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僕らが聴いてきたギター音楽 60~80年代を過ごした渋谷あれこれ
青春時代を渋谷で過ごした中年サラリーマンです。 昔のことを思い出そうとしたブログですが、最近はギター演奏が主体です。          旧タイトル「僕らの過ごした渋谷」
2019年も、いろいろとありがとうございました。
年末年始は、特段出勤することもなさそうな雰囲気で、
家族旅行の計画もなく、実家の犬の世話に通うことと、
年が明けたら、家族そろって、それぞれの実家に行き、
年始の挨拶をすませるくらいで、あとは家でのんびり。

年内に1曲くらいは仕上げて、ブログを更新しようかと、
手持ちのバンドスコアなど眺めるが、自分の気持ちは、
新年に予定している曲に向いていて、年末らしい曲も、
特に浮かばないので、もう、そっちの曲に取りかかる。

休みに入った週末、12月28日と29日に、もっぱら、
これまでさぼって、手つかずでいた年賀状作成にあて、
まずは駅前のツタヤに行き、年賀状イラスト集を買い、
どの絵柄にしようかと、いくつか実際に印刷してみる。

このイラスト集を使い、自宅で年賀状を印刷するのも、
かれこれ20年近くはやっているから、干支も一巡して、
以前のものを使えば良いのだが、以前のイラストだと、
どことなく古臭い気がしてきて、新しいのを買っている。

子どもが小さい頃は、一緒になって、背景イラストや、
干支の素材など選んで、いろいろと配置させたりして、
そこへ家族旅行や犬の写真などを貼り付けてみたり、
けっこう手間をかけていたが、だんだん手抜きになる。

まずは、子どもたちが中学・高校になったあたりから、
家族旅行へ行かなくなり、まして個々の顔写真なんて、
撮らせてくれるわけもなく、愛犬の写真へとシフトして、
その愛犬ともお別れすると、イラスト集の図案だけに。

今回は、さらに手を抜いて、自分で組み合わせもせず、
挨拶文まで入った完成品の中から、ビジネス向けのと、
カジュアル向けを選んで、そのままに印刷する有様で、
せめて相手の住所とコメントだけは、いつもの手書き。

自分の顔写真くらい、ギターを抱えて入れてみようかと、
セルフタイマーで撮影すると、免許更新の時くらいしか、
撮ったことがないので、改めて自分の姿をまじまじ見て、
こんなに爺さんになったのかとショックで、すぐに消した。

機材に疎いことや、リアルタイムで通して演奏するには、
練習不足というとこもあり、YouTubeには静止画像で、
音源をアップしているが、将来的に動画に挑戦する際は、
自分の顔がいっさい映り込まないように、気をつけよう。

とまあ、前回に続いて、音源のないままの更新となって、
それならそれで、ブログを始めた頃に書いていたように、
本やテレビ、映画の感想とか、かつての渋谷の風景とか、
少しはテーマに沿った話にすればよいのに、愚痴大会。

令和という新元号になった2019年のブログはここまで、
たわいのない話に終始しましたが、いつもの演奏共ども、
おつきあいいただいた方々には、すごく感謝しています、
皆さま、お体を大切に、どうぞ良いお年をお迎えください。




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クリスマスソングの更新はあきらめて、仕切り直しです
毎年のことだが、少しはブログに季節感を出そうと、
新年にふさわしい曲や夏の曲にクリスマスソングと、
年に数回程度はテーマに沿って曲を選んでいるが、
いよいよもって、クリスマスソングはネタがつきそう。

一昨年購入した「ギタリストのクリスマス」に掲載の、
バンドスコア9曲のうち、自分が好きなのは4曲だが、
すでに他のスコアで持っていたりで、もうすべて演奏、
残り5曲は、CDを買わないどころか借りてもいない。

クラシックギター曲集や、ソロギの曲集をひもとけば、
「きよしこの夜」「ジングルベル」などの定番ソングが、
いくらでもあるが、どうも、モチベーションが上がらず、
「ギタリストの~」掲載の弾き語り曲でもピンとこない。

