僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ロベン・フォードの名前を意識したのは、
77年末に、ラリー・カールトンが来日したときです。
ギター雑誌のインタビューで、
注目している若手ギタリストとして、
ロベン・フォードの名前を挙げていた。
77年春に出たムック「ロック&ギター」の
ギタリスト・サウンド分析・ソロギタリスト編でも、
「カールトンが賞賛する」と紹介されていたが、
ネットなどない当時、何より情報が少なかった。
トム・スコット&LAエクスプレスに加入し、
アルバム「トム・キャット」の演奏では、
すでに、そのギタースタイルを確立していたが、
自分が、それを聴くのは、あとになってから。
79年になり、「ギターに愛を」で演奏が聴けたが、
その前後に、本人の承諾はなかったという、
2枚のアルバムが発売されている。
78年に出た「メロウムード」は、
本人が持ったこともない、レスポールがジャケット写真。
ロベンのソロアルバムを、待望する声が高まり、
半ばフライングで、リリースされたのでしょうか。
ロベンは、自分のアルバムとは認めないと言うが、
それでも、「Hawk’s Theme」などは、
ロベンらしいフレーズで、けっこう好きなのですが。
もう1枚、ジミー・ウィザースプーンとのライブは、
「ギターに愛を」が売れたから、便乗したのか、
あるいは先だったのか、記憶があいまい。
ブルースは、ペンタトニック一発で弾けばよいし、
だいたい似たり寄ったりだし、なんて思っていた頃、
ロベンの弾く、ブルースギターは、驚きでした。
フルアコをひずませた、甘いトーンもよかったし、
フレーズのブレスの長さや、独特のタイム感。
サックスをやっていたので、その息遣いや、
ジャズ・ブルースのフレージングが出たのか。
最近、渋谷HMVで見つけた輸入CD、
2枚組の「ロベン・フォード・アンソロジー」には、
どちらのLPからも、数曲収録されている。
ブックレットを見ると、当時の音源から3枚もCD化、
いったい、権利関係はどうなってるんだろう。
そうそう、待ちに待った「ギターに愛を」のこと。
のちに、イエロージャケッツを結成する仲間と作った、
ブルースフィーリングあふれる、フュージョンの王道。
カッティングから始まる、「マジック・サム」。
アドリブソロは、ウィザースプーン時代からの、
ブルースに近いが、さらに洗練されている。
スタッフのカバーや、スタッフにささげた曲、
クルセイダースを意識したような「ファー・アウェイ」
これでもか、これでもか、という曲の連続でした。
独特のギタートーンと、粘りつくようなフレーズ。
必死でコピーしました。
TOTOのスティーブ・ルカサーが、
渋谷のヤマハだったか、ギターを試奏したときに、
ロベンの曲を完コピしてた、なんて話もあり、
プロも含めて、とびついたアルバムです。
80年には、オーレックスジャズフェスティバルに、
ブレッカー兄弟、フレディ・ハバードや、
ジョー・ファレルらと、来日する。
各自がリーダーとなって、1曲ずつ演奏したが、
FM放送にも、その後発売されたライブLPにも、
ロベンの曲は収録されていない。
テレビ番組で、ダイジェストシーンが流れたら、
ロベンは、なんとブルースを歌っていた。
フュージョンの精鋭を集めた演奏だったのに、
ロベンは、マイペースというか、
それで、カットされてしまったのでしょうか。
数年後に、さらにブルース回帰してしまうとは、
そのときは、思いもしなかったのですが。
77年末に、ラリー・カールトンが来日したときです。
ギター雑誌のインタビューで、
注目している若手ギタリストとして、
ロベン・フォードの名前を挙げていた。
77年春に出たムック「ロック&ギター」の
ギタリスト・サウンド分析・ソロギタリスト編でも、
「カールトンが賞賛する」と紹介されていたが、
ネットなどない当時、何より情報が少なかった。
トム・スコット&LAエクスプレスに加入し、
アルバム「トム・キャット」の演奏では、
すでに、そのギタースタイルを確立していたが、
自分が、それを聴くのは、あとになってから。
79年になり、「ギターに愛を」で演奏が聴けたが、
その前後に、本人の承諾はなかったという、
2枚のアルバムが発売されている。
78年に出た「メロウムード」は、
本人が持ったこともない、レスポールがジャケット写真。
ロベンのソロアルバムを、待望する声が高まり、
半ばフライングで、リリースされたのでしょうか。
ロベンは、自分のアルバムとは認めないと言うが、
それでも、「Hawk’s Theme」などは、
ロベンらしいフレーズで、けっこう好きなのですが。
もう1枚、ジミー・ウィザースプーンとのライブは、
「ギターに愛を」が売れたから、便乗したのか、
あるいは先だったのか、記憶があいまい。
ブルースは、ペンタトニック一発で弾けばよいし、
だいたい似たり寄ったりだし、なんて思っていた頃、
ロベンの弾く、ブルースギターは、驚きでした。
フルアコをひずませた、甘いトーンもよかったし、
フレーズのブレスの長さや、独特のタイム感。
サックスをやっていたので、その息遣いや、
ジャズ・ブルースのフレージングが出たのか。
最近、渋谷HMVで見つけた輸入CD、
2枚組の「ロベン・フォード・アンソロジー」には、
どちらのLPからも、数曲収録されている。
ブックレットを見ると、当時の音源から3枚もCD化、
いったい、権利関係はどうなってるんだろう。
そうそう、待ちに待った「ギターに愛を」のこと。
のちに、イエロージャケッツを結成する仲間と作った、
ブルースフィーリングあふれる、フュージョンの王道。
カッティングから始まる、「マジック・サム」。
アドリブソロは、ウィザースプーン時代からの、
ブルースに近いが、さらに洗練されている。
スタッフのカバーや、スタッフにささげた曲、
クルセイダースを意識したような「ファー・アウェイ」
これでもか、これでもか、という曲の連続でした。
独特のギタートーンと、粘りつくようなフレーズ。
必死でコピーしました。
TOTOのスティーブ・ルカサーが、
渋谷のヤマハだったか、ギターを試奏したときに、
ロベンの曲を完コピしてた、なんて話もあり、
プロも含めて、とびついたアルバムです。
80年には、オーレックスジャズフェスティバルに、
ブレッカー兄弟、フレディ・ハバードや、
ジョー・ファレルらと、来日する。
各自がリーダーとなって、1曲ずつ演奏したが、
FM放送にも、その後発売されたライブLPにも、
ロベンの曲は収録されていない。
テレビ番組で、ダイジェストシーンが流れたら、
ロベンは、なんとブルースを歌っていた。
フュージョンの精鋭を集めた演奏だったのに、
ロベンは、マイペースというか、
それで、カットされてしまったのでしょうか。
数年後に、さらにブルース回帰してしまうとは、
そのときは、思いもしなかったのですが。
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