僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ゲイリー・ムーアも、自分にはベックつながりだった
79年に、雑誌「ヤングギター」で、土屋昌巳が、
ゲイリー・ムーアを紹介する記事を書いていました。

ファーストソロ「バック・オン・ザ・ストリーツ」にふれて、
インストについては、「ワイヤードサウンドそのもの」。

さらに、とどめをさしたのが、この一言で、
ベックに少々スリルを感じなくなった人にはもってこい」。

ベックファンの自分には、「なにー!」という記事でした。

例によって、早速レコードを買ってくる。

タイトル曲は、もろにロックだし、マイナーブルースもある。

「パリの散歩道」なんて、泣きのギターもあって、
わりといろいろな路線が、入っているアルバムでした。

冷酒かウイスキーのCMに使えそうな(?)、
アコギから始まる「スノー・ムースの飛行」などは、
もろに、ベック路線のインスト。

ただ、ロック畑の人がインストをやると、
ジャズ畑からのクロスオーバーとは、雰囲気も違い、
いわゆるジャズ・ロックやプログレ系の演奏になって、
結果的には、ベックに似てしまうんじゃないでしょうか。

不思議なのは、ベックに似たような演奏をしても、
「実は、ベックじゃないか」とは言われないが、
ゲイリームーアの場合は、本人と間違えられる。

タイガーズ・オブ・パンタンジョン・サイクスや、
ガールの「ハリウッド・ティーズ」でのフィル・コリンなどは、
「ゲイリームーアが演奏した」と言われていた。

ジョン・サイクスの「タイガー・ベイ」にいたっては、
ゲイリー・ムーアのベスト盤に収録されるという、
お互いに悲しい(?)結果になってしまったほど。

それはともかく、ゲイリー・ムーアも、
ギター少年の、お気に入りギタリストになりました。

80年前後、渋谷公園通りのディスクユニオンは、
アラン・ホールズワースゲイリー・ムーアなど、
マニア向けギタリストのLPが、けっこう充実していた。

コロシアムⅡだけでなく、スキッドロウ(同名バンドあり)や、
ゲイリー・ムーア・バンドという初期のLPも入手した。

その後の、「Gフォース」なんか、ポップなギターバンドみたいで、
それでも要所のギターソロは格好良く、愛聴盤になった。

「大いなる野望」で、一気にメジャーになったかと思うと、
その後は、ブルースと路線が変わってしまったゲイリー。

ゲイリー・ボイルや、コージー・パウエルのアルバムに、
客演したときの演奏が、自分は、好きなのですが…。


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はじめまして
初コメ、失礼します。
ほぼ、同年代(おそらく私が2学年下)ということで、書かれている内容がとっても
共感できることが多く、楽しく読ませていただいております。
自分が住んでいた場所が千葉県で都会ではなかったので当時はそれほどの情報がなく、
見逃していたこともたくさんありますね。名前は知っているけど聞いてないというパタ
ーンが多いです。

恥ずかしながらゲイリームーアをまともに聞いたのは最近だったりします。
その時思ったのはベックっぽい感じもちらちらと出てくるなぁというものでした。
この記事を拝見して、そう思う方は他にもいらっしゃるんだなとなぜか安心しました。(^-^)

また、お邪魔させていただきます。
テイルピース | URL | 2010/08/14/Sat 17:32 [編集]
Re: はじめまして
ご訪問、ありがとうございます。

> ほぼ、同年代(おそらく私が2学年下)ということで、書かれている内容がとっても
> 共感できることが多く、楽しく読ませていただいております。

音楽や楽器について語れる、同年代の仲間が少ないので、
ブログを通じて、共感のコメントなどいただき、すごく嬉しい気持ちです。

> 恥ずかしながらゲイリームーアをまともに聞いたのは最近だったりします。
> その時思ったのはベックっぽい感じもちらちらと出てくるなぁというものでした。
> この記事を拝見して、そう思う方は他にもいらっしゃるんだなとなぜか安心しました。(^-^)

ギター雑誌などの余計な知識を持たずに、そう思われたですから、
確かに、ベックの影響は大きいのでしょうね。

> また、お邪魔させていただきます。

こちらこそ、よろしくお願いします。
ギターマジシャン | URL | 2010/08/14/Sat 18:30 [編集]
ゲイリー・ムーア。
ソロになってからのゲイリー・ムーアは、バンドのしがらみ
みたいな事から解放されて弾きたい事を思いっきり
弾いているようで、凄く好きですね。

ブルース色が濃くなった辺りからは、年齢的にも円熟味が増して、
本当に素晴らしいと思います。

ベックが4次元に飛んで行ったのに対して、現実味のあるギターは
ベックの思い描いていたもう一つの方向では?・・・と思わせてくれます。



Les Paul L-5 | URL | 2010/08/14/Sat 21:03 [編集]
Re: ゲイリー・ムーア。
いつも、コメントありがとうございます。

> ソロになってからのゲイリー・ムーアは、バンドのしがらみ
> みたいな事から解放されて弾きたい事を思いっきり
> 弾いているようで、凄く好きですね。

かつては、Jetレコードとの確執なども、あったようですが、
契約の関係もクリアできて、他のメンバーの生活の心配もないから、
本当にやりたいことを、やっているのでしょうね。

> ブルース色が濃くなった辺りからは、年齢的にも円熟味が増して、
> 本当に素晴らしいと思います。

同感です。
ちょっと、違うかもしれませんが、クラプトンや、サンタナなど、
チョーキング1音で、有無を言わせない境地って、ありますよね。

> ベックが4次元に飛んで行ったのに対して、現実味のあるギターは
> ベックの思い描いていたもう一つの方向では?・・・と思わせてくれます。

ゲイリー・ムーアに、コロシアムⅡのようなインストを、
ベックには、第一期ジェフ・ベック・グループの再演をと、
願ってしまうのは、あまりに勝手なファンでしょうか…・
ギターマジシャン | URL | 2010/08/14/Sat 23:35 [編集]



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