スティーブ・ヴァイのベスト盤というよりはコンピ盤の、
「セブンス・ソング」に、ヴァイがクリスマスアルバムに、
参加して、スヌーピーのクリスマス・ソング演奏した、
「クリスマス・タイム・イズ・ヒア」があり、スコアもある。

スヌーピーは、漫画「ピーナッツ」が最初に翻訳され、
全12巻が出た時からのファンなので、これに決め、
ちょっとずつオケを作るが、基本はジャズの形式の、
ピアノトリオ演奏なので、ピアノが難しくてストレス。

少しは形になったので、あとで手直しすれば良いと、
ギターを録音するが、ヴァイのギターは初見は無理、
1コーラスずつに分ければと、練習しながら録音を、
進めるが、やはり覚えずに譜面を追うとぎこちない。

他のインスト曲でもそうだが、メロディやアドリブでも、
口ずさめるくらいに覚えていないと、弾くフレーズが、
きれいにつながらないし、細かいニュアンスを出して、
歌い上げるには、暗譜できていないと、ぎくしゃくする。

1日何時間もギターを弾いた10代の頃ならともかく、
この年末で仕事も忙しく、残業しなくても、帰宅すると、
疲れて横になるし、そのうえ虫歯が5本も見つかって、
週に2回は医者へ行って、神経を抜く治療を継続中。

インフルエンザは、何とか罹患せずにすんでいるが、
喉の痛みと咳は相変わらずで、腰痛から足の痺れと、
満身創痍とまではいかずとも、かなり厳しい状況で、
結局、オケもギターも完成しないまま、イブを迎える。

12月25日にアップできれば、ギリ間に合うだろうが、
明日25日は忘年会が入っていて、もう確実に無理、
これまで毎年続けてきたクリスマスソングのアップは、
今回ばかりは無理ですと、白旗を上げてあきらめる。

年末年始の休みは、例年12月29日から1月3日と、
6日間だが、この年末は、土日が運よく前後に付き、
夏休みよりも長い9連休で、クリスマスとは無関係に、
1曲くらい年内アップできればと、取らぬ狸の皮算用。

まだまったく手を付けていない年賀状の作成の方が、
休みに入ったら急務となるから、演奏はスルーのまま、
せいぜい年末の挨拶程度にとどめ、ここはじっくりと、
新年の1曲目に取り組んで、こちらは間に合わせよう。

今なら、来年のことを言っても、鬼は笑わないだろうし、
これでいこうと曲も決めているが、懲りずに歌もので、
オケが完成しても、また喉をやられているかもしれず、
それならそれで、少し遅れても、インストに切り替える。

いつものことだが、ギター演奏よりも、言い訳する方が、
ブログの記事が饒舌になり、サクサクと打込んでいて、
こんなことをやっているなら、少しでも新年の曲に向け、
ドラム入力に手をつけろと、自分に突っ込みたくなる。

それにしても、義務的になって束縛されるのはよそう、
趣味のブログやギターを負担に感じるのは本末転倒、
そんな屁理屈で自分に言い訳し、毎週の更新をやめ、
さぼり癖がついたが、もう少しくらい更新を増やしたい。



街にたむろする若者を描いた佐野元春「ダウンタウンボーイ」
もともとが、しゃがれ気味の声で、美声でも何でもないが、
風邪でかすれた声では、小田和正や山下達郎は無理で、
前回のジョンの曲のように、ハスキー声でシャウト気味に、
歌えば、何とかごまかせるかと、今度は佐野元春を選曲。

佐野はデビュー当時、ブルース・スプリングスティーンに、
例えられ、疾走するサウンドに載せて街の風景を歌うと、
レビューに書かれたり、バックバンドにサックスを加えて、
スプリングスティーンのEストリートバンドと同じスタイル。

自分はスプリングスティーンの曲は、彼の一番有名な曲、
「ボーン・イン・ザ・USA」くらいしか知らないので、実際、
スプリングスティーンも街を歌詞にしているのか、また、
サウンドも疾走感に溢れて、似ているのかは分からない。

