スクエアの伊東タケシさんが所属していたバンドです。

スクエアが、「うち水にRainbow]とか「Adventure」で、
メジャーとなって活躍されていたから、偉大な先輩だったのでしょうね。
ギターマジシャン | URL | 2010/08/18/Wed 00:33 [編集]
Re: タイトルなし
(非公開コメントへの返信です)

コメントありがとうございます。こちらこそ今後とも、よろしくお願いします。
ギターマジシャン | URL | 2010/08/18/Wed 00:45 [編集]
ビッグ・バンド。
私も若い頃、色々な場面でビッグ・バンドにギターで参加を
しました。
なので、ビッグ・バンドのサウンドは大好きです。
ほとんどがジャズをやらない歌番組なんかですが、ディナーショーなんかでは
合間にバンドだけでの演奏なんかもあったので、無理やり参加してました。
当時日本で1、2を争うビッグ・バンドとやった時はギターはBCリッチにアンプ
はブギーと、とんでもない組み合わせで弾いてしまいました。

個人的に好きなバンドはグレン・ミラーとバディー・リッチでした、後者の
アルフィーは名演ですね。

Les Paul L-5 | URL | 2010/08/19/Thu 00:09 [編集]
Re: ビッグ・バンド。
いつも、コメントありがとうございます。

> 私も若い頃、色々な場面でビッグ・バンドにギターで参加を
> しました。
> なので、ビッグ・バンドのサウンドは大好きです。

ホーンセクションを従えての演奏、うらやましい限りです。

> ほとんどがジャズをやらない歌番組なんかですが、ディナーショーなんかでは
> 合間にバンドだけでの演奏なんかもあったので、無理やり参加してました。

歌手がバックバンドを連れてきたり、カラオケ音源が一般化する以前は、
歌番組は、ニューブリードを始め、ビックバンドが、演奏していましたね。

> 当時日本で1、2を争うビッグ・バンドとやった時はギターはBCリッチにアンプ
> はブギーと、とんでもない組み合わせで弾いてしまいました。

ニューミュージックの歌手などが、歌番組に出演すると、
レコード以上に、ロックギターしている伴奏を、聴いたものです。

> 個人的に好きなバンドはグレン・ミラーとバディー・リッチでした、後者の
> アルフィーは名演ですね。

私は、まだ聴いた事はないのですが、アート・ペッパーの名演と言われる曲ですよね。
ギターマジシャン | URL | 2010/08/19/Thu 01:13 [編集]



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