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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
ハードロックの曲調で自在に弾きまくる高中正義「ジャンピング・テイク・オフ」
新しい曲と出会うのはラジオだったり、
喫茶店で流れていたり、新譜の情報を、
雑誌で見て、とにかく買いに行ったりと、
いろいろあるし、路上でというのもある。

プロモーションを兼ね派手なトラックが
大音量で曲を流しているのに出会うし、
たまたま交差点の信号待ちなどの際に、
走り去る車のカーステレオで聴こえたり。

昔バイクにもオーディオがあると知らず、
猛スピードで突っ切っていくバイクから、
音楽が聴こえた時は、ちょっと驚いたし、
しかも一聴して、高中の曲だとわかった。

ギターメインのインストで、スクエアとも、
カシオペアとも違うし、音色が個性的で、
高中のはずだが、聴いたことのない曲、
新譜なのかなと思いつつ、まずスルー。

ハードロックの曲調で、疾走感に溢れ、
いかにもスピードを出して運転するのに、
ぴったりな曲で、その頃のシングルで、
「トゥ・ユー」あたりと勘違いしていた。

CDプレイヤーを買い、少しずつCDを、
集め出した時、高中のベストを見つけ、
「トゥ・ユー」が入っているので買うが、
違う曲で、運よくお目当ての曲も収録。

それが「ジャンピング・テイク・オフ」で、
高中には珍しいハードロックの曲調で、
リズムギターの低音リフが鳴り続けて、
メロディもロックの定番フレーズだらけ。

全体に、いかにも打ち込みという音で、
この頃高中は夢中になっていたようで、
数年後は、スクエアの安藤もソロ作や、
「スポーツ」は打ち込みサウンド満載。

ただ、「ジャンピング~」でも、ドラムは、
四人囃子の岡井大二が叩いていたり、
リズムギターに鳥山雄司、シンセには、
森村献と人力でロック色を強めている。

どうせ、いろいろダビングするのだから、
リズムギターも高中が自分で弾いたら、
良いだろうに、どの部分が鳥山なのか、
ロックの低音リフが苦手で頼んだのか。

鳥山が高中のバックバンドにいたのは、
いつ頃だっかか、ある時、電気屋さんで、
高中のレーザーディスクを上映していて、
見ていたら、鳥山が写っていて驚いた。

是方博邦も一時期サイドギターにいたが、
どんな経緯で鳥山を呼んだのか、昔から、
高校の文化祭でミカバンドを演奏したり、
加藤和彦の録音にも参加した繋がりか。

自分は高中のファンだが全アルバムを、
聴いてはいないし、ライブ映像も同様で、
少しは鳥山がリードギターを弾く曲とか、
あるのか、単にリズムではもったいない。

ただ、この曲はメロディもアドリブも高中、
単音リフやアルペジオもライブで自分で、
エフェクターを切り替えて演奏するから、
延々と続く低音リフが鳥山なのでしょう。

夏本番とばかりに、高中が3連続だが、
曲調も多彩だし、とにかく名曲ばかりで、
自分で弾いてて飽きないので、しつこく、
「ジャンピング・テイク・オフ」の演奏です。




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高中がディスコ(その後クラブ)にハマっていた頃の曲です
こんばんは。
今夜も新音源楽しませていただきました。
この曲、CMとかでも使いやすい、打ち込みのわかりやすいメロディックな曲と思わせて、3分過ぎからロックギター弾きまくりという、ギターマジシャンさんの一番本領発揮!!というタイプの曲ですよね。おまけに原曲は高中節全開だと思います。
鳥山氏は、ファンの方には失礼ですが、音色に特別癖がなく、とにかく器用で誰のバックでもそつなくこなせるところが、かえって個性をわかりにくくさせている気がします。現在達郎に使われているのもなるほどです。ちなみに高中のバックにいる時は、ほぼ100%バッキングに徹していて、ソロ回しさえも見たことがありません。昔鳥山氏が「僕もギタリストでソロを出しているのに、高中さんはあんなに売れていて羨ましい」と言っていたのが印象的でした。その言葉の裏には、自分はもっと上手に弾いているのに・・・という気持ちが隠れている気がしてなりませんでしたが、理由は言わずもがなですよね。
SMO | URL | 2023/08/22/Tue 23:50 [編集]
Re: 高中がディスコ(その後クラブ)にハマっていた頃の曲です
いつも、コメントありがとうございます。


> こんばんは。
今夜も新音源楽しませていただきました。


おっしゃるように、ダンス音楽路線ですね。



> この曲、CMとかでも使いやすい、打ち込みのわかりやすいメロディックな曲と思わせて、3分過ぎからロックギター弾きまくりという、ギターマジシャンさんの一番本領発揮!!というタイプの曲ですよね。おまけに原曲は高中節全開だと思います。



いかにも高中らしいメロディックな感じと、
後半の弾きまくりが、本当に自分好みです。


> 鳥山氏は、ファンの方には失礼ですが、音色に特別癖がなく、とにかく器用で誰のバックでもそつなくこなせるところが、かえって個性をわかりにくくさせている気がします。現在達郎に使われているのもなるほどです。ちなみに高中のバックにいる時は、ほぼ100%バッキングに徹していて、ソロ回しさえも見たことがありません。昔鳥山氏が「僕もギタリストでソロを出しているのに、高中さんはあんなに売れていて羨ましい」と言っていたのが印象的でした。その言葉の裏には、自分はもっと上手に弾いているのに・・・という気持ちが隠れている気がしてなりませんでしたが、理由は言わずもがなですよね。



やはり、高中のアルバムでもライブにしても、
鳥山はバックに徹してのサポートなのですね。

デビューアルバムは、すぐとびつきましたが、
はっきり言って、曲もアドリブも中途半端で、
すごくがっかりして、その後スルーしていて、
プロデュースやらアレンジに問題ありかなと、
思ったのですが、本人の資質なのでしょうね。

お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2023/08/23/Wed 01:21 [編集]
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
| | 2023/08/25/Fri 13:08 [編集]
高中サウンド
夏らしい元気いっぱいのサウンドですね。思いっきり弾きまくっておられましたね。なんとなく聴いたことがあるようにも思います。

鳥山雄司は確か神保彰や櫻井哲夫と大学の同級生だったと何かで読んだ記憶があります。
JK4HNN/とっとりLC575 | URL | 2023/08/25/Fri 18:22 [編集]
Re:
鍵コメの方へ

これからも、少しでも長く音楽活動を続けたいですね。

お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2023/08/25/Fri 18:40 [編集]
Re: 高中サウンド
いつも、コメントありがとうございます。


> 夏らしい元気いっぱいのサウンドですね。思いっきり弾きまくっておられましたね。なんとなく聴いたことがあるようにも思います。


本当に高中らしい、夏らしいサウンドで、
車のCMに使われたこともあるようです。




> 鳥山雄司は確か神保彰や櫻井哲夫と大学の同級生だったと何かで読んだ記憶があります。


年齢は違いますが、諸事情で2人は同学年のようで、
当時からいろいろセッションしていたのでしょうね。

お聴きいただき、ありがとうございました。
ギターマジシャン | URL | 2023/08/25/Fri 18:45 [編集]



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