だから、一部で言われた和製スプリングスティーンとか、
どの曲がどの曲のパクリだとか、その辺には疎いのだが、
少なくとも、佐野が街の風景を書き割りのように切り取り、
ロックのビートの疾走するサウンドで歌うのは間違いない。

初期の3部作を聴けば、ほとんどが、そうした内容であり、
「街を歌うということに関しては、僕がアマチュア時代から、
ずっとやってきたことなんですよ。」と、佐野自身も語って、
「その核だけは、全然変わっていない。」とも付け加えた。

「ファーストアルバムでは、大雑把に街を観察した作品が、
多かったので、2枚目の『ハートビート』では、もうちょっと、
焦点を絞って、その街で生活している僕や僕の友だちの、
心の中まで立ち入って、曲を書いてみたんです。」と語る。

「1枚目は街路に立ち、2枚目はそこを歩いている人達の、
心に入った、そして3枚目はヘリコプターの上から俯瞰で、
見たという感じです。いずれにしても、歌っているのは、
街の出来事なんです。」と本人解説で、反論の余地なし。

2枚目から3枚目の発売日までは、1年3カ月あいたので、
その間にシングル盤は3枚出て、代表曲の「サムデイ」と、
「ダウンタウンボーイ」は、3枚目にも収録されているので、
先行シングルと呼ぶのか、他に「彼女はデリケート」を出す。

実は、今回「ダウンタウンボーイ」を演奏することに決めて、
バンドスコアを見たら、自分の覚えているのと違っていて、
アルバムで単に録音をやり直したのではなく、シングルと、
アレンジも変更していたのだと、今頃になりようやく知った。

「ダウンタンボーイ」は、最初のベスト盤「ノーダメージ」にも、
収録されているが、こちらもアルバムバージョンだったので、
おそらくシングルバージョンは、一度も聴いてなかったはず、
図書館で90年のシングルベストを借りて、ようやく聴けた。

テンポが多少アルバムではゆっくりになっていて、何よりも、
イントロがギターとサックスの違いがありフレーズも異なる、
伴奏にしても、ドラムのパターンはかなり変えて叩いていて、
シンバルや、フィルインの入る箇所も、別物のように違った。

テンポとサックスの違いくらいなら、自分が慣れ親しんでいる、
アルバムバージョンにしようと思ったが、キーボードやシンセ、
ドラムを耳コピするのは無理なので、バンドスコアのとおりに、
シングルバージョンで演奏し、エンディングにサックスを追加。

歌詞は、シングルもアルバムも同じで、本当に見事なくらい、
街にたむろする若者たちの行動や心情を、切り取って示し、
「夜のメリーゴーランド、毎日が迷子のアクロバット」の件は、
どう生きて行くのか、わからない迷いをうまく比喩で表した。

「本当のものより、きれいな嘘に夢を見つけてるあの娘」や、
「すべてをスタートラインに戻してギヤを入れ直している君」、
映画館の前で、「たった一つだけ残された最後のチャンスに
賭けている」ブルーボーイと、佐野は彼らの心に踏み込む。

そして、「ここにもひとり、あそこにもひとり」と眼差しを向け、
自分であり、君であり、あの娘であるダウンタウンボーイへ、
「明日からのこともわからないまま、知りたくないまま」でも、
それでもなお、「But it's alright 」、大丈夫だと言い切る。

とまあ、佐野元春の歌詞について、ふれていくと長くなり、
結局、全部を引用したくなるので、これくらいでやめておき、
風邪で悪化した声でも歌えるだろうと、ちょっとなめていた、
「ダウンタウンボーイ」は、一度きりの録音でも限界でした。








ビートルズがカバー演奏した最後の曲「ディジー・ミス・リジー」
また、こうして、ジョンとお別れした日を迎えることになり、
あの時、20歳を目前にしていた自分が、いつのまにか
ジョンの享年の40歳をはるかに超え、あと2年もしたら、
還暦、定年退職を迎えるという、長い長い月日がたった。

