僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。 旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
中3のとき、ウィングスの来日公演が直前で中止に。
ポール・マッカートニーが、入国拒否になったのは、
80年の成田逮捕よりも、驚きは大きかった。
特にチケットを持っていたわけでもなく、
見に行くつもりもなかったが、がっかりした。
前年、74年の秋頃、ビートルズファンになったが、
もうビートルズは解散していて、ソロアルバムも、
後追いで、聴いている状態でした。
その中で、新譜として、最初に聴いたのが、
ジョン・レノン「ロックンロール」であり、
ウィングスの「ビーナス&マース」。
大洋音楽だったか、ウィングスのコピー譜も買い、
それだけに、思い入れが強かったのです。
オーストラリア公演の模様が、緊急特番でテレビ放映。
冒頭、ポールが、ブラックバードのさわりか何かを弾き、
「日本へ行けなくて、ごめんよ」みたいなメッセージ。
ビーナス&マースから始まり、ロックショー、
ジェットへと続く、冒頭の怒涛のメドレーは、圧巻。
流動的だった、ウィングスのメンバーも、
この時期は、一番安定していたんじゃないか。
柔道着のような、ポールの衣装や、
つなぎを着た、ジミー・マックロウも印象的。
友人は、このときのジミーが弾いていた、
ワインレッドのギブソンSGを買った。
ビートルズの後期で、ジョージも使っていたし、
何より、当時はレスポールスタンダードが、
製造中止だったので、妥協したところでもあるが…。
その後出た、ウィングスのUSAライブを買うが、
LP3枚組のボリュームに圧倒されつつ、
テレビ放映のほうが、よかったなあと思う。
結局、自分の聴き慣れたのが、一番というわけ。
また、ジミーが曲によって、ストラトを弾くのを、
写真か何かで知り、これが、ショックだった。
ミュージシャンは、愛用の楽器を、ステージを通して、
使うものだと、当時の自分は、勝手に思いこんでいた。
ビートルズでも、時期によって、ジョン・レノンが、
リッケンバッカーから、エピフォンに変えたり、
ジョージが、曲によって、12弦ギターを使ったが、
基本的には、同じ楽器を弾き続けると考えていた。
それだから、ジョンは、エピフォン・カジノを、
サンバーストから、ナチュラルに塗り替えたし、
ギブソンJ-160Eも、何度かペイントして、
使い続けたと、信じていたのですが…。
ひとつの楽器を、大切に使うんじゃないのかと、
なんだか、がっかりしてしまいました。
よくよく考えれば、ビートルズにしても、
レコーディングでは、他のギターを使ったり、
ジョージは、初期から、グレッチにこだわらず、
あらゆるギターを使用していた。
勝手に思い込んで、一人でがっかりする、
いつもの癖が、ここにも出ていたわけです。
ポール・マッカートニーが、入国拒否になったのは、
80年の成田逮捕よりも、驚きは大きかった。
特にチケットを持っていたわけでもなく、
見に行くつもりもなかったが、がっかりした。
前年、74年の秋頃、ビートルズファンになったが、
もうビートルズは解散していて、ソロアルバムも、
後追いで、聴いている状態でした。
その中で、新譜として、最初に聴いたのが、
ジョン・レノン「ロックンロール」であり、
ウィングスの「ビーナス&マース」。
大洋音楽だったか、ウィングスのコピー譜も買い、
それだけに、思い入れが強かったのです。
オーストラリア公演の模様が、緊急特番でテレビ放映。
冒頭、ポールが、ブラックバードのさわりか何かを弾き、
「日本へ行けなくて、ごめんよ」みたいなメッセージ。
ビーナス&マースから始まり、ロックショー、
ジェットへと続く、冒頭の怒涛のメドレーは、圧巻。
流動的だった、ウィングスのメンバーも、
この時期は、一番安定していたんじゃないか。
柔道着のような、ポールの衣装や、
つなぎを着た、ジミー・マックロウも印象的。
友人は、このときのジミーが弾いていた、
ワインレッドのギブソンSGを買った。
ビートルズの後期で、ジョージも使っていたし、
何より、当時はレスポールスタンダードが、
製造中止だったので、妥協したところでもあるが…。
その後出た、ウィングスのUSAライブを買うが、
LP3枚組のボリュームに圧倒されつつ、
テレビ放映のほうが、よかったなあと思う。
結局、自分の聴き慣れたのが、一番というわけ。
また、ジミーが曲によって、ストラトを弾くのを、
写真か何かで知り、これが、ショックだった。
ミュージシャンは、愛用の楽器を、ステージを通して、
使うものだと、当時の自分は、勝手に思いこんでいた。
ビートルズでも、時期によって、ジョン・レノンが、
リッケンバッカーから、エピフォンに変えたり、
ジョージが、曲によって、12弦ギターを使ったが、
基本的には、同じ楽器を弾き続けると考えていた。
それだから、ジョンは、エピフォン・カジノを、
サンバーストから、ナチュラルに塗り替えたし、
ギブソンJ-160Eも、何度かペイントして、
使い続けたと、信じていたのですが…。
ひとつの楽器を、大切に使うんじゃないのかと、
なんだか、がっかりしてしまいました。
よくよく考えれば、ビートルズにしても、
レコーディングでは、他のギターを使ったり、
ジョージは、初期から、グレッチにこだわらず、
あらゆるギターを使用していた。
勝手に思い込んで、一人でがっかりする、
いつもの癖が、ここにも出ていたわけです。
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![]() 好きでしたウイングス。
ポールがビートルズで出来なかった事を、好きなようにやる為の バンドなんでしょうね。 ポール色全開のワンマンバンドですが、デキは素晴らしいです。 最近は08年のライブの“マイ・ラブ”を You Tube で毎日聴いています。 ジョンに先を越された、アメリカのスタジオ・ミュージシャンを起用してます。 ギターは今までのどのギタリストより、ポールの音楽に合っていると思います。 ![]() いつも、コメントありがとうございます。
> 好きでしたウイングス。 > ポールがビートルズで出来なかった事を、好きなようにやる為の > バンドなんでしょうね。 > ポール色全開のワンマンバンドですが、デキは素晴らしいです。 ポールの実現したい音を、再現できれば良いから、一流ミュージシャンは不要、 などと言われたこともありますが、ソロではないバンドサウンドと思います。 リアルタイムで聴けたことが、喜びでもあります。 > 最近は08年のライブの“マイ・ラブ”を You Tube で毎日聴いています。 YouTubeは、ありがたいです。 「マイ・ラブ」の間奏は、ポールの指示したメロディと言われてますが、 どのギタリストも、微妙に個性を出していて、面白いです > ジョンに先を越された、アメリカのスタジオ・ミュージシャンを起用してます。 ジョンのいくつかの曲での、D・スピノザの起用は、あとで知って、驚きました。 > ギターは今までのどのギタリストより、ポールの音楽に合っていると思います。 ラスティでしたっけ。スタジオの仕事で鍛えられたのでしょうか。 ギターマジシャン | URL | 2010/09/03/Fri 23:25 [編集]
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