ブログ仲間のマサジョンさんや、AKISSHさんの記事で、
ビートルズが存在しないパラレルワールドにスリップして、
彼らの曲を主人公が歌ったら大絶賛されるストーリーの、
映画「イエスタデイ」が紹介されていて、絶賛公開中とか。

マサジョンさんによれば、78歳のジョンが登場するそうで、
ビートルズがいない世界では、狂信的なファンもいなくて、
事件も起きず生きているという設定なのか、それにしても、
本来なら、ジョンは生き続けて音楽を続けていただろうに。

人としてどうかと非難されたり、炎上しかねない発言だが、
ジョンのファンが集まり、あの犯人を1人1発ずつ殴っても、
罰が当たらないだろうし、イベント参加費をチャリティーに、
寄付し、世界平和に貢献すれば、ジョンも報われないか。

もちろん、ヨーコによれば、ジョンは崇高な平和主義者だし、
若い頃は喧嘩っ早かったにしても、暴力否定の聖人君子、
浅はかな自分の考えは、憎しみの連鎖を生むだけと却下、
だけど、今でもあの日を思い出すと、何ともやりきれない。

自己満足にすぎないが、せめてジョンの曲でも歌うことで、
今年も哀悼の意を表しようかと思いつつ、この数週間ほど、
まともに声が出ない状態で、声の回復の様子を見ながら、
どの曲を演奏しようかなと、CDを聴いたり、楽譜を眺めた。

後期の曲では、オケを作るのが難しくて、実際に何曲もが、
バンドスコアにない部分の耳コピができず、挫折していて、
ここは前期の曲の方が良く、ただそうなると、ジョンの曲は、
かなり演奏してしまっているので、おのずと曲は絞られる。

声がかすれているから、ジョン自身も風邪気味で発熱して、
のど飴をなめながら、最後の絶叫とばかりに夜中に歌った、
「ツイスト&シャウト」がぴったりだが、もうやっているので、
それに匹敵する、しゃがれ声の「ディジー・ミス・リジー」に。

「デイジー・ミス・リジー」は、LP「ヘルプ」のB面最後の曲、
このアルバムは、「ヤァ!ヤァ!ヤァ!」と同様にA面が、
映画のサントラで、B面は映画とは無関係だが、長いこと、
「ディジー~」も映画のエンディングの曲だと思っていた。

週末の昼間に、「ヘルプ」が日本語吹き替えで放送され、
テレビからテープに録音して、すり切れるほど聴いたが、
その際に、エンディングのクレジットロールで流れたのが、
「ディジー・ミス・リジー」で、映画館もそうだと勘違いした。

新宿武蔵野館のビートルズ映画大会や、シネクラブでの、
上映で、何度か字幕版を見ていたのだから、ラストでは、
オーケストラの曲が流れるのを、何度も聴いたはずだが、
つい先日、DVDを見ていて気づき、本当にびっくりした。

「ディジー・ミス・リジー」の録音は、映画用の曲の大半を、
2月に終え、さらにタイトル曲「ヘルプ」も録音した1ヶ月後、
書下ろしの新曲でなく、カバー曲として「バッド・ボーイ」と、
1日で録音し、結果的にカバー曲の録音は、これが最後。

もうビートルズにとって、アマ時代のように他人の楽曲を、
レパートリー不足を埋めるよう演奏する必要性もなくなり、
音楽的にも、もうオリジナル曲は別次元に到達していて、
「バッドボーイ」は収録されずに、企画盤で日の目を見る。

「レコーディング・セッション」によれば、まず「ディジー~」、
テイク2をOKにすると、「バッドボーイ」をテイク4までやり、
再度、「ディジー」をテイク7までやり直したので、実質的に、
「ディジー」がビートルズがカバーした最後の録音となった。

「ビートルズ全曲バイブル」によれば、4トラックの録音で、
1トラックはリズムギター、ベース、ドラムで左チャンネル、
2トラにはリードギターで右チャン、3トラが歌でセンター、
4トラに、リードギター、オルガン、カウベルをセンターに。

ダビングは、オルガンがジョン、「アイム・ダウン」のように、
グリッサンドや3連フレーズをぶち込み、カウベルはリンゴ、
ジョージはリードギターで、歌をダブルトラックにするように、
ユニゾンで最初のフレーズをなぞるが、かなりずれている。

イントロや間奏、歌のバックで、ほとんど同じフレーズだが、
歌の時は、メロディに1小節遅れてフレーズを繰り返すので、
そこを間違えて、2番で片方が遅れて弾いたり、弾き始めも、
チョーキングが2回と3回とのバラバラで、左右でもずれたり。

こんな演奏をするから、ジェフ・ベックやジミー・ペイジから、
「冗談で弾いているのかと思った。」や、「かわいそうだから、
代わりに弾いてやろうかと思った。」などと、言われるわけで、
見事なリードも弾けるのだから、どうしてOKにしたのか謎。

ダビングの際に、ポールも鍵盤楽器のピアネットを弾いたと、
一部のマニア本には書いてあるが、オルガンの音にしても、
モコモコして聴き取れなくて、さらに重ねているかは不明で、
ただ、ダビング時に1人暇にしている性格とも思えないが。

この曲は、アマ時代から演奏していたというのが定説だが、
デッカ・オーディション・テープやハンブルグのライブ盤には、
収録されていないので、どのくらい、やったことがあるのか、
3人はともかく、ジョージは久しぶりで、ど忘れしていたか。

この後、LPに収録した関係から、ライブで披露したようで、
「ライブ・アット・BBC」に入っていて、ジョージのギターは、
多少心もとないが、スタジオ盤よりはましで、録音の際は、
思い出しながら弾いていたら、「はい、終了」となったのか。

ジョンは、ビートルズ脱退を意識して、カナダのトロントで、
初のソロライブを敢行し、この曲も演奏するが、ギターは、
ジョージの親友でもあるエリック・クラプトンが弾いたから、
その差は歴然で、歪んだ音のレスポールで見事な演奏。

ジョージは、ジョンのソロアルバムには参加しているのに、
このライブは断ったそうで、ジョンと不仲というのではなく、
もうライブは嫌だったのか、ゲット・バック・セッションでも、
コンサートの計画は、ジョージ1人が反対して没になった。

ジョンの追悼のつもりで、ビートルズとしての最後のカバー、
「ディジー・ミス・リジー」は、ジョージのミスはあったものの、
ロックンローラー、ジョンの面目躍如の絶叫の雄たけびで、
自分が歌うには、声が出ないままの、無理やりアップです。







打込みサウンドで角松がギターを弾きまくる「52ndストリート」
いつもブログで、いかにドラム入力や機材のトラブルで、
苦労したか愚痴っているが、この10月期のTVドラマで、
毎週楽しみにして、録画ではなくリアルタイムで見ている、
「グランメゾン東京」の中で、グサッとくるセリフに出会う。

若いパティシエが、「この日の為に頑張ってきた皆さんへ、
失礼なことをしてしまいました。」と、自惚れを謝罪すると、
木村拓哉演ずる主人公のシェフは、「うちらがどれだけ、
努力したかなんて、お客様にはまったく関係ないから。」

「このモンブランはお客様を喜ばせた。それがすべてだ。」
と語って、結果こそすべてだとまで極端ではないにしても、
料理に限らず、小説や映画、音楽に、様々な商品開発も、
完成したものの良し悪しで、評価されるのだと教えられる。

苦労話ばかりブログに書いている自分を反省したものの、
演奏を投稿しているYouTubeには、解説も載せないので、
このブログに関しては、いつも訪問いただくブログの仲間、
半ば身内への戯言として、今回も愚痴におつきあい下さい。

角松敏生が87年に出したギター中心のインストアルバム、
「シー・イズ・ア・レディ」は、一流スタジオミュージシャンを、
起用しているが、「52ndストリート」という曲は、生演奏が、
サックス、トランペット、ギターのみで、あとは全部打ち込み。

上手くないといったら失礼にあたるが、そうそうたるバックで、
延々とギターを弾きまくるには、角松のギターでは役不足と、
自身が一番知っていて、気兼ねせず、ギターを弾けるよう、
コツコツと一人で打込んで、弾きまくったのかなと想像する。

いかにもドラムマシンという感じで、パーカッションも絡んで、
左右の掛け合いも考えているようなので、8トラックに分け、
スネア、ハイハット、タム、マラカス、クラップ等を録音するが、
MTRの処理の限界を超えたようで、フリーズしてしまった。

細かいタムなど後回しにし、シンセベース、エレピ、ピアノに、
エレキギターを録音してあり、追加でタムを入力した途端に、
フリーズして、電源スイッチも切れずに、コンセントを抜くが、
再度オンにすると、録音でなく再生しても、フリーズとなった。

この曲を呼び出すとフリーズし、他の曲では大丈夫なので、
パソコンにSDカードを入れて、ファイルから音声データのみ、
取り出して、新規ファイルにコピー、それをまたMTRに戻し、
トラックへ割り当てていくと、何とか再生するまでには回復。

ストリングスやシンセなど追加して、いい感じになったので、
ここで欲が出て、左右に分れるタムを入れようと思ったのが、
間違いのもと、ドラムの音はトラックの音声データのみだし、
ドラムマシンの負担はないはずだと、入力を始めてしまう。

入力しているそばから、タムの音が、カウベルの音になるわ、
入力するカーソルが消えていき、スクロールすると復活して、
かなり不安定な状況で、とりあえず左チャンネルのタムだけ、
トラックを指定して、ダビングを開始すると、すぐにフリーズ。

もうこの段階に至って完全に心が折れて、再度SDカードを、
パソコンに差して、音声データを取り出す気力もなくなって、
声が枯れてきて歌うのがきついが、ドラム入力が楽だからと、
歌ものへと曲を変更、更新も遅れて竹内まりやをアップした。

その後も、ドラムが細かい曲では、またフリーズするかもと、
歌もののオケを作っていたが、、風邪が悪化して喉が腫れ、
歌うどころか、話すのも困難となり、またインスト路線へ戻し、
リベンジだと、この「52ndストリート」のデータ救出から開始。

ギターは、もともとストラトで録音していたが、角松本人は、
ストラトタイプでも、リアをハムバッキングにしているので、
自分のイングヴェイストラトもディマジオに換装してあるが、
ちょっと音がか細く感じて、全部レスポールで演奏し直した。

原曲は、エンディングの繰り返して、延々とアドリブを弾くと、
フェイドアウトの寸前から、サビのテーマに戻っているので、
30秒ほど長くし、テーマを弾いてから、好き勝手にアドリブ、
もう少し弾きたいが、ドラムが200小節の限界で仕方ない。

ほぼ完成してから、タムだけは、別のドラムマシンをつなぎ、
リアルタイムで叩いて録音しようかと思いつつ、全データを、
いったんコピーしてから、ドラムマシン入力に再挑戦すると、
カーソルエラーもなく、ダビングしても、フリーズせずにいく。

もう一方のタム入力を始めると、エンディングの繰り返しで、
カーソルがおかしくなったので、そこまでが入力の限界かと、
あきらめて、その前の部分だけでも、鳴っていれば良いと、
ダビングすると、何とかフリーズせず、冷や汗ものの作業。

角松の曲の紹介より、相変わらず、いかに苦労したかを、
延々と書き連ねているが、実は、もともとの下書き原稿は、
この3倍以上あって、あまりに細かいことまで愚痴るのが、
自分でも読みにくくて、かなり推敲して、サイズを詰めた。

角松のインストアルバムから、打ち込みサウンドにのせ、
延々とギターを弾きまくる「52ndストリート」は、海でなく、
ニューヨークをイメージするサウンドと、本人解説なので、
この季節でもありかなと、やっとこさっとこしてアップです。








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